DDT “時の流れに身を任せ” 6/3 1st RING大会



試合前に公開記者会見ということで高木がリングイン(右写真)。

イスも机もないままiPhone片手に決定事項の発表(左写真)。まず、7/4の博多スターレーン大会の前日の3日に唐人町(とうじんまち)商店街でKO-Dタッグ選手権を行い、試合と反省会の模様を天神・大名WiFi化協議会の協力でUstream配信する、と。そして4日のスターレーン大会だが、「どっか一緒にやってくれるだろう」という甘い見通しで会場押さえたがどこも一緒にやってくれないので単独開催になりそうだ、それは危ないということで合同開催で夜にやってくれる団体を募集する、という切実なお願い。費用負担は6:4、何なら7:3でも可、と。1ヶ月前でいるのかなあ・・・。


ダークマッチ(5分一本勝負)中澤マイケル vs 入江茂弘

19時30分スタート。ダークマッチというのにマイケルがマイクを取る(右写真)。「入江、この試合勝ちたいか?」で始まる30日のHARASHIMA戦と全く同じパターン。

マイケル「俺はもうヤゴウさんにも捨てられ、モチベーションを失った。両国での肛門爆破の前にケガもしたくない。だからヤングパワーファイターに勝ちを譲ろうと思う。」マイケル寝る(左写真)。

マイケル「さあ木曽、ゴングを鳴らせ。」木曽大介レフェリーは今日がデビュー戦。デビューまで2年かかったそうだ。悩む入江(右写真)。

入江は一度フェイントをかける、案の定マイケルは急所打ち的な動き。マイケル「今のはなしね。」これで意図を見破った入江はロープに飛んでテディベア(左写真)、木曽レフェリーカウント、マイケル2で返す。返すなよ。

マイケルは場外エスケープ。木曽レフェリー初場外カウント(右写真)。マイケルは入江が下に降りるとリングに戻り、リングに戻ってくると場外に逃げる。

入江を場外マット上に立たせ、マットを引っ張ることで倒す(一度失敗したが入江に頼み込んでやらせてもらった)とジャケットで乱打、さらにマットで簀巻きに(左写真)。リングアウト勝ちを狙うが入江戻る。残り試合時間3分。

エルボーの打ち合い(右写真)、マイケルエルボー連打してロープに飛ぶ、入江カウンターのショルダーブロック。

入江背中にパンチ(左写真)。

首投げからWARスペシャル(右写真)、マイケルロープ。

入江ロープに振ろうとするがマイケルは「やだー!」と嫌がる(左写真)。

それでも無理やり振るとマイケルは切り返して肩に担ぎバックフリップ(右写真)。

コーナーに上ってダイビングショルダーブロック(左写真)、カウント2。

マイケル3ポイントダッシュからスピアー、入江受け止める(右写真)。

ネックロックからブレーンバスター(左写真)。残り1分。

入江キャメルクラッチ(右写真)、一旦リリースして背中にボディプレス、そしてもう一度キャメルクラッチ、しかしマイケル粘ってタイムアップ。

(5分 時間切れ引き分け)

最近DDT勢のキャメルクラッチはみんな片腕だけを固める「正調」に変えてるようだ。


サムライTVのマタローディレクターが5/23の高木vsヤゴウ戦の映像が盗まれたままで今日放送予定の「ドラマチックファンタジア」にも入ってないことについて高木に相談(左写真)。高木「今日の試合で取り返してセンター持って行けばいいでしょ?」


マイケルが寝っ転がったままのリングにディーノ(右写真)。予告通り両国で何をやりたいかを聞く会の開催。「負け犬ども、入ってらっしゃい!」

トーナメントで負けた選手+最初から出てない松永とポイズンがリングに。マイケルもそのまま参加(左写真)。

全員正座させられる(右写真)。ディーノはまず飯伏の「やりたいこと」を聞いてきた、と。「今動いている最中で近いうちに発表したい」と。「今動いている」とは当然新日のジュニアがらみだよなあ。ベスト・オブ・スーパーJrに優勝して丸藤のIWGPジュニアに挑戦となるか、ケニーとのタッグでIWGPジュニアタッグに挑戦となるか全く別の内容か。

