7/31 川崎市体育館大会



入り口に「大隅引退」の貼り紙が。理由は「一身上の都合」とだけ。残念だなあ。会場内に入ると、結構入ってる。ように見えたが、実は今日は2階を解放していなかったのだ。でもG1初日と重なってこれならまあいいかな?6時半をちょっとまわって入場式からスタート。入場式はビッグマッチ仕様の、選手が四方に並ぶ形。珍しく尾崎大先生(経済企画庁長官推奨)も入場式に出ている(右写真)。しかし暑いぞ、この会場。


第1試合 佐井富子&藤原和子(Jd') vs 渡辺えりか&おばっち飯塚(Jd')

7月5日以来のおばっちだあ〜。まず渡辺が入場。手に大根(左写真)。おばっちが大根持つのはわかるが、なんで渡辺まで?で、おばっちは例によって自分のイラストを客席に配ってから入場。おばっち「アタシはこれ畳むから」と割烹着を畳み始め、渡辺に先発を命じる。渡辺と佐井でスタート。渡辺串刺しエルボーからボディスラム、体当たり。おばっちにタッチ。おばっち割烹着は脱いだがエプロン付けたままリングイン。そこからストッキングを取り出し、渡辺と二人でクローズライン(?)。


さらにそのストッキングを佐井の頭からかぶせ、四方の客に見せる(右写真)が、引っ張りすぎて途中で取れる。「おばっちキック!」と叫んでのドロップキック2発の後「カモ〜ン」と藤原を呼び入れる。変なロックアップからおばっち頭突き連打。腕取ってホイップ。「腕攻めちゃうわよ!」と叫んで腕攻めに行こうとするが、藤原はこれをカニばさみで倒し、弓矢固め。藤原ドロップキック3連発。おばっちは逆さ押さえ込みにとらえ、渡辺にタッチ。藤原、入って来た渡辺に首4の字。すかさずおばっちも首4の字。佐井も迷わずおばっちに首4の字。4人つながる。レフェリーが分ける。藤原、佐井にタッチ。佐井は渡辺に串刺しドロップキック2発。ホイップして腕十字に。おばっちがカット。今度は上に乗ってアームベンド、これもおばっちがカット。渡辺はブリッジで返して逆に自分が上に。意外に器用だなあ。佐井は渡辺をロープに振ってドロップキック2発、藤原にタッチ。藤原もドロップキック、しかし渡辺倒れず。渡辺体当たり、藤原吹っ飛ぶ。渡辺ロープに走る。藤原カウンターでキック。しかし渡辺は藤原をロープに振って払い腰2発。カウントは2。おばっちが大根を持ってリングイン、これでクローズライン。藤原は大根めがけてドロップキックを放ちこれをクリア。おばっちにショルダースルー2発、リバーススープレックスで押さえるがカウントは2。もう一発を狙うがおばっちはまた逆さ押さえ込みで返す。藤原がおばっちをコーナーに振る。おばっちはコーナーに駆け上がり、反転ダイビングヘッドアタック。カバー、カウント2。さらにロープに振ってのヘッドアタック3連発。おばっちが藤原を押さえて、渡辺がトップロープからダイビング大根スマッシュ(左写真)。10分経過。今度は渡辺が押さえておばっちが飛ぶが、藤原かわして渡辺に誤爆。藤原は佐井にタッチ。佐井ドロップキック4連発。おばっちは足を取って佐井を倒し、おばっちドロップ予告。藤原が入る。渡辺も藤原を倒して、2人で同時におばっちドロップ。カウントは2。渡辺正式タッチ。佐井をコーナーに振る。佐井は反転してクロスボディ、渡辺かわす。佐井は張り手からロープに振って一本背負い3連発。ボディスラムを打って藤原がダイビングプレス、おばっちがカット。佐井トップロープからダイビングボディアタック、これもおばっちがカット。藤原がおばっちを場外に連れ出す。佐井は名古屋でも渡辺を下したミサイルキックをヒットさせ、3カウントGET。



