DDT NON-FIX "2.7" 1st RING大会その2



映像担当の尾崎さんが「映像機材の調子がおかしくて、試合中勝手に映像が流れるかもしれない」と高木に相談(右写真)。高木困惑。物凄い前振り。

ロッカーに入っていた前後の記憶が欠落しているらしく「わからない・・・思い出せない」とつぶやく矢郷さん(左写真)。高木は「矢郷さんをロッカーに入れたのはハワイ軍団だよ!」矢郷「違うと思うなあ・・・」すると高木「今日対戦するMIKAMIと趙雲の2人が犯人だ!よく顔を見とけ!」と無理矢理リングに引っ立てていく(左写真)。

第3試合 高木三四郎&矢郷良明 vs MIKAMI&趙雲子龍

1/31のCruiser's-Gameで鼻を骨折したMIKAMIは顔にでっかいバンソウコウ。フェースガードは間に合わなかったらしい。

先発は高木とMIKAMI。ロープワークからMIKAMIいつものようにコルバタ、しかし距離感がつかめなかったのか珍しい失敗(左写真)。さらにドロップキック行くがこれも距離が足りず。逆に高木がドロップキック。高木ヒザ蹴り、矢郷にタッチ。

矢郷コーナーに振ってラリアット、ストンピング、首投げからサッカーボールキック連打(右写真)。矢郷ロープに飛ぶ、MIKAMIカニばさみで倒してセントーン、趙雲にタッチ。

趙雲ソバット、カニばさみで倒して中国式サマーソルトドロップ。スピニングレッグブリーカーから変形の裏4の字(左写真)、矢郷ロープ。

趙雲ロープに振る、矢郷切り返してかわづ落とし(右写真)。ターンバックルに背中から2度叩きつける、高木にタッチ。5分経過。

高木シュミット流バックブリーカー、キャメルクラッチに捕らえ「お前が犯人だろ!」と違法捜査で自白を迫る(左写真)。趙雲「やってない!」高木ストンピング連打。

矢郷を呼び込んでダブルのショルダーブロック。矢郷キチンシンク、コブラツイスト(右写真)。「お前か!」場外に出すと高木が客席に投げ込む。高木は趙雲の背中をエプロンに。リングに戻すと矢郷がペンデュラムバックブリーカー、高木にタッチ。

高木趙雲のボディを何発も蹴り上げる(左写真)。カバーはカウント2。高木ボディスラムからニードロップ3連発、矢郷にタッチ。矢郷コーナーに振って突っ込む、趙雲かわしてトップロープからの619、MIKAMIにタッチ。

MIKAMI首投げ、コーナーに上ってダイビングセントーン(右写真)。自分の受身でも鼻に衝撃が来そうだな。カバーはカウント2。10分経過。

MIKAMIスナップスープレックス、カウント2。2発目は矢郷ブロックしてレーザーズエッジに、MIKAMI着地、ロープに飛ぶ、矢郷キチンシンク、フェースバスターに(左写真)。カウント2。高木にタッチ。高木足を取る、MIKAMI延髄、高木かわすがMIKAMIはバックキック、趙雲にタッチ。

趙雲ソバット、コーナーに上って「不法取調反対!」と叫んで片足ミサイルキック、カウント2。ソバット連打からロープに飛ぶ、高木はサンシローズライン。高木のサンダーファイヤーパワーボムを趙雲は回転エビ固めに(右写真)、カウント2。趙雲中国式619、MIKAMIにタッチ。MIKAMIもミッキーブーメランで続く。

