8/2 後楽園大会



第1試合 佐井富子 vs 春山香代子

DDTを見終わってから川口を出、JR京浜東北線から総武線と乗り継いで、後楽園ホールに着いたのが12時45分。第1試合の途中。佐井がボディスラムからボディシザーズに取ると「5分経過」のコール。まあ、「間に合った」かな。春山がロープに逃げる。佐井は放すふりをして十字に。春山ロープ。佐井はリング中央にホイップしてまた十字。佐井コーナーに振って串刺しドロップキック2発。春山はボディスラムからボディシザーズで逆襲。佐井は体を回転させて足を取り、逆片エビに(右写真)春山ロープエスケープ。春山ロープに振ってショルダースルー、2発目を佐井は回転エビ固めに切り返す。春山も切り返してエビ固めの応酬、いずれも2カウント。佐井は十字に移行、春山ロープ。佐井がロープに振って一本背負い。さらに2発打ってカバー、カウント2。また十字。春山上体を起こし、佐井の両肩をマットに付ける。2で返す。春山が佐井をコーナーに振る。反転クロスボディ、春山かわす。バック取って心中アトミックドロップ、エビに行くところを佐井が回転してかわす。この動きは初めて見た。佐井が十字に行く。春山ロープに逃げる。10分経過。


佐井ワキ固めに移行、これもロープに逃げられる。佐井は春山の頭にキック3発、さらにターンバックルに頭をぶつけ、セカンドロープからダイビングボディアタック、カウントは2。佐井トップロープからダイビングボディアタック、これはかわされる。春山は佐井を抱え上げると回転を加えてスパインバスター、フラインングソーセージ2発、佐井はカウント2で返す。春山セカンドロープからダイビングプレス、これもカウント2。ならばとトップロープからもう一度ダイビングプレス(左写真)、都合4発くらった佐井は返せず、3カウント。

春山(12分11秒 体固め)佐井



第2試合 渡辺えりか vs 藪下めぐみ(Jd')

渡辺、張り手で先制、得意の払い腰を狙うが藪下はこれを持ち上げてマットに落とす。ストンピングを入れるとロープに振ってドロップキック。さらに2発。ホイップして十字、逃げられそうになるとワキ固めに移行、渡辺ロープエスケープ。藪下ボディシザーズ、渡辺体勢入れ替えてキャメルクラッチ、自ら外してロープに振る。得意の体当たり2発、カバー、カウントは2。藪下スクールボーイ、2カウント。渡辺足取って逆エビ、さらにキャメルクラッチへ(下写真)渡辺腰にストンピング、コーナーに振って串刺しエルボー2発。渡辺グラウンドに持ち込んでスリーパーホールド。5分経過。藪下起き上がる。渡辺ロープに振って払い腰2連発、カウントは2。藪下カニばさみで倒してローリングスープレックス。渡辺体当たり4連発。


コーナーに振って串刺しエルボー、ボディスラム。セカンドロープからダイビングエルボー、カウント2。藪下バックを取ってまたローリングスープレックス、体勢崩れてノーカウント。渡辺が藪下をコーナーに振る。藪下コーナーに上がるが渡辺落とす。逆に渡辺がコーナートップに。藪下は下から張り手を入れ、自分も上がる。雪崩式一本背負い、かなり危険な角度で決まる。片エビに取る。3カウント。

藪下(8分30秒 片エビ固め)渡辺

うーん、つまんない試合だ。確かに藪下にとっては何のメリットもない試合ではあるが。



第3試合 キューティー鈴木&本谷香名子 vs 下田美馬&三田英津子(ネオレ)

