1/10 後楽園大会



JWP年頭の大会。入りは・・・・「いつも通り」かな?開始遅れのアナウンスの際に1/25のJWPホール大会のカードの一部として久住vs本谷、三上vs勇作(DDT)が発表になった。結局開始は12時42分。入場式はJWP所属選手のみ。入場式後、山本代表のあいさつ。「今年も女子プロレスには厳しい年だと予想されています。しかし、私たちはこういう時こそ燃えるんです。ここにいる闘う女戦士達への応援よろしくお願いします!」とか何とか。


第1試合 バトル・アフター・バトル
春山香代子 vs 佐井富子

佐井がまず片足タックル、春山が下から蹴ってブレーク。次に春山が片足タックル、佐井が蹴ってブレーク。佐井ががぶる。春山は抱え上げてスパインバスター風に叩き付ける。春山首投げから首4の字。佐井ロープエスケープ。春山腕を取ってコーナー飛び乗りホイップ。ロープに振ってタックル、カバーに行くがカウントは2。春山再度ロープに振る。佐井はクロスボディで返す。佐井、さらに自らロープに走ってクロスボディ、カウント2。佐井は首投げからボディシザーズ。春山ロープ。佐井ロープに振ってドロップキック。さらに3発連発からカバー、カウント2。ボディスラムからカバー、これもカウント2。首投げから足を取りに行くが春山はすぐにロープエスケープ。佐井逆片エビ、春山ロープ。佐井パンチ、春山かわしてバック取る。持ち上げて、一旦タメてから佐井をマットに叩き付ける。エビに固めるがカウントは2。

ボディスラムからフライングソーセージ、カウント2。もう一発ボディスラムに行くところを佐井は肩に飛び乗りウラカン・ラナ、カウント2。佐井コーナーに振る。春山切り返してコーナースプラッシュ。5分経過。春山逆エビ固め、佐井ロープエスケープ。春山ボディシザーズ(左写真)、佐井転がって逃げる。春山放さない。佐井3度目でようやくロープに到達。春山ストンピングを入れてロープに振る。ショルダースルーを狙う春山を佐井は回転エビとは違う角度で飛び越える。そのまま春山の体を引っくり返すと十字に。春山すぐロープ。佐井自ら走ってドロップキック。2発目を狙ってロープに振るが、走り出すのが遅れて春山のタックル逆襲を食らう。春山張り手。佐井も張り手で返す。ロープワークから春山バックを取って持ち上げる。佐井はエビ固めに、カウント2。

佐井ロープに振って一本背負い、計3連発。カウント2。佐井、予告してフットスタンプに行く。1発目自分が転ぶ。2発目はジャストミート。ボディスラムを打ってセカンドコーナーからもう一発。しかしコーナートップからのダイビンギフットスタンプはかわされる。10分経過。佐井突っ込む。春山胴タックルで捕らえてスパインボム、カウント2。ボディスラムからダイビングプレス(右写真)2連発、カウントは2。春山コーナーに上りミサイルキック、これも2。アピールのスキをついて佐井スクールボーイ、カウント2。春山すぐに起き上がり、佐井を胴タックルで抱えるとスパインボム。春山は足で佐井を完璧に押さえ込み、カウント3。

春山(11分55秒 エビ固め)佐井


第2試合 バトル・アフター・バトル
春山香代子 vs 渡辺えりか

春山そのまま残る。ゴングが鳴ってロックアップ。渡辺エルボースマッシュ、春山ロープに詰められると体勢を入れ替えて逆にエルボー。ロープに振るが渡辺がまたエルボースマッシュで返す。渡辺ロープに振ってタックル、カウント2。渡辺首投げからスリーパー。さらに首4の字に移行。渡辺リリースして春山の頭を四方のコーナーにぶつける。ボディスラムからカウント2。コーナーに振ろうとするが春山切り返して串刺しドロップキック。ボディスラムは2カウント。春山逆エビ固め、渡辺ロープ。春山キャメルクラッチに移行する。髪をつかむ。レフェリーブレーク。春山串刺しドロップキックからボディシザーズ。5分経過。渡辺は体勢を引っくり返して春山の背中を蹴りつけるとキャメルクラッチ(左写真)。お返しと髪をつかんで引っ張る。渡辺さらにフェースロックも加えて攻めつける。渡辺リリースして背中にストンピング。

