97.10.30 大田区体育館 プラム麻里子追悼興行



17時半に着くと、大田区体育館のロビーは各団体の売店が出て、人でごった返していた。JWPの売店では10/18の選手会主催興行のビデオがプラムTシャツ、選手のメッセージ集とのセットで4,000円で売っていた。幸いGETできたものの、その後あっという間に売り切れたらしい。
体育館の中に入ると、リングの上にはイスの上に置かれたプラムの遺影と花束。壁にはプラムの横断幕と今日のために作られたのか4人のイラストと「麻里ちゃん いつも一緒だよ」の文字の入った横断幕。

18時、出場全選手がリングを取り囲み、各団体の代表レスラーがリングに並んでプラム追悼の10カウントゴング・セレモニー。

すぐに試合開始。時間を節約するため、全試合が両コーナー一斉入場。そのため各個人のテーマ曲は流されず。


第1試合 デビル雅美、コマンド・ボリショイ、宮口知子、大隅沙理 vs 福岡晶、久住智子、本谷香名子、天野理恵子
レフェリー:川崎恵代

西側1列目にプラムの家族。試合はデビルと天野が先発。いきなりデビルのココナツクラッシュ、ラリアット、パワーボムが立て続けに天野に炸裂。宮口が出てくると、天野はフライングラリアットを打ち込んで本谷にタッチ。本谷はセントーンを一発浴びせると久住にタッチ、ふたりでダブルドロップキック。久住はさらにダブルアーム背骨折りから片逆エビ固め。宮口必死に逃げて大隅と交代。大隅はボディアタック連発。しかし久住はドロップキックで反撃し、バックドロップ、福岡にタッチ。福岡は大隅にミサイルキック。デビルが再び出て福岡をブレーンバスターのように持ち上げると前に叩き付ける荒業。デビルチーム4人でキックのあとズン前。コマンドがリングイン、ミサイルキック、裏投げ、DDT。しかし福岡は2発目のDDTを止めてそのまま抱え上げ、天野にタッチ。しかしコマンドは天野に強烈な裏投げ。デビルにタッチする。デビルが押さえたところに宮口がミサイルキックを打つが天野かわしてデビルに誤爆。福岡が出てデビルに卍固め。デビルは力で振りほどく。福岡、ロープに振られるも反動でコルバタ。デビルをコーナーにホイップし、4人連続の串刺し攻撃。しかし最後の福岡の側転エルボーはデビルのキックをくらう。デビルはパワーボムのように福岡を持ち上げ、コーナーに座らせる。福岡トンボを切って着地、本谷がデビルを押さえて福岡は雪崩式フランケンシュタイナー!もちろんこれはプラムの得意とした技。福岡チームの4人が各コーナーに上って同時にダイビングヘッドバット!しかしこれはデビルかわす。逆にデビルチームの4人が福岡チームの4人に同時吊り天井!のはずだったが、大隅は手間取って足すら固めることできず。デビルにハタかれる大隅。やっぱり持って行くなあ。福岡チームは3人同時ジャーマン。場外に落ちたデビルチームの4人に久住はスワンダイブ、本谷はコーナーからのプランチャ、福岡はコーナーからのケブラーダ、そして天野はロープをくぐりぬけてのトペ。天野の飛び技!デビルがリングに戻る。久住がエプロンに立つ。スワンダイブからヒッププレス!これも久住流のアレンジが加わっているとは言え、プラムの技。しかし2発目はデビルが受け止めパワーボムに。デビルはコマンドにタッチするが、コーナーに登った大隅がその肩をたたいて無理矢理タッチ成立。大隅はそのまま久住にミサイルキック。天野が出ると、サリーちゃんOX。天野の前方回転エビ固めを「おっとっと」とこらえて十字固めに行く大隅だが、天野には通じず、あっさり切り返される。コマンド出る。天野はビクトル投げ!そしてハーフハッチ。しかしコマンドは2発目を切り返して逆にビクトル投げ。福岡、久住、本谷がコマンドを蹴りまくってカット。JWPの8人タッグによくある風景。デビルチームは福岡チームの4人キックをかわして4人で(サリーちゃん)V!コマンドが天野を裏投げ、宮口にタッチ。天野は巻き込むようなフライングラリアット。本谷のダイビングセントーンは宮口かわし、高速回転のブラックバスター。さらにコーナーに持っていって雪崩式を狙うが天野が妨害し、本谷ミサイルキック。さらに福岡と久住がダブルのミサイルキック。本谷、今度はダイビングセントーンをヒットさせ、すかさずカナ・マヒストラル!惜しくも2カウント。福岡がタイガードライバー!宮口が背を丸めた状態で落ちたため、背中と後頭部を強打。天野が出て、宮口をコーナーに乗せる。しかしデビルがこれを妨害し、逆に宮口がコーナーから飛んで髪をつかんで叩き落とす。宮口もフラフラ。天野はヒジ、ヒザの連打。デビルにも飛びつき腕ひしぎを狙うが、力で止めたデビルは片腕でバックドロップ。デビルは宮口にフィニッシュを指示。宮口がフィニッシュに選んだ技は・・・麻里子スパイク!