佐井(13分39秒 体固め)渡辺



第2試合 坂井澄江 vs 春山香代子

もともと第2試合は大隅&春山vs坂井&阿部だったが、大隅の急な引退のためシングルマッチに。春山にとってはいいチャレンジマッチになったかも。握手して両コーナーに分かれるが、春山が奇襲で先制。坂井の頭をつかんでターンバックルにぶつける。しかし串刺しドロップキックの目測を誤り、あっさり形勢を逆転される。坂井が逆にドロップキック3発、ボディスラムから腕ひしぎ十字固め、春山はブロックして上体を起こす。今度はハンマーロックに固めてホイップする坂井。春山ロープに逃げる。坂井がロープに振る。春山体当たりで逆襲。逆エビに。坂井ロープ。春山ロープに振る。今度は坂井がドロップキックを入れ、逆片エビでお返し(右写真)。髪を引っ張ったりして抵抗する春山だが、坂井はなかなか逃がさない。ようやくロープに到達する春山。坂井はロープに振ってフライングボディアタック、春山これを受け止めて投げ落とす。5分経過。坂井がバックドロップを狙うが、春山はロープにしがみついて投げさせない。春山ロープに振ってショルダースルー2発からフライングソーセージ2発、カウントは2。コーナーに振ってパンチを狙うが坂井は足を出す。坂井がボディスラムに行くところを春山スモールパッケージホールド、2カウント。またショルダースルー、坂井は回転エビに。これも2。春山切り返す、2で坂井がまた返す。また2。坂井は十字固めに。春山ロープエスケープ。坂井がかつぎあげるが春山は着地してバックを取り心中アトミックに。エビ固めはカウント2。春山セカンドロープからダイビングプレス、2カウント。坂井の腹の上で足踏みしてからトップロープに上るが、そこからのダイビングプレスはかわされる。坂井十字、春山これはブロックする。坂井変形のダブルリストアームサルトからトップロープへ。ミサイルキック命中。カウントは2。坂井腕を取ってSSSに。春山抵抗。坂井低空ドロップキックを入れて、今度はSSSでなくバックドロップホールドに。これで3カウント。


坂井(9分33秒 バックドロップホールド)春山



第3試合 三田英津子&下田美馬(ネオレディース)vs 本谷香名子&田村欣子(ネオレディース)

