JWP 98.3.6 後楽園ホール大会



開始が平日夜で19時のため、開場は18時20分。今日も売店に山口清美。売店では尾崎がJWPでの最後のサイン会。まさかGAEAであのグッズを売ることはないんだろうな。どうするんでしょう。予想はしていたが、入りは悪い。2月が全女勢の参戦にもかかわらず「あの程度」だったが、準・純血の今日は「この程度」なわけね。特に南側が、19時時点では数えれるほどしか人がいない。(悲しくなるから実際には数えないが)
それでも5分遅れの19時5分には選手入場式スタート。尾崎は最後まで(何回かの例外を除き)入場式には参加せず。


第1試合 佐井富子 vs 春山香代子

佐井、ゴングを待たずコーナーで背を向ける春山に背後からドロップキック。さらにドロップキック、ボディスラムからカバー、カウント1。佐井ロープに振る。春山返ってきざまにショルダータックル。春山逆エビに。一旦佐井がロープをつかむも、中央まで引きずって片逆エビ固めに。佐井なんとかロープに。春山背中にストンピングを打ってスリーパー。佐井転がってロープへ。春山がロープに振る。今度は佐井が逆襲のドロップキック。全部で3発。カバーは2カウント。佐井「お返しだ!」と叫んでスリーパー。そして首4の字。春山ロープへ。佐井串刺しドロップキック2発。片逆エビに春山を捕らえる。ロープに逃げようとする春山。佐井はキャメルクラッチに切り替える。佐井ロープに振る。春山タックルで返す。春山は逆さ押さえ込み、カウント2。春山がロープに振るがまた佐井はドロップキック。首投げからロープに振ってカウンターのドロップキック。2度目はまたタックルで返される。春山はタックルもう2発。春山ボディスラム、ターンバックルに佐井をぶつけ、串刺しドロップキック。佐井かわす。佐井クロスボディ、春山受け止めボディスラム、フライングソーセージに行くが佐井かわす。佐井ドロップキックから再度クロスボディ、今度は押しつぶしカウント2。春山ショルダースルー2回、佐井はカウンターで一本背負い。佐井コーナーへ。春山下からパンチ。佐井上から春山を蹴り、さらにミサイルキックを浴びせ、フォール。

佐井(10分42秒 片エビ固め)春山


第2試合 川崎美穂(大日本)&池田麻奈美 vs 大隅沙理&渡辺えりか

大隅は昨日着てた新しいコスチュームではなく、前から着てる緑系の奴。地方で新しいの着て、後楽園では着ないなんて変なの。(別にどっちでもいいけど)試合は渡辺と川崎でスタート。渡辺はロックアップの姿勢からロープに押し込みパンチ。ロープに振ってタックル、さらに自ら走ってもう2発。カバー、カウント2。大隅にタッチ。大隅ドロップキック3連発から逆エビ固め。渡辺入りストンピングからボディシザース。川崎はヘッドロックで無理矢理脱出。川崎ローキック連打からボディスラム、変形のスタンディングクラッチ(両足をデルフィンクラッチのように取るのだが、拷問技)。いろんな技を持ってるのかもしれんが、余裕のある時にしかそれを出せないというのもねえ。大隅がドロップキックでカット。川崎は池田にタッチ。池田は渡辺にドロップキック、ボディスラム、串刺しドロップキックを打ちまくり、また川崎にタッチ。川崎は渡辺の背中にサッカーボールキックからメキシカンストレッチ。大隅またドロップキックでカット。渡辺ようやく大隅にタッチ。大隅は川崎にドロップキック、顔面キック。ロープに固定して渡辺に蹴らせ、スリーパー。川崎がタックルに行くが大隅は動きを見切ってバックを取りまたスリーパー。川崎ロープ。渡辺が入り、ダブルショルダータックルからエルボーアタック。川崎はキックで返して池田にタッチ。池田アームブリーカー、クロスボディ(ちょっと低い)、逆エビ固め。10分経過。池田は渡辺をキャメルクラッチ、前から川崎がキック(池田は飛ばない。当然か)。大隅池田の後ろからドロップキックでカット。川崎にタッチ。川崎は渡辺の腕を取るとリンギーナに。大隅すぐにカット。大技の無駄遣いだよなあ。この技の価値が落ちるよ。大隅正式に入るとパンチからボディスラム、十字固め。渡辺ももう一方の腕に十字固め。池田がカット。大隅はランニングネックブリーカー2発、カウント2。大隅がキャメルクラッチに川崎を捕らえ、渡辺に蹴りで仕返しするよう指示するが、渡辺おっかなびっくりの弱い蹴りしか出せない。大隅、渡辺にタッチ。渡辺タックル3連発。川崎キックで反撃し池田にタッチ。渡辺はエルボーアタック。15分経過。残り時間は5分。大隅が入りカウンターのドロップキック2発。池田は川崎にタッチ。川崎は大隅をロープに振ってモンゴリアンチョップ、当然大隅やり返す。川崎フライングクロスアタック。大隅はカニばさみからジャパニーズレッグロールクラッチホールド、いい感じで決まったがカウントは2。川崎は池田にタッチ。大隅も渡辺にタッチ。池田串刺しドロップキックはヒットさせるが反転ミサイルキックはよけられる。渡辺払腰2発。今日はキレがいい。川崎カット。渡辺が池田を捕まえ、大隅がミサイルキック、池田かわして渡辺に誤爆。川崎が大隅を連れて場外戦に。池田がその間にフライングボディアタックから渡辺をフォール。