MIKAMI450°スプラッシュ(左写真)、矢郷がカット。

MIKAMIコーナーに上るが矢郷が捕まえる(右写真)。MIKAMIは振り切って450に行くが高木はキャッチしてシットダウンパワーボムに、カウント2。

サンシローブーメラン(左写真)、カウント2。

三四郎スタナー(右写真)、趙雲がカット。高木は趙雲にストーンコールドスタナー。

高木はMIKAMIを捕まえ「こいつが犯人だ!」と矢郷に止めを刺すよう指示。悩む矢郷に「何をしてるこの富山の犯罪者!」そこに「機材の故障で」流れたのは昨年12/28の後楽園大会で高木が矢郷をロッカーに押し込めてる映像(左写真)。その時も「この富山の犯罪者!」と叫んでる高木。すべてを思い出した矢郷は高木に「貴様だったか!」とハイキック、その高木をMIKAMIがスク〜ルボ〜イで丸め込んで3カウント。

MIKAMI(14分12秒 スク〜ルボ〜イ)高木

矢郷「思い出したぞ、お前がロッカーに入れたんだ。あの時俺はDDTに入団しようとしてたんだ。」

高木「百歩譲って俺がロッカーに入れたことは認めるが、お前がDDTに入団したいなんて言うからだ!入団は絶対拒否する!お前がDDTに入団したら解散しなきゃいけないじゃないか!」
矢郷「何言ってんだ!勝手に解散してるだけだろう!」そりゃそうだ。
高木「いや、そういうムードになって行くんだ。今日もこんなにお客が入ってないし、家に帰れば嫁と娘がインフルエンザで寝てるし。」
矢郷「関係ねえ!」
高木「そうやってダークにダークになって行ったところに決め手になるんだよ。」

矢郷「俺は絶対入団する!」
高木「拒否する!大家が引退して枠がひとつ空いても断固拒否する!」大家は売店で泣く。
矢郷「よしわかった条件を出そう。俺はしばらくアメリカに行くから次の後楽園お前とシングルだ。それでお前が負けたら俺はDDTに入団。」
高木「待て矢郷さん、俺も矢郷さんも決して試合内容で感動させるタイプじゃない。どっちかというと入場や試合後のマイクで盛り上げる方なのに凄いこと言いますね。だったらロッカールームデスマッチやろう!このリング上にロッカー入れて、それが公認凶器だ。」
高木の十八番である家財道具系ハードコアが再び。


マッスル坂井がリザーブ池田を連れてリングに(左写真)。「先週の金曜日各マスコミに対し大鷲選手復帰か?のリリースを送りました。しかし一切の許可を取っていません。なぜならば連絡先がわからないからです。マイミク申請してもレス返ってこないし。まあプロレス界ではこういう事後承諾はよくあることです。むしろ直接リリースを見せつけることにより大鷲背乳にとってもいい方向に作用すればと。おい池田、アンタはぴあの社員でありながら大鷲選手の個人的マネジャーもやってるな?ぴあから給料をもらいながら大鷲選手からも給料をもらってる。二重取りだ。大鷲選手の連絡先、知ってるんだろ?」

池田「大鷲選手からの伝言をもらってきてます。」読み上げる(右写真)。「大鷲透(本名伊藤透)は本人に何の断りもなく名前を使って興行を行うと宣言してチケットを売った行為は『大鷲透』の商号ならびにキャラクターの無断使用に当たると考え、これにより蒙った損害の賠償を請求する。併せて今回の件で著しく名誉を傷つけられたため慰謝料も請求する。」「大鷲さんは怒ってるんだよ。」
坂井「いや、直接会って話せば僕と大鷲さんのことだしきっと」
池田「直接会いたくないから書面で言ってきてるんだよ!言いたいことがあったら弁護士を通してくれと言ってる。」

坂井が池田の胸倉をつかむ、池田は坂井の腕をひねる(左写真)。「そんなことより早くマッスルのチケットを売って、またぴあにがっぽり儲けさせてくれよな。」見事な棒読み。
坂井「皆さん、現代社会にはいろんな落とし穴があります。成功者の足を引っ張ろうと罠が仕掛けてあります。大鷲さんの弁護士と話すなり何なりしてきっと後楽園には大鷲さんを呼びたいと思います。今ので腕を骨折しました。また元気な姿になって大鷲選手ともども登場したいと思いますので応援よろしくお願いします。」



