JWP 95年2月5日・三郷市民体育館大会



朝起きたら雪が積もってた。午前3時くらいまでは小雨だったのに。東京ではこれが初雪。動くのが億劫になるなあ。今日は三郷だぞ。しかも三郷市民体育館は土足禁止と来てらあ。かんべんしてくれよ全く。とか何とか朝は思ってたが、昼頃には雪も溶け去り(さすが東京)、いかな三郷といってもちっとも積もっちゃいなかった。三郷市総合体育館は三郷駅からバスで10分ほど、のはずが日曜3時台にバスはなし。仕方がないんで歩いてみたら20分ほどで着いた。まあよしとするか。

試合の前の入場式、矢樹のあごにはでっかいバンソウコウはなく、カットバン1枚。どうやら抜糸も済んだようだが、どうも様子がおかしい。何かソワソワしている。なんでかと思ったら、今日の選手代表のあいさつを任されたのであった。こーゆーのがすぐ顔に出るからなあ、この人。


第1試合 小林智美 vs 本谷香名子

小林は本谷を残り2分までグラウンドで制しておきながらそこから逆転され、結局優勢を取り返せず時間切れ。でもアキレスは良かったぞ。


第2試合 宮口知子&宮崎有妃 vs 久住智子&天野理恵子

新人だけのタッグマッチ。やっぱりこの中でも宮口が一枚上手。さすがに試合を作るとか引っ張るといったマネはできないが、技の切れ・確実性が秀でている。しかし試合は孤立した宮崎を天野がミサイルキックで押さえ勝利。今日のミサイルキックのフォームはまあ良かったが、この人のドロップキックはいつも流れて片足しか当たらない。向いてないんじゃないか?


第3試合 能智房代&菅生裕美 vs キャンディー奥津&外山寿美代

30日に大阪大会で水着の肩ひもが外れるというアクシデントがあった(その後試合に精彩を欠いて関西からこっぴどくやられた)らしい菅生ちゃんは今日は水着の下にもう一枚。客はそんなもんを見に来とるわけではないし、選手も見せようと思ってやってないんだから、精一杯のガードは当然だ。しかし今日もやっぱり精彩なし。左ヒザ故障の奥津の方がよっぽど元気。最後も能智相手に外山と連係のジャーマン+ノド輪落としを見せ、外山が能智をフォール。


第4試合 尾崎魔弓 vs 矢樹広弓

案の定試合開始から尾崎のペースに引っ張り回される矢樹。まだこのレベルを相手に自分を出すのは無理かなあ。気の強さは負けてないはずなんだが。そうこうするうちにまたスタミナもいいように奪われて、技でも圧倒され11分でフォール負け。うーん、また試練の時かなあ。最近先輩のボム系の技を食らうことも多いみたいだし。やっぱり2年目は1年目とは違う壁があるよな。


第5試合 ダイナマイト関西&キューティー鈴木 vs デビル雅美&福岡晶

デビルさんは誰と組んでも相手の良さを引き出すなあ。さすがデビルさん。関西との肉弾戦も相変わらずの迫力だし、試合前には気軽にサインに応じてくれるしほんとにプロの鑑。でも試合は福岡がスプラッシュマウンテン食ってフォール負け。何だかんだ言ってこういう試合だと絶対と言っていいくらい負けないキューティーの粘りはやはり凄い。



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