渡辺ヘッドロックホイップからグラウンドヘッドロック。春山を立たせて水平チョップ。さらに逆水平。ロープに振ってさらに逆水平チョップ(右写真)、カウント2。コーナーに振って串刺しエルボー、さらに串刺しニーアタック、ボディスラムからカバー、カウント2。渡辺ロープに振ろうとする。春山切り返そうとするが渡辺さらに切り返してかわづ落とし3連発。渡辺エルボードロップ、春山かわして踏みつけた後ヒップドロップ。カウントは1。フライングソーセージ2発行くが2カウント。春山ロープに振る。渡辺帰って来るや強引にSTOでなぎ倒す。エルボードロップ2発。10分経過。

春山すぐに立ち上がり、バックを取ると心中アトミック。2発目狙うが渡辺がエビに丸め込む。カウント2。渡辺、春山をロープに振って払い腰2連発(左写真)。ボディスラム打ってセカンドコーナーからエルボードロップ、春山はロープに足掛ける。コーナートップからエルボー、春山かわす。春山逆にコーナーに上りボディアタック、カウント2。春山再度上る。渡辺落として自分が上り、ダイビングプレス。カウント2。

渡辺リングを背にしてコーナーに上る。春山追う。渡辺トップに上り、春山の後頭部にエルボーを入れると「かわづ!」とアピールして雪崩式かわづ落とし。片エビに固め3カウント。

渡辺(14分50秒 片エビ固め)春山


第3試合 李由紀 vs 倉垣靖子

先にリングに入って緊張の面持ちながら李の入場を待つ倉垣。目がいい(左写真)。李の入場テーマが変わっている。ゴング。ロックアップするとすぐにフルネルソンに取る李。首投げからサッカーボールキック。李ロープに振るが倉垣タックルで返す。李パンチ、倉垣かわしてドロップキック。倉垣ヘッドロック。グラウンドに持ち込むが李はヘッドシザーズで切り返す。李一旦放して首投げからスリーパー、倉垣ロープ。李は倉垣の後頭部にヒジを2発入れ、ロープに振って強烈なミドルキック。さらにハイキック、首筋にヒット。カバーはカウント2。李は倉垣に乗っかって上からエルボー連打。さらにロープに固定してエプロンからミドルキック。ブレーンバスターからカウント2。

李ロープに振る。倉垣エルボーで返す。ストンピング入れてボディスラム、李は1で返す。倉垣スリーパーに取るがすぐに切り返される。李はグラウンドで倉垣をコントロールし、十字に行く(右写真)が、動きがノロく極められない。倉垣ロープ。李腕を取りに行く、倉垣返して十字。こちらの方がうまい。しかし李もブロックしロープ。李立ち上ってキック、チョップ。ドラゴンスリーパーで締め上げるがリリース。李コーナーに振って突進、倉垣かわすが倉垣が逆に突っ込んだところに李はトラースキック。倉垣2発目をかわして逆さ押さえ込み、カウント2。倉垣ドロップキック3連発、カウント2。倉垣走る。李はカウンターでラリアット。倉垣ロープワークから李をカナディアンバックブリーカーに担ぎ上げ、そのまま落とす。

倉垣コーナートップに上がってダイビングプレスを観光するが李かわす。李が逆にコーナーに上がる。倉垣下から張り手打って上り、雪崩式俵返しの大技(左写真)。さらにリング内でもう一発見舞おうとするが李は着地してハイキック、カバー、2カウント。李トラースキック。2発目かわして倉垣バックドロップ。カウントは2。

