JWP 96年5月6日・博多スターレーン大会



第1試合 宮口知子 vs 橋本史穂(エキシビション)


第2試合 能智房代&久住智子 vs 本谷香名子&宮口知子

なぜか能智が本谷に感情的にぶつかっていく。どういう因縁がこの2人にあるのかは知らんが、ずっと「ふさちゃん」でいることには耐えられなくなったのかな。でも本谷に微妙なカウントでフォール負け。


第3試合 尾崎魔弓 vs さぶろう

このカード、どういう展開になるのか全く想像もつかなかったが、さぶろうが入場してくる尾崎に突っかけてラフな展開に。尾崎はあっという間に反撃してさぶろうの額を割り、さぶろう大流血。そこからさぶろうが粘っていい試合に。テレビも何も入ってないとこでこれだけやるとはえらい。試合後尾崎は「さぶろう、お前もやればできるじゃないか!今日を忘れるな!」とか何とか。


第4試合 コマンド・ボリショイ vs 天野理恵子

「因縁」の対決。天野もよく追い込んだが、まだまだボリショイを食うまでにはいかず、最後はデルフィン・ラナに丸め込まれる。納得いかずに「もう1回やらせろー」と泣き叫ぶ天野に、最初は「お前なんか相手じゃないんだよ。」と突き放してたが、ファンの「やってやれよ」の声が聞こえたのか天野のしつこさに負けたのか、「わかった。後楽園でやってやる。」と妙に物わかりのいいボリショイ。やんなくてもいいと思うんだがなあ。


第5試合 JWPジュニア選手権王座決定戦
キャンディー奥津 vs 矢樹広弓

5分過ぎから早くもジャーマンの応酬が始まり、そのままハイスパートな展開になってしまう。これは矢樹の目指すところと違うなあ。畳みかけた奥津、雪崩式ノーザンで2カウント。しかし2回目のトライを矢樹が雪崩式スクールボーイに切って取り見事3カウント。まあこのための技だもんなあ。とにもかくにも矢樹が晴れて王座奪取。しかしこれで矢樹が奥津を超えたわけではなし、この2人の闘いは変にタイトルなんかかかってない方がいい。小橋vs秋山みたいな闘いにまで高めていくべきでしょう。


第6試合 デビル雅美、尾崎魔弓、福岡晶 vs ダイナマイト関西、キューティー鈴木、宮崎有妃

メインは6人タッグ。地元デビルが張り切っていい動きを見せるが、福岡がもう一つ。キューティーは相変わらずうまみを見せて試合を盛り上げる。やはり尾崎とキューティーはJWPの核だ。最後は福岡が宮崎からライダーキックからムーンサルトという大技連発で取った。



観戦記INDEXへ。