FUNAKI&TAJIRIトークショー 05.12.23



5時ちょうど、司会の三田佐代子(敬称略)、

あべたけしがまずリングに。

FUNAKI入場。眩しそう。

TAJIRI入場。

FUNAKI&三田佐代子が左のテーブル、

TAJIRI&あべたけしが右のテーブルに着席。それにしてもプロレスのじゃない4本ロープのリングだったため写真が撮りづらい。

最初の企画は今年の重大ニュースTOP3。FUNAKIの3位は「WWF入団以来初の欠場」。上腕二頭筋断裂によるものだが、手術すれば半年くらい出られないと聞いて手術を回避、二週間の安静で復帰(二週間だったらすぐオフィスから「出れる?」と電話があったそうだ)。しかし当然のことながら治ったわけではなく今も切れたままだそうだ(動きには問題ないとか)。

TAJIRIの3位は「師匠、タオル」事件。いつも宿泊先のホテルからタオルを拝借するTAJIRIがリーガル師匠とドライヴ中にショッピングセンターに寄ろうということになり「今日はホテルからタオルを盗ってくるのを忘れたんで買いたい」とTAJIRIが言うとリーガルは「あなたはいつも盗んでいるんですか!」と説教するが、「私もいつもは取ってくるんですが今日は忘れたんで買おうと思ってます。」と実は同じことをやってたという話。

TAJIRIの重大ニュースを聞いて「俺はマジメすぎるかなあ」と悩むFUNAKI。

そんなFUNAKIの2位は"HBK"ショーン・マイケルズの40歳のバースデー・パーティーにWWEスーパースターズから唯一招待されたという話。最初の1時間くらいしかいれなかったらしいが、牧場を借り切って6時間ほど行われたらしい。日本にいた時からショーン・マイケルズのファンだったFUNAKIが今やそういう存在に。凄い話だ。

TAJIRIの2位は「HHH、カート、ビッグショー、カバの交尾」。
何の話かというとカートが腰痛で苦しんでいた時に「何かいいストレッチはないか」と聞くとビッグショーが「俺知ってる」と言い出してカートを引っ掛けたという話。

TAJIRI立ち上がって説明。

ま、要するにピストン運動をうつぶせになったり仰向けになったりしてやらせたということ。HHHは何したんだっけか?

TAJIRIが「ああ見えてビッグショーはまだ若いですからね」と言うと三田佐代子「それは若いと言うより中学生男子のやりそうな冗談ですよね。」と一刀両断。ここでだったか他のとこでだったか忘れたがTAJIRIがDDTのヨシヒコの試合をフレアーやアングルに見せたら大喜びした、という話をしたら三田さんは嬉々として「墓堀人形ヨシヒコ」の話をしたり「透明人間ミステロン」とか言い出したりすっかり「インディー派」の発言が続く。

FUNAKIの1位はエディ・ゲレロ死去。あちこちのメディアで「その日」の状況は語られているが、FUNAKIが聞いたのはスタッフから。最初に出た言葉は「エディって誰?」それだけエディ・ゲレロと死が結びつかなかった、と。

「雰囲気暗くしてしまいましたけど、この話はやはり避けて通れないので。」

FUNAKIは夢の中でなぜか試合前に酒を引っ掛けて出ようと(いつもそういうことをやってるわけではない)したらエディが出てきて「そう・・・」と言って出て行ったという話を。

TAJIRIは「その日」トイレなどで、そこにいないはずのエディの空気を感じたという話。自分のWWE退団にエディの死が関係しているという人もいるだろうが、そういう直接的なものではなく、限られた人生の中で自分が何ができるかを考えるきっかけにはなった、と。

TAJIRIは「その日誰も試合ができるような心境じゃなかったのに、チャボがいちばんしっかり試合をしていた」と。

と、そういう話の後のTAJIRIの1位は「○○○○」。何のことかというとこの伏字は4文字の女優(歌手)のこと。今年結婚したというニュースを聞き、中学・高校生の頃からファンだったTAJIRIは旦那の顔を見てやろうとネットで検索したところ、ちょっとショッキングな噂を見つけてしまった、ということ。

で、落ち込んでいるとリーガル師匠が「TAJIRIくん、どうしたんですか?そんなに落ち込んで」と聞くのでかくかくしかじかという話をするとリーガルが「私にもそういう経験がある」と。

驚いて詳しく聞くと子供の時の偶然の経験だったらしい(って、女優の名と噂の内容が何のことか書かないと何のことやら全くわかりませんな)。「○○○○」は「時をかける少女」で映画・歌手デビューした方。噂の内容は各自検索を。

