DDT "Dramatic Dragons 2005" 8/7 中スポーツセンター大会



控室のディーノと柿本、「こんな頭になっちゃって、奈良に帰ったら兄貴(奈良市会議員・柿本元気氏)と間違われるし」「あいつが髪を切りたいのに付き合わされただけじゃないの?」「負けたのあの人ですし」などと話し合ってる。

そこに高木「あー、坊主はいいよなあ。石鹸で頭も洗える快感!」満足そう。
「でも伸びるの早いんだよなあ。名古屋のお客さんにスッキリしたとこ見せたいなあ」


ディーノが散髪を引き受けるが、多忙な高木は座るとすぐに寝込んでしまう(右写真)。バリカンを手にほくそ笑むディーノ。映像が急に切れる。


「Into The Light」の後リングには一宮社長、太、坂井が(左写真)。
一宮は名古屋の客を軽くいじった後「みなさんに報告したいことがあります。団体内で反乱を起こしたポイズン澤田と猪俣は解雇しました。ですから今日も来てませんし、試合も組まれていません。」
そこにポイズンのテーマ。

入ってきたのは黒装束の2人(右写真)。

黒装束の2人がリングに上がる(左写真)。「名を名乗れ!」と言われてすぐに頭巾を取ると2人はポイズンと猪俣だった。ポイズン「一宮、勝手なことばかり言いやがって。これは不当解雇だ!俺はお前の行くとこつきまとって、絶対ユニオン旗揚げを認めさせる!」
一宮「そんなマスクして、国際プロレスでも行けよ!」
ポイズン「おい猪俣、せっかくここまで来たんだから試合やって帰ろうか。そっちは揃ってるようだな!2vs3でやってやるよ!やるのかやらねーのかはっきりしろ!」
一宮「やらねーよ。3vs2でさっさと試合が終わっちゃ2、3ヶ月に1回しか試合のない名古屋のお客さんに申し訳ない。もうひとり用意してこいよ。」
ポイズン「ほう。そういうこともあろうかと、ちゃんとスーパースターを用意してきた。ユニオンの連絡網をナメんなよ。」


一宮「待て。俺の中の名古屋の『スーパースター』は落合監督か、せいぜいモリゾーかキッコロだ。その3人から連れてこれるのか?」
ポイズン「その3人の中にはいないが、スーパースターだ!カモン!」
名古屋のスーパースター、ウルトラマン・ロビン入場(右写真)。
一宮「はじめまして。お噂はかねがね。」

ロビンの「プロレスは今不景気だ。みんな協力しなきゃ」とかなんとかいうアピールを「試合をさせてくれ」と解釈した一宮は「負けたらユニオン・SGPともに解散」の条件を突きつけて退場。ポイズンとロビンは固い握手で健闘を誓う。


第1試合 トリプルスレッド
MIKAMI vs 猪熊裕介 vs 石川修司

3人がリングイン、睨み合う(右写真)。

手四つで入ろうとすると石川が大きさを誇示するように手を上げる(左写真)。

MIKAMIと猪熊は石川を無視してロックアップ(右写真)。

石川を無視したままバックの取り合い(左写真)、腕の取り合い。

MIKAMI首投げからスリーパー、石川がカット。石川は猪熊にストンピング(右写真)、MIKAMIにもキック。

石川は逆水平、猪熊チョップ打ち返す。MIKAMIとダブルでロープに振ってショルダーブロックに行くが石川逆に二人を吹っ飛ばす(左写真)。猪熊が場外転落。

石川はMIKAMIに吊り天井(右写真)。猪熊がリングに戻ると匍匐前進して石川をカバー、カウント2。石川はMIKAMIに逆水平、顔面ウォッシュ、ロープに振ってジャンピングニーアタック。「オー」をやってる間に猪熊がMIKAMIをカバー、カウント2。

