マッスル1 10.13北沢タウンホール大会その4



第6試合 マッスル坂井、ペドロ高石、フランケン吉野 vs ケン・片谷、梅沢菊次郎、X(CMA)

まずは「Samurai!に放映拒否された」特訓ビデオ。Blue Fieldを借りてペドロ高石のもとカポエイラステップの特訓に励む坂井と吉野。坂井が「これが何の役に立つんですか?」と疑問。ペドロさんは坂井にラリアットを打たせてカポエイラステップで華麗にかわしてみせる。納得してまた練習する2人。そこにケン・片谷と梅沢菊次郎が。片谷のラリアットをあっさり食らうペドロさん。「道場借りても指導する奴がいなきゃ意味ねーだろ!13日俺達が教えてやる!」またも流血させられた17歳・吉野(右写真)。

演奏隊の先導でペドロさん入場(左写真)。新潟に比べてビリンバウ(先頭の弦楽器)の数が足りないなあ。

そして始まるカポエイラ演舞(右写真)。

坂井と吉野は「スンスンスーン」に合わせて場外でカポエイラステップの復習(左写真)。

坂井がカポエイラキック(右写真)。この後坂井は演奏隊のタンバリンを奪って誰彼構わず殴り出す。超低速で。

片谷と梅沢入場。「お前ら相手にXなんていらねーんだよ!」。ということで2vs3のハンディキャップマッチで試合開始。坂井と梅沢がリングに残り、ロープワークからショルダーブロック合戦。そのたび坂井は「1マッスル!」「2マッスル!」梅沢は坂井にヘッドバット連打(左写真)、坂井ダウン。

チョップ合戦、坂井マッスルチョップで梅沢を倒し(右写真)ペドロにタッチ。

ペドロキック連打、坂井を呼び込む。坂井もカポエイラキック(左写真)。

ペドロが梅沢をロープに振ってカポエイラ式パワースラム(右写真)、カウント2。

カポエイラ式ニードロップ連打(左写真)、そのままヒザでカバー、カウント2。吉野にタッチ。

吉野エルボー、ロープに振ってドロップキック。梅沢チョップ、ヘッドバットで反撃(右写真)、片谷にタッチ。片谷ストンピング、踏みつけ。場外に出す。場外で梅沢がパンチ、リングに戻す。片谷ボディスラムからランニングギロチンドロップ、カウント2。5分経過。

梅沢入ってヘッドバット、踏みつけ。ボディスラムで投げると坂井が助けに入る。梅沢は坂井にもヘッドバット、2人を並べて寝せる。片谷と梅沢は吉野と坂井にダブルのスピニングトーホールド(左写真)。

ペドロがカットに入る、しかしペドロさんは片谷・梅沢を蹴るのではなく周りで回るのみ(右写真)。それでもCMA勢がリリースしたから効果はあったらしい。

吉野がチョップで反撃(左写真)、しかし梅沢は張り手一発で形勢を元に戻す。片谷にタッチ。

片谷ブレーンバスター(右写真)、カウント2。

片谷は吉野の髪をつかんでキャメルクラッチ、坂井を挑発(左写真)。リリースしてストンピング、梅沢にタッチ。

梅沢ロープに振ってエルボー、カウント2。アルゼンチンバックブリーカー(右写真)、失神寸前の吉野にカウントが入る。吉野は3寸前で片腕を上げ、顔面パンチで脱出。

吉野スタナー(左写真)、坂井にタッチ。

坂井マッスルボンバー(右写真)、入ってきた片谷にもマッスルボンバー。

坂井のマッスルボンバーと梅沢のラリアットが相打ちに(左写真)。

坂井は梅沢のラリアットをかわしてマッスルロック(右写真)。

入ってきた片谷にもマッスルロック(左写真)。ペドロにタッチ。

ペドロがカポエイラ式浴びせ蹴り(右写真)。梅沢チョップで反撃。ボディスラムで投げて片谷にタッチ。10分経過。

ペドロはカポエイラの真骨頂、倒立しての連続キック(左写真)を披露。

ペドロは片谷をカニばさみで倒して変形の腕ひしぎ十字固めに(右写真)。吉野がタッチを求める。ペドロリリースして吉野にタッチ。

吉野エルボー連打(左写真)、片谷は張り手一発。

片谷逆片エビ(右写真)、吉野ロープに。片谷リング中央に引き戻すが吉野なんとかロープに。

片谷シングルレッグピックアップ風のスープレックス(左写真)、カウント2。片谷バックドロップ、吉野は体をひねって片谷を押しつぶす。吉野タッチに行く、片谷足を捕まえる、吉野その足を支点に延髄蹴り、坂井にタッチ。

