JWP 98.4.12 後楽園ホール大会


開場は予定より少し遅れて17時50分。そのため開始も18時30分の予定が18時43分に。客入りは前回よりちょっといいくらい。純血JWPを楽しみに来た人ばかり、というわけでもないんだろうが、なんか雰囲気がいい。ヤマモも「今日は会場に活気があるねえ」とか何とか。


第1試合 春山香代子 vs 渡辺えりか

春山の左ヒザにはサポーター。痛めたのかな?前はなかったような気がするが。渡辺がゴングと同時に春山の後ろに回ってスクールボーイ狙い。これが中途半端に春山を引き倒す形となり、春山は頭を打つ。渡辺さらにタックル3連発からスリーパー、ボディシザーズと攻める。春山は立ち上ると逆さ押さえ込み、カウントは1だが形勢が逆転する。ロープに振ってのタックル連発で渡辺を倒すと首4の字に。渡辺苦しむがレッグロックに切り返す。渡辺は走ってエルボーアタック。カバー、2カウント。スクールボーイ、これも2カウント。またタックルからボディシザーズ、今度はキャメルクラッチに移行。この流れはスムーズでいい。5分が経過。渡辺は串刺しエルボーアタック、ボディスラムと攻める。春山防戦一方。渡辺スリーパー、春山なんとかロープへ。渡辺サイドヘッドロックで締め上げた後、そのままホイップしケサ固めのように体重をかけて春山のスタミナを奪う。これはいい作戦か。春山必死に体をずらしてロープに。しかし渡辺はさらにタックル、ボディスラム、超弩級クロスボディと畳み掛ける。春山はボディスラムに行こうとする渡辺を首固めに切り返し、ボディスラムから逆片エビ固め。ようやく反撃開始。10分経過。春山は串刺しエルボーアタックからフライングソーセージを打つが、とっくに渡辺は立ち上った後。このへんは春山の大きな課題だな。渡辺はこのスキに腕十字狙い。春山ロープへ。渡辺は春山をロープに振り、まずタックルを受け止めて、2度目に払腰から十字固め。この得意パターンで渡辺が勝ったかと思いきや春山はロープへ。渡辺もう一度払腰、春山はこらえて逆に投げる。押え込むがカウントは1。両者スタンディングでパンチ合戦。春山はショルダースルーからフライングソーセージ、これは決まるがカウントは2。春山ボディスラムで渡辺を叩き付け、セカンドロープからダイビングプレス、今度は3カウント。

