DDT NON-FIX "10.5"その4



第6試合 高木三四郎、マッスル坂井、男色ディーノ vs 橋本友彦、柿本大地、飯伏幸太

ディーノが坂井に引っ張られておとなしく入ってくる。ディーノ「わかったわよ、入るのはいいわよ。でも、ユニットって言ったらリーダーが必要じゃない?リーダーって誰?」
坂井「リーダーは誰よりも相手の技を受け、誰よりも試合で頑張る、高木さんでいいじゃないですか。」あら意外。
ディーノ「まあ、いいわよ。」あら素直。
高木「そこまで言われたら仕方がない。俺様がリーダーだ。今日来たお客さんはラッキーだぜ、なぜなら今日が新生ストロベリージャムお披露目の日だからな!」

6人乱闘でスタート(左写真)。橋本とディーノ、飯伏と坂井が場外に。

高木と柿本がロープワーク、高木ドロップキック(右写真)で倒すと「ストロベリージャムだー!」ノリノリだ。坂井と橋本にタッチ。

チョップの打ち合いから橋本ミドルキック(左写真)、坂井ダウン。橋本足で踏みつけてカバー、カウント2。橋本ヘッドロック、坂井高速バックドロップ。橋本もすぐに投げっ放しジャーマンで反撃。ディーノと飯伏にタッチ。

バックの取り合い、ディーノは回りながら足を引っ掛けて倒す。うまい。しかしバックを取るといつものディーノ(右写真)。

飯伏立ち上がるとバズソーキック、ディーノは両腕でブロック(左写真)。飯伏もう一発、ディーノまたブロック。

ディーノは飯伏を倒すと尻を狙う(右写真)。男色クローに行くが飯伏かわす。

ディーノストンピング連打からまた男色クロー、そのままコーナーまで引っ張っていって(左写真)高木にタッチ。

高木もなぜか男色クロー(右写真)、さらにつかんだまま前回り受身2回。坂井にタッチ。

坂井も前方回転(左写真)。

坂井コーナーに詰めて逆水平連打(右写真)、対角線コーナーに振って串刺しエルボー。坂井ロープに飛ぶ、飯伏カウンターのドロップキック、柿本にタッチ。

柿本は坂井にフライングエルボー(左写真)、入ってきたディーノにはボディスラム、さらに高木にはフライングショルダーブロック。

柿本ボディスラム、コーナーに上ってミサイルキック(右写真)、カウント2。

柿本バックドロップ取る、坂井ヒジでブレーク、ロープに飛ぶ、柿本キャッチしてエクスプロイダー(左写真)、カウント2。5分経過。橋本にタッチ。

橋本は坂井をコーナーに逆さ吊りにして助走付けてのキック(右写真)、カバー、カウント2。飯伏にタッチ。

飯伏は坂井をコーナーに振ってサマーソルトドロップキック(左写真)。

そしてノーザンライトスープレックス(右写真)、カウント2。

飯伏ハイキック(左写真)、ロープに飛ぶ。

坂井はカウンターのマッスルボンバー(右写真)、飯伏一回転。坂井は高木にタッチ。

高木サンダーファイヤーパワーボム(左写真)、

そのまま飯伏をひっくり返してかかえこみ式逆エビ固めに(右写真)、飯伏ロープ。

高木ロープに振ってテキサスクローズライン、飯伏はその腕の上をジャンプして飛び越す(左写真)。

飯伏ミドルキック、高木キャッチ、飯伏その足を軸に延髄蹴り(右写真)、橋本にタッチ。高木もディーノにタッチ。

ディーノはパイプカッター、コックボトムからナイトメア(左写真)。「初めて!?初めて!?」と聞きながら上下運動。カバーはカウント2。

橋本ミドルキック(右写真)、カウント2。橋本ブレーンバスター 、カウント2で返されるとクロスフェースに。高木がカット。

高木と坂井が橋本にダブルのブレーンバスター。高木は入ってきた柿本にスタナー、坂井も飯伏にF5(左写真)。

坂井が橋本にバイオニックエルボー、高木がスタナー(右写真)。

さていよいよ男色ドライバーに(左写真)。

しかしここで坂井が高木にマッスルボンバー(右写真)。え!?

男色ドライバーを喰らったのは高木(左写真)。

橋本がX.C.T.(右写真)。

橋本カバー(左写真)、カウント3。

橋本(8分21秒 体固め)高木

ディーノがマイク「アンタ、また騙されたの?いつまで騙されれば気が済むのかしらね?私たちは、これからプロレス界を動かしていく新ユニット、『昭和52年組』よ!」
高木「ディーノって何年生まれか明らかにしてないんじゃなかったか?」
ディーノ「別にお知らせするほどのことじゃないし。」
坂井「証拠の映像をお見せしましょう!」

ディーノの運転免許証がスクリーンに大写しに(左写真)。確かに昭和52年生まれと書いてある。

ディーノ「騙したのに、なんか騙された感じ・・・・。」

橋本「坂井君と、ディーノ君と一緒にやって行きます。団体問わず、昭和52年生まれの選手を募集しています。」
坂井「高木さん、今までお世話になりましたが、もう僕は一人前のプロレスラーです!もう一人で事務所に行けます!一人で電車に乗れます!」
高木「じゃあ一人でこの場を締めろよな!」
坂井は先に退場しようとしたディーノと橋本を呼び戻す。

決めのポーズはヘビ年ということで「ザ・スネーク!」らしい(左写真)。

独りぼっちになった高木は同じく取り残された柿本&飯伏に声を掛ける(右写真)。しかし柿本は「お断りします。僕らは僕らで若い人間だけでやって行きたいんで。30歳過ぎてどーのこーのって人よりは、勢いでガーッと・・・」
高木「おい、猪木さんは昔武藤ら若手と組んでニューリーダー組を撃破したんだぞ?」
飯伏「いつまでも僕らを若手と見くびっててください。そのうちKO-Dシングル取りに行きますから。」

この発言には柿本「それは俺が先に・・・いや、俺たち2人はそれよりタッグベルトを。」と飯伏を諌める。

柿本と飯伏はあいさつして先に退場(右写真)。

ひとり取り残された高木(左写真)。

場外を歩き回ってると新藤リングアナが締めのセリフ。ロープにすがって泣く高木(右写真)。

妙に湿っぽいブルーズが流れる中三四郎集会に(左写真)。

なぜかエアギター(右写真)。

久々に「ビッグマッチ後のNON-FIX」という感じで新展開。いや、新展開というよりはDDTの構造改革、だな。これで6人タッグが増えるのは明らか。他団体がよくやってることを取り入れて、試合内容やそれ以外の部分で果たしてDDTらしさを出せるのかどうか。それと高木のKO-Dシングルも飯伏がちょっと表明したけど7月以来防衛戦やってないし、そろそろじゃない?しかしそれを考えると「高木と組もう」という人間は出ないかも・・・。



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