倉垣コーナーに上るがタイミングを失ったかミサイルキック行けずそのままリングに下りる。しかし李が対角線上のコーナーに振ると反転ミサイルキック。さらに李の後頭部を狙ってミサイルキック(右写真)、カウントは2。倉垣バックドロップを狙うが李はブロックしてハイキック、逆回し蹴り。後頭部にヒットし、李がカバー、カウント2。

李バックドロップホールド(左写真)、カウント2で倉垣ハネ返す。10分経過。李が倉垣をコーナーに上げて自分も上る。倉垣雪崩式回転エビ固め、ちょっと崩れてカウントは2。李カカト落とし、倉垣かわす。李ハイキック、これはヒット。そこにとどめのカカト落とし、片エビで3カウント。

李(10分55秒 片エビ固め)倉垣

あー、なんか久しぶりに下の人間が上に向かっていく姿を見て感動したような。


第4試合 デビル雅美 vs 白鳥智香子

白鳥のテーマ曲も新しいものに。今日は竹刀持参せず。握手でスタート。しかし白鳥はその手を握ったまま裏ビンタで先制。デビルの肩に飛び乗るとウラカン・ラナ、カウント2。白鳥デビルの顔面にストンピング、ドロップキック。デビルは気合いを入れて立ちあがる。突っ込んで来た白鳥を捕まえてヘッドバット、ヒザ蹴り。白鳥後ろに回ってスクールボーイ、カウント2。さらにストンピングを入れるが突然足を取ると4の字固め。デビルすぐにロープ際まで転がってブレーク。白鳥はさらにSTFに行くが「固める」という感じではない。足がロックしないまま、フィッシュストレッチスリーパーのような体勢でとにかく首だけ絞め続ける。デビルチョークを主張するがレフェリーは「ノーチョーク」。デビルなんとか自力で脱出。

デビル、場外に白鳥を落とすと「カメラさん、どいてー!」と叫んで白鳥をフェンスにぶつける(左写真)。さらに本部席へ。

デビルは関西に向かって笑いかけると、本部席に白鳥をスラム、さらに「もちつきだー!」と叫んで白鳥の腹にイスで一撃(右写真)。白鳥カウント12で復帰。手四つでリスタートしようとするが、デビルは片手で白鳥を押し込むともう片手でラリアット。5分経過。

白鳥卍(左写真)。しかしデビルは「ジャガーのに比べればこんなもん!」と気合いでハネ返す。デビルロープに振る。白鳥ランニングネックブリーカードロップで返す。さらにもう一発。3発目、デビルは受け止めて抱え上げるが、白鳥はスイングDDTに切り替える。白鳥裏ビンタ、デビルかわしてラリアット。白鳥バックを取るが投げることはできず、デビルはコーナーに押し付けてヒッププッシュ。デビルコーナーに振る。白鳥切り返してバックを取ると投げっ放しジャーマン。コーナーに上りミサイルキック。デビル立ち上がる。白鳥勢いを付けての裏拳3連発。これにはデビルも倒れる。しかしカバーは2カウント。

さらに裏拳に行くが、デビルかわしてパワーボム、白鳥身を翻して着地。デビル張り手入れて再度パワーボムの体勢、白鳥コーナーに押し込む。白鳥コーナーに上る。デビル下から裏拳を入れて雪崩式ノーザン(右写真)、カウントは2。デビル予告してどんぐり、1発目はくらった白鳥だが2発目でつぶす。カウントは2。白鳥ラ・マヒストラル、これも2。

デビルはカカト落としを入れて一気にライガーボム(左写真)、カウント3。

デビル(9分28秒 エビ固め)白鳥

デビルマイク「白鳥、竹刀持つのやめたそうだな?その理由は聞かない。でも、今年に賭ける意気だと考える。今年がフリー1年目だと考えろ!組んでも行こうや。」


ここで山本代表から「次の試合、福岡晶デビュー10周年記念試合は福岡のたっての希望により」

選手権試合か?