春山(13分2秒 体固め)渡辺

腹を押さえる渡辺。よほど最後の一発が効いたのか?ともかく、これにて第3試合のキューティーのパートナーは春山に決定。


第2試合 本谷香名子 vs 池田麻奈美

本谷の両ヒザのサポーターが分厚い。一向によくならんねえ。他の3人が上に挑むこの日に本谷だけ下の相手というのもそのへんに理由ありなのだろうか?最初はなかなか組もうとしない2人。本谷が池田の足を取ってステップオーバートーホールド、池田蹴って返す、を2回繰り返し。本谷はロープ反転のドロップキックを出すが池田はかわして逆に串刺しドロップキック。さらにロープに振って得意のクロスボディに行くが、随分低く、本谷に抱き止められる形になり、自分の腹を打つ池田。本谷前蹴り、首4の字、髪ホイップ。池田はもう息が上がったような感じ。スクールボーイに行くが本谷は1で返し、腕を取る。池田、切り返すことも向かっていくこともできずにひたすらロープに逃げを求める。本谷アームストレッチ、池田ようやくロープへ。今度は本谷が池田をロープに振ってクロスボディ。池田を巻き込むようにきれいに決めてみせる。カウントは2。本谷また腕を取る。池田今度はパンチを打っていって脱出。池田が本谷をロープに振ろうとする。本谷これを拒否。これを2回やったあとロープに振って池田ドロップキックに行くが低い。本谷も倒れない。やっと5分。本谷が正面飛びのドロップキックから逆エビ固め。このへんから「本谷決めろ」の声も飛ぶ。池田が必死に抵抗したため体勢が崩れ、本谷はレッグロックに移行。池田ロープ。池田は逆さ押さえ込み、カウントは2。クロスボディ、カウントは1。本谷の腕を取るが本谷は難なくヘッドシザーズに切り返す。本谷立ち上って胸板にニースタンプ。コーナーに振ってドロップキック、池田もカウンターのドロップキックで反撃。さっきに比べて手数は出てるが、ヒットはしていない。本谷はコーナーに振ってスティンガースプラッシュみたいに体当たり。そのままエプロンに出る。池田は本谷を引きずりいれストンピング。本谷はロープに振ってパンチ。なんか本谷の動きが変。やろうとしてることと実際の動きに狂いがあるような。池田ドロップキック、本谷はキックで返す。本谷が池田を丸め込もうとするが、回りきれずに池田に上に乗られる。カウントが入る。あわてて2で返す本谷。本谷が池田をコーナーに振る。池田は反転クロスボディ。さらにコーナートップからダイビングのボディアタック、カウントは2。動きよくなったか?>池田。池田再度コーナーへ。本谷下から蹴ってデッドリードライブ。今度は本谷が上る。池田がデッドリードライブのお返し。池田はフロントヘッドロックに。本谷切り返す。本谷はリバーススープレックスからセントーン。もう一発行くか、と思ったら「起きろ!」と声をかけて「決めるぞ!」のミサイルキック。しかし池田はこれを2で返す。本谷の顔に意外なような、余裕のような、でもちょっとあせってるような表情が浮かぶ。立ち上った池田にビンタを入れて飛びつきの前方回転エビ固めに行く本谷。池田が切り返してカウント入る。ぎりぎりで返す本谷。本谷がヒザを気にする。本谷トップロープに。池田追う。本谷蹴って後ろを向かせると後頭部にミサイルキック、これでカウント3。

本谷(13分11秒 体固め)池田

不本意な試合に勝ち名乗りも受けずにそそくさとリングを後にする本谷。一方の池田はダメージ大きい。しかし一度はスタミナ切れたように見えたのがここまで盛り返したというのは評価できる。もっともすぐにスタミナが切れなければなおいいのだが。


