DDT NON-FIX "4.21" 1st RING大会その6



第6試合 イタリアン・フォーホースメン帰国試合
フランチェスコ・トーゴー、アントーニオ本多、ササキアンドガッバーナ vs KUDO、飯伏幸太、ケニー・オメガ

フランチェスコ・トーゴー入場(右写真)。

アントン腕をワイパー上に動かすと「このワイパーは!俺たちの涙をぬぐうためのもんじゃねえ!イタリアン・フォーホースメンとの別れを惜しむファンの涙をぬぐうためのもんでもねえ。このワイパーは、お前らの血をぬぐうもんだ!」左写真

アントンの号令で試合開始、トーゴーがKUDO、アントンが飯伏を場外に落としリング上にはガッバーナとケニー(右写真)。

ガッバーナパンチ連打(左写真)、ケニーも打ち返す。ロープワークからケニーはリープフロッグでガッバーナをかわしてホイップに行くがちょっと失敗。ガッバーナが逆にホイップ。アントンと飯伏にタッチ。

アントンヘッドロックからカニばさみで倒して足取ると4の字に。トーゴーとガッバーナ入ってダブルの腕十字。早くも「1、2、3、」「フォー!」2回(右写真)。アントンはガッバーナにタッチ。

ガッバーナストンピング、ロープに振ってエルボー、カウント2。スリーパーに、トーゴーにタッチ。トーゴーロープに飯伏の顔面こすり(左写真)。

トーゴーナックル(右写真)、飯伏はエルボーで返す。打ち合いから飯伏ミドルキック、KUDOにタッチ。

KUDOガットショット、首投げからチンロック(左写真)、さらにチキンウィングに。

トーゴー切り返そうとするが(右写真)KUDOは一回転させて元に戻す。KUDOヘッドロック、ケニーにタッチ。

ケニーコーナーに振って串刺しエルボー、首投げから後頭部へのドロップキック(左写真)、カバーはガッバーナがカット。ケニー飯伏にタッチ。5分経過。

飯伏首投げからサッカーボールキック(右写真)、カバー、カウント1。飯伏スリーパー、トーゴーは下から蹴ってブレーク。飯伏ストンピング、ロープに振ってドロップキック。コーナーに上ってフロッグスプラッシュ、カバーはアントンがカット。これだけトーゴーが捕まるのも珍しいな。と、見るとトーゴーは右の拳にバンデージ。いつもしてたっけ?しかも痛そう。飯伏はKUDOにタッチ。

KUDOトップロープ越えのダブルニードロップ(左写真)、カウント2。

KUDOニーリフト2発、ボディスラムから倒立式ダブルニードロップ(右写真)、カウント2。ケニーにタッチ。

ケニーコーナーに振る、トーゴー切り返すが突っ込んだところにケニーはカウンターのフライングネックブリーカードロップ。ケニーは飯伏を呼び込む。トーゴーをコーナーに振ってまず飯伏が串刺しエルボー、そしてケニーが走る、トーゴーは飯伏を踏み台にして突っ込んできたケニーにフライングラリアット(左写真)、アントンにタッチ。

アントンは3人にパンチ連打(右写真)。

ケニーもパンチ打ち返す(左写真)。

ロープワーク、アントンテーズプレス(右写真)からフォアアームドロップ、カウント2。

アントンロープに振る、ケニー切り返してコタロークラッシャー(左写真)、カウント2。飯伏にタッチ。10分経過。

飯伏エルボー(右写真)、打撃コンボからローキックをかわしたところにその場跳びムーンサルト、アントンはヒザを立ててブロック、ガッバーナにタッチ。

ガッバーナはコーナーからクロスボディ、カウント2。ロープに振る、飯伏切り返す、ガッバーナコルバタ(左写真)からエビ固め、カウント2。

バックの取り合いからガッバーナがジャーマン、飯伏着地してミドルキック連打、オーバーヘッドキックから高速ジャーマン(右写真)、カウント2。飯伏ハイキック、ガッバーナもジャンピングハイキック、両者ダウン。KUDOとトーゴーにタッチ。

