DDT “両国ピーターパン2010 〜夏休み ああ夏休み 夏休み〜” 7/25 両国国技館大会その12



ディーノとHGはパンチの打ち合い(左写真)、ディーノがHGの足にキック、HGダウン。

ディーノ「立て!立て!」右写真)HGは立ち上がるとトラースキック、カウント2。

両者立ち上がる、ディーノがバック取る、HG急所蹴り(左写真)。

HGエビ固め(右写真)、カウント2。

HGトラースキック、ディーノかわして足をすくうとクロスヒールホールドに(左写真)、HGロープ。

ディーノが泣いている(右写真)。

ディーノはひざまづいてHGに攻撃させる(左写真)。

HGチョップ(右写真)、

HG逆水平(左写真)、

エルボー(右写真)。

ディーノは足にキック(左写真)、カバー、カウント2。

フィニッシュをためらうディーノに奇しくも今大会を足のケガで欠場した高梨と大家が「ディーノさん、迷うな!決めろ!」と声を掛ける(右写真)。この2人からその言葉は重い。「当然自分がリングに上がっていたら足を攻められるのは覚悟の上」ってことだから。

ディーノは意を決してヒザ十字に(左写真)。

しばし耐えていたHGだがついにはタップ(右写真)。

ディーノ(14分13秒 ヒザ十字固め)HG

ディーノ「やってみるまでどんな試合になるかわかんなかった。今のアンタを受け止められてアタシは幸せです。15年前、アタシが大学に入ったばかりの時、アンタはリングの上で輝いてた。リングの下でずっと見上げてた。アタシがプロレスに入った時には、アンタはお茶の間のスター。なんでいつまで経っても追いつけないのか?と思ってた。でも、今のアタシにはこの両国国技館と、すてきな仲間がいる。今のアタシにはアンタに対するコンプレックスなんて何一つない。今日はそれが確認できて良かった。」左写真)。

HGはコーナーに座り込んだまま聞く(右写真)。

ディーノ「アンタがケジメをつけないでプロレスを辞めると聞いて、そうさせるわけにはいかないって。そう思っているのはアタシだけじゃないの。これ見てちょうだい。」

スクリーンには天龍からのメッセージビデオ(左写真「おい、HG、元気か。お前プロレスやめちゃうのか?俺はお前の、プロレスに一所懸命打ち込む姿が本当は好きだったんだ。HG、RG、お前たちと大阪でやった試合は楽しかったなぁ。お前たちにとってはいい供養だよ。お前が戻ってくる気があるのならいつまでも待ってるからな。万全にしてまた闘おうぜ。」

ディーノ「HG、いや住谷さん、アンタまだプロレスラーでしょ!自分の足で立ちなさいよ!」
HG立ち上がる(右写真)。
ディーノ「今回DDTすごくケガ人が多くて、ケガで引退するって言うけど、ケガで心が折れて引退するって本当にイヤ。いつまでも待ってるから心はプロレスラーでいて。アタシはまだ、アンタの口からプロレスやってて良かったって言葉聞いてない。」

HG「こんなイチ芸人の俺にありがたい言葉の数々、感謝しきれません。本当にディーノさんの熱い思いで股間もチャックも全開ですよ。俺はプロレスラーって言ってもらうのが申し訳ない、プロレス好きの芸人です。でもどんな芸人よりもプロレスをリスペクトし、愛してリングに上がってました。その気持は今までもこれからも変わっていません。」左写真

「本当はケガが完治して、万全な状態でこの対決したかったんですけど、まだ時間がかかりそうです。いつになるかはっきり言えないですけど、ケガが治るまではいちプロレスファンに戻ってプロレス界を盛り上げるために協力していきたいと思います。だから、みなさんもプロレスをもっと盛り上げるために、会場に足を運び、拍手して、一体となって盛り上げましょう。プロレスやってて良かったです。」右写真

ディーノ「これでアタシがプロレスやめるって言ったら面白いわよね。まだまだこの闘いはスタートってことでいいんじゃない?またいつか、このリングで会いましょう。」左写真

2人で「プロレス、フォーッ!」右写真

そしてまた2人でキス(左写真)。BGMもまた「愛のメモリー」。

ディーノがロープを広げて出してやる(右写真)。花道は肩を組んで。

RG「空気読まなくてゴメン。フザケてるみたいでゴメン。本当にDDTありがとう。感謝の意味を込めて『DDTあるある』を歌います。」左写真)しかしマイクが切られ、リング上は暗転しメインの煽りVがスタート。



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