DDT "利家とまつ2005" 3.21金沢大会



会場の金沢流通会館(問屋町の展示場。土・日は交通不便)に着くと入り口に張り紙がしてあった。一宮選手の脚部(じん帯)負傷ってのは気付かなかったな。そして猪熊選手は「下剤誤飲による激しい下痢」でやっぱり2日は試合ができない状態になったらしい。つーかバスで東京から金沢まで来るのがムリ。


「Into The Light」(映像はなし)の後一宮社長が太を帯同してリングに。まずは欠場のお詫び(左写真)。続いて太に「なんで金沢っていうか知ってるか?」と聞く。太当然知らない。一宮「昔芋掘り藤五郎という人が芋を洗った沢で砂金を発見した、これが由来。」これには会場から感心の声。地元では有名な伝説らしい。そして「DDTの選手で一番有名な人誰だかわかりますか?」と観客に問いかけ。観客からの声はまちまちだったが、答は「残念ながらゴージャス松野なんです。地方大会においては特にこの名前は頭が下がるほど通ります。」「ワイドショーって凄いですね。」その後高木やPSJの入場時のことなどまるでディレクターの前説のようなトーク。

そこにチェリーが入ってくる。「金沢の皆さん、わんばんこ!DDTの紅一点・チェリーです。私はDDT入団以来、いい時ばっかり『女だから』と使われて、今日も金沢まで連れて来られたはいいが試合が組まれていません!皆さん、1試合くらい女子の試合があったっていいと思いませんか!」とアピール。

続いてゴージャスもリングに。確かに凄い拍手。「なんだ一宮お前、今日来たらカードなくなってるじゃないか。俺が怖くて逃げたのか?」
一宮苦笑しながら「それはともかくとして、太もあまってるから3人でやればいいじゃないか。勝った人が金沢のおいしい料理を堪能できるって条件で。」
「食い物がかかるんですか!お前ら!食い物だったら絶対渡さないからな!」


第1試合 マサ高梨 vs 守部宣孝

ロックアップ、守部がロープに押し込むがクリーンブレーク。守部タックル、高梨切ってバック取る、腕の取り合いから守部は飛行機投げで投げてアームロックに。さらにアームストレッチに移行(右写真)。守部立ち上がるとキック2発入れて逆水平。高梨もチョップ打ち返す。

守部は首投げからスリーパー、そしてチキンウィングに。高梨カンガルーキックで脱出。守部タックルで足を取るとレッグロックに。高梨は十字に切り返す(左写真)。守部丸め込んでカウント2。

守部ヘッドロック、高梨ロープに振る、ロープワークから高梨コルバタ(右写真)。

高梨コーナーに詰めて逆水平、対角線コーナーに振って串刺しニーアタック、首を取ると後方回転してネックロックに(左写真)。守部ロープ。5分経過。

高梨ドロップキック、エプロンに出てスワンダイブミサイルキック(右写真)。ダドリードッグ狙うが守部ブロックしてカニばさみでターンバックルに突っ込ませる。

守部ストンピング、逆水平。高梨も逆水平打ち返す(左写真)。

守部コーナーに振って串刺しエルボーからサイドウォークスラム(右写真)、カウント2。

守部ブレーンバスター3連発、高梨腰を押さえる。守部カバー、カウント2。足取って逆片エビに(左写真)、高梨ロープ。

守部「フィニッシュ!」と叫んでジェロドライバーに、高梨着地、首固めに(右写真)、カウント2。高梨逆さ押さえ込み、これも2。高梨稲妻レッグラリアット、カウント2。

高梨ダドリードッグ(左写真)、カウント2。

高梨ロープに振る、守部切り返して風車式バックブリーカー(右写真)。

うつぶせの高梨に対し守部はロープに飛んでのサマーソルトドロップ、これも腰に。守部キャメルクラッチ(左写真)、高梨ギブアップ。

守部(8分20秒 キャメルクラッチ)高梨

守部見事な一転集中攻撃。


第2試合 三和太 vs チェリー vs ゴージャス松野

ゴージャスがリングインしようとすると先に入っていた太がショルダーブロックで場外に吹っ飛ばす。返す刀でチェリーには腹アタック2発(右写真)。カバーはゴージャスがカット。