第3試合 キューティー鈴木&春山香代子 vs コマンド・ボリショイ&大隅沙理

大隅は緑のワンレガータイプのニューコスチューム。脇腹のとこには「SASORI」文字。コマンドもコウモリをかたどったようなオーバーマスク。4人がそれぞれ握手。コマンドはキューティーとの握手をこばむような振り。結局腕を引き込んでそこに大隅ドロップキック、ロープに振り、大隅と2人でダブルのサリーちゃんV。大隅はさらに串刺し式のサリーちゃんVを狙うがこれはキューティーにかわされコーナーポストに自爆。大隅コーナーでストンピングを浴びるが、春山が出てくるとフェースクラッシャーからサソリ固めの体勢、そこから足はそのままにSTFのような複合技に移行。SDF(Scorpion Deathlock with Facelock)とでも言うのだろうか?コマンドが入り、春山をキャメルクラッチ。その顔面に大隅はドロップキック。春山は大隅にタックル4発打ってキューティーにタッチ。キューティーは大隅にDDT、ジャンピングニーアタック、アームストレッチで春山にタッチ。春山の腕に血がついているのに気づく。どうやら鼻血が出てそれを腕で拭いた様子。大隅は春山を首固め、1カウントでコマンドにタッチ。コマンドはキックを入れ、首投げからサーフボードストレッチへ。さらに片逆エビ固めに取る。春山はロープに。キューティーが春山に助けの手を伸ばす。そのキューティーに大隅が突っ掛かって行くがキューティーはこれを一蹴。コマンドは春山をリング中央に引きずってまた片逆エビ。春山は自力でロープへ。春山はコマンドをボディスラムで投げようとするが1回目は失敗。2度目で成功してキューティーにタッチ。キューティーはダイビングラリアット、コマンドかわす。しかしコマンドのバックを取ってジャーマンに。キューティーがキックを出す。コマンドはその足を取ってジャンプしてひねりながらヒザ十字に。ドラゴンスクリューより地味だが効率的な動き。キューティーロープに。コマンド裏投げ狙い、キューティーはDDTに切り返す。春山が入りコマンドにタックル。コマンドはネックスプリングで起き上がる。コマンドは春山の足の間をスライディングで抜け、後ろからヒザ裏にドロップキック。大隅入りきれいなフォームのドロップキック。ことこの技に関しては大隅は新人4人とは大きな差がある。春山逆さ押さえ込みに行くが大隅こらえて逆に逆さ押さえ込み、カウント2。10分経過。大隅は春山を飛び越して回転エビ固めに。春山こらえて「雷電ドロップ」(byヤマモ)3発。コーナーに振って串刺しエルボーアタック。キューティーも串刺しニーアタックでつなぐ。キューティースペシャルはコマンドがカウント2でカット。キューティーはダイビングフットスタンプを狙うが大隅は寸前でかわす。キューティーは大隅をコーナーに振るが、大隅はそのままコーナーに上りスーパーサリーちゃんV、コマンドにタッチ。コマンド掌底、キューティーかわしてフルネルソン、コマンド切り返してピコバスターホールド、カウントは2。コマンドはキューティーをトップロープに上げる。キューティーは上がってきたコマンドを蹴り落とし、ダイビングフットスタンプ。カバー、カウント2。春山が入りフライングソーセージ2発。3発目はコマンドよける。コマンドはビクトル投げからヒザ十字、キューティーカット。コマンドが春山を押さえて大隅がミサイルキックを打つがこれはコマンドに誤爆。春山は大隅にショルダースルー2発からフライングソーセージ、2カウント。トップロープからのダイビングプレスは壮絶な自爆。大隅ランニングネックブリーカードロップ5連発、キューティーがカット。大隅は春山の後頭部にミサイルキック、春山自力でキックアウト。今度は正面からミサイルキック、これは見かねたキューティーがカット。コマンドがロープ際でキューティーに抱きつく。「放せ、バカヤロー」「うるせー」と言い合い。その間に春山は大隅のボディスラムをつぶし2カウントを奪う。しかし最後は大隅がトップロープからダイビングプレスを決め3カウント。

大隅(15分23秒 体固め)春山

コマンド組勝利の瞬間、なぜか一瞬だけキューティーのテーマがかかり、怒って千葉リングアナを睨み付けるコマンド。う~ん、今日は本部席でラジカセでやってるわけではないから悪いのは千葉さんじゃなくて音響のSさんだぞ。


