高木三四郎トークショー「プロレスを語るシンポジウム」4/27@ロフトプラスワン



19:00、ロフトプラスワンに入ると壇上では高木三四郎が必死に作業をしている(右写真)。トークショーに向けての仕込みをやっているらしいが「間に合わない!」と叫ぶ。

同じくすでに壇上にいた鈴木健.txtが「あきらめますか?」と聞くと(右写真)高木「あきらめたらそこで試合終了ですよ!」というすげえワンバターンな会話が。しかし19時8分には「終わった!」と。

何をやっていたかというとmixiの仕込みだったようだ(右写真)。開始前にtwitter用のハッシュタグが「#t346」と発表。どういうつぶやきがあったか見たい人(アカウント持ってる人)はtwitterの検索窓に「#t346」と打ち込むとよろし。

しかし大社長のデスクトップ(右写真)。ブックマークは「プロレス」「時計」「タレントブログ」、開いているタブは「DDT公式」「篠田麻里子...」(おそらくブログ)

19:30、いよいよトークショーのスタート(右写真)。まずは直前まで仕込んでいた「マイミク申請公開却下」。メッセージに「あ」とか「は」とかしか書いてないのは当然としてまたもミルホンネットが対象に。いっぺん却下されてるのにまた来たらしい。しかもプロレス団体の長にプロレスに関わるメディアがマイミク申請出すのに「ミクシィでのコミュニケーションを通じて云々」という定型文で送っているのがもうおかしい。当然再度の却下。何も考えずにまた送るんだろうけど。

「全然シンポジウムじゃないですね。」とツッコむ鈴木健.txtに「タイトルなんて飾りですよ」と言い放つ高木三四郎(右写真)。

第一部のゲスト、さくらえみが呼びこまれる(右写真)。高木三四郎が気になっていた点をさくらに聞く形でトーク。まずはアイスリボンの前身である我闘姑娘について。「どうやって子供たちを集めたんですか?」さくらとしては集めた気はなくて、FMW崩壊後に始めた社会貢献のためのアクション体操教室が品川区の小学校だったということ。アクション体操教室ではラリアットをかわしての飛びつき十字固めが「くっつき虫」、ジャーマンをこらえてのカサドーラが「飛行機バンザイ」、ミステリオ・ラナが「メリーゴーラウンド」という名前で呼ばれていた。知っている人は知っているが我闘姑娘は小学生だけでなくいろいろいた。その中には「殺人鬼OL」というニックネームのなつみ知香というのも。続いてアイスリボンについて。mixiのコミュで意見を募った時に高木も「広がって欲しい」と書き込んだそうだ。リングがなくてマットでやっていたことについては「ないものはないでどうでもいい」というこだわりのなさ故。しかし「マットでしょ?」とオファーを断る選手もいる、と。最初にアイスリボンに上がった男子レスラーは高木と高梨。「誰もやっていないおいしいうちに」というのが高木のもくろみ。そこで高梨に「リボン高梨」という名を授けて「置いて行った。」

5/3の後楽園を控えて「後楽園をやったからどうだっていうの?」と悩むさくらに先達の高木社長は「ハコに見合ったものをお客さんに提供して行って、どんどん大きくすればいい」とアドバイス。その過程で「アイスリボンは変わった」「市ヶ谷を忘れた」という声が出ることについては「よくわかる!そういう声が出るのは仕方ない。でもそういう声はやはり一部でしかない。」と。さらに「マッスルを始めたのはそういう人たちの受け皿のつもりだったが、坂井に任せたらああなってしまった。アイスリボンも真琴に『市ヶ谷クリーム』とかブランド任せたら?」という提案を。先週ZERO1でやった「ツイットマッチ」については「リリース見た時失敗すると思った」「オファーが来てしまい」ああいう結果に。週プロに「カタチにしてほしい」と書かれていることを知ると「カタチにもなってなかったか!」と嘆く。しかし高木は「オールナイト第三部だとみんな朦朧としてるから第三部あたりでやりましょう!」と。火中の栗を拾いに行ったか。今度はプロデュースを高木がやって、日高には責任取って試合に出てもらえばいいんじゃないかな。第1部の締めはさくら自作の「限界のうた」(右写真)。

ちゃんと自分で作って来た伴奏に合わせ熱唱するさくら(右写真)。

手拍子で盛り上げる高木(右写真)。さくら「この歌、5/3ゴールデンリボン後楽園で歌いたい、って言ったらみんなから反対されました。」と。すると高木「自分がバックダンサーやりますから前説でぜひやりましょう!」と物凄い安請け合い。その後「あ、スケジュール調べてから・・・」と付け加えてはいたが。ここでいったん休憩。

