バチバチの穴その8 6/17ラゾーナ川崎大会その2



第4試合 飯伏幸太 vs 澤宗紀

期待の一戦。ゴングが鳴ってもしばらくは睨み合い(右写真)。

しかしすぐに超高速のシバキ合い開始(左写真)。

ロックアップとか言うものではない。つかみ合い(右写真)。

さらに続く殴り合い(左写真)。両者もつれてエプロンに。

エプロンでも殴り合い、蹴り合い(右写真)。飯伏がリング内に戻りエプロンの澤にキック、澤キャッチしてドラゴンスクリュー。

澤リングに戻りロープに飛ぶ、飯伏カウンターのジャンピングミドルキック(左写真)。

飯伏マウント取ってエルボー連打(右写真)、澤ひっくり返す。

澤アンクルホールド(左写真)、飯伏ロープ。澤マウント張り手、ワキ固め、飯伏強引に外して逆にワキ固め。澤外してロープに飛ぶとフラッシングエルボー。

澤パワーボム狙う、飯伏押しつぶす、飯伏サッカーボールキック、澤寝っ転がってかわす。飯伏その場飛びムーンサルト、澤は両膝を立ててブロック(右写真)。

しかし飯伏立ち上がると顔面にキック(左写真)。

両者中腰のまま蹴り合い、飯伏立ち上がって蹴りまくる(右写真)。澤タックルで倒してマウント。5分経過。

澤スリーパー(左写真)、背中に飛びつく。飯伏はコーナーまで下がってブレーク。

コーナーに上った澤。飯伏も上る、しかし雪崩式の技を狙うのではなくコーナー上で殴り合い(右写真)。澤が殴り勝って飯伏を落とすが飯伏はオーバーヘッドキックで澤を落とす。

飯伏アンクルホールド(左写真)、澤ロープ。飯伏放さず再度アンクルホールド、澤ロープ。

飯伏ミドルキック(右写真)、澤キャッチしてエルボー。

澤は飯伏の腕を取ってドラゴンスクリュー風の巻き投げ、そしてシャイニングウィザード、飯伏かわして(左写真)ジャーマン、澤すぐに起き上がってシャイニングウィザード。

澤もう一発シャイニングウィザード(右写真)、きれいに顔面に入り飯伏ダウン。

澤十字固め(左写真)。

ヒザ十字にスイッチ(右写真)、飯伏ロープ。

エルボーの打ち合い(左写真)。

澤張り手、飯伏鼻血。飯伏エルボー、ハイキック(右写真)、澤ダウン。

飯伏張り手、ハイキック、張り手(左写真)。

飯伏バックスピンキック、澤ダウン。澤ロープをつかんで立ち上がる、飯伏ヒザ蹴り連打(右写真)、澤ダウン。10分経過。

飯伏ヒザ蹴り連打(左写真)、澤飯伏のタイツに手を掛けたまま前のめりにダウン、レフェリーがストップ。

飯伏(10分31秒 TKO)澤

期待以上の好試合だった。澤は負けても好感度落ちないねえ。戦前に飯伏のことを「爽やか」とか言ってたが、澤の方もなかなか。


第5試合 石川修司 vs 大場貴弘

メインは“バチバチゴリラ”(今大会のポスターにも起用)大場貴弘と“バチバチ山脈”石川修司のシングル。

大場がタックルで倒して上に(左写真)。

しかし石川は切り返してケサ固め(右写真)。大場返してネックロック。

大場はフェースロックに(左写真)、石川ロープ。大場ストンピング。

大場突っ込む、石川はブレーンクローでキャッチ(右写真)、ヘッドロックに。大場ロープ。すげえ。

エルボーの打ち合い(左写真)。

大場パンチ(右写真)、ヒザ蹴り、ヘッドバット連打。

大場スピアー、石川キャッチしてフロントネックロック(左写真)。そのままフロントネックチャンスリードロップで投げる。

石川ヒザ蹴り(右写真)で倒すとロープ際で踏みつけ。

石川首相撲からのヒザ蹴り連打、大場持ち上げてノーザンライトスープレックス(左写真)。

大場パンチ、石川ビッグブーツ、ブレーンクロー(右写真)。大場は一本背負いで投げる。

大場俵返し風に持ち上げてストマックブロック。セントーン3連発(左写真)、石川ダウン取られる。5分経過。

大場スピアー、石川エプロンに。大場エプロンまで追いかけるとジャーマン。これはイエローカード。大場リング内に戻りトップロープ越しにエルボーの打ち合い。石川ヘッドバット、大場ダウン。コーナーに座り込んだ大場に石川はドロップキック。これは強烈。大場ダウン。大場立ち上がる、石川突っ込む、大場カウンターのスピアー(右写真)。

大場再度セントーン、ジャーマン(左写真)、石川すぐに立ち上がるとジャンピングジャイアントブーツ、大場の顔面に入る。大場ダウン。レフェリーが大場をチェック、目を見てストップ。

石川(7分36秒 TKO)大場

石川マイクを取ると「すみません。大場さんとはもっとお互い死ぬ直前くらいまでやりたかったんですけど・・・もう一回やらせてください。お願いします。」

確かに「ここから」というところで試合は終わったが、説得力あったぞ。あやまることはない。

さらに「今のレスラー・石川修司があるのはバチバチのおかげです。ここで闘うことで、今の僕が作られたと思いますので、今後もこのリングで闘いたいと思います。そこで、池田大輔!・・さん。今の試合見てましたか?」控室前の池田「見てたよ。」
石川「見てたんなら上がってきてください。」

石川「前はタッグで闘いましたが、今度はシングルで。僕も遠慮なくぶつかりますのでよろしくお願いします。」握手。石川はついでにマイクを押し付けるとリングを降りる。
池田が石川に代わって締め。観客に「みんないい目をしています。メインの試合をやってる2人よりもみんなの表情を見てました。今日もありがとうございました。家に帰るまでがバチバチです。気をつけて帰ってください!」

やっぱセミとメインだなあ。それが目当てで行ったのだから当然だが。石川のブレーンクロー最高。



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