DDT NON-FIX "5.21" 1st RING大会その7



次期KO-D無差別級選手権挑戦者決定トーナメント公開抽選会

このためだけに新木場にやって来たGENTARO(右写真)。

デビュー年月日順に番号の入った封筒を引く。ポイズン、高木、MIKAMI(左写真)、GENTARO、鳥羽、佐藤、大鷲、ウラノ、ディーノ、飯伏、アントン、ガッバーナ、マイケル、松永、星誕期の順。封筒の中の番号順にトーナメント表のA〜Pの16個から希望の席を選ぶK-1形式。

ディーノ引く(右写真)。

箱を覗き込もうとして松井レフェリーに止められる飯伏(左写真)。全員が封筒を手に。

一斉に封筒を開く(右写真)。

1番を引いたマイケル(左写真)は「メインイベント希望」で一番右端のP席を選択。2番目の高木にはマイケルの相手の「O」を推す声が多かったが高木はそれを嫌い左端、第1試合のA選択。3番目のGENTAROは高木とマイケルで迷い、高木と決勝で当たることを願って1回戦はマイケルとのメインを選択。4番目アントンはBブロックの端に。

5番目のMIKAMI(右写真)はEを選択。6番目佐藤は「一番格闘技知らなさそうだから」とアントンを1回戦の相手に選ぶ。7番目飯伏はK(幸太のK?)に。8番目大鷲はAブロックの端のレッグ。9番目ディーノは「1回戦負けも準優勝も同じよね?」と確認すると「疲れてから当たるより1回戦で当たりたい」と飯伏の横に。10番目ポイズンは高木との1回戦を希望、11番目星誕期は大鷲との巨漢対決を避け空いてる所に。12番目松永はGENTAROとマイケルの勝者と当たりたい、とM、ウラノは「汁っぽいから」とその松永との対戦に。14番目鳥羽は「背の順」と言いながらMIKAMIとのSuicide対決を選ぶ。最後のガッバーナは大鷲と星誕期で迷った末に星誕期の相手を選択。

15人が着席し終わりトーナメント表が確定(左写真)。大鷲の相手の空欄は先日トーナメントエントリーを主張する文書を送りつけてきた矢郷良明、かと思ったら藤岡典一が入ってきて「今矢郷さんから連絡というかメールがありまして、6月7日は所用があって出れないそうです。理由はブログに書いてある、と。」ブログ見たら「キトキトちびっこノド自慢大会の審査員を頼まれていた」と。確かに声はいいし音楽に精通してる矢郷さんだが、あんな強面の人にちびっこの審査員させて大丈夫なのか?

一人枠が空いた、と思ったら先ほど華々しくDDT復活を遂げた高梨がリングイン(右写真)。

「一回戦で当たる汁レスラーは誰だ?」

「一回戦で当たる汁レスラー」大鷲は高梨にノド輪落とし(右写真)。大鷲「ちょっと見ない間に随分生意気な口を利くようになったな?潰してやるよ。」

大鷲は高梨を引きずって自分の隣の席に置く(左写真)。高梨は座ることすらできないダメージ。

これにてトーナメント表最終決定(右写真)。
1回戦第1試合:高木三四郎vsポイズン澤田JULIE
第2試合:星誕期vsササキアンドガッバーナ
第3試合:MIKAMIvsタノムサク鳥羽
第4試合:大鷲透vsマサ高梨
第5試合:アントーニオ本多vs佐藤光留
第6試合:飯伏幸太vs男色ディーノ
第7試合:ヤス・ウラノvs松永智充
第8試合:中澤マイケルvsGENTARO。
外部参加者はGENTAROのみ、この中から両国のメインの挑戦者枠に入る一人が決まる(決勝は6/28)。王者枠はHARASHIMAか、KUDOか、矢郷か。



久々の三四郎集会(左写真)。チケットを買ってなさそうな薄い客を選んで声を掛けると、2人目の客が「3ヶ月前でカードも決まってなくて大丈夫なんですか?」と絡む。高木がムッとして「誰だよ?」と聞くと最初は「ただのファンです。」と言っていたが、実はその男、昨年両国での伝説的な不入りイベント「プロレスEXPO」実行委員長の大野禄太郎であった。「自分の体験を生かして両国に向けてのコンサルティングしましょうか?」という大野氏に高木は「お断りします。」大野氏が会場を去ると高尾宗磨練習生に「塩まいとけ!」

試合も盛り上がったが、この抽選会も盛り上がった。やはり「誰が両国のメインに?」というのは各人思惑・希望はあれど気になる話なんだな。



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