魔蛇美「今の蛇界はダメです!ボクはストロングスタイルをやりたい!」
福蛇「何言ってんだ!明るく、激しく、楽しい蛇界じゃないとダメなんだよ!」2人モメる。
しかし「古い蛇界ではダメ」という点では一致した様子。ポイズン憮然と「誰が食わせてやってると思ってるんだ!」
そこに諸橋「お前ら何やってんだ?お前ら3人まとめてかかってきやがれ!チャンピオンが相手してやっからよ!」

第4試合 ハンディキャップマッチ
諸橋晴也&マサ高梨 vs ポイズン澤田JULIE、ベアー福蛇、魔蛇美

ポイズンを放置して福蛇が高梨、魔蛇美が晴也を場外に出して乱闘スタート(左写真)。福蛇が高梨をリングに戻す、ポイズンがストンピング。

ロープに振ってダブルのエルボーから「蛇イ〜ン」やろうとするが福蛇は「古い」と付き合わない。そういわれれば確かに古い。

ダブルのフラップジャックは成功(左写真)。ポイズンカバー、カウント2。ストンピング打ち込んで福蛇にタッチ。コーナーで踏みつけ、ストンピング、逆水平。ボディスラム、魔蛇美にタッチ。

魔蛇美パンチ、高梨チョップ(右写真)。魔蛇美エルボー、高梨チョップ。

魔蛇美コブラクロー(左写真)。魔蛇美ロープに飛ぶ、高梨カウンターのエルボー、晴也にタッチ。

晴也は3人にクォーラルボンバー、福蛇とは相打ちに。福蛇ロープに飛ぶ、晴也クロスチョップ。ポイズンのバックを取る、ポイズンエルボー、ロープに飛ぶ、晴也カウンターのドロップキック。晴也ロープに飛ぶ、ポイズン呪文(右写真)。
なんと魔蛇美が呪文を阻止、晴也が後ろからキック(左写真)。

福蛇入ってブレーンバスター(右写真)。

魔蛇美がバックドロップ、ポイズンがチョークスラム(左写真)。カバーは高梨がカット。5分経過。

ポイズン逆エビ固め(右写真)。

福蛇がカットに入った高梨をぷるぷるベアーで振り回すとポイズンに誤爆、ポイズン場外転落(左写真)。

魔蛇美がフルネルソン、福蛇がラリアットに行くが高梨かわして魔蛇美に誤爆(右写真)。

王者組はサンドイッチ式ジャンピングハイキック(左写真)。

晴也が魔蛇美にクォーラルボンバー(右写真)。

高梨タカタニック狙う、魔蛇美ブロックして逆さ押さえ込み、カウント2。魔蛇美が高梨を起こしてロープ際に。しかしポイズンのグリーンミストは魔蛇美に誤爆(左写真)。

高梨飛びついて回転エビ固め(右写真)、カウント3。

高梨(7分12秒 回転エビ固め)魔蛇美

晴也が「なあ正美戻って来い。このベルト欲しいだろ?、俺と高梨が負けたらまた一緒に組もう。」高梨抗議。
魔蛇美も握手を拒否。晴也「もういいよ!」と泣きながら退場。高梨も後を追う。

ポイズン「お前、やっぱり蛇界が好きなんだな。」
魔蛇美「俺は蛇界が好きです・・・でも、今の蛇界は俺はダメです!やっぱりストロングスタイルの蛇界じゃないと・・・。」
福蛇割って入って「何言ってんだ!ストロングスタイルなんて面白くねえよ。明るく激しく楽しい蛇界にしよう。」数年前の日本のプロレス界の縮図だ。
ポイズン「わかった。話し合おう。来週、このリングの上で蛇界シンポジウムだ。蛇ベリ場だ。」
福蛇「それも古いよ。」ポイズン一人退場。
福蛇と魔蛇美がマイクを取り合うとマイク壊れる。
福蛇「取れちゃったじゃねえかよ!よーし、この決着は話し合いで付ける!」福蛇素晴らしい。



その3へ。