マッスルハウス8 5/4 後楽園ホール大会その4
休憩明け、亜門が頬を押さえながらリングに(右写真)。「いってー殴られたー。お前ら出て来てー。一人にしないでくれー。」
みんな頬を押さえて出てくる(左写真)。
亜門「ちょっとスッポンスッポン言い過ぎたな。」誰に殴られたんだろう?
坂井「すみませんでした。」
亜門「俺に謝るなよ。スポンサーさんに謝れよ。」
坂井「会場にお越しのプロレス団体のスポンサーをやっているであろう方々。すみませんでした。」(右写真)
亜門「これにて一件落着。」
亜門「結局さ、スポンサーってさ、チケット買って会場に着てくれるお客さんだと思うんだよね。
アントン「逆転の発想、でもないですね。」
亜門「お客さんの見たいものを見せるべきではないかと。」
坂井「予定調和はいらないってことですね。」
亜門「実際のところスポンサーなんていなかったんだよね。一番大事なスポンサーはここにいるお客さんたちなんだよ。」
アントン「生活費全部見てくれるのがスポンサーじゃないんですか?一部女子プロみたいに。」
亜門無視して「後半はお客さんの見たい展開を見せようと思う。」
ディーノ「確かに今まで私たちは一方的に言いたいことやりたいことを押しつけてた気がするわ。」
趙雲「ファン不在、観客不在でやってたんですね。」
亜門「どうせ何やっても苦情は来るんだから、やっていいかどうか聞きながらやっていく方がいいんじゃないか?」
坂井「テレビも視聴者が人生の最後に何食べたいか聞いて問題にしてる番組ありますよね。うな重とかそんなこってりしたもん、最後に食べたいですか?」
アントン「で、何をやればいいだろう?」
亜門「お客さんに聞けばいいじゃないか。」ペドロさんに「この後どういった興行みたいですか?」
坂井「この方は出演者側の人間です。」
亜門「いつも黙って聞いてるからお客さんかと思っちゃった。一応用意した展開があるから。お前らが借金背負ってるって言う設定は一応生きてる。大家はそれで雪だるま式に借金が増えて、大家が頑張って債務整理してリング上で彼女にプロポーズするって流れをビデオで流すわ。」
煽りビデオスタート。アントンの財布がなくなる事件が発生。疑われる大家(左写真)。
確かに借金はしてるけど泥棒はしていないと主張する大家(右写真)。
しかしこの事件がリング上での血で血を洗う抗争に発展する(左写真)。
試合で大家を叩きのめすアントン(右写真)。
見事フォール勝ちを収めた後(左写真)も攻撃をやめないアントン。
その時
趙雲子龍が入ってきた!(左写真)
しかし趙雲も大家に蹴りを見舞う。趙雲は反大家軍の一員だったのだ(右写真)。
その時飯伏幸太が!(左写真)
飯伏は大家にジャーマン(右写真)。
飯伏も反大家軍の一員だった(左写真)。
大家「後楽園でお前等まとめて勝負してやる!」
「楽屋泥棒の意地」って・・・泥棒は確定事項なのか?
しかしここでビデオは終了。
亜門が坂井に「中途半端なとこで終わってないか?」
坂井「いや今回自分作ってないんで。」
亜門「じゃあ誰?」
坂井「佐古さん・・・」
亜門「そうだよな。お前じゃ納期間に合わないからな。佐古さん!大家の相手は誰なんですか?」
佐古氏「いや、カード聞いてないんで。」(右写真)
亜門「え?映像作る人がカード決めてるんじゃないんですか?」
佐古氏「僕らはカード決める立場にはないんで。」
坂井「亜門さん、そういうのはマッスルだけです。」(左写真)
亜門「あ、そうなの?じゃあ他の団体は誰が決めてるの?」
坂井「亜門さん的立場の人・・・」
亜門「俺は決めらんないよ!」
亜門「佐古さん決めてくださいよ。」
佐古氏「僕はそんなことできませんよ。」
亜門「じゃあ仮に佐古さんが決めるとしたら、誰が大家と闘うのがいいと思います?」
佐古氏「一番遺恨の深いアントーニオ本多さん。」
亜門「坂井は誰がいいと思う?」
坂井「趙雲が、大家と同じ大学の同じサークルなんですよ。だから大家は趙雲に対してだけはいつも本気で切れる。」
いやーな展開にあせる趙雲(左写真)。
亜門「俺だったらディーノかな。ディーノだったらどんな凡庸な相手でも試合できる。そちらのお父さんは?」
ペドロ「私は大家のライフプランニングの相談を受けてるんですよ。ここは墨自ら引導を渡したいと。」
アントン「お客さんが決めればいいんじゃないですか?」
坂井「1000人からどうやって聞くんですか?」
亜門「お前視聴率の理論知らないの?視聴率40%の番組って1億2千万人の40%が見てることになってるけど、任意に選んだ1万人のデータを使ってるんだよ。統計学だよ。」
亜門「それをこの会場に置き換えるとだな、1000人から任意に10人選べば統計上ここにいるお客さんの総意ってことになるんだよ。」
チケットの半券から任意に10人選んでスケッチブックに書いてもらうことにする(右写真)。
選択肢はA.アントン、B.趙雲、C.ペドロ、D.ディーノの4つ。
抽選中(右写真)。
一人目。坂井が聞きにいく(左写真)。
高山vs鈴木の三冠戦を主張する男(右写真)。この顔は・・。
鈴木みのるだった(左写真)。
するとなぜかメカマミーが姿を現す(右写真)。
鈴木とは因縁深いメカマミーは一直線に鈴木のもとへ(左写真)。
殴りかかる(右写真)。
鈴木も反撃(左写真)。
もみ合いながら客席を移動(右写真)。
メカマミーを通路の壁にぶつけた鈴木、席に戻ろうとする(左写真)が、メカマミーは再び襲い掛かり鈴木をどこかに連れて行く。
突然メカマミーの飛行映像が(右写真)。鈴木を連れてどこへ行く?
あっけに取られたマッスル戦士たち(左写真)。しかし大家の相手を決めなきゃいけないので開票を続行。
一人が「どーでもいい」と書いた以外全員「B.趙雲子龍」と書いていた。この圧倒的お客の支持により大家の相手は趙雲に決定。転げまわる趙雲(右写真)。
その5へ。