JWP 1/26 富津総合社会体育館大会



11時前に家を出て、最寄りの内房線青堀駅着は13時42分。駅からはタクシー。今日の会場の富津総合社会体育館(すごい名前。JWPは初使用)は周りに何もない淋しいところにポツンと建てられた新しい施設。体育館の約半分を使用しての興行。


第1試合 大隅沙理 vs 天野理恵子

パンチ合戦で幕を開け、天野がグラウンドに大隅を引き込んで圧倒するも、大隅はサリーちゃんVで反撃。天野は2発目にフライングラリアットを合わせ、ミサイルキック。天野の2発目のミサイルキックを大隅はかわすが、その大隅のボディアタックを今度は天野が逆に叩き落とす。天野はミサイルキックからハーフハッチで大隅をフォール。7分闘ったというのは大隅にとって最長記録か?

天野(7分20秒 ハーフハッチホールド)大隅


第2試合 本谷香名子 vs 尾崎魔弓

さっき闘ったばかりの天野が尾崎を先導してくる。OZアカデミーは大変だ。尾崎は手四つなどには付き合わず、すぐにロープを使った攻撃、そして場外鉄柵攻撃。リングに戻っても尾崎は噛みつき。本谷は劣勢をカウンターのボディアタックで切り返し、場外鉄柵のお返し。リングに戻るやカナツイスト(本谷が試合の流れに関係なく繰り出すコブラツイスト)、カナバット。尾崎はパワーボム。しかしローリングセントーンは自爆し、本谷のラ・マヒストラルに2カウント奪われる。しかし本谷もここまで。尾崎は裏拳2発からテキーラで本谷に圧勝。昔の矢樹vs尾崎戦みたい。

尾崎(9分51秒 テキーラ・サンライズ)本谷


第3試合 デビル雅美&コマンド・ボリショイ vs キューティー鈴木&プラム麻里子

キューティー組はなぜかキューティーの旧テーマ(マリーンの「It's Magic」)で入場。先発はデビルとプラム。で、こういう地方大会はやはりデビルさんの独擅場。キューティーの4の字には「折れてもギブアップしねえぞ!」レフェリーにも「聞いても無駄だ!」続くプラムのアキレス腱固めの際にもゴングを鳴らす木槌を構えようとする千葉リングアナに「千葉!構える必要ない!」足をインディアンデスロックに切り返すと「新技!」そして「テメーだてに20年もやってんじゃねーんだっ!」。場外に出てもキューティーをリフトアップから机に叩きつけるとそのまま千葉リングアナを追い回す。逃げる千葉。キューティー&プラムの連携は序盤うまく行かなかったが、コマンドのミサイルキックがデビルに誤爆したのを皮切りに2人で反撃。コマンドにはプラムがビクトル投げからヒザ十字。デビルにはプラムとキューティーが交互にジャーマン5連発。プラムがデビルのパワーボムを食らうが、キューティーはトップロープからのヒザでデビルを急襲。このチャンスにプラムはウラカン・ラナを狙ってデビルに飛びつくがデビルこれを切り返してジャンピング・ボムでプラムをフォール。

デビル(17分12秒 エビ固め)プラム


ここで休憩。休憩中山本代表は「よく入ったなあ。このインディー不遇の時代に。」と人ごとのように感心していた。休憩後のインフォメは「このごろ大隅ばっかりだなあ」(山本代表)と言いつつも、やっぱり大隅。


第4試合 福岡晶、キャンディー奥津、矢樹広弓 vs ダイナマイト関西、久住智子、天野理恵子

試合前のサイン会を見てて、なんか変だなあ、という気がしてたんだが、その理由がわかった。福岡が髪をばっさり切っていたのだ。ウェーヴもなくなっている。どうしたのかな?試合は典型的ひーちゃん’Sの地方マッチ。矢樹が関西につかまり、あわやスプラッシュマウンテン、という態勢になるが福岡と奥津が2人でセーヴ。出てきた久住を福岡と奥津がトップロープに上げて矢樹が雪崩式一本背負い。さらに矢樹は久住を腕決めバックドロップ。これが低い角度で変な風に落ちる。奥津がコーナーに控える関西と天野をドロップキックで場外に蹴落とし、矢樹がリングの真ん中に据えた久住に3人でダイビングヘッドバット。これで矢樹が久住からピンフォール。意外にあっさり、という感じで決まったが、バックドロップが効いていたのだろうか?

矢樹(17分54秒 体固め)久住

矢樹の残り試合が少ない、と言っても、特にそのような雰囲気はなく、通常の地方大会。まあそういうことは知ってる人間だけがそういう見方してればいいとうことか。



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