DDT “Sweet Dreams! 2012” 1/29 後楽園ホール大会その9
ディーノはKUDOをエプロンに引っ張り出し、リングサイドのマットをめくるとエプロンからのブレーンバスター狙う、KUDO切り返して(右写真)ディーノの顔面をエプロンに。
エプロンにうつぶせのディーノに対しコーナーからダイビング延髄ダブルニードロップ(左写真)。10分経過。
KUDOディーノをリングに戻すとバックスピンキック、バズソーキック(右写真)、カウント2。
コーナーに上るとダイビングダブルニードロップ、ディーノかわす(左写真)。
ディーノホモイェ連発(右写真)、KUDO延髄蹴り、ディーノシャイニングあてがい、ダブルノックダウン。
KUDOエルボー(左写真)、
ディーノ股間タッチの応酬(右写真)。
ディーノ連打(左写真)、
ディーノロープに飛ぶ、KUDO追走して8×4(右写真)。
KUDOスワンダイブミサイルキック(左写真)、カウント2。
KUDOバズソーキック3連打(右写真)、カウント2。
KUDOコーナーに上る、ディーノヴィーナス2連発(左写真)、コーナーに上って雪崩式ブレーンバスター狙う。
KUDOブロックしてディーノを宙吊りにするとダイビングダブルニードロップ、ディーノかわす(右写真)。
ディーノコーナーから飛びついてウルトラ・ウラカン・ラナ(左写真)。
男色ぺディグリー(右写真)、
コーナーに上るとリバースえび反りジャンプ(左写真)、KUDOはヒザを立ててブロック。
KUDOパントキック3連打(右写真)、
コーナーに上ってダイビングダブルニードロップ、ディーノのボディにヒット(左写真)
KUDOもう一発ダイビングダブルニードロップ、今度はディーノがヒザを立ててブロック(右写真)。
ディーノ男色ドライバー(左写真)、フォールには行かずコーナーに上る。
リバースえび反りジャンプ(右写真)、カウント2。15分経過。
ディーノパンチ(左写真)、
KUDOパンチ(右写真)。
KUDOミドルキック(左写真)、
ヒザ蹴り(右写真)。
KUDOミドルキック、前蹴り、バックスピンキック3連打(左写真)、カウント2。
ヒザ立ちのディーノにナックル3連打(右写真)。
バズソーキック(左写真)。
ディーノ立ち上がるとヘッドバット連打(右写真)。
そしてキス(左写真)。
ゴッチ式男色ドライバー(右写真)。
コーナーに上ってリバースえび反りジャンプ(左写真)、
カバーには行かずもう一発(右写真)。
まだカバーに行かずコーナーに上ってリバースえび反り(左写真)、
と思いきやひねりを加えて飛んだ!(右写真)
さらにひねって(左写真)体の側面から落ちる形でフォール、カウント3。
ディーノ(17分38秒 男色トルネード)KUDO
※KUDOが6度目の防衛に失敗、ディーノが第38代王者に。
ディーノは退場しようとするKUDOをリングに呼び戻し、「去年の両国、KUDOくんがメインってなった時、この中の人のいくばくかは不安があったでしょ。ざまあみろ!KUDOくんは見事に務め上げたわよ。そしてKUDOくんから私が獲った。KUDOくんはまだ沈まないよね?またやろう。」(右写真)
KUDOは無言で退場。
ディーノ「私は必ず武道館のメインに立つ。知っての通り私はイロモノよ、そしてそのことに誇りを持ってる。今までの両国、ゲスト呼んで前座、今まではそれで良かったかもしれない。収まりがいいかもしれない。でも私だって武道館のメインに立つって夢を持ち続けてもいいじゃない?イロモノが前座って誰が決めたの?会社?お客さん?いや私自身が決めてた。でもこれからの私は違う。イロモノの男色ディーノが武道館のメインに立つ。これが私の夢。あけましておめでとうございます。男色元年、幕開けました。もう気にしない。私の好きなようにやらせてもらう。亜門さん、その手始めなんだけど、アントン!」とアントンを呼び込む(左写真)。
