DDT "Judgement 2011" 3/27 後楽園ホール大会その9



高木社長がリングに(右写真)。「DDTプロレスリング社長の高木です。本日は震災後、初の後楽園ホール大会にお越しいただきまして誠にありがとうございます。プロレスは夢と希望を与えるスポーツです。そのなかでもDDTは他と違ったやり方で幸せな空間を提供してきました。まだまだ復興に向けて不安は残っています。でも、不安を恐れていては何も生まれません。皆さんで一歩一歩、歩いて行きましょう。とは言っても、なかなかその一歩を踏み出すには勇気がいりますし、難しいこともあると思います。自分も昨日までは不安だらけでした。でも、今日集まってくれたお客さん、選手を見て、夢と希望が出てきました。一歩踏み出せるように、みんなで歌を歌いましょう!」へ?

「俺達はプロレスラーだからプロレスしかできないわけじゃない。歌も歌える。俺達はできる子だ。そしてお客さんもできるお客さんだろう?」左写真

「できるお客さんだよな!」左写真

「できるよな!」右写真

「できるよな!」右写真)この力技はさすが高木三四郎。でも何歌うの?

「いいか、一歩踏み出すぞ!」左写真

「いいか、一歩踏み出すために足踏みするぞ!それ、ワンツー、ワンツー、」2人で足踏み開始(右写真)。なんと曲は「三百六十五歩のマーチ」。

すると選手たちが両手にポンポン持ってリングサイドに(左写真)。

蛇界転生も(右写真)。

シットハート・ファウンデーションも(左写真)。

高木「この人にも歌ってもらいましょう!」右写真

松野さんだ!(左写真

松野さん歌う(右写真)。

ポンポンに囲まれる(左写真)。

「皆さんお久しぶりです。ゴージャス松野です。皆さんに元気な顔を見ていただきたくて、今日福島からやって来ました。私の住む福島は震度6強という激しい揺れで、強い恐怖と不安に襲われました。その後立て続けに起きる余震、原子力発電所の被曝の問題なぞ、数々の問題を抱えて皆さん頑張ってます。」右写真

「そして私自身被災者でもありますけど、皆さんと勇気と希望と元気を分かち合いたくて、なんとか頑張って今日までやって来ました。今日私は、ひとつ約束したいことがあります。」左写真

背中を向けると「私は今でもDDTの一員であります。近い将来、必ずこのリングに、DDTのリングに選手として復帰して、災害に遭った福島、東北、そして全国の皆様と元気と勇気と力を分かち合えるよう頑張ります!」右写真

「皆さん、頑張ろう!」左写真

松野さんを中心に記念撮影(右写真)。

今日この時期だからこそできる、最高の興行。試合に出た選手も偉い。映像に代わる演出を考えた映像班も偉い。大量のポンポンを作った若手も偉い。カウントダウンボードを作った大家とウラノ、それを黙々と操ったチェリーと唯我も偉い。被災地から来てくれた松野さんも偉い。その送り迎えに東京−福島間をレンタカーで2往復した新藤リングアナも偉い。あと今日の大会に関わった人みんな偉い。

ぜひ鈴木健.txtさんのブログ三田佐代子さんのブログに書いてある裏話も再度どうぞ。


おまけ。3/27がドロップキック移転前最後の営業日ということで初代店長と初代チーフがカウンターに(右写真)。新店舗(エビスコ酒場のあるビルの8階)での営業は4/1から。

さらにおまけ。




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