ラスカチョ見るのは久しぶりだなあ。と言っても2月に見たんだっけか。先に入場した本谷と田村、何やら相談してる(右写真)。相変わらずの派手な衣装(左写真)のラスカチョ。しかしラスカチョファンは紙テープの投げ方がうまい。これが「年期」というものか。ラスカチョ試合前の握手は拒否。本谷と田村がダブルのドロップキックで先制するが、三田はすぐ返す。田村の髪をつかんでぶん回し、本谷の髪をつかんでコーナーに投げつけ下田にタッチ。下田キック。ヘッドロックに取るが本谷切り返す。下田あわててまた切り返し、強引に倒して逆エビに。下田逆片エビに移行、田村がドロップキックでカット。本谷DDT。自軍コーナーに連れ帰り、田村とふたりで下田を張りつけにして交互にその背中にドロップキック。本谷バックドロップ、カウントは1。田村が入る。得意のステップオーバートーホールドから投げる奴。ところが2発目に行こうとした田村が「痛いー!」と大声を上げる。下田が噛み付いたようだ。田村「いたい、いたーい」と泣いている。どんな噛み方したんだ?下田は三田にタッチ。三田逆エビ、本谷がカット。三田が田村をコーナーに振る。田村反転しての飛びつき回転エビから足に噛み付く。レッグロックに行くが、三田は切り返して逆片エビに。早くもラスカチョはイスを使う。下田が入り、田村をコーナーに振るが、田村反転ミサイルキック。もう一発今度はトップロープから。エビに固める。カウントは2。田村バックを取る。下田ロープに逃げる。下田の息が妙に荒い。コンディション不調なのか?田村はダイアモンドカッターに行くが、下田は田村を放り投げる。5分経過。下田ロープに振ってラリアット、田村かわしてジャーマン。田村トップロープに。三田がイスで落とす。下田上る。本谷が妨害。田村雪崩式ダイアモンドカッターに行くが、途中で下田がスッポ抜ける。それでもカバーに行く。カウント2。こういうのはダメだ。変に小島風のをやろうとするからちゃんと決まらないんだ。DDPのビデオを見て研究せい!下田はロープワークからタイガースープレックスの体勢に。本谷がドロップキックでカット。田村と本谷はダブルのクローズラインを狙うが下田は2人まとめてネックブリーカードロップでなぎ倒し、トップロープに上る。田村にミサイルキック、カウント2。三田にタッチ。田村ヒザ十字。低空ドロップキック2発。三田は田村を担ぎ上げ、エプロンにいる本谷に投げつける。2人とも場外に転落。遠藤が2人を押さえ、下田がトペコン、三田がトペ。三田は田村を肩車してコーナーに上がろうとするが、田村かわして着地。ヒザ十字に行くが下田がイスでカット。三田また肩車する。田村また背後に着地してジャーマン。本谷にタッチ。ヘッドシザーズホイップからロープに走る本谷。カウンターで三田のブレイジングチョップ炸裂。三田が本谷を肩車に。そのままセカンドロープへ。何度も狙った末三度目でようやく決まる三田の超高角度バックドロップ(右写真)。カウントは2。三田が田村を肩に担ぐ。デスバレーか?田村が低空ドロップキックでカット。本谷がウラカンラナに行くが三田はパワーボムで叩き付ける。下田にタッチ。10分経過。本谷バックドロップ。本谷が押さえて田村ミサイルキック。そして本谷のフィッシャーマンバスター、三田がカット。本谷がトップロープからダイビングセントーンに行くが、これはかわされる。下田タイガースープレックスの体勢、本谷はエビに丸め込む、カウント2。下田のクロスボディをかわしてラ・マヒストラル、これもカウント2。田村にタッチ。田村ダブルリストアームサルトに行くが、下田はヒザ蹴りでカット。ムーンサルト狙いでコーナーに上るが田村はそれを引っこ抜くようなジャーマン。三田が入り、田村と川崎レフェリーにイス。さらに田村にもう一発を狙うがこれは下田に誤爆。田村ラ・マヒストラル、2。三田がさらにイスを振るい、無理矢理場外戦に。その間に遠藤がリング上にイスやフェンスをセット。ラスカチョがこれじゃあ裁恐軍のプロレスを「20年前」とか言えないよなあ>京子。戻って来た三田&下田、本谷と田村をイスの上に寝せてトップロープからフェンスを落とすが、もうこの攻撃も何のインパクトもない。田村をトップロープに上げて2人で引き落とし式バックドロップ、本谷がカット。下田ムーンサルト、田村かわして、落ちてきた下田をつかまえるやダブルリストアームサルト、三田がカット。15分経過。田村がトップロープからダイビングプレス、下田は足を出す。カカト落としを入れてカバー、本谷がカットに入る。三田が本谷を捕まえ、自軍コーナーにつるす。最後はデスレイクドライブ(左写真)。これで下田が田村をフォール。