宮口(13分43秒 片エビ固め)天野

誰が勝つにしても、この技で取ろうと決めてたのかもしれないな。


第2試合 井上京子(フリー)vs エステル・モレノ(Jd')
レフェリー:チャーリー東

両者同時に「スカイハイ」で入場。意味は不明。エステルがコルバタで先制、すかさずトペスイシーダ。しかし京子はロープに振られたのを利用してトペ・レベルサ。でかすぎる。これ一発で形勢逆転し、次はアルゼンチンバックブリーカーで抱え挙げ、走って投げ落とす。エステルをロープに固定するとラリアット2発。吊り天井も余裕で上がる。さらにカバージョからカベルナリア。京子やりたい放題。エステルもロープ渡りからのホイップ、高速ウラカン・ラナと反撃するがクロスボディはあっさり受け止められ叩き付けられて片逆エビ固めに。エステルはミサイルキック、ラ・マヒストラル、場外に落とすとケブラーダ。リングに戻るとムーンサルトプレス。しかし2発目は京子が足で受け止める。京子がコーナーに上る。セコンドに付いていたアルダが足をつかまえ、エステルがこのチャンスに雪崩式フランケンシュタイナー。カウントは2。エステルは再度ウラカン・ラナ、そしてムーンサルトアタック。いずれもカウント2。エステル「マケナイヨーッ!」京子も「私だって負けない!」と叫んでラリアット。エステル一回転、しかしカウントは2.5。京子「おっしゃ決めるぞ!」と叫んでナイアガラドライバー。エステル返すことができず3カウント。

京子(10分1秒 ナイアガラドライバー)エステル

エステル恒例のマイク。「キョウハワタシマケマシタ。デモアナタ(京子)ウマイカラウレシイデス。デモコレ、ワタシノシアイジャナイ。ぷらむまりこノタメニキタヨ。ぷらむ、ドコニイルカワカラナイケド、コレガワタシノココロ!ズットワスレナイ!

思わずじわっと来てしまったので内容は正確でないかもしれない。こういうセリフを言っていい人と言うべきでない人がいるが、エステルは間違いなく前者なのである。


第3試合 小山亜矢 vs 藤村奈々(大日本)
レフェリー:テッシースゴー

11月まで「修行」が延長されることになった小山と藤村の2人。ゴングと同時に藤村がスクールボーイ。変わってないじゃないか。なんだか序盤から妙に力入りすぎ。大技を序盤から脈絡なく出すところは見られなかったが、バックの取り合いで相手の動きを待ってしまうなど、まだまだこの2人の対決で客を沸かせることは・・・・試合は小山がジャーマン、フィッシャーマンとつないで勝利。大技はきれいに決まるんだけどね。