第4試合 デビル雅美&ダイナマイト関西 vs 宮口知子&久住智子

宮口、久住両者とも新調したコスチューム。久住は紫系でヒラヒラ付き。宮口は赤と黒基調なのだが、なんだか「電人ザボーガー」を思わせるデザイン(いや、正確なところは覚えてないが、なんかそういうイメージが浮かんだのだ)。2人の顔には緊張の色がありあり。先発はデビルと宮口、に見せかけて久住も出て2人でデビルにドロップキック。デビルは2人まとめてのラリアットはかわされたものの、1人ずつラリアットをお見舞い。さらに宮口にはパワーボム、頭にストンピング。そして関西にタッチ。関西は宮口をロープに張り付けてミドルキック3発。リングに戻してエルボードロップ。スリーパーに取る。宮口ロープに逃げる。関西なおも蹴る、蹴る。デビルとダブルタックル、宮口吹っ飛ぶ。ここまでは圧倒的体力差そのままの試合。デビルが宮口をスリーパーに。久住カット。その久住を関西がスリーパーに。宮口ロープに逃げる。デビルは宮口をコーナーに振る。宮口はデビルの突進をかわし、逆に飛び込んでヒザを入れる。さらにかち上げるようなエルボースマッシュ。最近の宮口はこういう打撃系の技にすごく説得力がついたところがよい。久住にタッチ。久住はドロップキック3連発。デビルの両足を取って逆エビに行こうとするが、観客の「回せー!」の声に「オッケー、回すぞ!」と応えデビルの巨体をジャイアントスイングに。回転は4回ほどだが、その意欲がいい。さらに逆エビ固めに取る久住。キャメルクラッチに移行するとデビルの顔面に宮口がドロップキック。5分経過。デビルはレッグロックに切り返すが、久住もボディシザーズに。宮口が「しぼれしぼれ!」と叫ぶのはわかるが、赤コーナーの関西までもが「効いてねーよ!もっとしぼれ!」と叫ぶ。デビル起き上がり、久住の両足をつかむとお返しのジャイアントスイング。10回ほど回して「ざまみろ!まかせたぞ!」と関西にタッチ。関西は豪快なブレーンバスター、2カウント。サソリ固めは久住が自力でロープに。デビルが入り、久住をキャメルクラッチ。そこに関西がナルシストキック。(デビルは飛ばない)宮口が関西の顔面を狙ってドロップキック。関西はエルボースマッシュで返す。そして久住にもエルボー。デビルにタッチ、デビルはパワーボム、ズン前。久住は宮口にタッチ。宮口はデビルを片足タックルで倒し、足を引きずってコーナー近くへ。そこに久住がダイビングフットスタンプ。これは意表を突いたいい攻撃。久住さらにドロップキック、宮口もドロップキック。デビルラリアットを打って関西にタッチ。関西はラリアットに行くが宮口はその腕を取ってワキ固めに。10分経過。関西ロープへ。久住入る。関西捕まえてバックドロップを狙うが久住は体をひねってこれを潰して、腕十字に。関西体勢を切り換え、投げっ放しのバックドロップ。出てくる宮口には水面蹴り。思わずデビルも「うまい!」。さらに宮口にキックを打ち込みデビルにタッチ。デビルはラリアットを入れ、「終わりだ!」と叫んでのパワーボム。宮口は空中で体を離してうまく着地するがそこにデビルのビンタ。宮口ロープ際に。デビル突っ込む。宮口はデビルを場外に投げ落とす。久住もドロップキックで関西を場外に。久住は関西にスワンダイブプランチャ、宮口はデビルにエプロンからのダイビングボディシザーズドロップをほぼ同時に。久住は場外で関西の腕を攻め、宮口はデビルをフェンスにホイップ。関西は久住にエルボーを打って反撃、久住を観客席に投げ込む。宮口はデビルをリングに連れ戻し、垂直落下ブレーンバスター狙い。デビルはブロックし、ハイキックを宮口の後頭部に。デビルコーナートップに。久住がエプロンから足を押さえる。宮口コーナーに上がり、雪崩式ブラックバスター。カウントは2。久住がコーナーからダイビングプレス。続いて宮口も。しかしこれにはデビルが足を出して迎撃。関西が宮口にラリアット。久住はデビルをダブルアームの体勢に捕らえるが、関西が後頭部にハイキック。デビルはリバーススープレックスで投げる。15分経過。デビルと関西は久住に時間差ラリアット。デビルがパワーボムに抱え上げる。久住抵抗し、コーナートップに着地。関西が代わってダイハード関西の体勢に。宮口が下から蹴る。関西転落。久住はミサイルキック。久住さらにスワンダイブで飛ぶが待っていたのは関西のミドルキック。関西バックドロップからカバー、カウントは2。関西スプラッシュマウンテンの体勢、久住は回転エビに丸め込み、2カウント。宮口は関西をジャーマンで投げる。デビルは久住にカカト落しを入れ、コーナーに上る。ローリングセントーンがヒット!(見たのは3回目)宮口あわててカット。関西久住の顔面にキック。宮口がカットに入るがその顔面にもキック。デビル・関西は2人でポーズ。関西が宮口をスプラッシュマウンテン、そして権利のある久住はデビルがライガーボムを同時に。これで3カウント。