KUDOミドルキック、トーゴーキャッチ。KUDOスピンキックでトーゴーを場外に落とすとトペ・スイシーダ(左写真)。

続いてガッバーナがトップロープノータッチのトペ・コン・ヒーロ(右写真)。

飯伏が飛ぼうとするとアントンが妨害。しかし飯伏はアントンを場外に落とすとケニーとクロススラッシュ(左写真)。KUDOとトーゴーがリングに戻る。

エルボー打ち合い(右写真)、KUDOロープに飛ぶ、トーゴーラリアット。トーゴーコーナーに振って突っ込む、KUDOかわしてハイキック。

KUDOコーナーに振って8×4(左写真)、コーナーに上ってダイビングダブルニーアタック、トーゴーかわす。

トーゴーラリアット、KUDOかわしてバックスピンキック、コーナーに上ってダイビングダブルニーアタック、今度はヒット(右写真)、カウント2。

KUDO胸板にキック連打(左写真)、バズソーキックからカバー、ガッバーナがカット、そのままKUDOを場外に出す。15分経過。

ゴールデンラヴァーズが入りトーゴーに波動拳ジャーマン(右写真)、松井レフェリーは試合権利はKUDOにあるとしてカウント取らない。

ゴールデンラヴァーズは構わずPKこころα(左写真)。

コーナーに上ってゴールデンシャワー(右写真)トーゴーかわしアントンとガッバーナが2人にそれぞれトラースキック。

アントンとガッバーナがゴールデンラヴァーズを肩車してダブル(イタリアン)インパクト(左写真)。ゴールデンラヴァーズは場外エスケープ。

KUDOがコーナーからミサイルキック、ガッバーナにもバックスピンキック。コーナーに詰めてトーゴーにストンピング連打(右写真)。

KUDOコーナーに飛ぶ、アントンがイタリアンパウダー(左写真)。

ガッバーナイタリア式DDT(右写真)、アントンがコーナーからのダイビングフィストドロップで続く。

そしてトーゴーはぺディグリーからダイビングセントーン(左写真)、カウント3。

トーゴー(17分13秒 ダイビングセントーン)KUDO

トーゴーが「親戚の技」を使ったのは自分が見てる限り初めてのような気がする。

後頭部へのダメージでなかなか立ちあがれないトーゴー(右写真)。

2人が肩を貸してようやく立ち上がる(左写真)。

引き続きイタリアン・フォーホースメン帰国セレモニー。抗争相手の高木、大鷲、高梨が花束(右写真)。今日に関しては高木への急所攻撃も「また騙されたー」もない。

アントン「少し長くなりますが、こないだイタリアに里帰りしたらPIZAみちのく選手がいまして、シングルですごい試合やってました。試合後キツい、若いもんがやるもんだ、と。イタリア軍は楽しかったねーって。徒党を組んでちょこちょこってやって、ちょこちょこってスカして、ちょっと悪いことやって、これがプロレスだよなーって。ビビったよアントン、一日で『パーフェクト』定着させたもんなって。私もイタリアン・フォーホースメンという道を通して素晴らしい師匠とともに、素晴らしい仲間と徒党を組んで、わーっとやって、ばーっとスカして、ちゃーっと悪いことやって、これがプロレスだよなーって、こんな風に思うことがよくありました。」左写真

アントン「まあ、今日を以て私がプロレスを引退する訳ではないんですが、一つの何か大きな流れがまた違うガンジス川へと流れ込んでいくのだと・・・ガンジス川ってなんですか?」右写真)アントン自分で笑う。
「俺って面白いなあ。まあ俺が言いたいのは、自分は本当に超楽しかったです。何べん繰り返してもいいと思います。生まれ変わったらイタリア軍再結成しましょう!アメリカ行ってタリー・ブランチャードを入れましょう!あいつヒマみたいだから。我々は今日で終わりだけれども、この番組は続く。来週から、フランチェスコ・トーゴーの親戚ディック東郷がDDTに帰ってくる!ササキアンドガッバーナの親戚佐々木大輔が『北の国から』を見るのをやめて参戦する。そしてアントーニオ本多は無駄に来週もいる。」

「それがどういうことかわかるか?上がってきたらぶっ殺すぞ!ガンジス川に放り込んでやる!死体と一緒で気持ち悪いぞいいか!俺達は何でもやる!お前らを川にぶち込むし、お前らの足首にコンクリート詰めて日本海に落す!なぜだかわかるか!なぜならば俺たちが本物のマフィア、日本語で言えばヤクザ。俺たちがイタリアの種馬、俺たちがイタリアン・フォーホースメン!」三色の紙テープに包まれて最後のポーズ(左写真)。

オリジナルのと再結成バージョン含めたらどのくらいの長さになるだろうか?タッグチームではなくてユニットとしてはDDT最長かも。その核はまぎれもなくトーゴーとアントン。イタリアン・フォーホースメンはもうおそらく見られないが、その代わり来週からのディック東郷を残り1年間、できる限り見ていこう。



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