ラスカチョは31日川崎とは入場時の衣装を変えてきた。このへんはさすが。しかし川崎ではほぼ同数に見えた三田&下田へのテープが、今日は三田にはえらい少ない。なぜなんでしょう?本谷がゴングを待たず下田のバックを捕らえてジャーマンで先制。もう一発狙う。下田はバックエルボーでブロックし、ロープに走る。キューティーがエプロンで待ってエルボー。本谷ブレーンバスターからセントーン、2発目を狙ってロープに走ると三田につかまる。下田キックを入れてスリーパー、三田にタッチ。三田はパイルドライバー、カバー、カウント2。本谷をロープに張り付けるラスカチョ。得意のポーズ。三田がネックハンギングで差し上げて、下田がネックブリーカーをトップロープから落とす。本谷パンチで反撃し、なんとか下田を自軍コーナーに連れ帰る。ダブルでカウンターキック、キューティーがDDQ。キューティーが下田の両手に乗る。四つんばいになった下田の背中に本谷も乗ってポーズ。思いっきり手のひらを踏みつけるキューティー。下田がキューティーの太股に噛み付き、ここから早くも場外戦。なんかスタミナのなさをこういうのでごまかしてるような気すらする。下田は南側階段席の通路までキューティーを連れて行き、助走を付けてドアにぶつける。そのまま勢いで外に飛び出すキューティー。意外にこの乱闘は短く終わり、三田がキューティーをコーナーに振る。キューティーは反転ネックブリーカー、本谷にタッチ。5分経過。本谷ミサイルキックからフィッシャーマンバスターを狙うが逆にフィッシャーマンズスープレックスで投げられる。しかし本谷は2でハネ返すとスリーパーに。三田切り返してチョーク攻撃。肩に担いでトップロープにノドから落とす。そしてスリーパー。下田にタッチする。下田ジャーマン、キューティーカット。下田反転クロスボディ、本谷かわす。キューティー入ってダブルのクローズライン狙うが下田かわして逆に2人をネックブリーカードロップ。下田コーナーに上る。本谷にミサイルキック、カウント2。タイガースープレックスの体勢、本谷ロープエスケープ。しかしそこに三田のイス。ラスカチョは本谷、キューティーを場外に落とすと下田のトペコン、三田のトペといういつもの連続攻撃。しかし朝から三上の飛び技を見て来てるこっちとしては「何それ?」でしかない。三田のトペは下田&遠藤に誤爆、本谷が逆にトペスイシーダ。リングに戻り、本谷が飛びつき前方回転エビからヒザ十字。下田なんとかロープに。10分経過。キューティーにタッチ。キューティーはトップロープからダイビングフットスタンプでリングインするが、下田はかわす。そして三田のイス。倒れたキューティーに下田が旋回式プレス(まさかあれがムーンサルトプレスだ、とは言わないよな?)本谷がミサイルキックで救出に入るが、キューティーに誤爆してしまう。下田がキューティーにカカト落し、本谷カット。三田が入り、キューティーにパワーボム、キューティー着地してロープに走るが帰って来たところにブレイジングチョップ。三田再度パワーボム、キューティーつぶす。本谷がそこにダイビングセントーン。キューティーもトップロープからダイビングフットsyタンプ。キューティーがドラゴンスープレックスの体勢、三田踏ん張る。キューティーはだるまジャーマンに切り替えてぶっこ抜く。カウントは2。本谷フットスタンプ、キューティー延髄ニー、下田カット。本谷がトップロープからダイビングローリングセントーン、これはかわされる。三田パワーボムに持ち上げるが本谷はウラカンラナに切り返す。カウント2。本谷ラ・マヒストラル、下田がイスでカット。下田イスを振り上げる。本谷かわして三田の頭に誤爆。本谷フィシャーマンバスター。本谷とキューティーがひとつのコーナーに上がり、ダブルのダイビングフットスタンプ。下田カット。本谷がコーナーに上がり、キューティーが投げるファンタスティックフリップ、これはかわされる。三田パワーボム狙い、本谷リバース。しかし本谷が飛びつくと三田はパワーボムで叩き付ける。カウントは2。もう一発パワーボム、キューティーがカット。下田がキューティーを押さえる。三田はブレイジングチョップからデスバレーボム(右写真)で本谷をフォール。

三田(15分5秒 体固め)本谷

31日の試合よりは面白かったかな、でもなんか「もういい」って感じ。下田マイクを取る。

「キューティー、ご苦労様。」

続いて、「関西出てこい、オラ!」

別にこの試合を見ていたわけでもない関西はすぐには出てこない。

三田「山本、呼んでこいオラ!」

ようやく関西が姿を現す。

下田「関西さあ、あんた14日の京子のパートナー(相手はラスカチョ)に指名されてるって知ってんの?」

関西、キョトンとした表情。山本代表は憮然。

下田、「関西、あんたんとこのガキはうるさいから、あんた出てきてよ。」(なぜ今お願いする?)

