戦国武将祭 3/6 さいたまスーパーアリーナ



場内写真撮影禁止のため字だけです。

開始前にこのイベントに武田信玄役で出演予定だった郷里大輔氏への黙祷。

16時、蝶野正洋がステージに上りイベントの開始を告げる。続いてMOTOFUJIの太鼓演奏、G-Rocketsの演舞。総合司会の杏、フットボールアワー、大東俊介がステージに上りイベントの内容の説明。声優陣によるドラマの後試合、という形で進行するらしい。


戦ブロックT 川中島の戦い

リングに小杉十郎太(ナレーション)、ステージには草尾毅(真田幸村)と高塚正也(直江兼続)が。スクリーンにはゲームの名シーン。3人の生演技に会場が沸く。郷里さんもセリフもゲームから取ったものか流れていた。その後アクロバットダンスの後いよいよ試合に。ここから先試合の模様は武将名で書いてますけど、「わかりづらい」という方はレスラーバージョンの方をどうぞ。


武田信玄(武藤敬司)&真田幸村(KAI)vs 上杉謙信(小島聡)&直江兼続(カズ・ハヤシ)

カズの直江はウケがいい(以下あくまで自分の周りの反応)。小島の謙信はゲームのキャラがあまりに美男子で小島が頭巾かぶってると下膨れに見えるため失笑買っていた。入場時のコスプレを脱ぐとリングコスチュームは特別のハカマっぽいもの。村山大値レフェリーもハカマ姿。開始のゴングはなく代わりに太鼓。BGMに風の音。

先発は幸村と兼続。ロックアップ、幸村バック取る、兼続幸村の腕をひねる、幸村切り返す。兼続回転して切り返す、しかし幸村腕を離さずさらにひねる。会場からは「痛そう」という声が。新鮮だ。兼続キックでブレーク。ロックアップ、幸村ヘッドロック、兼続ロープに振る、幸村ショルダーブロック、兼続ネックスプリングで立ち上がる、幸村ロープに飛ぶ、兼続マットに伏せてよける、さらにロープワークからドロップキックの打ち合い。両軍タッチ。信玄と謙信リングイン、ロックアップでスタート。信玄がバック取る、謙信腕をひねる、信玄足をすくってレッグロックからアキレス腱固めに、謙信ロープ。再度ロックアップ、信玄ヘッドロック、謙信切り返してフェースロック、リリースしてエルボースタッブ。信玄は場外エスケープ。信玄は太鼓のとこまで行ってバチを両手に。会場大爆笑。さすがだ。レフェリーに注意され、バチを置いてリングに戻る信玄」。しかしすぐに幸村にタッチ。謙信も兼続にタッチ。幸村パンチ、兼続かわしてガットショット、コーナーに詰めて逆水平、対角線コーナーに振って突っ込む、幸村かわす。兼続バック取る、幸村切り返す。兼続コーナーに振って串刺しエルボー、幸村かわしてエプロンからハイキック、コーナーに上ってダイビングフットスタンプ、カウント2。レフェリーのカウントからちょっと遅れて太鼓が。幸村首投げからスリーパー、兼続ロープ。幸村は信玄にタッチ。信玄首投げ、ロープに飛んでエルボードロップ、そしてSTF、謙信がカット。信玄は幸村にタッチ。幸村パンチ、エルボー、ロープに振る、兼続ハンドスプリングオーバーヘッドキック、謙信にタッチ。謙信DDT、逆水平。幸村パンチ、謙信逆水平の打ち合い。謙信ニーリフト3連打、兼続にタッチ。2人でコーナーでキック、兼続は幸村の顔面をターンバックルにぶつけると対角線コーナーに振ってニールキック、場外に飛び出すがロープを使った逆上がりで戻って喝采を浴びる。幸村をカバー、カウント2。謙信にタッチ。謙信ガットショット、逆水平、コーナーに詰めて逆水平連打。すると周りの客から「あれってノアの人の技じゃね?」という声が。それは知ってるんだ。謙信コーナーに振って串刺しエルボー、観客に「行っちゃうぞバカヤロー!」と言わせてコーナーからダイビングエルボードロップ、幸村2でキックアウト。幸村エルボー、謙信チョップの打ち合い。謙信エルボー連打からローリングエルボー、ロープに飛ぶ、幸村カウンターのドロップキック。謙信ラリアット、幸村かわして延髄蹴り、信玄にタッチ。謙信がガットショットからコジコジカッター。さらにガットショット、信玄キャッチしてドラゴンスクリュー。入ってきた兼続にもドラゴンスクリュー、謙信にもう一発ドラゴンスクリューから足4の字幸村が兼続を花道に連れ出すが兼続は風車式バックブリーカー、リングに戻ってカット。謙信ラリアット、信玄ブロックして低空ドロップキックからシャイニングウィザード、謙信ブロックしてラリアット、幸村カット。謙信が幸村を場外に放り出す。信玄をコーナーに振って兼続が串刺しエルボー、謙信は串刺しラリアット、2人で合体カッター、兼続がコーナーからダイビングボディプレス、カウント2。謙信が幸村をロープに振ってラリアット、幸村かわしてトラースキック。兼続が信玄にガットショットからバック取る、幸村がスワンダイブミサイルキック。謙信と兼続はダブルでロープに振ってクローズライン、幸村かわして2人にドロップキック、場外に落ちた謙信にプランチャ。信玄は兼続にラリアットからシャイニングウィザード、カウント3。

