新北京プロレスJAPAN TOUR 2008 2/8 1st RING大会その4



第6試合 趙雲子龍&老師トウ・ゴー vs 関羽大介&“黒旋風”邪鬼鉄牛(大中華)

新北京プロレスのライバル・大中華プロレス。「死亡遊戯」と呼ばれる試合形式で人気を博す。

前回同様関羽大介と"黒旋風"邪鬼鉄牛が参戦。

これに対し趙雲子龍は「4000年無敗」の老師トウ・ゴーに助けを求める。しかし老師はすでに仙人への道に入っていた。

老師の課した修行をすべてクリアした趙雲はようやく老師をタッグパートナーとして起用することに成功。

新北京vs大中華・全面対抗戦。

最初に入場した趙雲が棒術の演舞を披露(右写真)。

関羽は青竜偃月刀、邪鬼鉄牛は二丁斧を持って入場。"黒旋風"邪鬼鉄牛って名前聞いた時はいいネーミングだと思ったのだが、見掛け全く作りこんでないじゃないか。がっかり。

先発は趙雲と邪鬼。この試合は場外カウントなし、反則裁定一切なし、あらゆる凶器の使用が認められる「死亡遊戯ルール」で行われる、と。

邪鬼ガットショット、腕をひねる、趙雲切り返す。邪鬼前方回転を3回やって外す。趙雲ソバット、バックキック(左写真)、両軍タッチ。

関羽はトウ・ゴーと対峙するやヒゲをむしり取ってしまう(右写真)。なんで?

ロックアップ、関本が押し込む、ブレーク際に関本が逆水平。手四つ、関本押し込む(左写真)、トウ・ゴー押し返して腕をひねる、関本腕に力を込めてこれを切り返す。

トウ・ゴーハンマーロックからヘッドロックに、関本ロープに振る、トウ・ゴーショルダーブロック。トウ・ゴーロープに飛ぶ、関本カウンターのエルボー(右写真)。関本ロープに飛ぶ、トウ・ゴーカウンターのショルダーブロック。トウ・ゴーロープに振る、関本切り返す、エプロンから邪鬼がトウ・ゴーにパンチ、4人とも場外に。鉄柱攻撃と凶器攻撃で趙雲は流血。

邪鬼は趙雲をリングに戻すとパンチ連打(左写真)、さらに傷口を斧の柄で攻撃。邪鬼ボディスラム3連発、カバー、カウント2。邪鬼イス攻撃、さらにイスの上にDDT。趙雲をイスにもたれかけさせてそのイスを別のイスでフルスイング。もう一発イスにDDT、関本にタッチ。

趙雲は関本にチョップ連発するが関本は逆水平一発で趙雲を倒す。邪鬼にタッチ。邪鬼逆水平(右写真)。

趙雲もチョップ打ち返すが邪鬼は意に介さない(左写真)。邪鬼ストンピング、サミング、関本にタッチ。10分経過。

関本逆水平、助走付けてコーナータックル、趙雲かわし関本はコーナーに激突、場外に転落。趙雲はコーナーからプランチャ(右写真)、しかし関本キャッチすると肩に担いで鉄柱に投げつける。

関本がトウ・ゴーに逆水平(左写真)。トウ・ゴーもいつの間にか流血。

邪鬼入ってダブルのショルダーブロック、邪鬼がカバー、カウント2。邪鬼トウ・ゴーの顔面踏み付け。関本にタッチ。関本はトウ・ゴーにスリーパー(右写真)、

トウ・ゴー立ち上がってブレーク、ロープに飛ぶが関本カウンターのラリアット(左写真)、カウント2。

関本逆水平4連打、ロープに飛ぶ、今度はトウ・ゴーがカウンターのラリアット(右写真)、趙雲にタッチ。

趙雲ミサイルキック、チョップ(左写真)。関本も逆水平。

関本突っ込む、趙雲カニばさみで倒して中華式619(右写真)。

趙雲コーナーからダイビングフットスタンプ(左写真)、カウント2。

趙雲張り手3連打からバックキック、延髄蹴り打ち込んで(右写真)トウ・ゴーにタッチ。

トウ・ゴーパンチ、コーナーに振って串刺しラリアット。トウ・ゴーブレーンバスター狙うが関本ブロックして逆に投げる(左写真)。邪鬼リングイン。

トウ・ゴージャックナイフ(右写真)、カウント2。

邪鬼にラリアット(左写真)、趙雲ソバット、トウ・ゴーはフィストドロップ、カウント2。

趙雲が邪鬼を羽交い絞め、しかしトウ・ゴーの正拳は趙雲に誤爆(右写真)。

トウ・ゴーは邪鬼にクリップラー・クロスフェース(左写真)、これは関本がカット。

トウ・ゴーは2人にまとめて(右写真)。

趙雲がトウ・ゴーの肩に乗って可動式ダイビングフットスタンプ(左写真)、カウント2。

趙雲がゴリー・スペシャルに固め、トウ・ゴーがコーナーから飛んでネックブリーカー(右写真)、趙雲がカバー、カウント2。

趙雲飛びつく、邪鬼はキャッチしてパワーボムに切り返す(左写真)、関本にタッチ。

関本串刺しラリアット2発(右写真)、カウント2。

関本逆エビ固め、トウ・ゴーが逆水平打つが放さない(左写真)。トラースキックでようやくカット。

関本垂直落下式ブレーンバスター(右写真)、カウント2。

関本ラリアット(左写真)、これも2。

趙雲はジャーマンをブロックして水面蹴り、ロープに飛んで低空ドロップキック2発(右写真)。

しかし3発目、関本は趙雲をキャッチして抱え上げるとトップロープにスタンガン(左写真)、

そしてロープに引っかかった趙雲をジャーマン(右写真)、カウント3。

関本(22分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)趙雲

トウ・ゴーの肩を借りて立ち上がる趙雲(左写真)。

趙雲マイク(右写真「新北京プロレス、大中華に負けました。第2回の興行、勝って終わらせたかったけど、それはできなかった。老師にこれだけ助けてもらっても勝てない、それが今の僕のいるところです。これから道を進めば進むほど万里の長城のようにどこまでも続いていくかもしれない。それでも負け続けても進み続けて行けば、先人達のようになれるんじゃないかと思ってます。ありがとうございました!」

ヒゲがあろうがなかろうが関本は関本なんで、趙雲が関本に向かっていくことで終盤盛り上がったのは事実。しかし問題は関本が趙雲に向かった時ではなく、トウ・ゴーに相対した時にヒゲを取ったこと。それは興行の趣旨から逸脱してるような。

前回が評判のよかった興行の第2回とあって主催者の苦労は並みではないと思うが、それだけに参加者も気を遣って欲しいと思った次第。



観戦記INDEXへ。