池田(17分32秒 体固め)渡辺

うーん、新人なんだから(大隅と川崎は違うが)甘く見なきゃいけないのかもしれんが、この試合はちょっと寒かった。


第3試合 キューティー鈴木 vs コマンド・ボリショイ

地方では何度もやってるだろうが、後楽園でこのカードというのは珍しいかも。ロックアップからヘッドロックホイップ、それをヘッドシザースで返してブレーク、という超オーソドックスなスタート。前2試合とは明らかに違うものが見れそうだ。力比べはキューティーの勝ち。ブリッジすら許さない。キューティーのストンピングに怒ってコマンド睨み付ける。キューティーも睨み返す。張り手合戦からキューティーは前蹴り連打。ドロップキックを浴びせブレーンバスターからフォール、1カウント。キューティー胴絞めスリーパー。コマンドロープへ。キューティーロープに振るが、コマンドはアームホイップで返す。コマンドはキックを入れてDDT。腕を取ってロープ渡り。アームストレッチからサーフボードに取ったところで5分経過。コマンドロープに振る。キューティーがニーアタックで逆襲。DDT、カウント2。キューティーはコーナーから飛んでのダイビングネックブリーカー、これもカウント2。キュー顔面キック。コマンド2発目をかわして裏投げ、カウント2。コマンドコーナーに上がる。キューティー肩車に取る。コマンドは待ってましたとばかりにミステリオ・ラナに行くがキューティーはこれをボムで叩き付ける。キューティーコーナーに上がり、ダイビングフットスタンプ。場外に蹴り落とし、エプロンから場外のコマンドにもう一発。フェンス、客席に叩き付けてリングに戻す。もう一発コーナーから狙うがこれはコマンドかわす。コマンドはキューティーをコーナーに振る。キューティーコーナーに駆け上る。コマンド走って下から掌底。そして雪崩式フランケンシュタイナー、キューティー頭から突っ込む。しかしカウント2でエビに切り返す。これも2。コマンドコーナーへ。キューティー追って雪崩式バックドロップ。キューティーはフルネルソンに。コマンド切り返し、投げっ放しタイガースープレックス。もう一発、カウントは2。コマンド掌底。カバーに行くがキューティーの足はロープに。10分経過。コマンドはピコバスターホールド、これもカウント2。もう一度タイガースープレックス、キューティーはこれも2で返す。コマンドはキューティーをコーナーに上げ、雪崩式裏投げ、キューティーこれを潰す。コマンドが立ちあがる前にキューティーロープに走り四つんばい頭目掛けて低空ニーアタック。キューティーコーナーへ。コマンド追って雪崩式裏投げ、カウントは2。コマンド掌底、キューティーかわしてドラゴンスープレックス、カウント2。キューティーはダイビングフットスタンプをはさんでダイビング延髄ニー、3カウント。