信玄(13分1秒 シャイニングウィザード)兼続
※武田軍の勝ち。

やっぱ武藤はうまい。


MC勢がステージに。「歴女」として知られる杏が「実際には幸村と兼続は川中島の合戦の時には生まれていない。これは夢がありますねえ。」とコメント。夢壊してるような気も・・・。


戦ブロックU 本能寺の変

大塚明夫がナレーターとしてリングに。ステージには小杉十郎太(織田信長)、緑川光(明智光秀)、神谷浩史(浅井長政)、前田愛(お市)の4人。神谷浩史凄い人気。ゲームの長政も神谷によく似てる。またダンスが挟まって試合に。


織田信長(蝶野正洋)vs 明智光秀(AKIRA)

AKIRA、イメージを考えたか普段の顔へのメークはなし。レフェリーは松井幸則。BGMは雨音。

睨み合う両者、信長がいきなり張り手、光秀ダウン。しかし光秀はすぐにドロップキック2連発のお返し。光秀ロープに振る、信長切り返してラリアット、光秀切り返してフライングラリアット、信長場外にエスケープするがすぐに戻ろうとする、そこに光秀スライディングキック。光秀も場外に出てキック、花道に上がってチョップ連打、信長チョップ一発で返し先にリングに戻って得意のポーズ。そこに光秀がコーナーからミサイルキック。光秀ボディスラムからコーナーに上ってムササビボディプレス、カウント2。光秀ロープに飛ぶ、信長キャッチしてマンハッタンドロップからシャイニングヤクザキック、カウント2。信長ヘッドバット、ロープに振ってショルダースルー、光秀は回転エビ固めに、カウント2。先に立ち上がった信長がコーナーに上ってダイビングショルダーブロック。そしてドリルアホールパイルドライバー、カウント3。え!

信長(4分9秒 ドリルアホールパイルドライバー)光秀
※織田軍勝利。

おお、歴史覆すのもありなのか。


またMC陣がステージに。杏の趣味は地方に行った時に歴史資料館を巡ることだそうだ。城じゃないのか。


次のコーナーは声優陣のキャラクターソングライヴ。「戦国無双」のイメージソングらしい。曲は小杉十郎太(織田信長)が「曲〜苛烈五十年」、石川英郎(豊臣秀吉)が「大河滔々」、草尾毅(真田幸村)・竹本英史(石田三成)・高塚正也(直江兼続)の3人が振りつきで「仰ぎて天に愧じず」。その後15分間の休憩。


休憩明けの第二部は「戦国の宴」という名のエイベックス勢のライヴ。Do As Infinity、SHANADOO、alanが2曲ずつ。SHANADOOのダンスが随所でPerfumeのパクリだった。今時そんな戦略ありか?真似するならあのお辞儀をマネしろや。

杏を除くMC勢3人がステージに戻り新ゲーム「北斗無双」の宣伝、そしてその主題歌を歌う谷村奈南が入って2曲ライヴ。バンドメンバーが妙にオーバーアクションだったのがなんかおかしかった。

フットボールアワーの2人だけが戻り次の戦いを紹介。


戦ブロックV 小田原の戦い

ナレーターは神谷浩史、ステージには石川英郎(豊臣秀吉)、竹本英史(石田三成&柴田勝家)、杉田智和(加藤清正)、小西克幸(前田利家)、鈴木真仁(甲斐姫)の5人。第2試合の結果は無視して本能寺の変〜山崎の戦い〜関東平定までを一気に。ドラマ部では三成と甲斐姫の「忍城の戦い」がメインだったが、試合は全く小田原の戦いで接触してないどころか氏康ってその何年も前に死んでるじゃないか、と言いたくなる前田利家vs北条氏康。その前に「六本木金魚」によるファイヤーダンス。