デビル(18分7秒 エビ固め)久住

うーん、結果は出すことができなかったが、通常ルールでキャリア3年半の選手がここまでやったというのはやっぱりがんばったんじゃないか?何より試合が面白かったし。


第5試合 福岡晶 vs 天野理恵子

天野のテーマがまた変わってる・・・・今度は何だ?天野はリングアナのコールを受けるとファイティングポーズ。天野のファーストムーヴが注目されたが、ゴングが鳴ると天野はアリ戦での猪木ばりに寝っ転がって福岡を挑発。福岡これには乗らず、むしろ顔には笑み。福岡が乗ってこないと見るや天野今度は四つんばいからスキを狙う。これも通じず、次はようやくアップライト。福岡がローキックで様子見。天野はこれをガードして逆にローキック。福岡手四つに行くと見せかけて天野を捕らえロープに振る。天野は福岡のラリアットをかわして福岡の後ろに回り、ロープに押し込むと後方回転エビ固め。福岡が天野の腕を取る。天野は裏蹴りでブレークする。天野エルボーを打った後、福岡を場外に蹴り出す。フェンスにぶつけ、腕を鉄柱で攻撃。さらに腕をフェンスにもからめ、エルボーを入れる。福岡は反撃とばかりに天野を西側観客席に投げ込み、イスを3脚ほど投げつける。またフェンス、東側観客席へと天野を投げ込む福岡。先にリングに戻って待つ。ここで5分。天野スキをついてリングイン。福岡はコーナー利用のミサイルキック、天野即座に立ち上がりエルボー、福岡もぐるぐるエルボーで返す。福岡は天野をコーナーに振り側転エルボー。天野はコーナートップに座って福岡を待ち、福岡が来たところで肩に飛び乗ってビクトル式腕十字固めに。ようやく天野の関節技が牙をむいてきた。福岡はロープへ。福岡天野をロープに振ってジャンピングボディシザースドロップ。天野はこれを十字固めに。福岡上体を起こして押え込む。天野は場外に。福岡早くもエプロンからトペコン、コーナートップからケブラーダ敢行。天野この2つをモロにくらってしまう。福岡コーナーに上って待つ。天野がリングインすると福岡はミサイルキック。ムーンサルトプレスは天野かわし、ヒザを打った福岡にヒザ十字。さらにヒザにストンピング、ドロップキック。ビクトル投げからヒザ十字。福岡はもう片方の足で天野の頭を蹴って脱出。天野はコーナーに上ってダイビングラリアット、さらに自ら走ってフライングラリアット。もう一発。さらにもう一発かと思いきや4発目はフライングニールキック!福岡場外転落。10分経過。天野はトペスイシーダ。さらに福岡のヒザをフェンスに引っかけてヒザに蹴り。福岡の口から悲鳴にも似た叫び。リングに戻りまたヒザ十字。福岡ロープへ。天野が足を引っ張る。福岡ロープにすがる。そこに天野はフライングラリアット2発。ちょうど磔状態になる。しかし3発目には福岡向って行ってハイキック。後頭部ヒット。もう一発。今度は背中。しかし次のキックは天野が捕まえてドラゴンスクリュー。ちょうどコーナー下に倒れた福岡に天野はなんとムーンサルトプレス!これは驚いた。カウントは2。天野は福岡をコーナートップに上げ、そこから雪崩式ハーフハッチ。コーナーに押し込んで後方2回転エビ固め、これもカウントは2。飛びつきの首刈り十字に行くが福岡が倒れてしまったため決まらず。15分経過。エプロンに出た天野、ロープと福岡を飛び越えて回転エビ、これも2。天野福岡をロープに振ろうとする。福岡切り返す。天野再度切り返す。福岡エルボーを入れタイガードライバーへ。3ぎりぎりで返す天野。ミサイルキックをはさんでもう一度タイガードライバー、レフェリーはカウント2を主張。自分のとこからは見えなかったが肩のみ上がったようだ。福岡が特に抗議しなかったのできっとそうなんだろう。福岡は天野をコーナートップに上げる。雪崩式パワースラム、天野は空中でこれを潰す。しかしロープワークから福岡は天野の得意技、飛びつき首刈り腕十字固め。天野はブリッジで耐えようとするが、ついにタップ。

福岡(17分14秒 腕ひしぎ十字固め)天野

天野マイク。「福岡ー!・・・・今日は負けてくやしい!また絶対次やらせて下さい!絶対!」

福岡はこれにマイクで応えることはなしで、天野の肩を抱いてひとこと、ふたこと。

天野は本部席の山本代表のところにやってきて直談判。実はすぐ近くにいたのだが、何を言ったのかは全く聞こえず。残念。

今日は面白かった。やっぱり純血がいいぞ。それで今日ぐらい客が入れば(もっと入ればもっとよいが)それでいいのではないか?



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