長崎旅日記2006
10月7日
毎度恒例の前置き。10月7日〜9日は長崎の秋の大祭・長崎くんち。今年はその日程が見事に3連休。ということで見に帰る絶好のチャンスだったのだが、それは同時に他の観光客にとってもツアー会社にとっても絶好のチャンスだったわけで、3ヶ月前の10月に予約トライしたものの長崎便は行きも帰りもすべて満席。ならば、と福岡往復・福岡からはJRという手段を考えたが、それでも行きが午後遅い便で、帰りは取れず。で北九州空港発にトライ、なんとかGET。とにもかくにも行きと帰りの足は確保。日程としては7日の夜に長崎着、8日は長崎市内をくんちの庭先廻りを追いかけ、9日朝のお旅所での本番を見て移動、という形。普通なら2泊とも実家に泊まるところだがそれもつまらないし夜も遅くなるので1日目は一度泊まってみたかった老舗旅館「矢太楼」に泊まることに。卓袱料理食えたらいいなあ、とは思ったが到着が遅いので1泊朝食プランに。
で、7日当日。出発が遅いというのはゆっくり起きて、宅配受け取り、クリーニングなど週末にしなければいけないことをこなしてから出れるので楽は楽。羽田に着くと15:55発の飛行機は北日本の悪天候の影響か使用機体が届いていないということで35分遅れの16:30にリスケジュールされていた。こりゃいよいよ長崎で夕飯はなくなったな。16:30、まだ飛べない。寝てるうちに離陸。福岡空港着は17:50。
地下鉄で博多駅に向かうが18:02のかもめには間に合わず。その次は19:02。高速バスをチェックするが空席なし。仕方がないので大福うどんでごぼ天うどんを食べる。
博多のうどんでぶっかけって・・・・ちょっと手が出ないなあ。つか、それ以前に「温度玉子」って何やねん?
18:40に特急ホームに。かもめの乗車口にはすでに長蛇の列。一瞬危ぶまれたがなんとか座席確保。
長崎駅には20:53着。矢太楼へはタクシーで10分。レストランは閉まった後。風呂入り、「100万ドルの夜景」を楽しんでから寝る。老舗旅館だが、未来はなさそうだなあ>矢太楼
10月8日
朝食を食べながら庭先廻りの予定表を眺めて予定を立てる。今年の踊り町の中では万屋町の「鯨の潮吹き」を見ないことには話にならない。今日それが見やすそうなのは昨年新装オープンした長崎歴史文化博物館。なんでも長崎奉行所まで復元されているらしいし、「くんち展」も行われているそうだ。それで鯨の潮吹きも見れれば言うことなし。
風頭山からバスで諏訪神社前まで行き、懐かしい道を歩く。昔県立図書館までよくこの道を通ったものだ。その県立図書館は変わってないが、昔県立美術博物館や知事公舎だったところは風景様変わり。現在(2006年)の金子知事が当選時公約で「知事公舎は使用しない」宣言をしたのがこういうことになるとは。まずは奉行所に。木造での復元。石垣の一部は現存の遺構だそうだ。ちょっと行くのが遅くて内容は見れなかったが演劇ボランティアによる御白洲再現の芝居をやり、奉行はツアー客との記念撮影に応じていた。続いて企画展の「くんち展」。くんち絵巻は見ごたえあるなあ。3990円で絵巻の内容を本にしたものがミュージアムショップに売っていて、非常に心惹かれたが断念。他にもいろいろ工夫されている博物館だなあ、と思ったら長崎県と長崎市が共同して建設し、指定管理者制度で地元広告代理店の乃村工藝社が管理を担当しているそうだ。道理で。博物館見終わると11時30分。そろそろ鯨が来るかな?と思ったが1時間ほど押しているらしい。
「イベント広場」で場所取りしてると「下の広場でやります」とスタッフが。なんだよー、最初はそっちに行ってたのに。12時30分からようやく鯨の潮吹きスタート。庭先廻りということで簡略版ではあるが、やはりこの出し物は面白い。