太はチェリーを場外に出しゴージャスに変な顔攻撃(左写真)からカバー、チェリーが戻ってカット。

太はまたチェリーを場外に出しゴージャスに地獄突き、あっさりひっくり返るゴージャス、太カバー、チェリーが戻ってカット。太はチェリーを出してゴージャスにフライングソーセージ(右写真)、これもチェリーがカット。

太はチェリーを場外に出し、ゴージャスをコーナーに振ってスプラッシュ、ゴージャスかわしてフライングクロスアタック(左写真)。

チェリーがコーナーからクロスボディ、太キャッチするがゴージャスが後ろから引き倒す(右写真)。チェリーカバー、カウント2。

チェリーとゴージャスダブルで振るが太は2人まとめて吹っ飛ばす(左写真)。

並んで倒れる2人を見た太はぶーちゃんローラーに(右写真)。2人とも2で返す。

太は2人を対角線のコーナーに振ってコーナースプラッシュ、そしスティンキーフェース(左写真

チェリー目掛けてコロニー落とし行くがチェリーかわす(右写真)。

ゴージャス(左写真)とチェリーが逆にセントーン連発。5分経過。

ゴージャスとチェリーは太をコーナーに振り、場外に出て鉄柱で急所攻撃(右写真)。太ハマりこんでしまって動けない。

それを見たゴージャスはチェリーにエルボー、そしてピープルズ・エルボーに。太がコロニー落としでカットに入るがゴージャスがかわしチェリーに直撃。ゴージャスは太を場外に落としチェリーをスクールボーイで丸め込み3カウント。

ゴージャス(5分50秒 スクールボーイ)チェリー
※ゴージャスに金沢のおいしいもの堪能する権利が。

ゴージャス「悪いイメージ残っちゃうと困るからさ、チェリーも太も俺がごちそうするよ。一宮のおごりじゃなくてさ。」と誘う。が、チェリーは「いらねえよ!中年!」と毒舌吐いて去る。太も同調。


第3試合 健心 vs 飯伏幸太

飯伏がローキックで先制。健心はそれを無視するように強引にロックアップすると飯伏をぶん投げる。再度ロックアップ、健心がロープに詰める、飯伏体勢を入れ替えて張り手、ヘッドロックに(右写真)。健心ロープに振る、飯伏ショルダーブロックに行くが健心には効かず。飯伏再度ロープに飛ぶ、健心踏み込んでショルダーブロックで飯伏を吹っ飛ばす。

健心ボディスラム、ストンピング、立たせて逆水平(左写真)。飯伏もチョップで返す。

健心逆水平、飯伏ミドルキックの打ち合い。飯伏が打ち勝って(右写真)健心をコーナーに振るとサマーソルトドロップキック。これには客席からどよめきが。飯伏さらにバックスピンキック、カウント2。

飯伏ミドルキック、健心キャッチして足にエルボースタッブ。ロープに振ってラリアット、飯伏かわしてドロップキック、倒れた健心にその場飛びのシューティングスタープレス、カウント2。飯伏コーナーに振って突っ込む、健心はカウンターのラリアット。健心対角線コーナーに振ってフェースクラッシャー(左写真)。

健心トルネードボム(右写真)、カウント2。

健心ストラングルホールド(左写真)、飯伏ロープ。

健心ブレーンバスター?飯伏背後に着地してジャーマン(右写真)、しかしブリッジが崩れる。飯伏足を痛めた?飯伏カバーに行くがカウント2。

飯伏は足を引きずりながらもローキック連打(左写真)からバックスピンキック。

コーナーに上るとムーンサルトプレス(右写真)、このフォームにも感嘆の声が上がる。しかしカウントは2。5分経過。

飯伏ロープに飛ぶ、健心はカウンターのパワースラム(左写真)。

健心ラリアット(右写真)。

そしてノーザンライトボム(左写真)、カウント3。

健心(5分30秒 片エビ固め)飯伏



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