小山(7分53秒 フィッシャーマンズスープレックス)藤村


第4試合 千春 vs ミサ岡田(SPWF)
レフェリー:テッド・タナベ

しばらく見ぬ間にミサはデカくなったような。しかしその額には「満員御礼」。このセンスはわからん。千春はいつものテーマ曲ではないが、やっぱりバトンを回しながら入場。ある意味プロ。グラウンドの攻防からミサが力を利した攻撃、千春はこれに関節技で反撃。ミサ、大技攻勢。千春、回転系の技で切り返す。この攻防の間にレフェリー、テッド・タナベのズボンのベルトが切れ、ズボンが下がる。千春にセクハラ?ま、ただの太りすぎだろうな。いっぺん気にしだすとこれが気になって仕方ない。千春はセコンド・久住の声援を受け、スクールガールで2カウント、サムソンクラッチでも2カウント。ミサはパワーボム、しかしこれも2カウント。やはりお祈りなしがよくなかったのか?千春はバックを取ってジャーマン。これで3カウント!おお!千春がミサに大技で勝った!前の試合にくらべると「メリハリ」効いてたな。

千春(8分23秒 ジャーマンスープレックス)ミサ


第5試合 小杉夕子&曽我部美幸 vs 白鳥智香子&李由紀(Jd')
レフェリー:川崎恵代

藪下の負傷欠場により、坂井さんまで出場とりやめ、代わりに白鳥と李。この2人じゃあなあ、「今」のJd'は見せられないよなあ。曽我部と小杉は色違いの水着で揃えてきた。一方の「白と李」は黒一色。李のキック、ブロックバスター、白鳥のDDTがばんばん決まるが、小杉と曽我部は奮闘。特に曽我部の動きがいい。やっぱりマスクなしの方がいいのかなあ。試合は唐突に李のハイキックが曽我部の顔面に。曽我部倒れない。ならば、と李はハイキックを2発、3発。それでも倒れない。裏蹴りでようやく倒し、片エビでピンフォール。

李(10分51秒 片エビ固め)曽我部


第6試合 元川恵美 vs 西堀幸恵(IWAジャパン)
レフェリー:キャンディー奥津

おお、奥津はこの試合でレフェリーか。こりゃあ元川がなんかやってくれるだろうな。案の定元川、わざと再三カバーに入り、「カウントが遅い」とクレーム。その後も「ちゃんとやってくださいよ」と言わんばかりの顔で奥津をにらむ。で、西堀がカバーに入ると奥津はお約束の高速カウント。奥津に詰め寄る元川。コーナーに振る。奥津、コーナーを軽やかに駆け上る。ああ、この動きがまた見られるとはね。さらに詰め寄る元川。奥津は元川をコーナーに押し込み、西堀がスイングDDT。「あんたレフェリーでしょうが!」と怒る元川に奥津は平然と「いいじゃん。」ようやく試合がまともに動き出す。しかし、元川の相手の髪をつかんで「ハ、ハ、ハ、ハ、ハー!」で投げ飛ばす、という動きは何なんだ?コルバタで必死に元川に抵抗する西堀、コーナーからボディアタック。元川これを切り返して片エビ、2カウント。元川ラ・マヒストラル、肩が上がったように見えたが、奥津は3カウントを入れ、終わり。奥津っちゃん、ご苦労さん。

