プロレス大感謝祭 1.10横浜赤レンガホール大会



第1試合 一宮章一、シャドウWX、松尾永遠 vs 井上勝正、近藤博之、尾崎魔弓

この会場の暗さはいかんともしがたいなあ。先発は一宮と尾崎。今日の偽造は武藤敬偽(右写真)。スキンヘッドならでは。

手四つからスタート、尾崎いきなり張り手、バック取る。一宮切り返す。尾崎ロープエスケープ。一宮キックで崩してシャイニングウィザード、尾崎かわして(左写真)逆にシャイニングウィザード。コーナーでポリスと2人で踏みつける。近藤にタッチ。一宮チョップ入れて松尾にタッチ。

井上が入りたがるが近藤は応じない。松尾エルボー連打(右写真)、近藤は上からパンチ。近藤ロープに振る、松尾コルバタで投げてドロップキック。近藤は井上にタッチ。松尾もWXにタッチ。

WXはブレーンバスター、井上立ち上がるとエルボー(左写真)。ショルダーブロック合戦はWXが制する。WXは2人を呼び込む。

井上をコーナーに振ってWXが串刺しラリアット、一宮が側転エルボー(右写真)。しかし松尾は井上がカウンターのショルダーブロックで倒す。井上は返す刀でWXと一宮2人まとめてスピアー。松尾を捕えて「若作りトレイン」、尾崎にタッチ。

尾崎ヒザ蹴り連打、ヘアホイップから踏みつけ。ポリスも加勢する(左写真)が味方の井上がこれを止める。5分経過。

尾崎再度ヘアホイップから踏みつけ、近藤にタッチ。松尾「ババァ下がってろ!」尾崎怒ってストンピング。近藤ヘッドバット2発、井上を呼び込んでダブルの若作りバスター狙うが(右写真)一宮が阻止、松尾はDDTに切り返す。松尾一宮にタッチ。

一宮は近藤にフェースクラッシャーからフラッシングエルボー、カウント2。ブレーンバスター狙う、近藤ブロック。WX入るが井上も入ってまたブロック。松尾を呼び込むが尾崎とポリスが入り4人で投げる(左写真)。

一宮とWXは井上にダブルのショルダーブロック。2人で腕を固めると松尾が上に乗ってポーズ(右写真)。WXエルボー連打、松尾にタッチ。松尾ダブルパンチ、ロープに飛んでドロップキック2発。ボディスラム、井上投げさせてあげる。松尾は一宮にタッチ。一宮首投げから足4の字。近藤が首4の字に。尾崎入るが間違えて井上に首4の字かけようとする。松尾が制して首4の字、尾崎は松尾に首4の字。WXもつながったところでポリスが入って全員踏みつける。10分経過。

尾崎がチェーンで松尾を乱打、一宮とWXが尾崎を捕まえる(左写真)。尾崎は急所蹴りで脱出。尾崎はラリアットかわして2人に裏拳。

尾崎は松尾をコーナーに振ってパンチ、再度振ってチェーンパンチ。尾崎ライガーボム(右写真)、カウント2。近藤にタッチ。

井上も入ってダブルでロープに振るがWXは2人まとめてラリアット(左写真)。近藤をロープに振る、近藤切り返してフライングショルダーブロックで倒すとギロチン2発からサマーソルトドロップ、カウント2。

チーム若作りはWXに若作りバスター(右写真)、コーナーに上るとダブルのダイビングヘッドバット。

近藤腕サソリ(左写真)、一宮がポリスを踏み台にしてのシャイニングウィザードでカット。近藤は井上にタッチ。

井上ミサイルキック、ジャーマン、カウント2。WX張り手入れて垂直落下式ブレーンバスター、近藤がカット。一宮が近藤にドラゴンスクリューから4の字。WXはラリアット、垂直落下式ブレーンバスター(右写真)で井上から3カウント。

WX(14分28秒 体固め)井上

尾崎にポリスが付いてからは初めて見たかもしれん。でもこの一回で十分だな。


第2試合 泉州力&雁州力 vs ポイズン澤田JULIE&大黒坊弁慶

先発は泉州とポイズン。ロックアップ、ポイズンがコーナーに押し込む、泉州体を入れ替えて押し込む、ポイズン切り返す、ブレーク。再度ロックアップ、またポイズンが押し込む、泉州切り返すとフロントキック連打。チョップの打ち合い、泉州ヘッドロック、ポイズンロープに振る、泉州ショルダーブロック。ポイズンこらえてロープに飛ぶ、泉州カウンターのエルボーで倒しストンピング連打(左写真)。

泉州フロントキック、ポイズンはヘッドロックに捕らえて弁慶にタッチ。弁慶パンチ、ボディスラム、ヘッドバット連発。コーナーに振って突っ込む泉州かわしてリキラリアット、雁州にタッチ。雁州もリキラリアット(右写真)。

