DDT “Into The FIGHT 2012” 2/19 後楽園ホール大会その9



ディーノ男色ドライバー(右写真)、

アントンを突き刺す(左写真)。

ディーノ突っ込んでキス(右写真)。

アントンは首に手を回してロック(左写真)、

足を掛けて倒すと(右写真)、

アナコンダバイスで絞め上げる(左写真)。こんな切り返し初めて見た。

しかしディーノは再度リップロックに切り返す(右写真)。

アントン立ち上がるとナックル(左写真)、

延髄斬り(右写真)。

アントンフルネルソン、ディーノブロック、アントンはアームブリーカーから再度フルネルソン(左写真)、

投げる(右写真)、

ドラゴンスープレックスホールド(左写真)、カウントは2。

アントンスリーパーから卍(右写真)、ディーノは股間をすり抜けて脱出。

ディーノはゲイ道クラッチ(左写真)、カウント2。

ディーノ凄い勢いでシャイニングあてがい(右写真)、ダブルノックダウン。

両者立ち上がると殴り合い(左写真)。

ディーノはアントンのボディにパンチ(右写真)。

アントン顔面にパンチ(左写真)、

アントンの大振りのパンチがディーノの後頭部にヒット(右写真)。

ヒザを着いたディーノにアントンさらにパンチ(左写真)。

ディーノはボディにパンチ(右写真)。

両者ヒザを着いて殴り合う(左写真)。30分経過。

アントン前のめりになって動きが止まる(右写真)。

ディーノはアントンにキス、引き起こす(左写真)。

タイツに顔を突っ込んで持ち上げ(右写真)、

ゴッチ式に持ち変えて(左写真)、

落とす(右写真)、カウント3。

ディーノ(31分19秒 ゴッチ式男色ドライバー)アントン
※第38代王者が初防衛。

GMの手からディーノにベルトが渡される(左写真)。

ベルトを抱きしめるディーノ(右写真)。語りかけるGM。「ディーノ、どうなんだ?マッスルの亡霊は破壊できたのか?」
ディーノ「実はね、アントンと殴り合ってるうちにそんなことどうでもよくなっちゃった。ただ一所懸命殴り合うことがこんなに気持ちいいってね。アントンと、今ここにいる人達と会話できただけで全然気になんなかった。今にして思えば、アントンと対峙した時点で、もうそんなことどうでもよくなってたのよ。きっと、もういいじゃない。後ろのこと振り返るのはやめましょうよ。先の話しません?」

ディーノ「ベルト獲った時に好きな様にやらせてもらうって言ったじゃない。最初が今日のアントン。次、まだまだやるわよ。次に殴り合いたいのは佐藤光留!」
佐藤がリングに。ディーノ「私はアンタとやりたい。」左写真
光留「ゲイにやりたいと言われて断ることはない。ただ、俺は男色ディーノは大好きだけど、ほもクロにいるディーノは大嫌いだ!俺はアイドルに会いに来てるんじゃない、プロレスやりに来てるんだ。楽しい殴り合いなんかには絶対させないからな!」
GM「チャンピオンが指名して、光留さんがOK出してんだから俺に反対する理由はない。3月11日、KO-D無差別級戦、決定です。」佐藤退場。

GM「ディーノ、さっきの話なんだけどさ、これはGMとしてではなく鶴見亜門個人として聞きたいんだけど、本当にマッスルの亡霊は破壊できた?」右写真
ディーノ「私、色物だとか言ってもプロレスラーだから、リング上で殴り合うしか吹っ切る方法知らないの。で、今日殴り合ってどうでもよくなった。凄い前向きな気持で、昔のことなんてどうでもよくなった。私達が見るべきは後ろじゃない、前でしょ?」
亜門「実は俺もそうなんだよ。お前らの試合見てたらマッスルにこだわってた俺がバカみたいに思えてさ。」

その時会場の東側にどよめきが。ぼ、亡霊?(左写真

亡霊がリングに上がるがGMとディーノには見えないらしい。しかし何らかの力を与えているようで(右写真)ディーノ「吹っ切れたようで、そうでないような・・・」
亜門「急にモヤモヤしてきたんだけど・・・」などと言い出す。
ディーノ「どうでもいいって思ってたんだけど、逆にやらなきゃいけないような気がしてきた。」
亜門「何か成仏してないような・・・やった方がいいのかな・・・」

そこに「Fire」。高木三四郎がリングに(左写真)。「おい、何時だと思ってんだこの野郎!延長だぞ!マッスルなんかやらせねえぞ!なんでかわかるか?マッスルはな、時間が読めねえんだよ!今日だって見ろよ。マッスルがちょっとでも絡むと延長料金がかかってきちゃうんだよ。」博多では他の試合が割を食うという事件も。

亡霊はカメラにアピール(右写真

高木「仮に武道館でやるとして、本戦に組み込んだら何時になるかわからないだろ!だから8月18日、武道館のダークマッチでやれよ!2時半開場で4時開始だから、思う存分出来るだろ。DDTが3年前に両国やったのは、俺と、今はもういない、もうプロレス界に戻って来ることもない、マッスル坂井が話し合って、『やりませんか』ってことになったんだ。そうやって両国が決まって、そして武道館があるんじゃねえか。やりたいんだったらダークマッチで思う存分やれ!」左写真)高木は退場。

亜門「なんか武道館でマッスルやっていいみたいなんだけど。」
ディーノ「むしろやらなきゃいけないくらいの感じになってしまった。こういうしんどさだったら大歓迎です。」右写真

「新潟にいる坂井ー、お前は忙しいだろうから、俺達だけでマッスルやるからなー。お前は金型作ってろー。」左写真

「それでは、アレで締めましょう。」右写真

「3、2、1、マッスル、マッスル」左写真

マッスルのテーマ「LONELY DAYS」が流れ、ビジョンにはリンゴの絵が(右写真)。「リンゴ」の話だが、アメリカ開拓期に中西部を聖書の教えを説きながらリンゴの種を植えて回ったジョニー・アップルシードの逸話が元らしい。Wikipediaに載ってるイラスト見るとビデオに出て来た神にも似てるような。

ということで8/18日本武道館大会の開場時刻14時半から試合開始の16時までの間に「マッスル提供時間」が行われることに(左写真)。これは見逃せない。まあ個人的には「終わったもの」と思ってはいたが、やってた当事者がまたやりたいのなら、それは見届ける。



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