「ボリショイ・キッドとコマンド・ボリショイのミックスバージョンで行われます。」

困惑する観衆。

山本代表「何のことかわかりませんが、今から試合ですのでお楽しみに。」

第5試合 福岡晶デビュー10周年記念試合
福岡晶 vs コマンド・ボリショイキッド

ボリショイ、入場時は完全にキッド(右写真)。テーマもキッドの「THE SHOW MUST GO ON」。久々に飴も投げる。

さらに着ているTシャツには「10周年おめでとう」の文字が(左写真)。ボリショイの10周年はまだなのかな?

福岡、ちょっとやせた気もする(右写真)が、「肉体改造」のトレーニングは首故障で中断したのか後戻りしたようにも見える。ゴングが鳴ってもなかなか組まない。ボリショイが飛びついてホイップ。福岡起き上がってパンチ入れる。ボリショイはネックスプリングでハネ起きる。福岡またパンチ、ボリショイハネ起きる。何回やってもボリショイ起きてくる。9回目、福岡がぐるぐるパンチで倒すと、ハネ起きては来たもののその後バッタリ倒れる。

福岡、青コーナーに上ってムーンサルトを狙うが、ボリショイはひそかに赤コーナー方向に移動。不審がる福岡(左写真)。今度は赤コーナーに上る福岡、ボリショイは青コーナー方向に移動。福岡リングに下りてロープに振る。福岡パワースラム。カバーに行くがロープブレーク。福岡ミサイルキック、ボリショイかわす。ボリショイ福岡の顔面に久しぶりのコサックキック。

ここでキッドマスクを取ろうとするボリショイ(右写真)、しかし手間取ってしまい福岡にドロップキックを浴びる。福岡追う。ボリショイ引きずり落としてフェンス攻撃。そのままボリショイ姿を消す。スゴーが場外カウント開始。たまに「ボリショーイ」と呼ぶが返事はなし。

「下でしょ?」と11カウントで福岡がリング下に降りるとコマンドが登場、福岡にフェンス攻撃(左写真)。5分経過。

福岡間を取ってリング復帰。コマンドキック、福岡バックドロップ狙うがコマンドはブロックしてビクトル投げ(右写真)。福岡ロープエスケープ。コマンドコーナーに振る。福岡反転ボディアタック。コマンドがロープに振ってエルボー、福岡は側転でかわす。コマンド掌底、福岡かわす。コマンド福岡の肩に乗る。福岡振り落とすがコマンドはうまくエビに固める。カウント2。コマンド裏投げの体勢、福岡ブロック。自らロープに走ってキック、コマンドキャッチして裏アキレス腱固め、福岡ロープ。

福岡はキックに来るコマンドを場外に引きずり出し、エプロンを走ってトペコン、これが回転ネックブリーカードロップの形になりコマンドは後頭部強打。福岡さらにケブラーダ(左写真)。コマンド頭を押さえながらリング復帰。10分経過。福岡コーナー上ってミサイルキック、コマンド吹っ飛ぶ。福岡側転エルボーからタイガードライバーに行くがコマンドはウラカンラナに丸める、カウント2。福岡がフォールをハネ返す足を取ってコマンドヒザ十字。福岡脱出すると浴びせ蹴り、カバー、カウント2。タイガードライバーに行くが、コマンドは足を取って倒し、またヒザ十字。福岡ロープ。コマンドタイガースープレックスの体勢、福岡身を沈めて下から蹴るがコマンドはその足を取ってまたもヒザ十字。福岡ロープ。

コマンド突っ込む。福岡は抱え上げてスタンガン。福岡足を気にしつつコーナーに。コマンドは下から掌底を打って高速雪崩式フランケン、カウント2。コマンド続いてタイガースープレックス(右写真)、これも2。コマンド走って掌底、福岡かわすがコマンドバック取ってタイガースープレックス、2カウント。そのまま腕を放さずに羽根折り固めに行こうとするがこれは失敗、ワキ固めに移行。福岡足を伸ばしてロープエスケープ。15分経過。