ディーノ「ベルト持ってる人!」高木が当然立ち上がる。
高木「わかったよKO-Dタッグやってやるよ。でもリングではやらない。両国の外の相撲博物館前とか壮大な路上タイトルマッチをやってやる!」
ディーノ「それは両国サイドは知ってるの?」
高木「先程却下されました。」
ディーノ「できないこと言ってどうするの?普通にタイトルマッチやればいいじゃない。」左写真
高木「タッグタイトル狙っている奴たくさんいるし、両国まで持ってるかどうか・・・。」

ディーノ「ヤゴウ公国軍とタイトルマッチやればいいじゃない。」
高木「両国でそんな汁試合!だいたいそこまで引っ張るつもりもないよ。」
ディーノ「私も正直そんなに長くやるもんじゃないと思ってる。」右写真

そこに星誕期「あいつら、人の名前勝手に使ってモビルアーマーとか許せない!あいつと両国でシングルやらせてください!」
ディーノ「バカじゃないの?確かに相撲の世界では十両まで行って、それは凄いことだと思うけどアンタのプロレス界での実績はプロレスEXPOだけでしょ?それが両国でシングルって。」
高木「そんなプロレスEXPOだけなんて可哀想な。今日俺と誕期さんが組んで、映像取り返してあいつらとは終わらせる。」左写真


マイケル「俺も入れてください!あいつら、俺を犬のように捨てやがって・・・」右写真
会場の冷たい反応もあり高木は「俺もお前を犬のように捨てるから。」
マイケル「ヤゴウ公国軍の内情を知る人間はいらないんですか?」
高木「いらない。」
ディーノ高木に「じゃあ準備があるだろうから行っていいわよ。」高木と星誕期退場。
そしてマイケルには「今日ってダークマッチやったでしょ。あれが会社からのメッセージだと思って。そんなあからさまに肩叩けないじゃない。去れ!」マイケルも退場。

ディーノ「さて、この中で、どんな些細なのでもいいからベルト持ってる人?」誰も手を上げない(左写真)。
ディーノ「先生は残念です。この中に嘘をついている人がいます。みんな目をつぶって。今なら先生怒りません。もう一度聞きます。この中でベルト持ってる人?」やっぱり誰も手を上げない。

ディーノ「そうか・・・」ディーノは「バカヤロー!」とKUDO、ウラノ、アントンにビンタ。3人驚いて立ち上がる(右写真)。あ、この3人は。
ディーノ「まだ胸に覚えがない?」KUDO力強くうなづく。
ディーノ「これを見てもまだシラを切れるかしら?プロレスラーって頭打ち過ぎて物覚えられないから、私もあるサイトを代わりに利用しているの。」スクリーンにはiPhoneを操作する様子が。見覚えのある、というかまあここだ。

ディーノ「この中に『DDTタイトル史』というのがあってDDTのすべてのタイトルが紹介されてるの。」LIVEで「DDTタイトル史」を開く(左写真)。

その「自由が丘広小路会認定6人タッグ選手権」の項に3人の名が(右写真)。


ディーノ「アンタたちは自由が丘をバカにしてんの?謝れ。プロレス界にはいいから自由が丘に謝れ。」
3人「すいませんでした。」
ディーノ「タイトルホルダーとしての自覚は芽生えた?両国で防衛戦やってもらいます。」
ウラノ「両国で自由が丘の?」左写真
ディーノ「両国でやりなさい。」
すると坂井が「あのー、自分もタイトル持ってました。自由が丘の下の日本海6人タッグ、あれ僕でした。」
確かに坂井は「日本海6人タッグ選手権」の初代王者であった。