さらに「おいJWPのファン、関西に『出て下さい』ってお願いしろよ!」(なぜファンがお願いする?)

わけのわからんマイクアピールはいつしかラスカチョとファンとの言い争いになり、関西が答えないままラスカチョリングを去る。おーい、根回しはちゃんとしてたのかあ?



ここで休憩。ここまでの3試合だったらDDTの無料興行に負けてるぞ、ほんと。

休憩後のインフォメーションコーナーで8/22、8/23のカードが発表される。8/23鶴見はデビル、関西、キューティー、福岡vs四天王の8人タッグという思い切ったカード(フォールズカウントエニウェアとか場外カウント無制限とかではなさそう)。コマンドの復帰はまだ先かな?



第4試合 デビル雅美&天野理恵子 vs ダイナマイト関西&久住智子

デビルが天野を制して先発、久住と対峙する。ロックアップから入ろうとする久住、デビルは片手で久住の両手を押し込むと、余ったもう一方の手で張り手。久住も張り返すが、デビルはいきなりパワーボム。「昨日(実は31日)の借りはしっかりお返しするでー。」デビル久住をコーナーに振る。久住は反転ミサイルキックに行くがデビルはかわしてストンピング、天野にタッチ。天野は久住をロープに振ってドロップキック。首4の字に取るが久住は足首をひねって脱出、アンクルロックに。関西にタッチ。関西はキック連打。ブレーンバスターからカバー、デビルがカット。関西スリーパー、天野ロープエスケープ。場外に出るが、関西放さない。そのまま絞め続ける。天野なんとか脱出するが関西はフェンス攻撃。デビルが救出し、2人で関西をフェンスにぶつける。天野は観客席にイス関西を投げ込みイス攻撃の後、背中に乗って踏みつける。リングに戻ると関西のヒザに低空ドロップキック、デビルに渡す。デビルはハンマーロックから羽交い絞め。関西力で返さんとする。そう言えばこの2人も17日に久々の一騎打ちがあるんだった。ついに関西がデビルを投げ飛ばす。久住にタッチ。デビルはいきなりラリアット、エルボーでエプロンの関西も落とす。久住にズン前。で天野にタッチ、5分経過。デビルがボディスラムで叩き付け、そこに天野がダイビングプレス、カウントは2。天野逆片エビ固め(上写真)。関西がデビルを牽制して「タッチロープ!」と叫ぶがデビルは「お前は!?」と言い返す。久住ようやくロープに。久住、天野をロープに振ると風車式バックブリーカー、続けてダブルアーム式バックブリーカー、関西にタッチ。関西は天野の背中にキック。そしてバックドロップ。デビルがスゴーレフェリーのカウントを妨害する。関西サソリ固め、久住も入ってキャメルクラッチ。関西が天野をコーナーに振る、天野フライングラリアットで逆襲、デビルにタッチ。デビルは串刺しラリアット狙い、関西はトラースキック。久住ガノータッチでスワンダイブボディシザーズドロップ。関西と久住がダブルのクローズライン狙う。デビルかわす。天野が久住の足を引っ張る。デビル逆にラリアット関西と相討ちに。天野が入って関西にジャーマン、デビルはラリアット、天野にタッチ。10分経過。天野フライングラリアット連発するが、関西は倒れず、逆に4発目に合わせてカウンターのラリアット(右写真)。関西もう一発ラリアット狙う。デビルがロープ際でこれを捕らえ、天野はロープ利用の十字固め。関西ロープエスケープ。ハイキックをヒットさせて久住にタッチ。久住エルボー、天野もエルボーでお返し。天野が久住を自軍コーナー近くに連れ帰り、ロープの間から顔を出させる。そこにエプロンからデビルのカカト落し。久住場外転落。天野がリングを走り、トペスイシーダ(下写真)リングに戻して天野ジャーマン、カウントは2。デビル入る。久住フラつくが、デビルのラリアットをかわすと飛びつき後方回転足折り固め、カウント2。コーナーに上りミサイルキック、さらに飛びつきDDTと畳み掛け、関西にタッチ。関西ハイキック、ヒット。持ち上げようとするがデビルこらえる。関西一旦体を離しミドルキック、デビルキャッチしてヒザにパンチ。そこに天野がフライングラリアット。これにはさすがの関西も倒れる。ダブルのクローズライン、関西かわし、デビルにハイキック。倒れたデビルに顔面蹴り。デビルダウン。久住がトップロープに。デビルも蘇生して久住を追う。関西がキックで妨害。久住ミサイルキックを打つが、これは関西に誤爆。デビルカカト落しを久住に浴びせて天野にタッチ。天野ジャーマン、久住着地。久住逆にジャーマン、天野も着地。天野バック取る。そこにデビルがラリアット、しかし久住がかわして天野に誤爆。15分経過。久住がトップロープからプレス、天野は足を立てて迎撃(下写真)。天野、飛びつき十字固め、関西がカット。久住がバックを取る。関西がエプロンからハイキック。久住ジャーマン、カウント2。久住がトップロープに。デビルがエプロンから落とす。天野がトップロープに上るが、久住が素早く起き上がりぶっこ抜きジャーマン(下写真)久住再度トップロープへ。デビルの「アマノ、根性見せろーっ!」の檄に天野も追う。雪崩式ハーフハッチの体勢。久住こらえ張り手、天野も落ちずにこらえる。関西がエプロンからハイキック。このチャンスに久住が天野の後方に回り込んでビクトリースタードロップ、3カウント!


