長崎くんち2003その1
今年も長崎くんち本番(10/7〜10/9)ではなく10/12に行われたアンコールイベント「長崎くんちモッテコーイ」を観覧。本番と何が違うかというと各町のシンボル「傘鉾」が出ない(担ぎ手が時間が取れないせい?)、踊りが簡略形な町もあるところ。それでも奉納踊りそれ自体は十分楽しめるイベントである。
一番町・東濱町「竜宮船」
竜宮船入場。東濱町(ひがしはままち)は長崎でも一番の繁華街を抱える。竜宮船は傘鉾の飾である蛤から現れた蜃気楼の竜宮城をモチーフに、と説明されているが、実際は西濱町の龍船(じゃぶね)への対抗としか思えない。
デザインは長崎出身の漫画家・清水昆。
竜宮船全景。
船回し。
今回はOLYMPUS C740UZの連写機能を使ってみました。
3t以上もある船、しかも四つ車のため何回も回してるとさすがにスピードが落ちてくる。
それでも「モッテコーイ、モッテコーイ」で何度も踊馬場に戻されては船回しを繰り返す。隣で見ていたくんち初体験のおばあちゃんが「そんなに何回も呼び戻していいんですか?」と心配そうに聞いてきた。
「モッテコーイ」で呼ばれても、やるかやらないかは茶色の着物の采振り(ざいふり)とそのリーダーの長采(ながざい)が決める。
また持ってきた。
また回す。
基本的には船を回す根曳(ねびき)衆が片肌を脱ぐとラスト、なのだが必ずしもそうとも限らない。
今回も何度も呼び戻された。
回す回す。
午前中も同じようにやってるのでとんでもなく疲れているはずだが、さすが。
結局何回呼び戻されたかわからない。
ニ番町・馬町「本踊」
続いては22年ぶりの参加の馬町。22年ぶりって凄い昔のように一瞬思ったが、前回参加の時も見てるんだよなあ。ははは。
「本踊」は長唄に合わせて日本舞踊を踊るだけなので地味と言えば地味。
しかし奉納踊りの起源が丸山の芸妓衆が神前に舞を奉納したということを考えるとこちらが本来の姿か。
まあでも写真の撮るポイントが少ないのは確か。
生演奏の地方(じかた)は石畳の上に直接正座するのがしきたり。

アンコールにあたる所望踊(しょもうおどり)は「長崎ぶらぶら節」などの小唄を踊る。
本踊には「モッテコーイ」とは言ってはいけない。
その2へ。