キューティー(13分27秒 体固め)コマンド

コマンドが今日は勝てそうだったんだが、キュー様の壁は厚い。


第4試合 尾崎魔弓JWP所属試合最終戦
尾崎魔弓 vs 天野理恵子

尾崎も天野もニューコスチューム。天野のセコンドにはシュガー、尾崎のセコンドには永島。他の若手はいない。大隅は花道の奥でこれを見ている。ゴング前に天野のジャーマン。ドロップキックはかわして尾崎顔面キック。尾崎パワーボムに行くが天野抵抗。十字へ。尾崎かみついて脱出。尾崎は天野をロープに固定していつものポーズ。尾崎アームストレッチに行くが、天野は切り返してヒザ十字に。尾崎ロープ。天野は中央まで引っ張ってアキレス腱固めに。尾崎は体勢を入れ替えると場外へ。四方のフェンスに全部ぶつけ、客席でイス攻撃。尾崎先に戻る。天野エプロンに立つ。「センター!」尾崎下がらない。にらみ合いの中、5分が経過。天野がスキをついて入ろうとするがやはり尾崎につかまる。尾崎サンダーファイヤーパワーボム、足でフォール、2で返す天野。尾崎がロープに振る。天野がフライングラリアット。もう一発、カバー、カウント2。天野は逆エビから片逆エビに。ヒザをホールドして絞り上げる。自らリリースしてストンピング、バックドロップ、キャメルクラッチ。尾崎反転、ボディシザーズ状態の天野を持ち上げて落とす。尾崎が天野をコーナーに振る。天野はコーナーに飛び乗って尾崎を待つが、うまい具合にスカされ場外まで転落。しかしロープ越しに尾崎に回転エビ固め。尾崎はブレークすると天野の顔面に4連発のドロップキック。天野は尾崎をコーナーに押し込み後方回転エビ。尾崎起き上がる。これを投げっ放しジャーマン。天野は尾崎を場外に落としトペ。フェンスに2回ぶつけて先に戻る。10分経過。戻ってきた尾崎に天野エルボー、尾崎スカしてロープ越しにスリーパー。尾崎がトップロープからトペコン、天野かわす。天野が逆にダイビングプレス、尾崎足を出す。尾崎サンダーファイヤーパワーボム、天野は腕を取って裏十字に。尾崎ロープ。天野フライングラリアット、2発目をかわして尾崎ハリ手。しかし尾崎の裏拳はかわし、その腕を取ってワキ固めに。天野ロープに振る。尾崎キック。テキーラの体勢、天野抵抗。尾崎はヒザを天野の顔面に入れ、トップロープからダイビングフットスタンプ。そしてまたサンダーファイヤーパワーボム、天野2で返す。尾崎予告付き裏拳、即カバー、天野は2でキックアウト。天野が鼻から出血。尾崎もう一度裏拳、天野はかわし首刈り飛びつき腕十字。尾崎ロープに逃げる。天野リング中央でもう一度。15分経過。尾崎またロープ。天野がテキーラの体勢、尾崎ブレークして裏拳。ライガーボム、天野返す。天野もう一度飛びつき十字。尾崎はそれをパワーボム風に叩き付け、3カウント。

尾崎(16分19秒 エビ固め)天野

関西が花束を持って登場。尾崎にひとことふたこと言ってそっけなく渡して帰る。山本代表も花束を持って上がるが、永島が天野にマイクを渡すのを見て一旦リングを下りる。
天野マイク。泣いている。なかなか切り出せない。

「尾崎さん、自分が今ここで、JWPで、プロレスを続けていられるのは、尾崎さんのおかげです。尾崎さんがいなかったら、プロレスやってなかったかもしれません。これからもよろしくお願いします!」

OZの4人がリングに上がり、両手を挙げる。山本代表、改めて花束を尾崎に。



ここで休憩。休憩後のインフォメーションコーナー、ヤマモの第一声「皆さんこんばんは、渡嘉敷勝男です。真実はひとつです。」ややウケ。続いて「必ずもうけさせてくれよ。」これは反応薄かった。パートナーは「レディゴン人気投票、疑惑の1位の池田が許せない」渡辺えりか。



