JWP 8/10 後楽園ホール大会



第1試合 ダイナマイトいわて vs ブタ岡晶

今日の第1試合は全女から「出張」のミゼット。ブッタマンが福岡、角掛が関西の衣装で登場。まあ、それは笑えたが試合はいつもの通り。ちなみに解説席の山本小鉄はニコリともせず。


第2試合 ジュニア王座決定ザ・ボディヒート・トーナメント1回戦
宮口知子 vs 久住智子

やってることは半年前とあんまり変わらないのだが、気迫と技の的確さが違う。この試合は凄かった。最後はエアプレンスピンからのブラックバスターを前方回転エビで切り返して久住の勝ち。事前に本命・矢樹、対抗・久住と思っていたがやはり出てきたか。

久住(回転エビ固め)宮口


第3試合 ジュニア王座決定ザ・ボディヒート・トーナメント1回戦
能智房代 vs 宮崎有妃

ちなみに「穴」は能智と思っていたのだが、その能智は宮崎を短時間でエビに固めて同じく準決勝進出。

能智(エビ固め)宮崎


第4試合 ジュニア王座決定ザ・ボディヒート・トーナメント1回戦
天野理恵子 vs 本谷香名子

1回戦最後は天野vs本谷。やはり本谷の傷めたヒザに天野が集中攻撃。まるでジュニア・オールスターでの天野vsブラディー・フェニックス戦のようになったが、この試合は面白かった。最後は本谷の回転エビを切り返し、一瞬の変形4の字(ハンがよく見せる奴)で天野が勝利。

天野(変形足4の字)本谷


第5試合 ジュニア王座決定ザ・ボディヒート・トーナメント準決勝第1試合
久住智子 vs 能智房代

準決勝の第1試合はエビ固めの応酬の末久住が能智を丸め込んで決勝1番乗り。能智はまたも浮かび上がれず。

久住(エビ固め)能智
※久住が決勝進出。


第6試合 ジュニア王座決定ザ・ボディヒート・トーナメント準決勝第2試合
天野理恵子 vs 矢樹広弓

いよいよ矢樹の登場。しかししかしこれもまたエビ固めの応酬から矢樹のウラカン・ラナをつぶして、なんと天野が初勝利。時間わずか1分2秒。負けた矢樹も笑うしかないこの結果。あまりにあっさりしすぎてくやしくもない。全く矢樹の大チョンボとしか言いようがない。ま、いいや。終わったことは。とにもかくにも決定戦は久住vs天野に。

天野(エビ固め)矢樹
※天野が決勝進出。


第7試合 デビル雅美、キューティー鈴木、コマンド・ボリショイ vs 福岡晶、キャンディー奥津、宮口知子

セミ前の6人タッグの福岡・奥津のパートナーは「トーナメント1回戦敗退者から選抜」ということであったが宮口が出場、デビルと堂々渡り合って彼女なりのタッグ・トーナメント出場アピール。試合はデビルが宮口をパワーボムでフォール。

デビル(パワーボム)宮口


第8試合 ジュニア王座決定ザ・ボディヒート・トーナメント決勝
久住智子 vs 天野理恵子

そしていよいよジュニア王座決定戦。スローなスタートから大技の展開へ、そしてまたもエビ固めの応酬。しかし久住は天野をトップロープからダブルアームスープレックスで投げ飛ばしてピンフォール勝ち。見事第5代王者に。後楽園タッグと合わせれば2冠王である。

久住(雪崩式ダブルアームスープレックス)天野


第9試合 JWP無差別級選手権試合
ダイナマイト関西(王者) vs 尾崎魔弓(挑戦者)

尾崎が雪崩式DDTから猛攻を開始、サンダーファイヤーパワーボム2発、ピラミッドドライバー2発、テキーラサンライズ2発と畳み掛けたが関西がしのいでスプラッシュマウンテン2連発。一度はキックアウトした尾崎だが、さすがに2発目には3カウント。関西堂々の防衛。好試合であった。

関西(スプラッシュマウンテン)尾崎

休憩中に山本代表が「(IWAジャパンじゃなくてこっちに)来てよかったでしょ。」と声を掛けてきたが、それはもちろん言うまでもない。ただ矢樹の出番が1分だったことを除けば。



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