マッスル5 8.14 北沢タウンホール



1時ちょうどにスタート。まずはマッスル5直前企画「今、ツルティモ・ドラゴン校長に何が起こっているのか?」

最近他団体の興行によく顔を見せ自ら前売券の手売り、優待割引券の配布を行っているツルティモ・ドラゴン校長。

dragondoor興行では「どんな試合がウケているのか、どんな層が見に来ているのか勉強に来た」と。

チケットを手売りするツルティモ・ドラゴン校長(左写真)。

突然やる気を出した理由をマッスル坂井がお中元のビールを持って訪問、聞き出すことに。
坂井「これ、道場生一同からのお中元です。」
校長「ありがとう。でも今ビールは控えてるんだ。」
坂井「どうしたんですか!」
校長「体調整えてんだよ。やる気出したら悪いのかよ?」
「いや、誰か後ろで校長を操っている人がいるんじゃないですか?」
「いるんだよ。」

その人物とは校長がアメリカ・メキシコ遠征の際に作ったらしい娘の婿・サイモン鶴見(左写真)。亜門と同じで甲高い張りのある声。

サイモンはいとこの鶴見亜門を追い出し社長に就任したという。「プロレスの本質は真剣勝負の格闘技!」と言い切る。

鶴見が坂井にバックブロー(左写真)。

2人でマッスルポーズ(右写真)。


その一週間後、坂井は足立区のロス・アダチ道場に。

サイモン鶴見の方針によりLA道場ではツルティモ・ドラゴン校長の必殺技バックブローを中心に練習しているそうだ。

「1、2、3、ローリング!」の掛け声でバックブローを練習するLA道場生(左写真)。

道場長はNKB統一ミドル級王者・中川裕也(右写真)。

坂井にバックブロー(左写真)。

坂井はサンドバッグに吊るされバックブローの練習の的にされる(右写真)。

「それでは17日は真夏の祭典をお楽しみに」


オープニング映像(右写真)。

大会ロゴ。

控室で「真夏の祭典は総当りリーグ戦」と宣言するサイモン。文句を言う選手にはバックブロー。さらに茅ヶ崎道場生たちの試合はバックステージで、と告げる。またも文句を言う選手にバックブロー。

あわてる茅ヶ崎道場勢。


社長就任あいさつ(右写真)。ここで時間を演出助手の藤岡君に確認するサイモン。1時12分。「よし、オンタイム。」時間に厳しい人らしい。

「私はプロレスの興行に存在する無駄な時間を排除してもっと合理化します!1日だからワンデートーナメント、2日だからタッグトーナメント、そんなものはナンセンスです!総当りリーグ戦といえば1週間、ヘタしたら1ヶ月かかることがありますが、今の時代1ヶ月来続ける観客なんかいますか?8人で総当りリーグ戦を行えば通常は7興行必要です。しかし私のメソッドを使えば1日で総当りリーグ戦が可能です!プロレスにありがちな無駄な部分は極力排除して、2試合を同時に行います。現在1時13分。よし、オンタイム。」

ということで1日で行われることになった真夏の祭典リーグ戦・開幕戦のカードはマッスル坂井vsアントーニオ本多(バックステージ)、ペドロ高石vs趙雲子龍(バックステージ)、小山田望vsMr.マジック、中川裕也vs726。

女子キックの新星・小山田“ノンちゃん”望。

開幕戦スタート。

小山田キック連打(左写真)。

中川が726をバックブローでKO(右写真)。わずか28秒。

小山田がMr.マジックにパンチ連打(左写真)、こちらもバックブローでKO。

LA道場生をホメたたえるサイモン(右写真)。バックステージの藤岡メガーネ君を呼び出す。

ところがバックステージではヘッドロック、腕の取り合いという基本的なムーヴの真っ最中。サイモンは怒って「何やってんだ?もういい!2試合とも時間切れ引き分けだ!」と宣告。この2試合は「1分15秒 時間切れ引き分け」という前代未聞の結果に。

開幕戦終了ということでエンドロールが。プロレスもう20年以上見てるがこんなスピーディな興行は初めてだ。



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