下田(15分36秒 体固め)田村

試合後は恒例・ラスカチョvsヤマモのマイク合戦。

三田「山本代表、お久しぶりです。これでいいのかぁ、8/2だっけ?私たちは強い相手を用意しろって言っといたでしょうが。」

本谷がマイクなしで「もう一度やらせてください!」と割り込む。

下田「やーだ。あんたみたいに弱いのとやんの。」

本谷「このやろー」だか叫んで殴り掛かるがセコンドに分けられる。

ヤマモ「8/2、三田さん、下田さん、本谷で十分ですから。」

ラスカチョ笑う。なんか返そうとするが、

ヤマモ「はい。音楽お願いします。」

ラスカチョ大喜び。好きなんだろうなあ、これが。

しかし今日の試合はラスカチョらしくないというか何と言うか。


第4試合 ダイナマイト関西&宮口知子 vs 尾崎魔弓(Ozアカデミー)&天野理恵子

Ozのセコンドにシュガーと永島。まずはにらみ合い(右写真)。尾崎は宮口とは握手するが、関西との握手を拒否、とまどう天野にも「すんな、すんな。」<先発は宮口と天野。さぐり合いから宮口がカニばさみに行くが、天野は回転してかわす。天野がすばやくバックを取ってスリーパー、宮口はレッグロックに切り返す。天野がそれをまた十字に切り返す。宮口ロープエスケープ。宮口ヒザ蹴り、キック、天野もキックで対抗。天野はロープに飛んでエルボースマッシュ。倒れた宮口にニースタンプ。コーナーに連れ帰り、尾崎にタッチ。さっそく得意のロープ張りつけ&ポーズ。ダブルのタックルから尾崎カバー、カウント1。尾崎スリーパー、宮口ロープ。宮口が尾崎をロープに振り、帰って来たのをそのまま担ぎ上げて回転なしブラックバスター。関西にタッチ。尾崎と関西にらみ合い。関西がローを出す。尾崎ブロック。力比べ、これは関西の勝ち。ミドルキック連打、ブレーンバスター、スリーパー。宮口が入って尾崎をキャメルクラッチに捕らえる。そこにナルシストキック。宮口飛ぶ。カバーはカウント2。宮口にタッチ。ダブルタックルから宮口ニースタンプ。カバー、天野がカットするが宮口がかわしたため、天野の足が尾崎の顔面直撃。宮口は逆エビから立ったままの逆片エビで尾崎を攻め立てる(左写真)。尾崎は下から蹴り上げて脱出、天野にタッチ。天野は宮口に逆エビ。5分経過。関西がキックでカット。ロープワークから宮口がトラースキックを出すが、天野がかわす。天野はバランスを崩した宮口を捕らえるとハーフハッチから三角絞めに。宮口ロープ。宮口バックを取ってジャーマンに行くが天野は着地して逆にジャーマン、カウント2。尾崎にタッチしようとするところを宮口ジャーマンに行くが、天野はまた着地。フライングラリアットを入れてタッチ。凄い攻防だこと。尾崎パワーボムに。宮口うまく着地するが、尾崎はその顔面にヒザ。宮口はこれにエルボースマッシュで対抗。尾崎がJWPにいたころにはこれはまだ使ってなかった技。さらに連打。そして自らロープに飛んでのイナヅマ。関西にタッチ。関西はキック連打。尾崎裏拳を出すが、1発目はブロック、2発目もかわしてバックドロップ。関西ラリアット、尾崎かわす。天野が飛び込み、ダブルのクローズライン、関西かわして2人まとめてラリアット。もう一発バックドロップ(下写真カウントは2。スプラッシュマウンテンに行こうとするが尾崎はエビに丸める。カウント2。天野リングイン。関西をキックでロープに詰め、顔面にキック浴びせる。関西もキックを出すが、天野はこれをかわしヒザ十字から腕十字。関西起き上がり、顔面にチョン蹴り。宮口にタッチ。宮口はトップロープからダイビングプレス、天野足を突き立てる。