坂井ボディスラムからコーナーに上ってダイビングニードロップ、片谷かわす(右写真)。

片谷が逆にコーナーからダイブ、坂井は下からマッスルキックで撃墜(左写真)。

坂井F5(右写真)、カバーは梅沢がカット。梅沢は入ってきたペドロと吉野の2人に同時のスピアー。

坂井が梅沢を捕らえて肩に担ぐ、しかし梅沢ブロックして着地。坂井コーナーに振って突っ込む、梅沢カウンターのラリアット(左写真)。

梅沢が胴タックルで坂井をコーナーに叩きつける、すぐさま片谷がベリートゥベリースープレックス(右写真)、カウント2。

片谷コーナーに上ってダイビングラリアット(左写真)、カウント2。

片谷バックドロップホールド(右写真)、カウント3。

片谷(14分秒 バックドロップホールド)坂井

片谷「おい、てめーら素人集団がこのリングに立つんじゃねえ!これに懲りたらよく覚えとけ!」

ペドロが「坂井君大丈夫?」と肩を貸して坂井を立たせようとする。
坂井「みんなゴメン、やっぱり負けちゃったよ。所詮俺みたいな素人が勝てる相手じゃなかった。あいつらの言うとおり、マッスル1、これでもう終わりにしよう。こんなこと、もうやめよう。」

吉野マイクを奪い取ると「馬鹿野郎!夢は見続ければ必ず叶うって言ったの、坂井さんじゃないですかぁっ!プロレスは勝ち負けじゃないって言ったの、坂井さんじゃないですかぁっ!」
坂井「いや、勝ち負けだよ。勝ちたいじゃん。」
吉野「僕はやりますよ!坂井さんなしでもマッスル1、続けますよ!みんな上がって来い!」参加選手が全員リングに。

坂井「みんな、ありがとうとか何とか。いつも以上に頭を打ってしまって、何だかわからない。みんながなぜここにいるかもわからない。でも、みんなのプロレスやりたいって気持ちだけはよくわかった。」

「じゃあこうしよう。プロレスの参考書5ページ!プロレスラーになりたかったら、プロレス学校に行け!T龍門でもKエンタイ-DOJOでも行けばいいんです!でもみんなと同じことをやっててはいけない。我々は違うことをしなければ。実は、みんなの入学手続きはすでに終えてある。校長も今日草葉の陰からみんなのことを見ていた。校長、出てきてください!」
「セパラードス」が流れる。まさかウルティモ校長が?

入ってきたのは、太め、アフロヘアーな校長。
「ご紹介しましょう、日本で一番古いプロレス学校、ツルティモドラゴン・ジムこと鶴見ジムの校長、ツルティモ・ドラゴンこと鶴見五郎さんです!」左写真
ツルティモ「お前、本名出さないって言ってたじゃないかよ!」

マスクには「鶴」の文字(右写真)。
ツルティモ「お前ら入りたいんだな。金は高いぞ。月100万円だ。」
リング上の全員引く。坂井「みんなで100万だから。」

「よーしみんな、これでバカにされないレスラーになろう!Samuraiで中継取ろう!さあ、みんなマッスルポーズで締めよう。これが今日最後のマッスルです。」
ツルティモ校長「お前今ハッスルって言わなかったか?俺はレッスルの方がいいなあ。」空気の読めなさぶりが最高。

坂井は校長を無視して「3、2、1、マッスル、マッスル!」右写真
最後は全員で手を上げて大団円。

「もう一度見たい」あやしい連中ばっかり。次のマッスルはいつだろうか?



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