コマンド掌底入れてピコバスターホールド、これも2。福岡をコーナーに上げて雪崩式裏投げ狙い、福岡が叩き落とす。福岡ムーンサルト、コマンドかわして掌底からカバー、カウントは2。コマンドが福岡をコーナーに上げる。走り込んで掌底、福岡はコーナー上でスウェイしてかわし、すかさずコマンドにライダーキック、2カウント。福岡パンチ、ハイキックの乱れ打ちからタイガードライバー(左写真)、2カウント。

福岡ムーンサルトフットスタンプ、コマンドかわす。福岡浴びせ蹴り、ライダーキック(右写真)、これでも3が取れない。となると最後はやはりムーンサルトフットスタンプ。

福岡(18分57秒 片エビ固め)コマンド

試合後、ファン代表からの花束贈呈、2週刊誌からのパネル贈呈というちょっとしたセレモニーあり。福岡のコメントはなし。



ここで休憩。休憩後のインフォメーションコーナーのパートナーは、8日にSASUKE組入りが大々と報じられたJWP山本代表。サングラスをかけ、タバコをくわえ(火はついてない)、ちゃぶ台を持ってリングイン(左写真)。リング上に座り込んで、「いやあ、今日来てくれたお客さんには感謝したいよ。冬の時代と言うけれど、心が暖かくなるね。一人一人表彰したいくらいだよ。」SASUKE組に入った理由は「私の売名行為」と言い切る。なんであれ、JWPを愛してるということはいいことだ。ちなみに退場時、山本代表は「恥ずかしかった!」とつぶやいていた。



第6試合 宮口知子&天野理恵子 vs 久住智子&本谷香名子

宮口がニューガウンを身に付けて入場(右写真)。カッコいい!

先発は久住と宮口。久住はキューティーが昔着てた水着のよう。宮口ロックアップすると同時に飛びつき腕十字に行く。本谷があわててカット。久住腕を取ってホイップすると十字のお返し、今度は天野がカット。久住ロープに振ってニーアタック。キューティーの得意技は久住が受け継いだか?久住フェースクラッシャーからキャメルクラッチ。天野がリングインするが牽制のみ。久住リリースして本谷にタッチ。本谷フェースクラッシャーからドロップキック。顔面キックからボディスラム打ってカバー、宮口ブリッジで脱出し、ロープに走ってキックのお返し。天野にタッチ。

宮口と天野ダブルタックルから天野がカバー、カウント1で本谷返す。天野髪ホイップで投げ捨て、顔面目掛けてドロップキック。天野ロープに振る。本谷ロープに飛び乗って反転トペコン。久住がロープに天野を固定して、その背中に本谷ドロップキック。今度は本谷が天野の足を持ってリングと並行に固定、そこに久住がスワンダイブニードロップ。久住風車式背骨折り2発から逆片エビ固め、天野ロープエスケープ。久住ロープに振る。天野ジャンピングラリアットで返し宮口にタッチ。宮口キック入れて逆エビ。その頭に天野がスライディングキック。本谷がカットに出るが宮口強烈なエルボースマッシュを本谷に。5分経過。宮口久住をコーナーに振ってイナヅマ。2発目を狙ったところを久住切り返し串刺しニーアタック、さらにコーナーに飛び乗ってミサイルキック。宮口ロープワーク切り返してヒザ、エルボー入れて天野を呼び込む。

ダブルのクローズラインから天野がカバー、カウント2。天野突っ込む。久住風車式背骨折り狙ったのか、シリースラム風に天野を叩き付ける形に。天野顔面に蹴り入れ、ロープに詰めてラリアット。久住2発目かわして本谷にタッチ。本谷セントーン3連発、久住を呼び入れダブルのブレーンバスター。本谷ロープに走るがちょうどエプロンに出ようとした久住と交錯。結局反対側に走ってローリングセントーン。久住はエプロンからスワンダイブプレス。本谷コーナーに振る。天野反転ダイビングラリアット、本谷腕をつかんでワキ固め、天野回転してかわす、本谷カニばさみで倒して腹固め。天野ロープ。本谷バックドロップ、しかしそこに宮口がダイビングプレス敢行。天野がこのチャンスに十字、本谷ロープ。宮口イナヅマ3連発からダイビングエルボー、本谷かわす。本谷コーナー蹴ってスイングDDT。久住が天野と宮口落とし本谷プランチャ。久住もスワンダイブトペコン打つがこれは本谷に誤爆。宮口が久住を連れて東側ステージに。イスに久住の顔をぶつけるが、久住は宮口をフロアに落とし、ダイビングボディシザーズドロップ(左写真)。