天野は宮口を場外に落とし、トペ。10分経過。まだ10分か!尾崎も関西を場外フェンスにぶつける。背中を強打し痛がる関西。宮口は場外で天野にジャーマン。尾崎がその宮口に場外ジャーマン。観客席で宮口に連脚イスをぶつける尾崎。カウント17でようやく天野と宮口がリングに戻ってくる。天野ジャーマン、カウント2。天野が雪崩式ハーフハッチを狙って宮口をコーナーに上げる。宮口落としてダイビングボディシザーズドロップに行くが、天野は下からドロップキック。うつぶせで苦しむ宮口をひっくり返して十字。宮口上体を起こす。天野しつこくアームストレッチで攻める。宮口そのまま天野を持ち上げ、ついには肩の上にアルゼンチンバックブリーカーのように担ぎ上げてしまった。すげえ。そして回転を加えてぶん投げる。ちょうど逆ブラックバスターのような感じか。エビに固める。カウント2。宮口雪崩式ブラックバスター狙い、天野落とす。宮口下からエルボースマッシュ。もう一度かつぐ。天野は雪崩式腕十字に切り返す。関西がカット。天野は宮口を自軍コーナー近くにボディスラム。その宮口の腕目掛けて尾崎がダイビングフットスタンプ。さらに腕折り4連発。テキーラの体勢、関西がキックでカット。15分経過。尾崎パワーボム、関西カット。尾崎がトップロープに上る。関西がエプロンから押さえる。宮口は雪崩式ブラックバスター(左写真)。カウント2。宮口垂直落下式ブレーンバスター狙い。尾崎は身を翻して着地。宮口エルボースマッシュ。尾崎は裏拳。カバー、関西カット。宮口立ち上がり、再度垂直落下式ブレーンバスターに。今度は成功(右写真)。関西が入る。バックドロップ、尾崎つぶす。裏拳、関西キャッチ。尾崎は逆の腕で裏拳。見事にヒット。ロープにもたれる関西。尾崎が突っ込む。それに合わせるように関西のハイキックが決まる。関西がスプラッシュマウンテンの予告ポーズ。しかし尾崎は持ち上げられながらもDDTに切り返す。天野が背後から関西を捕らえる。動けなくしておいて裏拳乱れ打ち。5、6発打ったか?そしてテキーラサンライズで投げる、宮口がカット。天野が宮口をスリーパーで釘付けにし、尾崎はもう一度関西にテキーラ。関西今度は自力で返す。関西をコーナーに引きずっていくOzの2人。コーナーに上ると2人同時にダイビングフットスタンプ。尾崎がカバー、関西2で辛うじて返す。天野が入り、関西にストンピング、低空ドロップキック。天野がトップロープに上る。宮口下からジャンピングハイキック。いい音が響く。天野コーナー上から転落。関西が突っ込む。尾崎がロープ越しに裏拳。チャンスと見た天野は飛びつき十字固め。決まったか?関西はなんとかロープへ。20分経過。天野、もう一度飛びつきで首刈り十字に行くが、関西はこれを受け止めて投げ落とし、顔面キック。さらにバックドロップ。カバーに入るが、尾崎がカット。宮口が尾崎を場外に落とす。関西再度「決め」のポーズ。しかし天野はスプラッシュマウンテンをホイップで切り返す。尾崎が関西に蹴りを入れ、天野はジャーマン。尾崎が天野の体勢をひっくり返してエビ固めの形に。しかしカウントは2。宮口がコーナーに上る。いまから関西相手に決めんとする天野の後方から宮口のダイビング延髄が降ってきた。(左写真)なんか、宮口はセオリーにない動きばっかりだ。凄いよ。関西立ち上がり、天野にハイキック。カバーはカウント2。宮口が尾崎を食い止める。関西が今日3度目の「ポーズ」からついにスプラッシュマウンテン成功(下写真)。尾崎のカットは宮口に阻止され、わずかに届かず3カウントを聞いてしまう。