ツッコミようのない話を黙って聞くFUNAKI。

続いてのコーナーは「秘蔵写真公開」。しかしTAJIRIは持ってくるのを忘れたためFUNAKIのみ。FUNAKIはデビュー時のモヒカン刈りでキックを使ってる写真(左写真。見えづらくてすいません)

これも写真よく見えませんが、アニマル浜口を囲む浜口ジム出身者たち。左から小島聡、FUNAKI、小原道由、大谷晋二郎、大森隆男。三田佐代子は小島のパンツみたいなウエストポーチの位置やパーカーをジーンズに突っ込んで着ている大谷のファッションに厳しいツッコミ。

3枚目はTAKAと2人でみちプロに来場(あいさつのみ)したダイナマイト・キッドと写った写真。浜口ジムに入ったときはダイナマイト・キッドの体にあこがれていたFUNAKIはそのやせ方にショックを受けたそうだ。

続いては「秘蔵ビデオ」。TAJIRIは田中稔(当時)との試合(タランチュラ初公開)や、外道とのジュニアトーナメント決勝が流された。当時「JYB(ジュニアヤングブラッズ)の牽引車」と言われていた田尻だが内心は「いつメキシコに行こうか」としか考えていなかった、と。ただ当時発表された「突然の離脱」と報道されたのは心外で、ちゃんと小鹿社長には事前に相談した、と。一方FUNAKIの秘蔵ビデオは海援隊☆DX在籍時に出したビデオの映像「海援隊☆DXの20年後」。FUNAKIは新宿2丁目でオカマバーを経営してることに。テイオーは成金(しかし会社が倒産)。

東郷はホームレスになっているという設定。さらにヤマグチサンが出ていた頃のWWFでの海援隊の映像。試合映像はなし。
小島、カズ・ハヤシ、邪道&外道、稔、大谷、田中将斗、TAKAからのビデオレターの後、引いたカードに書いてあるテーマでしゃべるコーナー。例えばFUNAKIに「好きなディーバは?」FUNAKIの答えは「トーリー・ウィルソン」。TAJIRIは「金六」「グレート小鹿」と書かれたカードを引くがコメントせず。会場に来ていたWWEファンの多くは「金六」と言われても誰のことかわからない(浅野社長のことですが)ようだったからまあこれも当然かと。

休憩後は互いにヘッドフォンをかけている相手の話をするというコーナーだったが、「いい人」で知られるFUNAKIがTAJIRIの悪口を言うわけもないし、その「いい人」の悪口ネタをTAJIRIが持っているわけもなく、企画としては失敗。FUNAKIは「TAJIRIがいなくなることで周りが妙に自分のことを心配している。自分としては毎日のように電話していたのがなくなるのが寂しい」と。

TAJIRIは「FUNAKIさんは裏方さんの名前まで全部覚えている。そんなスーパースターは他にはいない。」などホメ言葉ばっかり。

ここで出た話かどうか忘れたがディバリがトライアウトに来た時はウルティモ・ドラゴンが相手を務めて、試合後に一言「アイツ、臭い!」と。TAJIRIのWWE退団後初の試合はメキシコでの闘龍門の試合になるとか。

何を言われているか興味津々のFUNAKI。

来年2月のスマックダウン横浜公演のカードが発表されるが、そこにブッカーTの名前が入っていたことで会場盛り上がる。さらにボブ・オートンが久々の来日、試合もするということでさらに盛り上がる。

聞こえているのかFUNAKIは笑みを浮かべる。

ここではないがファンの質問のコーナーで「日本の団体に今後出る予定はないか?」と聞かれたFUNAKIは「ジョニー・エースがOKすれば出られる。しかし出ようとすればスマックダウンの収録後にそこから日本に飛び、アメリカに戻ってすぐサーキット合流ということになるので、今も週に一度しかできない自分の家への帰宅が二週間できなくなる」と。

エンディング。FUNAKIからTAJIRIに花束贈呈。TAJIRIが最後にメッセージ。今後については上記闘龍門の話以外一切語らず。1/10にアメリカに戻って身辺整理するとだけ。ちなみにTAJIRIは今回の帰国で携帯電話を購入、さっそくいろんな人に掛けたが見知らぬ番号からなので(当然)出てくれない人が多かった、と。

撮影タイム。

UP。5時から始まり、10分ほどの休憩を挟んで7時50分まで。盛りだくさんの企画内容ではあった。



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