JWP 95年10月15日・後楽園ホール大会



この日の後楽園大会。カードは当日発表、ということだったが、特にヒネったカードはなし。しかし第1試合の能智・さぶろうvs菅生・久住、第2試合の宮崎・佐藤・植松vs宮口・本谷・永島、第3試合のコマンド・矢樹vs奥津・天野までそれぞれカラーの違った試合ぶりでなかなか最初っから充実してた。能智もこの試合からちょっと変わったキャラクター「ふさちゃん」に変身。その成否はまだわからんが、試合は今までの低迷を多少吹っ切っていたし、何よりファンにウケてはいたからまあいい方向に行くんだろう。タッグで奥津と対戦した矢樹は入れ込んで試合前の握手すら拒否する奥津を見事にいなし、天野を集中攻撃してボリショイに勝利を譲る。「女子プロレスはひたむきさがなきゃ」とか「女子プロにグラウンドは不要」なんて奴はこの日の試合は評価しないだろうが、矢樹と奥津のライヴァル関係は先の短いものではないのだ。今日のような余裕のある試合も必要だと思う。

そして第4試合、JWP認定無差別級王座決定リーグ戦優勝戦進出者決定戦は尾崎がキューティーの腕を破壊するものの執念の差かコーナートップからのウラカン・ラナでキューティーが勝利。今年に限ってはこのシングル対決は圧倒的にキューティーの方が分がいい。

セミはデビルvs福岡の1年ぶりのシングルマッチ。最初は圧倒していたデビルも福岡のしつこい攻撃(ムーンサルト4連発、ライダーキック)で次第に形勢が5分に。最後はスリーパーで落とすという「格下」相手には見せないフィニッシュ。これで福岡もちょっとは認められたかな?試合後KAORUがデビルに「今度は私と」と挑戦するが「タッグで勝てないのにシングルで勝てるか!」と一喝。再度タッグでの挑戦を受けることとなった。

そしてメインは関西とキューティーのJWP認定無差別級王座決定戦。キューティーは腕は痛そうにはしていなかったが、2試合目の疲れか場外戦以外はほぼ一方的な展開。最後もコーナーから飛んだキューティーを関西がキックで迎撃→スプラッシュのお決まりの展開。波瀾は全くなし。関西が見事王座に返り咲き、三冠王となった。



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