前田利家(船木誠勝)vs 北条氏康(近藤修司)with 甲斐姫(次原かな)

これはミスキャストだなあ。明らかに近藤の方が若く見えるし、船木のレジェンドぶりは一般客には理解されてないし。BGMは雷。

利家ローキック、氏康ブロックしてタックル、利家かわす。利家ローキック、氏康ブロック。氏康コーナーに押し込む、利家体勢入れ替えてコーナーに、ブレーク。利家ローキックからハイキック、氏康ダウン。レフェリーはカウント取らずに氏康に立つよう促す。利家ミドルキック、氏康至近距離からのラリアット、コーナーに追い込んで串刺しラリアット3連打、ロープに飛んでラリアット、カウント2。氏康ロープに飛ぶ、利家カウンターの浴びせ蹴り。利家バックドロップから三角絞め、十字に移行すると氏康タップ。

利家(3分6秒 腕ひしぎ十字固め)氏康
※豊臣軍勝利。

これはちょっとダメダメな試合だなあ。船木ってまだこんな試合やってんの?あ、次原かなはゲームのイメージぴったりでした。


杏を除く3人がステージに。「そういえばさっきから杏ちゃんいないねえ」と言うと杏が振袖姿で登場。さすがモデル。


戦ブロックW 関ヶ原の戦い

ナレーションは杉田智和、ステージには中田譲治(徳川家康)、竹本英史(石田三成)、高塚正也(直江兼続)、大塚明夫(本多忠勝)の4人。実際には関ヶ原の前年に死んだ長宗我部元親が対忠勝のため起用されるという強引な展開。まあゲームだからね。G-Rocketsのダンス・パフォーマンスに水野裕子が稲姫として登場。


徳川家康(杉浦貴)、伊達政宗(HARASHIMA)、本多忠勝(高山善廣)with 稲姫(水野裕子)vs 石田三成(飯伏幸太)、長宗我部元親(石森太二)、立花宗茂(青木篤志)

