DDT 1/6 デルフィンアリーナ大会その5



第6試合 KO-D EXTREME選手権・レインボーフィニッシュホールドルール
男色ディーノ(王者)vs 高木三四郎(挑戦者)

「レインボーフィニッシュホールド」というのはその時点で指定されている誰かの得意技の、前振りを含めたムーヴまで正しくできないと一切無効というもの。できたかできてないかは松井レフェリーが判断。完璧にできてもキックアウトやエスケープされた場合は次のお題に。パスは1人3回までOK。
最初のお題は「飯伏幸太のフェニックススプラッシュ」。両者速攻で「パス!」。第2問目は「武藤敬司のシャイニングウィザード」。高木は低空ドロップキックから入る(左写真)。合計3連発。

高木見事にシャイニングウィザードを決める(右写真)が「プロレスLOVEポーズ」を入れなかったため松井レフェリーは無効の判定。

ディーノはシャイニングウィザードではなくあてがいを決めてしまう(左写真)。当然無効。

高木今度はドラゴンスクリューからちゃんとポーズを入れてシャイニングウィザード(右写真)、ディーノ2で返す。次のお題に。

3問目は「藤波辰爾のドラゴンスリーパー」。高木はロープに振ってのスリーパーから入る(左写真)、しかしドラゴンスリーパーの体勢に入れない。

ディーノは前振りに男色ベアハッグを入れる(右写真)。

ドラゴンスリーパーには入ったものの松井レフェリーに「藤波さんはまさぐらない!」と怒られる。

高木はドラゴンバックブリーカーからドラゴンスリーパー(右写真)、ディーノロープ。次のお題に。

4問目は「ポイズン澤田JULIEのガルストリーム」。全く記憶にない高木はポイズンを呼びつける。こういう技のようだ。ちなみに99年の写真。

ポイズンが安部に仕掛けるのを見ながらディーノにかけてみる高木。しかし「ちっとも痛そうじゃないじゃねえか!」ということでポイズンにスタナーをかまして「パス!」。高木早くも2回目のパス。

5問目は「新崎人生の拝みパワーボム」。高木は拝み渡りから入れる(左写真)。コーナーから脳天唐竹割り。ここまでは完璧。5分経過。

しかし拝みパワーボムの体勢に入った瞬間(右写真)、いつものクセが出て「オイ、オイ、オイ、オイ」から「サンダーファイヤー!」とやってしまう。松井レフェリー「人生はオイオイ言わない!」無効に。高木「パス!」もう3回目だよ!

6問目は「ハルク・ホーガンのビッグブーツからレッグドロップ」。高木まずビッグブーツ(左写真)、

そしてレッグドロップ(右写真)。松井レフェリーの判定は「ハルクアップがない」ということで無効。

高木がディーノにパンチ打つとディーノはハルクアップ(左写真)。

「YOU!」からビッグブーツ(右写真)、

そしてレッグドロップ(左写真)、OKだったが高木は2でクリア。次のお題に。

7問目は「MEN'Sテイオーの男色ドライバー」。ディーノは「得意!」と叫ぶがいつもの自分のと変わらずディープキス(右写真)、ファイト・一発!から、

男色ドライバーに(左写真)。松井レフェリー「完璧!」しかしカウントは2。

8問目「スタン・ハンセンのウエスタンラリアット」。

ディーノが先にラリアット打つが弱い。ロープに飛んだディーノに高木はサンシローズライン(左写真)。

ロープに振っての右腕のウエスタンラリアット(右写真)、ディーノは2で返す。

9問目「三沢光晴のエルボー」。新潟でじかに体験した高木はエルボー連打から、

ローリングエルボーを放つ(右写真)、しかしこれもカウント2。

10問目は「ストーンコールドのスタナー」(左写真)。

高木は待ってましたとばかりにディーノに中指ポーズ、ガットショットからスタナー(右写真)、しかしカウントは2。

11問目、「塩田英樹のキャプチュード」(左写真)。

高木がキャプチュードやる(右写真)が松井レフェリーの判定は「塩ちゃんはそんなにちゃんとやらない。」

高木は塩田をリングに上げて高木相手に実演するように指示。セミでメタル・ヴァンパイヤにボコボコにやられた塩ちゃん、キャプチュードで高木を投げるが(左写真)体勢が崩れて高木は頭からリングに突っ込む。

12問目は「HARASHIMAの蒼魔刀」。まずディーノが蒼魔刀(右写真)ディーノが勝手なポーズをしたので無効。

ならばとディーノはタイツを下ろして蒼魔刀(左写真)、当然これも無効。

ディーノもう一枚脱いであてがい(右写真)、無効。

今度は尻をあてがう(左写真)。論外で無効。

何をやっても無効になるディーノは「だったら全部脱ぐ!」と言い張る(右写真)、松井レフェリー必死に止める。

たまりかねたHARASHIMAが「何やってんだー!」とリングに飛び込む(左写真)。ディーノを突き飛ばすと2人重なった状態に。

そして本家の蒼魔刀実演、ディーノかわして高木に直撃(右写真)。

それを見て会得したディーノがとどめの蒼魔刀(左写真)、カウント3。

ディーノ(11分13秒 蒼魔刀)高木
※第5代王者が2度目の防衛。

「ヒザがばっちりだった」とディーノを褒め称えるHARASHIMA(右写真)。

どうしても締めたがるHARASHIMA、ディーノはすねる(左写真)。

HARASHIMA「いやあ、今日試合で決められなかった蒼魔刀がきれいに決まったから、つい。」と謝罪(右写真)、ディーノにマイクを譲る。ディーノ「なんでそんないい人なの?」ディーノは「しまった」という表情に。


HARASHIMAの目が輝き、「なんでかって?それは、鍛えているからだー!」左写真

2人でポーズ(右写真)。

2時間ちょっとのコンパクトな興行だったが非常に面白かった。6時開始でこのくらいで終わってくれると東京に帰る最終ののぞみにも余裕で間に合う。次回デルフィンアリーナ大会は3/20。



観戦記INDEXへ。