久住(17分16秒 ビクトリースタードロップ)天野

久住、デビルのもとに寄って行って、握手を求める。デビルにらみつけジリジリと久住にプレッシャーをかける。関西がそれを押しとどめる。デビル、久住の手を握り返す。関西とも握手を交わす。

関西、リングを下りるとマイクを取る。「8月14日、ネオレディースの興行に出たいと思います。どんな試合になるか、自分でも楽しみです。」

(「(ラスカチョを)つぶせー」と声が掛かる)

「ぶっ潰すわい、当たり前や!」

ようやくさっきの件に結論が出た、ということで。



第5試合 JWP認定無差別級選手権試合
福岡晶(王者)vs 宮口知子(挑戦者)

緊張の面持ちの挑戦者・宮口(左写真)。それに比べるといくらかは余裕ありげな王者・福岡(右写真)。

宮口、試合前の握手を拒否し、差し出した福岡の手をハタく。定石通り、宮口の奇襲からスタート。しかしこれだけで優位に立てるわけもなく、宮口の攻撃をいなすと場外に落とし、エプロンからのトペコンを浴びせる福岡。フェンス攻撃2面、3回目は宮口が切り返す。観客席で福岡を肩に担ぎ上げる宮口。ぐるぐる回転して、最終的には福岡の背中を鉄柱にぶつける。これはいい攻撃かも。リングに戻ると足を取って逆片エビ。腕も固める(右写真)が、福岡はロープに逃げる。宮口はサーフボードストレッチに移行。さらに髪をつかんで引っ張る。レフェリーブレーク。宮口上に乗ってパンチを出すが、下からの福岡のパンチが宮口の顔面にヒットする。福岡キック、髪をつかんでのホイップからサッカーボールキック、座ったままの宮口の後頭部に低空ドロップキック、起こしてDDT、スリーパーホールド。5分経過。宮口ロープエスケープ。福岡走って宮口の頭にキック2発。もう一度走って前転キック(あびせ蹴りとは違うわな)。カバーに行くが宮口の足がロープに。福岡は宮口の頭をロープから外に出してスリーパー。福岡の厳しい形相がいい。レフェリーがブレーク。ここから改めて手四つでスタート。力比べは宮口の勝利。宮口福岡を押さえつけてヘッドバット。走って低空イナヅマ。もう一度走ってイナヅマ(左写真)。カバー、福岡が返すとV1アームロックに移行。締め上げる宮口、福岡はロープエスケープ。宮口アームブリーカー。そこから腕ひしぎ十字固めに。福岡またロープ。宮口は腕にストンピング、エルボードロップを入れて、福岡をコーナーに振る。福岡反転ミサイルキック。宮口すぐに立ちあがる。しかし福岡はDDT。10分経過。