HARASHIMAはちゃんとアイパッチ。レフェリーは西永秀一。

西軍が奇襲攻撃を掛け試合開始。家康と政宗を場外に落とし忠勝にトリプルドロップキック、花道に出す。三成と宗茂がダブルのブレーンバスター。政宗がリングに戻り元親と対峙、ロープワークから元親がドロップキック、政宗場外転落。家康入って元親にビッグブーツ。政宗リングに戻りキック、元親エルボー、政宗チョップ。元親ロープに飛ぶ、政宗カウンターのキチンシンク。エプロンに出てトップロープ越しのフットスタンプを元親の背中に。家康にタッチ。家康ガットショット、ロープに振ってエルボー。元親ハイキック、三成にタッチ。大将同士の対決。三成ローキック、掌打。家康もミドルキック。ロックアップ、三成がヘッドロック、家康ロープに振る、三成ショルダーブロック、家康動じない。3発打つが家康倒れず、逆に三成を1発で吹っ飛ばす。家康ロープに飛ぶ、三成フランケンシュタイナー。三成ミドルキック3連打で家康を倒し宗茂にタッチ。家康も忠勝とタッチ。手四つ、忠勝が力比べを制する、宗茂返せない。宗茂は忠勝のボディにヘッドバット、腕をひねるが忠勝あっさり切り返す。忠勝フロントネックロック、リリースして背中にパンチ、ダウンした宗茂にストンピング。宗茂立ち上がってチョップ3発、忠勝は上からヘッドバット、踏みつけて政宗にタッチ。政宗ストンピング、宗茂エルボー、政宗をロープに振ってエルボー、家康にもエルボー打つが政宗がビッグブーツで動きを止め家康にタッチ。家康ガットショット連打、ダウンした宗茂を踏みつけ。ロープに振る、宗茂ドロップキック。宗茂ブレーンバスター狙う、家康逆に持ち上げてトップロープに引っ掛ける。家康ロープに飛んでビッグブーツ、宗茂場外転落。忠勝がエプロンに戻しパンチとニーリフトを交互に打ち込む、宗茂また場外に落下。家康は政宗にタッチ。政宗ニーリフト、コーナーに振って串刺しビッグブーツ。コーナーにダウンした宗茂にベンデュラム4連打。「儂が竜ぞ!」と叫んで串刺しドロップキック、カウント2。忠勝の足にぶつけてタッチ。忠勝はロープに振ってショルダースルー。その落差に会場からはどよめきが。忠勝ボディスラム、カナディアンバックブリーカー。リリースして足でカバー、カウント2。コーナーに固定してビッグブーツ、家康にタッチ。家康首投げからサッカーボールキック3連打。宗茂エルボー連打、ロープに飛ぶ、家康キチンシンク。カバーは三成がカット。家康は政宗にタッチ。政宗逆エビ固め、元親がドロップキックでカット。忠勝が入る、宗茂エルボー、忠勝パンチ、コーナーに振る、宗茂エプロンに出てコーナーに飛び乗るとミサイルキック、三成にタッチ。三成と元親ダブルのスワンダイブミサイルキック。ダブルでロープに振って元親がカニばさみからエルボードロップ、三成はその場跳びシューティングスタープレス、カウント2。三成忠勝の巨体をジャーマン、家康がカット。三成フルネルソン、忠勝ブレークしてニーリフト、政宗にタッチ。政宗コーナーから片足ミサイルキック(チェストー!とは言わなかった気がする)政宗コーナーに振る、三成切り返して突っ込む、政宗かわしてエプロンにでるとハイキック、ロープに飛び乗ってスワンダイブエルボー、カウント2。政宗と三成ミドルキックの打ち合い、政宗ハイキック、三成マトリックスでかわして逆にハイキック、政宗かわして背後に回るとリバースフランケンシュタイナー、三成着地してハイキック、ソバット、政宗が尻餅を着いたところにローキック、政宗寝っ転がってかわす、三成その場跳びカンクントルネード、カウント2。三成は元親にタッチ。元親コーナーに振って串刺しヘッドアタック、リバーススプラッシュ式ダブルフットスタンプ、カウント2。コーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー狙うが、政宗はスカす。政宗ダイブするが元親は下からドロップキックで迎撃。元親ロープに飛ぶ、政宗ジャンピングハイキック、家康にタッチ。家康いきなりのスピアー、中年'sリフト。カンディアンバックブリーカーは元親着地してブレーンバスターの体勢に、家康逆に持ち上げて前方に投げ落とす。コーナーに振って串刺しビッグブーツ2連発、3発目は元親が尻餅着いたため串刺しニーに。家康ジャーマン、元親着地。コーナーに振って突っ込む、元親かわしてコーナーに上るとライダーキック、カウント2。エルボーの打ち合い、ロープワークから家康のラリアットをかわして元親ジャンピングハイキック。三成と宗茂が忠勝と政宗を場外に落とす。元親コーナーに上りスワントーンボム、政宗がリングに飛び込んでカット。三成が再び政宗を場外に。元親家康をボディスラム、ロープに飛んでスーパースターエルボー狙うが立ち上がった家康はキャッチしてジャーマンに。忠勝にタッチ。忠勝バックドロップ、元親着地。忠勝ブレーンバスター、元親これも着地。元親ロープに振る、忠勝切り返す、元親ハンドスプリングエルボーに、宗茂にタッチ。宗茂ニールキック、コーナーに振って串刺しエルボー。三成と元親が家康と政宗を場外に落とす。宗茂バックドロップ、カウント2。三成と元親が忠勝にダブルのブレーンバスター狙うが上がらない。2人は両方の足への低空ドロップキックに。2人で捕まえて宗茂がゼロ戦キック、カバーは政宗がカット。政宗は西軍の3人を次々にコーナーに振ると最後に忠勝も振る、忠勝コーナースプラッシュ。忠勝宗茂をボディスラムで投げ捨てる、そこに政宗がスワンダイブプレス、政宗が固定して忠勝がランニングニーリフト、カバーは三成がカット。忠勝がジャーマン狙って宗茂のバック取る、ここで家康がタッチを要求。家来である忠勝はこれに素直に従う。家康リングに入るとオリンピック予選スラム、3カウント。

家康(18分30秒 オリンピック予選スラム)宗茂
※東軍勝利。

カードが発表された時は有名な武藤や蝶野が前の方で、一般的な知名度にはちょっと欠けるメンバーが6人タッグでメイン?と思ったが、試合としてはやはりこの試合が一番良かった。


これで終わりかと思ったらステージ上の幕に「Gackt」の文字。大トリが控えていた。Gacktも甲冑姿で2曲演奏。Gacktは無言でステージを去り、MC勢がステージに戻ってくる。最後にこのイベントのテーマソングをPhoenix AM2:00 featuring Ami Suzukiが歌う。鈴木あみ久しぶりに見た。4時間弱の長いイベントだったが飽きはこなかった。エイベックス勢のライヴが長かった以外は。SHANADOOはいらんかったよな。ゲームに関係なさそうだったし。



観戦記INDEXへ。