神実況トークライヴU 2/25 ロフトプラスワンその2



プロになってからはドン・マエストロがアメプロ狂でよく仲間内でそういう話をしていたら、ディック東郷が「ジェリー・ローラーがいい」と言いだした。そこでつながった、と。ここでアントーニオ本多が選ぶアメプロ特選映像、ケビン・フォン・エリックvsロン・スター(右写真)。「なんでジェリー・ローラーじゃないのか?」と聞かれると「ジェリー・ローラーの試合見たらみんな影響受けちゃうから。みんな明日ワンショルダー買いに行っちゃう。東京にワンショルダーは俺一人でいい。」

若き日のケビン・フォン・エリック(左写真)。まだ裸足になってない若手の頃。現地実況アナウンサーの発音ではケヴィン・ヴァンネリック。

ロン・スターがグラウンドヘッドロック(右写真)。この手の攻防が延々と続くので早送りで鑑賞。ケビンのヘッドロックの返し方が基礎中の基礎なので、ほんとにデビューしたばっかりだとわかる。得意のドロップキックもそれほどの高さがないし。

ファイヤマンキャリーで担ぎあげるとケビンをコーナーに置く(左写真)。

ケビンの永田式腕固め!(右写真)ロン・スターは足をすくって返す。アントン「永田さんと対戦することがあったらこうやって返します!」

ロン・スターがキーロック(左写真)。何回も前転して相手の腕を責めるが最終的には回転した結果ケビンの足がロープに届く。アントン「なんとも牧歌的ですねえ。」

ようやくダブルアームスープレックス、ブレーンバスターの大技が出たかと思うと双方ボディプレスの自爆で15分時間切れ引き分けに。アントン「味わい深い!」右写真

続いてアントンの秘蔵品オーディションオークション。最初は大学時代に製作した絵本(左写真)。

村田さん一読して感心する(右写真)。

村田「これは凄い。いくらからスタートしますか?」左写真
アントン「実費がかかってるんで・・・300円から。」
しかしあっという間に値が吊り上がり、最終的には5500円に。「男色ナイトメア立場なし!」

続いてはジャン・リュック・宗一郎監督作品、「エスケープ・フロム・フレンチカンカン」。ちょっとだけpreview(右写真)。

主演は2月いっぱいで愛知の実家に帰る藤岡典一(左写真)。

特にストーリー展開しないままpreview終わり(右写真)。

しかしこれも8000円の値がつく(左写真)。あまりにもいい作品なので1年後くらいにアントンの生活費がなくなったら一般にも売りに出されるそうだ。

続いてはA.YAZAWAのサスペンダーに挟まれる権利(右写真)。

アントンがスクリーンの裏で生着替えしている間にオークション(左写真)。

A.YAZAWA登場、3000円で落札した女性の腕をサスペンダーで挟む(右写真)。

サスペンダーで自分の首が絞まる(左写真)。

鈴木健レフェリーのチェックが入る(右写真)。

そしてまた激しく踊り出す(左写真)。

でもまた絞まる(右写真)。

フィニッシュ(左写真)。

「映画を撮っての感想は?」と聞かれると「無理だな!と。これは気心知れた連中とじゃないとできないし、自分の考えを伝えるのにすごく時間がかかるし。典ちゃんだからできた。」右写真

汗をふくアントン(左写真)。
村田「それではそろそろ時間になりましたので、本日のシークレットゲストをお呼びしたいと思います。」シークレット・ゲスト?そんな話あったっけ?しかも10時40分に。

会場に「ENTRE DOS TIERRAS」が流れ、ディック東郷がステージに(右写真)。
村田「これはアントーニオ本多選手にも内緒でした!」

緊張したアントンはアントンカクテルを飲み干す(左写真)。東郷のことをつい「佐藤さん」と呼んでしまう。

緊張しっぱなしで黙り込むアントンを見て東郷は笑顔(右写真)。
東郷「デビューした時はあんなに細かったのに、今や体重では俺より上。」

こういう形で東郷を見れるのってすごく貴重(左写真)。

アントン「東郷さんがDDTに来なかったらプロレスを好きになってなかった。」右写真
東郷「表現力ある人間だからプロレスやっても伸びると思った。」
唯一の一騎打ちであるマッスルハウス2でのフランチェスコ・トーゴーvsアントーニオ本多戦については「これはアントーニオ本多のための試合をしようと思った、だからフィニッシュはこだわってパンチにした。」
アントン「断ち切るって意味でね。あれで自分の中では終わってたから手紙は蛇足。」

神実況コンビに「静かですね。」とツッコまれるアントン。
東郷が「いつもこんなもんです。DDTのM選手に関してはよくしゃべるけどね。」
アントン「三浦なつるです。」左写真

アントンをやさしく見守る東郷(右写真)。

いつも饒舌なアントンが東郷の前では全然ダメ(左写真)。

マッスルハウス2ではアントンからトーゴーへの贈る手紙があったが、今度はトーゴーからアントンへの手紙。キューバ軍のマネージャーを誰にするか考えていて、ふと見たマッスル4の映像でのアントンで起用を決めた話、東郷がDDTのコーチをしていた時、誰よりも熱心に練習に参加していて、周りからの「アントン良くなったな」という声を聞くと、弟子の一人だからうれしかったこと・・・(右写真

アントンがメタル・ヴァンパイアと闘ってる時はファンの人は笑いがなくてつまらなかったかもしれないが、自分にはアントンが成長したように見えた、と(左写真)。

じっくり聞くアントン(右写真)。

東郷が読み終えるとアントン一礼(左写真)。

東郷「俺は引退の時期を自分で決めている。そう長いことないだろう。その前にもう一度アントンとシングルをしておきたい。」
アントン「必ずディック東郷を超えたいと思います。僕には秘策があります。」右写真

涙するアントン(左写真)。

藤岡も呼び出されてあいさつ(右写真)。実家に帰るという話、あまり広まっていなかったようだ。

エンドロール(左写真)。文面は数年前に週刊プロレスに載った「週プロ野郎.txt」。朗読は村田さん。さすがナレーションが本業だけあって素晴らしい。BGMはバービー・ボーイズの「チャンス到来」。

次回は5/27(木)開催。ゲストは今林久弥 a.k.a.鶴見亜門。見に来ていた今林さんが亜門に変身してステージから告知(右写真)。終了は11時15分。



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