JWP 7/6 逗子マリーナ・ガーデンプール大会



入場式の音楽は逗子マリーナということもあって、いつものワム!ではなく松任谷由美....
尾崎、さぶろうに続き本谷まで足の負傷で欠場、とアナウンス。このため対戦カードは事前発表と大きく変わることに。


第1試合 天野理恵子 vs 能智房代

能智の傷めている左肩を天野が容赦なく攻める。しかし能智は大技攻勢で中盤から完全にペースを握る。ジャーマン、雪崩式ブレーンバスターと何度もあやうく3カウントのシーンがあるが天野はすべてクリア。しかし目はうつろ。能智がコーナーからダイブ!これを天野寸前でかわし、左肩を取ってワキ固め。天野大逆転勝利。

天野(17分26秒 ワキ固め)能智


第2試合 コマンド・ボリショイ vs 宮崎有妃

「異様な衣装」でボリショイ登場。いちおうピエロ風に見えなくもないが、やっぱりちょっと変かな。宮崎攻めるがコマンドの裏投げ、ジャーマン連発の前に沈む。最後はピコバスターホールド。

コマンド(14分4秒 ピコバスターホールド)宮崎


第3試合 キャンディー奥津 vs 久住智子

予定では奥津vs本谷だったのかな?久住はロコモーションダブルアームを披露。客から「2、3発じゃロコモーションじゃないぞー」の声がかかるが、別に久住が「長谷川のロコモーションをマネします。」と言ったわけではない。しかしこれで奥津が「やりやがったなあー」と反撃。ジャーマン連発。4発目を久住が前方回転エビに切返そうとするがそれをつぶして奥津がエビ固めで勝利。

奥津(9分13秒 エビ固め)久住


第4試合 福岡晶&矢樹広弓 vs 宮口知子&天野理恵子

試合開始と同時に「行け宮口ぃー」「矢樹行け!」「やーぎーちゃん」「矢樹!」の、一部ではごく有名な4人の声援が飛ぶ。宮口は序盤からハイスパート。矢樹を体力で圧倒。しかしグラウンドになるとやはり矢樹の方が一枚上手。矢樹vs天野の局面になると、よく見てないとわからない関節の取り合い。やっぱこうなっちゃうんだろうなあ、この2人じゃ。このあたりから変なオヤジの野次が炸裂しだす。「福岡ー。そんな格下相手に遊んでんじゃない」遊んでるように見えるか?確かに福岡は宮口の大技も食らったし、宮口をフォールするチャンスを何度も逃したけれど。最後は結局天野をダブルのダイビングヘッドバット(これは宮口がカット)からタイガードライバーでフォール。

福岡(17分34秒 タイガードライバー)天野


第5試合 ザ・テキサス・プールサイド・デスマッチ
デビル雅美、キューティー鈴木、宮口知子 vs ダイナマイト関西、能智房代、久住智子

この試合はリング上でフォールされた人間がそのあとプール(リングから約10m)に落された瞬間に試合終了となるルール。場外カウントはなし。落すのはフォールした人間でなくても構わない。欠場の尾崎が松葉杖をついて本部席に。この試合はヤマモが実況をつける。(昨年は場外戦になってからだったのに、なぜか今年は最初から。)まず宮口が関西のバックドロップでフォールされ、芝生エリアを越えてプールサイドまで引きずってこられる。プール際の「いい席」を確保したつもりだったけど、自分の席はあえなく場外乱闘の戦場に。デビルは私の座ってたイスに能智をぶつけ、さらに私の飲んでたミネラルウォーターのペットボトルで能智を殴る(あんまり痛くないと思う)。肝心のプールサイドの争いは「選手に近寄らないで下さい!」の制止でよく見えない。宮口は何とか救出され、リングに戻って試合続行(そういうルール)。
続いてフォールされたのは久住(デビルのパワーボム)。しかしこれに続く場外乱闘で、関西が本部席の尾崎と小競り合いを始める。これに私は気を取られ、プールサイドはまた見れず。そうこうするうちキューティーが「落したよお」と言ってゴング要請。16分56秒「水没」により久住の負け。宮口もずぶぬれだったところを見ると宮口が久住と心中した様子。まだ続く関西と尾崎の乱闘。二人ともプールに落ちてまで口ゲンカ。止めるために仕方なく天野、宮崎らもプールに入る。遠巻きに見ていた福岡をデビルがプールに突き落とす。さらに本谷、矢樹も落そうとするデビル。足の痛い本谷は落されてしまったが、矢樹はプールサイドの「へり」を走って難を逃れ、拍手を浴びる。今年はヤマモは落ちず。

始まる頃にはすごく天気がよかったのに、最後の試合頃には曇って少し涼しくなってたのが残念。



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