元川(5分20秒 ラ・マヒストラル)西堀

今回出場選手の中で西堀だけが初めて見る選手だったのだが、なかなかやるなあ。確かに持ち技は少ないし、試合は元川がひとりで引っ張ってるんだけど。


第7試合 LLPWバトルロイヤル(風間、神取、ハーレー、イーグル、立野、二上、紅、キャロル、遠藤)
レフェリー:トミー蘭

この試合、ロイヤルランブル形式で選手が次々に入場し、最後の4人になった時点でくじ引きして通常のタッグマッチ開始、という変則ルール。スタートは神取と風間。風間のコスチュームはジャパン時代の?今の体型では無理あるぞ。しかしJWPのリングにこの2人が上がってるのを見る日が来るとは思わなかったよ。神取が風間に十字固めを決めたところで3人目・キャロルが入りカット。これ以降は紅、ハーレー、二上、立野、イーグル(しばらくウロウロして試合には参加せず)、遠藤が次々に入場。結局9人ともリング上に。構図は決起軍の3人vs他全員、イーグルは我関せず、といった様子。立野がキャロルに回転エビ、これにイーグル加勢してキャロル退場。当然ひっくり返して立野も退場。神取が二上、紅をフォール。これで決起軍は消える。イーグルがラリアット一発で遠藤をフォール。やはり残ったのは風間、神取、ハーレー、イーグルの「プラムの同期」4人。くじ引きの結果は風間&ハーレーvs神取&イーグル。ハーレーを絞める神取。風間とハーレーは連係を見せるが、当然神取&イーグルにはなし。おまけにタッチがぶん殴ったり、後ろからスリーパー、というもの。風間組は片方がつかまるとニールキックで救出、スープレックスで投げる、というパターン。一方イーグルはタッグマッチを放棄し神取を場外に叩き出す。そのまま攻め続けたイーグルだったが、ハーレーがイーグルのサンダーファイヤーパワーボムを空中で切り返し、反動で態勢を入れ替え、ツームストーンドライバー風に叩き付け、そのまま固めてフォール勝ち。

ハーレー(9分59秒 片エビ固め)イーグル
※風間&ハーレー組の勝利。

全員がリングに上がって礼。マイクはなし。


第8試合 中山香里 vs クラッシャー前泊(FMW)
レフェリー:テッド・タナベ(ニューベルト)

中山がケブラーダ。自分の目の前の鉄柵に両足を強打。サブゥーがやっても痛ましいのに中山がやるとなおさらダメだわ、こういうの。前泊が持参のイスを中山の負傷している肩にぶつける。これで中山動きが止まる。場外に叩き落とされても打ち所が悪かったのかうめき声を上げる中山。何度目かのイス攻撃をかいくぐって低空ドロップキックで反撃する中山。さらにサブゥーばりの串刺しイスアタック。しかし前泊は落ち着いて大技攻勢。バックドロップで2.5カウント。みちのくドライバーIIで2カウント。トップロープに上ったのは中山が雪崩式フランケンシュタイナーで落とそうとするが、気持ちだけ回っている中山は自分の頭から落下。前泊はラリアット、ストーンコールドスタナー、バックドロップ、ノド輪落としと畳み掛けて圧勝。

前泊(12分51秒 体固め)中山

試合終了後、リングに本部席を持ち込んで、その上でみちドラIIをもう一回。これは蛇足だったが、なんか前泊っていい選手に見えたぞ。今日は。


第9試合 伊藤薫&高橋奈苗 vs 前川久美子&中西百重(全女)
レフェリー:テッシースゴー

渡辺智子の代打・豊田真奈美も負傷欠場ということで代打の代打は前川。試合は序盤からハイスパート。平成8年組の2人はキャリアこそまだ短いが、ほんとに「ゼンジョ」だなあ、と思う。そんなに全女見てるわけでもないけど、あの頑丈さ、スキのない動きは他団体とは一線を画している、と思う。高橋の左ひざはまだ悪いようだが、中西は全開。三角飛びプランチャも、ムーンサルトプレスもパーフェクトに決めてみせた。得意のジャーマンもあの重い伊藤をきれいなフォームで投げ切ってみせたし。これに応えるべく伊藤もパワーを惜しまず反撃。結局伊藤が雪崩式バックフリップからダイビングフットスタンプでピンフォールしたが、ジュニアオールスターに続き「中西おそるべし」であった。(でも、たまに見るほうがいいかもね)

伊藤(10分9秒 体固め)中西

セコンドの仕事ぶりは納見にしろ、中原にしろ今だ「日本一」だ>全女



メインイベント キューティー鈴木&ダイナマイト関西 vs 尾崎魔弓&プラム麻里子
レフェリー:川崎恵代(の予定だった)