第5試合 ダイナマイト関西&本谷香名子 vs デビル雅美&宮口知子

「ジュニアを卒業」したからと言って、いきなり試合内容が変われるわけではない。しかし試合における「責任」の重さは変わることを期待される。そんな2人が両巨頭と組んでのタッグマッチ。組み合わせは以前の「付き人タッグ」と同じ。本谷は黄色の新しいコスチューム。先発はその本谷と宮口。前回のシングル戦同様の速い動き、技の切り返し。ロープワークから宮口はキチンシンク。カバー、カウント1で本谷返す。宮口首4の字、本谷すぐ脱出してキャメルクラッチに。そこに関西が入り、キック。本谷飛ぶ。本谷カバー、宮口返す。本谷逆エビ、宮口ロープ。デビルにタッチ。デビル、本谷に頭突き。本谷頭突きで返す。デビルもう一発。デビルは本谷をターンバックルにぶつけ、いきなりのパワーボム。デビルさらにストンピング、宮口入ってニードロップ。さらにエルボードロップ2発。宮口は逆エビに入ろうとするが、本谷コークスクリューホイップからエビ固め、2カウント。本谷関西にタッチ。宮口にミドルキック連打、エルボードロップからサソリ固め。デビル、檄は飛ばすがカットには入らない。宮口自力でロープに達しようとする寸前、本谷が妨害。しかし何とかロープへ。関西は宮口をロープに固定し背中にキック。さらに本谷もエプロンからキック。5分経過。関西がキックで倒し本谷がカバー、2カウント。宮口逆さ押さえ込みに行こうとするが失敗。デビルとタッチ。本谷デビルのバックを取る。デビルはバックエルボーでブレーク。デビルラリアット、逆水平。本谷をロープに固定、宮口がお返しのキック。デビルロープに走り延髄ラリアット。宮口にタッチ。宮口はブラックバスター。回転の途中で本谷は回転エビに。2カウント。本谷ジャーマンからトップロープに上る。宮口は追って雪崩式ブラックバスター。そこにデビルがローリングセントーンに行くが、またも自爆。本谷デビルにスリーパー。デビルは背負ったままコーナーにぶつけ脱出。宮口が押さえてラリアットを打つが誤爆。関西がデビルにラリアットから場外戦。関西がデビルと宮口を押さえて本谷プランチャ。リングに戻り、本谷ミサイルキック。デビル立つ。そこに関西突進、ラリアット相討ち。本谷バック取る。関西ラリアットにデビルかわす。本谷もかわす。関西が顔面にキック、本谷がカバー、デビル2で返す。もう一度本谷が捕らえて関西ラリアット、デビルかわし本谷に誤爆。宮口が入り、関西にジャーマン。再び場外へ。デビルは本谷、宮口は関西をフェンスにぶつける。10分が経過。デビルが本谷を場外マット上でパワーボム。潰す気かー!宮口は関西にエプロンからボディシザーズドロップ。宮口は関西を上げる。デビルがスリーパー。本谷は場外でダウンしたまま。キューティーとコマンドが介抱。宮口が入る。関西バックドロップ、宮口体をひねって潰す。ダブルタックル、関西かわす。デビルラリアット、宮口に誤爆。関西キック。本谷立ち上がろうとするがまた倒れる。関西宮口にバックドロップ。デビルがカット。関西スプラッシュマウンテンの体勢、デビルが足を蹴って阻止。宮口スリーパー、関西振りほどく。デビルがカカト落としに行くが空振り。関西ラリアットでデビルを場外に落とす。場外でようやく復活した本谷がデビルをジャーマン。関西は宮口にラリアット、2で返す宮口。関西は本谷にタッチ。本谷セントーン3発、カナローラー、もう一発セントーンからカバー、カウント2。関西が宮口にキック、本谷がラ・マヒストラルで丸め込むがデビルカット。関西がデビルにもキック。2人を並べて寝せて、本谷とダブルのセントーン。15分が経過。本谷がコーナーへ。関西が宮口を捕らえるが、デビルが本谷を落とす。宮口関西にエルボー。そして肩車で上げる。デビルがコーナーからエルボーを打って、宮口肩車式バックドロップ。カウントは2。宮口垂直落下ブレーンバスター狙い、上がらない。2度目のトライ、上がった!垂直落下、しかしカウントは2。そこにデビルがローリングセントーン、ヒット!当たったのを見たのは2度目だ。宮口がカバー、カウント2。デビルが入ってきた本谷にライガーボム。これで本谷はアウト。宮口が関西のバックを取る。デビルがカカト落とし3発。宮口ジャーマン。関西起き上がる。が、デビルがまたカカト落とし。宮口延髄蹴り、カウント2。宮口もう一度垂直落下式ブレーンバスター、デビルがコーナーから飛んで足を押し込む。宮口カバー、1-2-3!宮口が関西から取った!

宮口(17分10秒 体固め)関西

うーん、まさかこういう結果になるとは。確かにタッグパートナーの本谷を完全に潰して関西にふたりがかりで波状攻撃という作戦は見事に成功した、という感じだが。デビルと宮口はリング中央で呆然とする関西&本谷を無視して四方に礼。本谷は立ち上がれぬまま渡辺におぶさって帰る。関西ようやく立ち上がり、四方に礼をして控室へ。これは衝撃の一瞬だ。



