DDT第1回かくし芸大会プロレス 1/3 後楽園ホールその3
第二演目 イタリアン・フォー・ホースメン&ベルトハンター×ハンター合同公演
奇才アントーニオ“ルノワール”本多監督がDDT事務所にイタリアン・フォーホースメンとベルトハンター×ハンターを呼んで映画の企画会議。奇才はおとぎ話がやりたいらしい(右写真)。
何かと言うとこのイタリア国旗と字幕、効果音で奇才のセリフを強調(左写真)。
今までのおとぎ話にはリアリティが無いと主張する奇才監督。聞く高梨(右写真)。
例えば桃太郎が鬼退治に行くが、猿とキジと犬で鬼が倒せるか?と力説(左写真)。
後世に残るおとぎ話を作るにはベルトハンター×ハンター、とりわけディーノが必要だと言う(右写真)。
なぜならばそのおとぎ話のタイトルは「ホモ太郎」(左写真)。
「自分が主役でいいんすか?」と聞くディーノに奇才は「お前がホモ太郎だ!」と断言(右写真)。まあそうだろう。
「ホモ太郎」には単なる桃太郎のパロディ作品ではなく、世界各地のいろんなおとぎ話、シンデレラとかみにくいアヒルの子とかドラゴンボールとかの要素を入れたい、と語る奇才(左写真)。
さらにジェンダーを越えてそっちのコミュニティにもアピールする、と。そして奇才も「実はコッチ」とカミングアウト(右写真)。
イタリアン・フォーホースメンとベルトハンター×ハンターがガッチリ握手(左写真)。
第二演目「ホモ太郎」スタート。(右写真)
奇才がリングに。「こんにちは、ジャン・リュック・宗一郎です。」(左写真)名前変わってるし。
懐かしのキング・ポコダのコスチュームに身を包んだ高梨が川と思われるブルーシートをセッティング、リングに座る(右写真)。
そこに佐藤光留演じるおばあさん、おじいさんがDVに耐えかねて山に芝刈りに出た間に川に洗濯に(左写真)。
奇才の無茶振り(すべて奇才監督が読み上げた台本に従って演者は動く)で「餅を食べる金本浩二」のモノマネ(右写真)。
そこにホモ太郎が「ドンムラコドンムラコ」と流れてくるが(左写真)あまりに高速で流れて行ったためおばあさんは気づかない。
ホモ太郎はバツの悪い顔をして(右写真)最初の位置に戻り、今度はゆっくり流れる。
「腹が減っていた」というおばあさんは流れてきた桃にむしゃぶりつく(左写真)。
うわあ。(右写真)
そこに現れたのは桃太郎(左写真)。
桃太郎は「鬼ヶ島に行く途中できび団子を落としてしまったのでその桃を分けて欲しい」とお願い、しかしおばあさんは「ビタ一桃くれてやらない」と断固断る右写真)。
おばあさん「もしもルパン三世を金本浩二が演じたら」のモノマネ(左写真)。
続いて「もし冨宅飛駈がゲイだったら」のモノマネ。これが絶妙(右写真)。
「私の名はシンデレラ。将来はアパレル業界で働きたい。名前はまだない。」(左写真)いやシンデレラって。
桃を期待したのにシンデレラだったのに怒ったおばあさんと桃太郎は共闘体勢(右写真)。
2人で攻撃(左写真)。
シンデレラ反撃(右写真)。
シンデレラ桃太郎を男色ドライバーの体勢に(左写真)。そこに銃声。
撃ったのはデューク東郷(右写真)。
東郷(読むのは監督)「アンタが今回のクライアントだったか。クライアントが危険になったのでつい撃ってしまった。」(左写真)
奇才「まさにシンデレラが死んでれら。」(右写真)
そして「完」(左写真)。まさかのダジャレオチに客からは「えー」の声。
高梨がクレーム。「なんだよこれ!だいたいオレこうしてスタンバイしてたのに出てないじゃん!」
奇才「出す予定だったけど時間の都合等でやむなくカット。」(右写真)
奇才「あっ、これを見ろ!シンデレラのチン出てら。」
高梨「シモネタかよ!」(左写真)
そしてまた「完」。(右写真)。
奇才「あっ、これを見ろ!」(左写真)
「シンデレラの上にモッツァレラ!」(右写真)
「完」(左写真)
「これは、シンデレラならぬケン・パテラ!」(右写真)
高梨「なんだよこれ!やっぱりお前らとは一緒にはやれねえ!3vs3で勝負だ!」(左写真)
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