ディーノ「アレはアンタが新潟で興行やるときにハク付けるために作ったタイトルでしょうが。ベルトはあるの?」
坂井「ベルトはないですけどトロフィーが。」
ディーノ「アンタはいいとして、パートナーのO.K.RevolutionとかMr.Strawberryとかはどうすんの?」
坂井「これは暴露的な話になってあんまり好きではないんですけど、そこにいる大家売店部長は世を忍ぶ仮の姿で、ディーノが来る前はイケメンレスラーO.K.Revolutionだったんですよ。Mr.Strawberryも世が世ならDDT代表としてディファカップとかにも出てたんですよ。世が世なら。Mr.Strawberryについては短い映像がありますのでそれを。」まずはMr.Strawberryが活躍していた2003年に何があったかを手短に(右写真)。

そしてMr.Strawberryの活躍する姿が(左写真)。背格好から中の人は高木であるという疑いも出たがウソ発見器による判定でもそれは否定された

しかしMr.Strawberryは2003年7月24日に坂井に「ピンチになったらこの笛を吹けば私はまた現れるだろう。」とピンクの笛を坂井に渡して去っていった(右写真)。映像終了。

坂井「鈴木みのる戦でも、大仁田厚戦でも、大谷晋二郎戦でも吹かなかったんですよ!」
ディーノ「どうして?」
坂井「だってシングルだから入って来たら反則になるじゃないですか。」左写真

坂井「今こそがピンチじゃないかと思います。」
ディーノ「そう?」
坂井「両国のカードも全然決まってないし。」
ディーノ「それがピンチだったらだいたい年中。」
坂井シャツの下から笛を取り出すと「ずっとコスチュームに入れてました。僕がこの笛でMr.Strawberryを呼びます。」右写真
ディーノ「じゃあこうしよう。両国では自由が丘とダブルタイトルマッチで。」

これにはウラノが反駁。「根本的に無理でしょう。Mr.Strawberryの中の人、高木さんでしょ?高木さんはKO-Dタッグやるって言ってるし、二試合やるとは思えない。」左写真
坂井「高木さんだったら頼まない。高木さん何もしてくれないもん。今日高木さんが1試合やって、それでもMr.Strawberryが出たらいいわけだな。」
言葉を失ったウラノに代わりアントンが「OK。今日はこの青年と俺が組んで2人でお前と闘う。で、それを吹いてMr.Strawberryを呼んでこい。」

ディーノ「今日試合で証明できたら両国でダブルタイトルマッチね。」ウラノ、アントン、KUDOが退場。 坂井笛を持ってポーズ(右写真)。坂井も退場。

ディーノ「問題は残りです。私たち両国に向かって進んでるけど、両国が終わりじゃない。むしろその先を目指すって意味でタッグの次期挑戦者決定戦をやるってのはどう?」まずSuicide Boyzを指さして「アンタたちはまあ決定かな。」
ディーノ「他にタッグのベルト欲しい人?」全員が手を上げる。
ベルトハンター×ハンターの佐藤&石井をディーノは承認(左写真)、2人退場。

大鷲が手を上げる(右写真)。「班長」コールに「心ない声が出てますが、あのベルト以外なら何でも欲しいです!」

ディーノ「鷲関も、両国に対する想いって言ったら誕期さんと変わらないくらいあるのよね。それを思ったら、去年はごめんなさい。HARASHIMAがもう決まってるから安部ちゃんと出るのね。」左写真

松永が「タッグと言ったら俺たちでしょう。」
ディーノ「なんかリングで実績、あった?」右写真
松永「俺のプロレスの先生って言ったら澤田さんですよ!」
ディーノ「じゃあ今日この2人(Suicide Boyz)とやって。それ見て判断するから。」

最後に一人残された佐々木(左写真)。
ディーノ「アンタフリーよね?去年は両国出たっけ?」佐々木首を振る。
ディーノ「親戚とかから聞いてない?楽しかったわよ〜。出たいわよね?」佐々木うなづく。
ディーノ「よし、アンタのことはアタシに任しといて。悪いようにはしないから。その代わり、今夜空いてる?」場内暗転。すでに20時10分。



その2へ。