しかし宮口はそれを受け止めると肩の上でぶん回した後、天野が連れて来た本谷に投げつける(右写真)。リングに戻ろうとする宮口を本谷が引きずり落としてマットの上でDDT。場外カウント進む。19でようやく2人がエプロンに戻ってカウントは止まる。本谷宮口をロープに振って顔面にハイキック狙うが宮口もハイキック返して相打ち、両者ダウン。久住が立ち上がった宮口にミサイルキック。

本谷と久住交互にジャーマン7連発(左写真)。本谷がブリッジで固めるが天野カット。

本谷がコーナーに上り、ファンタスティックフリップ(右写真)、宮口自力で返す。本谷が久住にタッチ。久住バック取る。宮口体を沈めて下からキック。そのままヨーロピアンクラッチに固めるがこれは本谷がカット。久住がコーナーに上る。宮口追う。久住落とす。天野が上がって雪崩式ハーフハッチ。すかさず宮口はだるまジャーマン、カウント2。宮口コーナーに上って流星キック、本谷がカット。天野が本谷を押えにかかる。宮口は久住を肩に担いでコーナー上る。久住はエビに丸め込む、カウント2。

宮口垂直落下式ブレーンバスター狙う、久住ブロックしてみちのくドライバー狙う、しかし宮口もブロック。宮口エルボースマッシュ連発。久住強引にみちのくドライバーに行こうとするが宮口は切り返してリバースDDT、そのまま腕を放さずドラゴンスリーパー(左写真)に。宮口締め上げる。久住の動きが止まる。15分経過。本谷がカットに入るが宮口なかなか放さない。天野も本谷を押さえるが、本谷それを振り切ってようやくカットに成功。宮口は天野にタッチ。本谷がドロップキック打つ。天野怒って本谷を場外に放り投げ(これで本谷脇腹を痛めた様子)、久住にはスリーパー、久住の足がロープにかかる。天野コーナーからダイビングラリアット、久住はカウンターの張り手で撃墜。久住ストンピングを入れて本谷にタッチ。

本谷低空ドロップキック、天野かわしてストンピング。天野ビクトル十字、本谷ブロックしてロープに。本谷逆に肩車からビクトル三角絞め、天野エスケープ。本谷DDTからジャーマン、これはノーフォールの判定。ならば、とコーナーに上ってダイビングセントーン(右写真)、フォールには行かずラ・マヒストラルのような動きから腕十字に。しかしロープブレーク。天野がお返しの首刈り十字、久住がカット。宮口入って本谷にエルボー、天野もローリングエルボーからエビに固めるがカウントは2。20分経過。

宮口が本谷を肩車し、天野はコーナーから飛びついての高角度首刈り十字(左写真)、久住がカット。久住は宮口にジャーマン打ってコーナーに戻る。しかし天野が再度首刈り十字に行くのを見てその後頭部にコーナーからミサイルキック。本谷ラ・マヒストラル、宮口カット。本谷バックドロップ、カウント2。もう一発、天野着地してパンチに行く。本谷かわしてハイキック、逆に顔面パンチを入れて片エビ、カウント2。久住が入ってきた宮口にDDT。本谷はコーナーに。天野も上る。久住が後ろから追いかけてスパイダージャーマン。本谷がカバー、宮口がカット。

宮口本谷に延髄蹴り、天野がスモールパッケージで丸め込む、カウント2。本谷が天野を引き起こし、フィッシャーマンバスター(右写真)、これでようやく3カウント。

本谷(23分27秒 片エビ固め)天野

うーん、何と言うか、凄い試合だ。体を痛めないことを望むのみ。


観戦記のINDEXへ