福岡はヘッドシザーズから宮口の腕をアームロックに取って締め上げる(右写真)これがかなり長時間続く。宮口ようやくロープに。福岡は宮口の腕にキック連打。福岡が宮口をコーナーに振ろうとする。宮口切り返す。福岡サルトモルタル、宮口はその着地したところにトラースキック。これは浅い。宮口もう一度トラースキック、福岡はカウナt−のキックで返し、トップロープからミサイルキック。もう一発、カバー、カウント2。福岡ムーンサルト、宮口がよけたので着地。宮口を捕らえタイガードライバーの体勢、宮口こらえる。福岡ヒザ蹴りを入れる。宮口ダウン。


福岡、再度ムーンサルト狙い、宮口足を突き立てる(左写真)。宮口が逆にトップロープからダイブするが、福岡もキックで撃墜する。もう一度タイガードライバーの体勢、宮口やはり食わない。福岡がロープに走る。帰って来たところを宮口担ぎ上げて、ブラックバスター、カバーは2カウント。15分経過。宮口がトップロープに上がり、ミサイルキック。もう一発。さらにトップロープからダイビングプレス、2カウント。宮口垂直落下式ブレーンバスターを狙う。福岡は身を翻して着地。宮口はアッパーエルボー、実に7連発。宮口は福岡を担ぎ上げ、コーナーに。雪崩式ブラックバスターを狙うが、福岡は脱出して着地。


宮口、ミドルキックと見せかけて足を取らせての延髄蹴り。さらにトップロープに上りダイビングの延髄蹴り(右写真)ここで速攻の垂直落下ブレーンバスター、福岡ぎりぎりで返す。宮口ジャーマンで追撃し、もう一度垂直落下を狙う。福岡は首固めに切り返し、場外にエスケープ。じれた宮口、コーナーからプランチャ、福岡かわす。これが勝敗の分岐点か?福岡はすぐにリングに復帰するが、宮口がなかなか戻ってこない。落ち方が悪かったのだろうか?福岡「上がってこい!」エプロンまで上がってくると前転キックでまた宮口は場外転落。20分経過。福岡コーナーに上り、場外の宮口目掛けてケブラーダ。こっちはヒットしたようだ。宮口リングサイドをぐるっと回ってようやくエプロンに。足を痛めているようだ。


福岡はリング中央で宮口を捕まえると投げっ放しのタイガードライバー。福岡ハイキック、1発目は空振りするが2発目はヒット。宮口ダウン。福岡はコーナーに上がり、ムーンサルトプレス、カウントは2。福岡またコーナーへ。ライダーキック、これを宮口かわし、また速攻の垂直落下式ブレーンバスター!しかし宮口もカバーに行けない。両者ダウン。宮口コールが起きる。ほぼ同時にロープにすがって立ち上がる両者。宮口エルボー、相討ちか?両者またダウン。川崎レフェリーがカウント開始。9で両者立つ。福岡ハイキック、宮口身をかがめてかわす。しかし福岡は水面蹴り、宮口ダウン。福岡タイガードライバー、1−2−、宮口右肩を辛うじて上げる。福岡意を決したようにトップロープへ。今まで「下」相手には使ったことのなかったムーンサルトフットスタンプ(左写真)、これはさすがの宮口も返せず、3カウント。

福岡(25分15秒 体固め)宮口
※福岡、防衛。

福岡も首を押さえてなかなか立てない。山本代表がベルトを肩にかけてやる。勝利者トロフィーは何とか立ち上がって受け取る福岡。そのままセコンドに渡すと、やはり立てないでいる宮口の右手を無言で上げる。


セミとメインは本当に凄かった。わずか2日前に同じ感想を持つような試合を見ることができたが、また今日もそういう試合を見せてくれた。しかし観客が少なすぎる。これじゃあ選手が報われない・・・・・・・


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