ディーノ「私が獲ったら一番最初にしなきゃいけないことはアンタと決着をつけること。武道館って聞いた時、私達だけじゃない、お客さんもみんな振り払えないでいる亡霊、マッスルを一度破壊しなきゃいけない。」(右写真)
アントン「タイトルマッチやるってこと?」
ディーノ「察しろよ。」
アントン「正直、ピンときてない。例えばここに1000人のお客さんがいるとしたら、997人ぐらいはアントーニオ本多と男色ディーノのタイトルマッチに興味ねえよ。」
アントン「だがな!一人だけ猛烈にアントーニオ本多vs男色ディーノのタイトルマッチ、興味と思い入れを持ってる奴がいるんだよ!それが誰だか教えてやろうか。アントニオ本多だ。アンタも覚えてるだろ。今から10年前、アンタが大阪から新幹線に乗って、国立の一橋大学のHWWAのKODAIRA祭興行に来て、アントニオ本多vsあぶないフチvs流れ星ヒカルを見たの覚えてるだろ!それから程なくして、アンタはDDTに上がり始めて、週刊プロレスとかを賑わすようになった。その頃俺は鷹の台の45,000円のアパートで将来への不安と失恋とコミュニケーション不全とで毎日泣いてたんだよ!そんなことどうでもいいよ。だけどな、運命とは不思議なもんで、俺はその数年後あんたのいる団体に顔を出すことになった。マッスルというきっかけはあったかもしれないけど、俺は新木場で最初に男色ディーノの試合を見た時『これか』と。『すげぇな』と。でもそん時正直思った、『こいつには勝てるかもしれない』と。それからまあ、体重も30kgほど増え、ぶっちゃけ君のキッチンで寝泊まりしたこともある。俺が炊いた炊飯器のご飯をほんのこのくらいしか残してなくて『これしか残さないんなら全部食え』と思ったこともある。俺がお前のトイレを流したこともある。それからお前は俺の引越しを手伝ったりいろいろあったよ。だけどな、元気でやってるよ!」(左写真)
アントン一旦詰まるが「俺にはお前に勝たなきゃいけない理由がある!俺が勝てばこの中の3人くらいは喜ぶ!旅先のディック東郷が喜ぶ!そして何より45,000円のアパートで枕に顔を付けて叫び声を押し殺していた本多宗一郎が喜ぶんだよ!」
アントンさらに「2月19日、このリングの真ん中に立ってこのベルトを、」
ここで客から「長い」という野次が。
アントン「長えじゃねえよ、ぶっ殺すぞ!ナメんじゃねえ!上がってこい!」
ディーノ「アントン、私が聞きたいのはそんな長話じゃない。イエスかノーか。」(右写真)
アントン「行間を読め!今の俺の台詞に100万ものイエスが満ちている!」
GMリングに上がり「後楽園のメインでディーノとアントンがKO-D賭けて戦って、俺がGMとして立ち会うのかよ・・・最高じゃねえか!やれよ!2月19日後楽園大会、KO-D無差別級選手権試合、チャンピオン・男色ディーノvs挑戦者・アントーニオ本多、決定です!」
アントンがマイクを取るとディーノ「まだ持つのか!?」
アントン「それでいい。男色ディーノはそれでいい。物事をまとめる、それでいい。俺は別に物事をまとめることに興味はない。俺はここでしか生きてない。ここでしか息をしてない。ここでしか本当の事を言ってねえの。だからお前らに文句を言われる筋合いはねえんだよ!」
ディーノ「いいよ。アントンはそれでいい。私はじゃあ全力であんたをこのリングでまとめてやる。最後にもう一度、あけましておめでとうございます。」
コーナーに上ってベルトを掲げる新王者(左写真)。新王者誕生の瞬間誰かが出て来て決定とかわーっと出て来てトーナメント、じゃなくて王者が指名。意外な人選ではあるが当人たちには必然。
2月19日、未定だったケニーとジェネリコのパートナーがKUDOとHARASHIMAに決定、ケニー&KUDOvsジェネリコ&HARASHIMAに。これは楽しみ。
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