第二部ゲスト・佐藤光留が呼びこまれる(右写真)。なぜかトークショーというのに拳にはバンデージ。「総合やってる時は巻いてませんでした。2回KO勝ちしたんですけども2回とも骨折しました。」ひかるんトークは書けない内容ばっかり。特に元パンクラスの窪田幸生や今もパンクラスにいる川村亮の話は。佐藤がプロレスをやりたいと鈴木みのるに相談し、ダメ出しをくらった翌日にちょうどハードヒットに出てもらう人間を探していた高木から鈴木に電話があってDDT出場に至ったという。しかし実は大社長とひかるんが最初に会ったのは橋本友彦(当時DDT)vs 謙吾(当時パンクラス)が行われた2002年のパンクラス梅田大会のバックステージだった。そうやって最初はハードヒットだけ出てた佐藤が最初にやったプロレスの試合はあの変態団。「DDT何考えてるんだ!」「子供を連れて見に行けない!」などの匿名メールが来始め、両国大会開催発表を控えた高木が解散を命じたわけだが、鈴木健.txtに言わせれば「自制心のない共犯者」。ちなみに鈴木みのるは変態団について「仕事ができたか、よかったな!」と喜んでくれたが、試合内容は見てはなかったそうだ。

そしてひかるんの歴史に話は移り、有名な「広末涼子に会いに岡山から高知まで自転車で行ったよ」事件の内容を詳細に(右写真)。「どうやって家を突き止めたか?」という謎が明かされたが、その探偵ばりの探索方法は「いい子も悪い子もマネするな」ってことでやっぱりオフレコ。そして高校生でもう一度高知まで行った時に、ホモのスナックマスターに酒飲まされてピンチになった際にはレスリング技術で切りぬけた、と。が、一緒に行った友人は切り抜けられなかったらしい・・・。ちなみに広末は佐藤少年のことを覚えている、と人づてに聞いたそうで「まだ脈はあるな。だが、俺の中の広末は95年で終わっている。」と。「これから」についてベルトハンター×ハンターでベルトを増やしたいというのはもちろんだが「恩返しの一つとして変態団興行をやりたい」と。「前回文句を送って来た人はDDT本隊じゃないから見に来なきゃいい。みんなマイケルの尿道爆破見たいだろ!」大社長も「本隊じゃなきゃいいか。よし、変態団興行やります!ただし両国の後に。オールナイトとかではなく平日夜に。」と一応開催が決定。ここでまた休憩。あれ?第二部で終わりじゃないの?

そして始まった第三部、ゲストは石井慧介。「緊張する」ということでシフトで入っていたドロップキックで酒飲んでからの参戦(右写真)。

石井に何をしゃべらせるかと言えば、石井がまだDDTにもその前の全日本にも入る前にアマチュアでやっていた「SIK」というアマチュアプロレス時代の映像の解説。こないだ変態大社長コンビが出たnkwにも「カードがマンネリ化したんで対抗戦だろうってことで」出場、なぜか殺伐として試合を展開。また「カードがマンネリ化したんで」今度は対戦相手をネットで募集するという「出会い系みたいなこと」までやり始め、そこで応募してきた当時34歳(に見えない)サラリーマンの「マリオ」相手に危険な技をどんどん仕掛ける石井の姿がそこに。危険な角度のエクスプロイダーをツッコまれた石井「ちょっと間違えましたね。」右写真

さらに友人の須永君の「痛い映像名場面」が流れるがほとんど石井が危険な蹴りを須永君に当てているシーンばっかり。さすがに苦笑(右写真)。

締めということで大社長が「3月に襲ったダメージ」の内容を明かすが(右写真)これも到底書けない話。それでも工場プロレス、オールナイトのロビンさん、FU★CKで「プロレスはいいなあ」と続ける元気が出たそうだ。さらに「尊敬するレスラー」から「お客さんを元気にするために、お前はいつも明るく元気でいろ」と言われた、と。

「弾けなきゃ」というキーワードに触発され鈴木健.txtもtwitterでほのめかしていた重大発表を(右写真)。5月27日に予定されている神実況ライヴの翌日の28日も「DX-R公開収録」の形でロフトプラスワンでイベントを行うことを発表。詳しくはここ。予定したイベントが飛んだことでロフト側から来た話だそうだが、「ロフトで2daysやるのは大槻ケンヂ以来」だそうだ。

最後はゲストが全員呼びこまれひとことずつ(右写真)。ひかるん「石井ちゃんが味方で良かった。」そして全員で「限界のうた」を歌い終了。終了後、会場に来ていた石井の盟友・須永君が壇上に上げられるが「石井は全部僕のせいにしますがそんなことはないです。」と。高木「ビアガーデンで場を作るよ!」SIK提供マッチがあるのか?その後石井はちゃんと職場のドロップキックに戻った。




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