石川は猪熊にキック、コーナーに振って串刺しラリアット、カウント2。コブラツイストに(左写真)。リリースしてロープに飛ぶとランニングニー、カウント2。

MIKAMIがラダーをリングに入れようとする、石川ラダー目掛けてスライディング、MIKAMIは客席に突っ込む。石川はラダーをコーナーに立てかける。猪熊チョップ、石川サミング。目が見えなくなった猪熊はコーナーのラダーを石川と勘違いして攻撃(右写真)。

猪熊は石川にパンチ、入ってきたMIKAMIにボディスラム、ラダーにもボディスラム。MIKAMIに「俺の時代が来たー」プレス(左写真)、MIKAMIかわす。

MIKAMIミサイルキック(右写真)、猪熊がスクールボーイに、カウント2。MIKAMIが猪熊目掛けてドロップキック、猪熊が足を払うとそのままコーナーに座っていた石川に凄い勢いでヒット。

石川K7-308(左写真)、石川がカット。

猪熊は石川に低空ドロップキック、ヒザ砕きからトゥー・マッチ・ペイン(右写真)。

MIKAMIが延髄蹴りでカット(左写真)。

3人でチョップの打ち合い(右写真)。石川はロープに飛んで2人にランニングネックブリーカードロップ。

石川は猪熊にチョークスラム(左写真)、カバーはMIKAMIがカット。石川はMIKAMIを場外に出す。

石川猪熊をコーナーに振って串刺しビッグブーツ、猪熊かわす、MIKAMIがネックシザーズホイップで石川を場外に落とす(右写真)。

MIKAMIスワンダイブミサイルキック、猪熊はしたからドロップキックで撃墜(左写真)。

猪熊バックドロップ、MIKAMI着地。バックの取り合い、MIKAMIはデュランダルに(右写真)。

MIKAMIコーナーに上ると450°スプラッシュ(左写真)、カウント3。

MIKAMI(9分32秒 片エビ固め)猪熊

非常に面白いトリプルスレッドだった。しかし猪熊が腰を悪化させたのか自力で控室に戻れなかったのが気になる。


第2試合 ゴージャス松野 vs 高木省吾

ゴージャスの両手にもオープンフィンガーグローブが(右写真)。ゴージャスマイク「今日はジェットが相手ということで俺もグローブ着けてます。ボクシングで闘ってやるよ!K-1の新田とも俺は互角に闘ってるんだ。俺を倒してこそDDTのレスラーだ。俺はDDTの登龍門なんだよ。お互いイケメンだけどさ、今日はボクシング教えてやるよ。」

最初は確かにボクシングスタイル(左写真)。しかしゴージャスがキック、ロープに飛ぶ。

ゴージャスショルダーブロック、自分が吹っ飛ぶ(右写真)。

ジェットはサミング(左写真)。

コーナーに振って(右写真)串刺しラリアット2発、レフェリーのグレース浅野を振る。グレースアタック。

ゴージャスがグレースアタックをやり返そうとするがグレース切り返す、ジェットはカウンターのキック(左写真)。カバー、カウント2。

ジェットはエルボードロップ、ゴージャスかわす(右写真)。

ゴージャスはエルボー連打からフライングクロスアタック(左写真)。

ゴージャスはスーパースターエルボー(右写真)。

そしてゴージャススープレックス(左写真

ピープルズエルボー(右写真)、カウント1。

ゴージャススクールボーイ、カウント2。クロスアタックに行くがジェットがかわしてもいないのに外れて自爆。ジェットは立たせてジェットパンチ、4連発の時点でダウンするゴージャス(左写真)。

ジェットはもう一度ゴージャスを立たせてジェットパンチ、「ウー」をやってる間にゴージャスはダウン(右写真)。ジェット仕方なくカバー、カウント3。

ジェット(5分10秒 ジェットパンチ未遂から体固め)ゴージャス

ゴージャスが天才振りを遺憾なく発揮した。これでジェットも龍になれたな。

ちなみにゴージャスは退場の際にロープに引っかかってリングにはじき返されるという見事なオチまで付けてくれた。



その2へ。