さて見終わったし飯でも食うか。歴史文化博物館には長崎の喫茶店の名店「銀嶺」が入っている。これも広告代理店管理の賜物か。しかし外まではみ出す満員状態。ふと思い出し、昔図書館通い時代に昼飯を食っていた県立図書館の食堂「いしだたみ」に行ってみることに。空いてる。こっちは穴場だな。よく食べていたハンバーグスパゲティはメニューから姿を消していたが、ハンバーグやらフライやら入ってる「いしだたみ定食」に。うめー。懐かしー。これが自分にとってハンバーグの標準の味だ。まだやっててくれてうれしいなあ。図書館が建て替えられたらここもなくなるのかもしれんが。時刻は14時。次はどこに行くかな。本石灰町の御朱印船を見に十八銀行に行くとしよう。
電車で築町に。十八銀行前にはすでに人だかり。しかし御朱印船の前の出し物の桶屋町の本踊りもまだ始まっていないらしい。14時30分に桶屋町の本踊り開始。
そして15時に本石灰町開始。これも簡易バージョン。やはり本場所で見なければ。
ちょっと休憩して繁華街に向かう。ちょうど船大工町の川船がこっちに向かっているはず。万屋町で出くわす。これぞ庭先廻り、的な感じの囃子の演奏を聞いて、今日のところは終了。
実家に帰って夕食を食う。21時には寝る親。付き合って寝る。明日早いし。
10月9日
5時起床、タクシーで大波止のお旅所に。いつもの場所にレジャーシートを敷いて場所取り。
朝7時に奉納踊り開始。まずは丸山町。なんと41年ぶりの参加ということで全く見たことない傘鉾。
長崎検番による本踊り。
二番目は本石灰町。この傘鉾見覚えないなあ。
御朱印船。
三番町、栄町の傘鉾。
栄町のオランダ万歳。
船大工町の傘鉾。
川船。
桶屋町の傘鉾。県の文化財。
桶屋町の本踊り。
万屋町の傘鉾。今回限りでこの垂れは博物館入りだそうだ。
鯨の潮吹き。後日は網がかかっている。
水を吹く鯨。
終了は10時30分。今日は庭先廻り追っかけはなし。飛行機は19:55北九州空港発。博多を17:35に出ればよい。特に何をする予定もないので「みろくや」で皿うどん食べた後5月に引き続き出島見学。前回よりちょっと時間をかけて。14:30のかもめに乗るべくみどりの窓口に行くが18時台まで全く空席なし。仕方がないので自由席にして14:00からホームに並ぶ。またもなんとか空席確保。自分の後ろに関西弁のおっさんが割り込んできた。関西人が全部そうとは言わないが、多いよな。
かもめの車中では爆睡。気付くともう博多の手前。いくら早起きしたとはいえそこまで眠かったのか。博多ではちょっとだけ土産を物色、「めん吉」でラーメン食べて17:17の小倉行きのこだまに乗車。
博多発小倉行きの新幹線って、一駅か。凄いなあ。ガラガラだけど、普段は誰が使うんだろう?小倉には17:36着。北九州空港行きのバスは18:01に「小倉駅北口」を通る、となっていた。しかしまずどこにそのバス停があるかわからん。ようやく探し当てるとそれは下車用。乗車用はロータリーをぐるっと回った反対側。不親切だなあ。18:01より5分も前にバスが来た。横には「臨時」の文字。乗ると58分に発車。定時の3分前に臨時?バスは小倉駅の駅舎をぐるっと回って南口のバスセンターに。そこには凄い列。あー、それでか。
大部分の客を乗せて臨時バスは一路北九州空港に。18:45着。1時間ほど時間があるので5軒もある土産物屋を回る。いろいろ魅力的なものがあり、ついつい買ってしまう。19:55発の飛行機は10分遅れで離陸、羽田には21時30分着。
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