DDT 闘うビアガーデン 8/10 1st RING大会
今日のプロデューサー・ドラマチック三銃士がリングに（右写真）。坂井がまずしゃべり出す。「今日は各人が考える過酷なデスファイトをやるので、こうやって３人揃うのもこれが最後かもしれない。」
これに対しディーノ「そんなこと言わないで。アタシたち生まれた年は違っても死ぬ時は同じ日に死にましょう。」三国志か！
「今日は生き延びて、生き延びて試合後にまたおいしい酒を飲みましょう。」
猪熊「まずは再会を期して乾杯。」
坂井「あーっ！靴の紐が切れている！これはまさか第１試合に出るあの人に何かが・・・」
第１試合 ヤス・ウラノ vs 安部行洋
安部入場。顔にはストッキング（左写真）。デビュー５戦目でこれか・・・。
ヤス・ウラノ入場。ウラノも当然ストッキング（右写真）。フリー選手もこれか・・・。DDTはキツい団体だなあ。
松井レフェリーも。凶悪な顔だなあ（左写真）。
ロックアップ、ウラノがロープに押し込む、ブレーク。再度ロックアップからバックの取り合い、首の取り合い。ウラノ腕をひねる、安部切り返す。ウラノ返してハンマーロック、安部返すがウラノはフライングメイヤー、安部ヘッドシザーズに。ウラノ再度フライングメイヤーからグラウンドヘッドロック（右写真）。両者立ち上がる、安部がロープに振るがウラノはまたすぐにヘッドロック。安部再度ロープに振る、ウラノショルダーブロック。
ロープワークから安部すくい投げ、ホイップ連発からアームロックに。ウラノはコーナーに詰めて逆水平、安部体勢を入れ替えて逆水平。ウラノガットショット、首投げからサッカーボールキック、カウント２。顔面にニースタンプ連打（左写真）。計10発以上。カバー、安部２で返す。５分経過。
ウラノキャメルクラッチ（右写真）から外道クラッチ風にフォール、カウント２。ウラノもったいつけて「ボディスラム！」。観客「えー」ウラノもう一発ボディスラム、コーナーに下がって助走を付けてのカバー、カウント２。観客さらに「えー」ウラノ「なんでだよ！がんばってんじゃねぇかよ！」
チョップの打ち合い、エルボーの打ち合い（左写真）。
ウラノはニーリフト、ロープに振る、安部切り返してドロップキック（右写真）。４発打ってようやく倒す。
安部コーナーに上ってミサイルキック（左写真）、カウント２。
安部ボディスラム狙うがウラノはブロックしてボディにパンチ。ウラノ逆にボディスラム、安部着地してロープに飛ぶ、ウラノは股間をスライディングですり抜けて足をすくうと逆エビに（右写真）。安部ロープ。10分経過。
ウラノ逆水平、コーナーに振って突っ込む、安部は突進をかわして回転エビ固め、カウント２。ロープに押し込んでＶロール狙うがウラノブロック。安部ロープに飛ぶ、ウラノは松井レフェリーを巻き込んで安部をストップさせると延髄蹴り（左写真）、すかさず首固め、カウント３。
ウラノ（10分20秒 首固め）安部
ウラノ「フリーになって１ヶ月、こんなつらい試合は初めてです。安部ちゃん、DDTはつらい団体だな。あーっ！靴の紐が切れている！第２試合に出る坂井に何もなきゃいいが・・・。」
ストッキングフェースマッチは試合は非常に普通に終わるんだよなあ。でも顔がアレだから真面目には見てられない。
第２試合 時限爆破怪談新沼袋デスマッチ
マッスル坂井 vs 金的桜ヶ丘
新藤リングアナがリングに机とイスを。やっぱり普通の試合はやらないのか？坂井と金的桜ヶ丘が入場。金的桜ヶ丘はHWWA東大五月祭にも出ていた現役多摩美大生。
時限爆破怪談新沼袋デスマッチとは試合開始３分経過すると劇団・双数姉妹の俳優で沼袋在住の心霊研究家の今林久弥氏が怪談を朗読し始めるというもの。今林氏入場（左写真）。
坂井「おい、どっから突っ込んでいいかわかんねーよ！」腕の男色猪熊ウラノって落書きもわかんねーよ。
「大体時限爆破って何なんだよ！」
今林「ですから、試合開始から３分たったら私が怪談を読み始める、と。」
坂井「レスラーなんて、体はデカいけど気持ちは小さいんだ！怪談なんか読まれたら死んじゃうぞ！止めるな金的！」殴りかかる坂井、言われて初めて止める金的（左写真）。
坂井「相手が学プロのレスラーでも３分で決められないってイヤミか！止めるな金的！」言われて止める金的。
試合開始。金的がロックアップしようとするが坂井は応じない（右写真）。ロックアップ、坂井押し倒してチョーク攻撃。早くも１分経過。
坂井ヘッドロック（左写真）、金的ロープに振ろうとするが坂井振らせない。坂井フライングメイヤー、エルボースタッブ。
坂井が金的をロープに振るが机があるので金的急停止（右写真）。全く動じない今林氏。坂井再度ロープに振る、金的切り返す、坂井はスライディングして机を避ける。
エルボーの打ち合い（左写真）、金的ロープに飛ぶ、坂井ショルダーブロック、カウント２。
坂井バックドロップ（右写真）、カウント２。
坂井肩に担ぐ、金的回転エビ固めに（左写真）、カウント２。しかしついに３分経過。
今林氏が怪談を読み始める。タイトルは「ラブホテル」。
試合は当然中断。怯える坂井（左写真）。
ドライヴに出かけたカップル。休憩しようと寂れたラブホテルに。部屋から冷気に押し返されそうになる女。部屋をのぞくと観葉植物の葉と葉の間に女の顔が、と。坂井びくびく（右写真）。
しかし２人が部屋に入り男が女をベッドに押し倒した辺りから怪談ならぬエロ小説に。
坂井ストップ（右写真）。「そんなんじゃ俺たち失神できねーよ。」
今林「次の仕事につなげようと色気を出してしまいまして・・・。」
再開するが今度はもっと描写の激しいエロに。坂井再度ストップ。
今林「じゃあドライヴ始めた辺りから」
坂井「長いよ！」
「じゃあかいつまんで、観葉植物から。葉と葉の間の顔は・・・」
「お前じゃーっ！」
ショックでひっくり返る坂井（左写真）。
のた打ち回る坂井（右写真）。
今林「金的！金的！お前じゃーっ！」金的もショック死。
売店にいた高木を呼び出し「高木さん、高木さん、お前じゃーっ！」（右写真）
観客にも「お前じゃーっ！」
「お前よく聞け、お前らよく聞け、観葉植物の、観葉植物の葉と葉の間の顔はな、間の顔はな・・・」
「お前じゃーっ！」Wild Thingが流れる。
観客がリングの周りに集まりエプロンをばんばん叩く。すっかり大仁田化する今林（右写真）。
みんなで「お前じゃーっ！」
聖水の儀式も（右写真）。
試合は（12分33秒 両者ショック死）らしい。もはやどうでもいいが。
坂井「あ、靴の紐が。セミに出るディーノに何もなきゃいいが・・・」（左写真）
その２へ。