雁州サソリに行くがポイズンがカット(左写真)。力コンビは太鼓の乱れ打ち、雁州がストンピング。ロープに振るが弁慶は体当たりで返す。ポイズンにタッチ。ポイズンロープに飛ぶ、雁州キチンシンク。泉州にタッチ。泉州ストンピング、ロープに振ってキチンシンク。バックドロップ狙うがポイズンブロックして弁慶にタッチ。泉州をロープに振ってダブルのショルダーブロック。弁慶エルボードロップ、カウント2。コーナースプラッシュからカバー、雁州がカット。5分経過。

ポイズン入ってヒザ蹴り、ニールキック。ヘッドロックに取ると泉州バックドロップ、雁州にタッチ。雁州リキラリアット、カウント2。サソリ固め(右写真)。リリースして泉州とハイジャックパイルドライバー。

ダブルでコーナーに振って突っ込む、ポイズン呪文(左写真)。操られた力コンビはロープに飛んでラリアットの相打ち。ポイズンは泉州にキャトルミューティレーション、雁州がカット。

弁慶入る。力コンビは2人にラリアット、そしてサソリ固めの競演(右写真)。ポイズンは場外エスケープ。弁慶にダブルのブレーンバスター、雁州がサソリ固めに。ポイズンエプロンに戻る、泉州が近寄るとポイズンはグリーンミスト。次いでレフェリーにもグリーンミスト。レフェリーは反則ゴング要請。

泉州(9分2秒 反則)ポイズン

泉州マイク「おい澤田!これがお前のやりたいことか!弁慶連れて上がって来い!てめーら今度やったらただじゃおかない。今年もクソぶっかけてやるぞ!」

「出落ち」に終わってしまったなあ。つーか企画倒れ。


第3試合 マッスル坂井 vs マッドマン・ポンド

蛍光灯門松持参の坂井。

神妙な表情。

ロックアップでスタート、ロープワークからショルダーブロック合戦、パンチ合戦(左写真)。坂井優勢。

坂井コーナーに振って串刺しラリアット(右写真)。坂井対角線に振って突っ込む、ポンドかわしてフェースクラッシャー。

ポンドはノコギリを取り出して坂井の額を刻む。坂井たまらず場外エスケープ。ポンドはリングに戻すと四方の観客に見せつけながらさらにノコギリ攻撃(左写真)。ポンドロープに振ってノコギリで一撃、カバー、坂井2で返す。坂井「なんで返したんだ俺!」5分経過。

ポンドは自分のポートレートを坂井の額にホチキスで貼ろうとするがなかなか付かない(右写真)。

ポンドロープに振って標識で一撃、坂井かわして回転エビ固め、しかしポンドはブロックする。坂井「やばい!」ポイズン上から一撃。ポンドは急所にニースタンプ、ドロップキック。坂井思わず正座(左写真)。

ポンドロープに飛ぶ、坂井カウンターのマッスルキック。坂井は「ジャパニーズの恐ろしさを教えてやる」と言うとポンドに蛍光灯門松を抱かせてマッスルキック(右写真)。

坂井はバケツの中のバラ線をリング上にぶちまけるとその上にポンドをF5で叩きつける(左写真)、カウントは2。両者場外、坂井観客席に振るがポンド切り返す。

ポンドは場外でイスをセットして坂井を有刺鉄線ボードの上に寝せるとコーナーからダイビングギロチン(右写真)。リングに戻してカバー、カウント2。

ポンドはリング上でイスを積み上げ、坂井に標識を持たせてコーナーからローリングセントーン(左写真)、カウント3。

ポンド(13分43秒 片エビ固め)坂井

ポンドがマイク。「Muscle, welcome to the world of death match!」健闘を称えて握手。
坂井「ポンドさんはボクが怖がりなのを知ってて、空のホチキスでやってたんですよ!こんないい話、洋の東西どこ探してもありませんよ今日び!えー今日はずっと憧れていたデスマッチやることができて、」観客「えーっ!?」
坂井「こんな『デスマッチやりマッスル』なんて、いかにも自分が書いたようなタイトル付けられてかえって登坂本部長を恨む気持ちでいっぱいです。」とかなんとか言ってリングサイドにいた登坂を呼び出す。しかし本当に登坂が来ると「先ほどは生意気なことを言ってすいませんでした。これからも機会がありましたらよろしくお願いします。」と態度を豹変させる。
登坂は「フザケた試合になったらどうしようかと不安でした。坂井選手は先ほどあったように大日本の新潟大会に足を運び、リスペクトを示してくれてます。こういう機会でもなければDDTの選手に大日本が重要と考えているデスマッチに接してもらえるチャンスはなかったかもしれません。」とか何とか。

うーん、フザケた(ように登坂には見えるらしい)試合のどこが悪いのだろうか?どっちかと言えば坂井ワールドで戸惑うポンドが見たかったぞ。ハードコアでECWを超えることはできないが、笑いでECWを超えることはまだできるのに。なんか登坂が出てきて「教頭先生の訓示」みたいなコメント発したことでかえって「やらされた」感が増したな。Thumbs down.



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