プラムのテーマ曲「Don't Cry Angel」で3人同時の入場。尾崎はプラムのうす緑に黒のガウンを肩に担いで入場。ああダメだ。今日2回目のウルウル。リングインするとガウンをコーナーマットに懸ける尾崎。一方、キューティーはいつもの真っ白のコスチュームだが、関西は黒基調。珍しく黒の手袋も。千葉リングアナが尾崎、キューティー、関西をコール。そして、「136パウンド~、プラム、麻里子~」(3度目)ここで関西が突然マイクを握る。「突然ですけど、これは麻里子がやりたがってたことです。同期4人で試合をする時は、山本小鉄さんにレフェリーをやってもらいたいねって。今日この会場に小鉄さんが来ておられるということなので、ぜひともレフェリーやっていただきたいです。小鉄さん、お願いします!」ほんとうに突然だったらしく、多少憮然としながら花道をリングに向かう小鉄。場内は小鉄コール。シューズを用意していないので、靴下まで脱いで裸足になる小鉄。準備運動をすませ、さあ試合開始。いきなり握手を拒否する尾崎に「ちゃんとしろ!」と叱り付ける小鉄。キューティーが尾崎をロープに固定して関西がキックを放つと関西にはビンタ。キューティーは尾崎にストレッチプラム。ぐいぐい締め上げる。尾崎、自力で脱出できず。当然カットに入ってくれる人もいない。キューティーがリリースすると尾崎はヒジ、ヒザ連打で反撃。しかし関西のラリアット一撃でダウン。キューティーがロープに飛ぶ。帰ってきたところを尾崎捕まえて麻里子スパイク。尾崎パワーボムで投げ捨てるがトペコンはかわされる。しかし関西のラリアットをキューティーに誤爆させるとキューティーにスリーパー。チョーク気味。ロープブレークに応じない尾崎にまたも小鉄のビンタが飛ぶ。キューティーはプラム式フィッシャーマンで尾崎を投げる。カウントは2。関西が出てキック連打。尾崎、関西にスプラッシュマウンテンの態勢に抱え上げられるが脱出してエプロンに。関西に裏拳を入れて、キューティーには場外トペコン。手を出したくとも出せない天野は必死で応援。リングに戻った尾崎、関西に2回転エビ固めを試みるが、途中で止められ、投げ捨て通天閣スペシャルを食う。そこにキューティーがダブルフットスタンプ。関西もダイビングフットスタンプで続く。これはキツい。これだけくらってもぜんぜん休めないとは。関西のバックドロップ、カウントは2。尾崎、裏拳で起死回生を図るが関西はこれを受け止めワキ固め。ロープブレークする尾崎だが、キューティーはその腕目掛けてフットスタンプ。ひでえ。尾崎、即座に裏拳を打つが、さすがに普段の効き目はない。キューティーは尾崎をライガーボムで叩き付けるとミサイルキック。尾崎かわしてトップロープへ。関西がつかまえる。キューティーが上ってくる。尾崎はヒッププレスを打とうとするが、キューティーは空中で身を翻してパワーボムに。関西入ってラリアット。もう一発。尾崎気合で立ち上がる。しかし無情の3発目。関西はスプラッシュマウンテンの態勢、尾崎切り返してエビに固める。キューティーがカット。関西キッチンシンク、顔面キック。尾崎ダウン。小鉄がカウントを数える。もうダメなのか?この試合形式はやはり無理だったのか?しかし尾崎は立ち上がる。が、そこにキューティーが延髄ニー。尾崎それでも立ち上がり、キューティーに裏拳、関西にテキーラ!カウントは2。関西また顔面キック。尾崎カウント6で立ち上がる。関西、パンチ、キックを浴びせ、キューティーにタッチ。尾崎は裏拳からライガーボム!関西がカット。尾崎崩れ落ちる。関西がスプラッシュマウンテンのように持ち上げ、キューティーがコーナーからニーアタック。さすがに余力の尽き果てた尾崎は3カウントを聞く。その間、関西はプラムがカットに入れないようコーナーのプラムのガウンに向かって仁王立ち・・・・

キューティー(13分29秒 体固め)尾崎

あれ?そんなに短かったっけ?なんか、尾崎らしくなかったなあ。ほんとうにプラムが助けてくれることを待ってるみたいで。今日を区切りに、忘れることは絶対にないにしろ、吹っ切ってほしいが。

闘った3人、プラムのガウンを掲げて四方に礼。JWP全選手がリングに上がり、プラムの遺影を関西が抱えて、四方に礼。(4度目)


超急ぎの進行により、10試合でわずか2時間半。



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