関西(21分58秒 スプラッシュマウンテンホールド)天野

いやー、凄い試合だった。これぞJWPのタッグマッチ(もう尾崎はJWPの人間ではないが)。メインの結果がどうなろうと、関西&宮口が次のタッグ挑戦者かな?



第5試合 JWP認定タッグ選手権試合
デビル雅美&キューティー鈴木(王者組)vs 福岡晶&久住智子(挑戦者組)


風格ある王者組。


キューティーがなぜか水着を新調していた。先発はそのキューティーと久住。力比べからキューティーがカカト落としを狙うが、久住はその足を取るとキューティーを倒し、いきなりのジャイアントスイング。久住バック取る。キューティーヘッドロックでこらえる。頭にエルボーを入れ、デビルにタッチ。デビルはロープに振ってのタックルからズン前。久住は福岡にタッチ。デビルが福岡をコーナーに振る。福岡は反転クロスボディ。デビルかわしてキック。福岡エルボーでお返し。両者エルボー打ち合い。デビルは「あったま来た」と言うと強引にパワーボム。キューティーが入り、デビルとダブルタックル。キューティーは福岡をテイクダウンすると4の字固め。福岡やっとのことでロープに。キューティー走って福岡のヒザに低空ドロップキック。デビルにタッチ。デビルは福岡を場外に連れ出し、フェンス攻撃。キューティーは久住にフェンス攻撃。デビルが福岡をリングに戻し吊り天井。キューティーはエプロンから足を出す。福岡ロープをつかんで脱出。デビルが福岡をロープに振る。福岡サルトモルタル。デビルはラリアット、福岡かわしてローリングクレイドルに行こうとするがデビルは付き合わずに投げ飛ばす。デビル福岡をロープに振る。福岡コルバタで切り返し、久住にタッチ。福岡がデビルをコーナーに振り、串刺しドロップキック。福岡も続いてドロップキック。ダブルのランニングネックブリーカーから久住がジャーマン、福岡ジャーマン、久住ジャーマンの3連打。福岡と久住がトップロープに上る。キューティーが久住を場外に落とす。福岡一人で飛ぶがかわされる。キューティーは場外で久住を押さえる。デビルは福岡をリフトアップして久住に投げつける。しかし久住かわし福岡とキューティーが激突。久住はリングに戻り、デビルを場外に落とす。福岡がデビルとキューティーを捕まえ、久住がスワンダイブトペ・コン・ヒーロで飛ぶ(左写真)が、デビルチームかわして福岡に誤爆。フェンス攻撃の後、福岡をリング内に戻してデビルがパワーボム。キューティーがそこにダイビングフットスタンプ行くが福岡かわす。久住がキューティーにミサイルキック。しかしデビルが福岡にラリアット。デビルがキューティーをズン前のように投げてプレスしようとするが、福岡はヒザを立てる。福岡タイガードライバーの体勢、デビルがラリアットでカット。久住がリングイン。キューティーにロコモーションダブルアーム6連発。ホールドするがカウントは2。久住がキューティーをコーナーに上げる。久住も上がるがデビルが落とす。キューティーフットスタンプ。カバーはカウント2。キューティードラゴンスープレックス、福岡カット。10分経過のコール。この試合もセミに続いて展開が速い。キューティーはデビルとタッチ。デビルラリアット、久住かわす。福岡がエルボーを入れ、久住がバックドロップ。福岡リングイン。キューティーがコーナーに上り、後ろから延髄ニー。デビルはカカト落し、カバー、カウント2。デビルはパワーボムの体勢。福岡こらえる。そこに久住がスワンダイブ式のボディシザーズドロップ。久住素早くコーナーに上がりミサイルキック。倒れたデビルに福岡が速攻のムーンサルトプレス2連発(右写真)。しかしカウントは2。久住にタッチ。久住コーナーに上る。キューティー押さえる。デビル上って雪崩式ブレーンバスターに行くが久住は空中でつぶす。久住バックを取る。デビルはバックエルボー。久住走って、飛びつきDDT。立ち上がるデビルに福岡がライダーキック!久住がジャーマンで続く。デビルもラリアットで返すが久住が先に立ちあがる。デビルスリーパー、久住脱出。そこに福岡がムーンサルトフットスタンプ!久住カバーに行くがカウントは2。キューティーがコーナーから飛んで久住と福岡の後頭部にまたも延髄ニー。デビルが久住をパワーボムで持ち上げ、福岡の上に落とす。デビルがコーナーに腰掛け、キューティーがその肩の上からダイビングフットスタンプ。デビルも久住にフットスタンプ、福岡がカット。15分経過。デビルは久住にライガーボム、久住自力で返す。デビルはダブルアームのライガーボム、これも返す久住。福岡がデビルに延髄蹴り。久住ジャックナイフに固めるがカウントは2。福岡はキューティーを外に落とす。エプロンからフットスタンプ。デビルが久住をコーナーに上げて雪崩式ノーザンを狙う。久住張り手で抵抗、ジャンプしてデビルの両脇に足を引っかけ、雪崩式後方回転エビ固め!1、2、あっ、3つ入った。


久住(16分51秒 ビクトリースターホールド)デビル
※福岡&久住組、王座奪回。(王者組は初防衛に失敗)


デビル、マイクを取り福岡に「スーパーヒールは違うぞ。絶対潰す。お前の技全部返したる。」と挑発。福岡もこれを受けて「誰も勝ったことのないスーパーヒール、私が絶対に勝つから!」と。

まずは当面の目標を果たし、再スタートといった感じかな、福岡&久住。セミの方が激しかったのとメインの終わりかたがちょっと「あれ?」的なことはあったが、まあ奪回することが何よりだからな。しかしもうちょい作戦考えろよなー>福岡。




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