DDT NON-FIX "9.6"



まずDISASTER-BOXがリングに。前回後楽園大会でヒールを卒業、ベビーフェースに転向した大鷲は暖かい拍手で迎えられる。それに機嫌を良くした大鷲に坂井が「えー、親方はベビーフェース転向でいいですけど、我々下っ端はどうすれば?いかがいたしましょう?」
大鷲「DISASTER-BOXはもともと自由なユニットだ。お前らが勝手に決めればいい。坂井、お前はどうする?」

坂井「自分は流行に乗ってヒールっぽいベビーフェースで行こうかと。」
ディーノは「アタシは、ヒールとベビーの中性的なところで。」
猪苦魔「急に振られても困りますけど、僕は客の空気を読んでヒールをやりつつ、ベビーも、焼きそばも焼きます。」
魔イケル「ヘンタイに善も悪もないので、今のままヘンタイで。」
大鷲「・・・まぁいいや。ジェット、お前はヒールとかベビーとかじゃなくてフェアリーだよな。」


HARASHIMA「おい大鷲!さっきから何言ってんだ?DISASTER-BOXはそういう団体だったのかよ?」
大鷲「HARASHIMA、お前の言いたいこともよくわかる。俺はお笑いなんか一つもやってないぞ。今日のメインでお前にベビーを教えてやる。俺様と、お前と、もう一人KUDOが組む。」
HARASHIMA「KUDOとなんか組めねーよ!」立ち去る。ジェットが後を追う。
大鷲も坂井、ディーノ、猪苦魔を置いて控室に。

残された坂井「ベビーフェースになりたいなんて奴はみんなわがままで自分勝手だ。プロレスの見方が変わったよ。プロレスってそんなもんだよ。見てるお前らも同じだ!こうなったら俺らがKUDOを勧誘します。」
ディーノ「それ、アタシたちの仕事なの?」
坂井「我々十把一絡げの大部屋レスラーが第4試合辺りで、親方のために必ずKUDOを勧誘して見せます!」全員退場。


第1試合 諸橋正美 vs 松永智充

バックの取り合いでスタート(右写真)。首の取り合いから松永が正美の腕をひねる、アームロックに。

松永ヘッドロックにスイッチ、正美ロープに振る、松永ショルダーブロック。正美張り手、松永も張り手返す。正美エルボー(左写真)。

正美は松永をダウンさせるとロープに飛んでショルダーブロック(右写真)。ストンピングからカバー、カウント2。

松永立ち上がるとヒザ蹴り、首投げからネッククラッチ、リリースしてニードロップ、カウント2。チョップの打ち合い、松永はエルボー(左写真)、正美はチョップ。エルボーの打ち合い、松永カバー、カウント2。

松永ボディスラムからスリーパー(右写真)、正美ロープ。

松永首投げからジャンピングギロチンドロップ(左写真)、カウント2。

松永背中にパンチ、エルボードロップ、正美かわす(右写真)。正美ロープに振る、松永切り返してエルボー、正美かわしてジャンピングネックブリーカードロップ。

正美はコーナーに振って串刺しエルボーからダブルアームスープレックス(左写真)、カウント2。

正美逆エビ(右写真)、松永ロープ。

正美抱え込み式逆エビ固め(左写真)、正美攻め疲れで手を放してしまう。

正美エルボー、バック取る、松永ブロック(右写真)。

正美ロープに飛ぶ、松永カウンターのラリアット、カウント2。松永ヘッドロック、正美バックドロップ(左写真)、カウント2。

正美ロープに飛ぶ、松永カウンターのガットショット、ノド輪に取るとゴールデンアームボンバー(右写真)。

松永は正美の後頭部にラリアット(左写真)、前からももう一発。

松永T-boneスープレックス2連発(右写真)。

最後はバックドロップ(左写真)でカウント3。

松永(7分19秒 片エビ固め)正美

ゴールデンアームボンバーっつうのは渋いねえ。さすが若きいぶし銀。


第2試合 THE MAC vs アントーニオ本多

観客の声援に応えるアントン。

片手での力比べでスタート(左写真)。

MACはリストロックに取るがアントンは前蹴りでブレーク(右写真)、腕をひねる。

アントンヘッドロックに(左写真)、そしてナックル。

MACロープに振る、アントンロープの反動でショルダーブロックに行くがMACに弾き飛ばされる(右写真)。アントンもう一発、また弾き飛ばされる。MACはアントンをターンバックルにぶつけてカバー、カウント2。

MAC腕をひねる、アントン切り返す、MAC切り返す、アントンはカニばさみで倒してフェースロックに(左写真)。立ち上がってストンピング。パンチの打ち合いからアントンはサミング。客からブーイングが出ると「休みたいんだよ!」アントンはアームブリーカー、腕にストンピング、ニースタンプからカバー、カウント2。腕にエルボースタッブ。MAC「NO!」5分経過。

アントン腕折り(右写真)。「折ったど!十中八九折れたぞ!」

もう一発腕折り(左写真)。ロープで腕を固める。グレースがチェックすると「1、2、3、フォーッ!」

アントン対角線コーナーに振る、MAC切り返す、アントンは見事なフレアーフリップでエプロンに立つとコーナーに上る、MACデッドリードライヴ(右写真)。素晴らしいなあ。

MACがハンバーガーを手に取る(左写真)。アントンはかわしてトラースキック。アントン延髄斬り、カウント2。

アントンパンチ、MACかわしてマックボトム(右写真)。

MACコーナーに上ってビッグマック、アントンかわす(左写真)。

アントンパンチ連打、MACこらえて「YOU!」

パンチ打ち返しロープに振るとビッグブーツ(左写真)。

そしてレッグドロップ、カウント2。

パンチの打ち合い(左写真)。

アントン「YOU!」返す。「YOU!」の打ち合いに。

MAC抱え上げると「ハッピーセット!」、しかしアントン首固めに丸め込む(左写真)、カウント3。

アントン(9分16秒 首固め)MAC

MACがアントンにハンバーガー渡す。アントンは頬張ると(右写真「こんなのうまくねーよ。」さらに食べる。「泣いてねーよ。目に汗が入っただけだ!」まるで転校して行く仲間に悪態をつくガキ大将。アントン「アメリカに帰っても、達者でな。」



その2へ。