第6試合 福岡晶 vs 久住智子

福岡はエメラルドグリーンをフィーチュアしたニューコスチューム(今日は多いな)。ゴングと同時にドロップキック相討ち。久住がバックを取る。上から十字固め。福岡腕を抜きながら押さえつける。久住腕をホールドし、また十字固めへ。福岡上体を起こし脱出、がぶる。久住が上になり、アキレス腱固め。福岡ロープへ。久住は福岡をロープに振ってドロップキック。コーナーに座り込む福岡に強烈なストンピング。髪をつかんでホイップ、顔面ドロップキック。去年の6月とは違うんだ、というところを存分に見せ付けてといる。久住逆エビ、福岡ロープへ。久住「よっしゃ回すぞー!」と叫んでからジャイアントスイングに。約10回転。福岡は久住のボディに横蹴り。バックを取る。久住は股間から福岡の足をすくって倒し4の字へ。4の字のかかりが甘いとすぐにデスロック、さらにキャメルクラッチに移行。福岡が反転してボディシザーズの体勢になると久住は十字へ。福岡も足を取って逆エビに。すごい反り方。さらに逆片エビで締め上げる。5分経過。久住ようやくロープへ。福岡は背中にキック。コーナーに振る。久住反転ミサイルキックを狙うが福岡スカす。福岡卍固め。しばし締め上げた後リリースしてバックドロップ。福岡がエプロンに出る。久住素早く立ち上がり、トラースキック。福岡場外転落。久住スワンダイブプランチャを狙うが失敗。すぐに下に降り、場外で福岡にブレーンバスター。リングに戻るや「もう1回!」でスワンダイブプランチャ。ちょっと安定度は落ちるが一応成功。リングに福岡を引き揚げダブルアームスープレックスホールド、2カウント。久住はロコモーションジャーマンに入る。福岡は2発目の前に足をフック。久住ロープに振る。福岡側転で攻撃をかわし、ウラカン・ラナ、カウント2。福岡はカニばさみからヒザ十字。久住ロープ。福岡は久住を場外に落とし、エプロンからトペコン。久住をフェンスにぶつける。しかし久住は2回目にはフェンスを飛び越し、福岡が突っ込んでくるのを待ってイス→フェンスの3ステップドロップキック。リングに戻りスワンダイブミサイルキック2発。3発目、福岡が突っ込んできたためスワンダイブの飛びつき後方回転エビに切り替える。カウント1で福岡返す。久住すぐにジャーマン、カウントは2。10分経過。久住ロコモーションジャーマン、4発目でフォールの体勢、2。久住は福岡をコーナーに乗せ、自分も上がる。福岡落とす。福岡久住の脳天にミサイルキック。得意のルーチンか?しかし久住はカバーを1カウントで返し、下から張り手。福岡は上から頭突き。久住も体勢を入れ替え頭突き。福岡再度上になって頭突き。福岡ロープに振ってカウンターで張り手、タイガードライバー、カウント2。久住は転がって場外に逃げる。福岡は起きるのを待ってケブラーダ。きれいにヒット。福岡先に上がって待つ。なかなか起き上がれない久住。福岡が「久住」コールを起こす。久住ようやく自力でエプロンに。福岡リングに引き入れジャーマン。しかしタイガードライバーは久住ブロック。そのままコーナーに突進して何度となくぶちかまし。福岡はヒザを入れる。福岡トップロープに上る。久住も上る。頭突きを入れて雪崩式ダブルアームスープレックス、カウントは2。15分経過。福岡コーナーから飛びつき前方回転エビ固め。久住切り返す。カウント2.9!久住クロスアームスープレックス、カウント2。座った状態の福岡に久住は後ろから両足を差し入れ、ジャパニーズレッグロールクラッチホールド、カウント2.8!久住自らロープに走る。福岡ジャンプして延髄蹴り。ダブルアームに捕らえ、ハイアングルのタイガードライバー。福岡トップロープへ。久住フラフラと立ち上がる。その後頭部へライダーキック、片エビに捕らえ、3カウント。

福岡(16分51秒 片エビ固め)久住

福岡マイク取る。「久住、今日はありがとう。これから久住と2人でタッグのベルトずっと守って行こうね!」
「それからキューティーさん。」

キューティー、リングサイドまで来る。

「無差別級のタイトルマッチ、やりましょう。」

キューティー、マイクでは答えずに山本代表にひとこと。そして帰る。

山本代表が代わって答える。「今、『やりましょう』という答えがありました。」

最後のキューティーの態度はちょっと意味深だが、昨年末に始まった動きがようやく形になるのか?


昨年9月もそうだったが、客の少ない時には特にいい試合見せてくれるねJWP。




観戦記のINDEXに戻る