1/25 JWPホール大会




「JWPホール」と呼ぶようになってからは初の東天紅大会。個人的には前回の東天紅は行けなかったんで、「試合だけ」の東天紅は初めて。
2F・鳳凰の間に着くと、まだ福岡の引退記者会見の最中で開場しておらず。ファンの数もまだまばら。しばらくすると記者会見が終わってマスコミ勢が外に出てくる。山本代表も出てくる。福岡は記者会見で引退理由について、「首の故障」と併せて「結婚」も明らかにしたそうだ。記者会見場を片づけて、6時15分に開場。扉に「福岡晶選手の引退試合は3月28日後楽園大会に決定」という貼り紙が貼られる。

その福岡選手、試合前のサイン会にも出ていた(右写真)が、特にいつもと変わった様子はなし。

そのへんを歩いていた山本代表に「福岡引退前にひーちゃん’S再結成の可能性は?」と聞くと、「あおって下さい。あおって下さい。」と。「ダメ」だの「無理」だの「わからない」だの言わないところを見ると可能性は十分あると見たが?

本部席から山本代表がアナウンス。「皆様新聞等でご存知の通り福岡晶選手が引退を発表しました。無差別級ベルトの処遇については福岡に防衛の意思があることから、デビル、関西、ボリショイ、天野、宮口、久住、本谷、フリー2選手で挑戦者決定トーナメントを行い、防衛戦を行うこととします。トーナメント決勝は2月24日ここJWPホール、無差別級選手権試合は2月28日後楽園ホールで行います。」
2/28の福岡のカードが決まったか。とするとひーちゃん’S再結成は(東京であると仮定して)2月か3月の東天紅、あるいは引退当日しかないか?

7時を回り、山本代表がリング上に(左写真)。ちょっとしたあいさつをするが、話を聞かない客が多い。これじゃあ「JWPアリーナ」化は程遠い、か?千葉リングアナに交代し、入場式開始。カードに渡辺の名がないのは負傷のためか?

入場式終了後「ファンサービス」の記念撮影会。別に「記念撮影」をする必要はなかったので、新タッグチャンピオンの関節兄弟を撮ってみる。(コマンドのプライベートマスクの雪だるまがキュート)

天野はやはり笑っていた。


第1試合 佐井富子 vs 春山香代子

佐井が先にコールされ、春山のコールの前にドロップキックで先制。佐井張り手、春山張り返しロープに振るが佐井クロスボディ。カウント1で返す。佐井ドロップキック3連発。カバーはカウント2。佐井スリーパー、春山ロープ。佐井は首投げから首4の字(右写真)。春山転がってロープに。佐井ロープに振る。春山タックル。2発目でカバー、カウント2。ボディスラムから逆エビを狙うが佐井ロープ。春山は足にストンピングを入れて逆エビに。春山リリースしてキャメルクラッチに移行。立たせてロープに振るが佐井スクールボーイ、カウント1。佐井コーナーに振って串刺しドロップキック2発。ボディスラムからカバー、カウントは2。首投げからボディシザーズに取るが、春山は体勢入れ替えて上から佐井の胸板にエルボー。佐井はその腕を取って十字に。しかし決まらず。春山上体を起こしてエビに固める。2カウント。5分経過。佐井ロープに振る。春山切り返す。バック取って心中アトミックに行こうとするが佐井はエビに丸め込む。佐井突っ込む。春山かわしてバックを取ると心中アトミック、2カウント。ボディスラムからフライングソーセージ2発、2カウント。春山バックドロップねらい、佐井着地して十字固めに。春山ロープ。佐井は首投げから再度十字に。春山またロープ。佐井コーナーに振る。春山切り返し串刺しドロップキック。ボディスラムは2カウント。春山ボディシザーズ、佐井ヒジを使ってブレークし逆エビに。春山ロープ。佐井ロープに振ってクロスボディ、2発目でカバー、2カウント。

佐井十字、春山ロープ。佐井足を取る。春山ロープ。佐井春山を立たせる。春山足をすくってカバー、カウント2。春山回ってポンを狙うが佐井はエビに丸め込む。佐井ロープに飛ぶ。春山帰って来たところを抱え上げてスパインバスター、カウント2。春山コーナーに上がってミサイルキック、佐井かわす。佐井ロープに振る。帰ってきたところを一本背負い(左写真)、計3発からカバー、2カウント。佐井ミサイルキック、さらにセカンドコーナーからフットスタンプ、カウント2。トップロープからのダイビングフットスタンプは春山かわす。佐井ショルダースルーを回転エビに切り返すが春山ヒッププレスでつぶす、カウント2。春山ミサイルキック、カウント2。トップロープに上り、ダイビングプレス、しかし佐井はこれを2で返す。春山回転エビねらい、佐井切り返す。春山さらに切り返す。いずれもカウント2。佐井は十字固めに、春山ロープ。佐井動きが鈍くなる。春山ボディスラムからもう一度ダイビングプレス。しかし佐井はまた返す。春山スパインボム、これは佐井も返せずカウント3。

春山(14分10秒 エビ固め)佐井


第2試合 高木三四郎 vs 勇作(DDT)

勇作の入場テーマ曲がインギーっぽいギター早弾きの曲に。ひとりだとこれなのか?鼻骨骨折で今日欠場した三上が勇作のセコンドに付く。勇作マットの感触を確かめるように何度かジャンプして大きな音を立てる。客から「うるさい」の声も。一方の高木は佐々木をセコンドに従え入場。いつもの「気合い」は控えめだが目はやっぱりイッてるか?(右写真)。久々の「白」vs「小麦」対決だが、大山と違ってそんな声は飛ばない。レフェリーはスゴー。

高木ロックアップからいきなりボディスラム。女子との「重さの違い」を見せつける音が響く。高木場外に放り出す。第1試合との差に客驚く。勇作リングに戻るとキック、パンチ、エルボー。いっこいっこが迫力満点。勇作ヘッドバット、張り手。勇作ボディスラム、高木すぐに起き上がると張り返して鮮やかなドロップキック。カバーは2カウント。高木腕を取る。勇作取り返す。勇作エルボースマッシュ打ち込んでワキ固めに取るが高木は回転して返しがぶる。勇作切り返そうとするが高木が常にコントロール。高木上から押さえつけてV1アームロック(左写真)。勇作ロープ。高木ストンピング連打。勇作起き上がり、手四つからリスタート。力比べは一瞬勇作が勝ってハンマーロックに取るが高木はすぐに切り返す。勇作は回転して脱出、足を取ってレッグロックに持ち込むが、高木はキーロックに切り返す。勇作は引っくり返してグラウンドヘッドロックに。高木立ち上がる。

切り返してアームロックに。勇作はホイップ。高木ヘッドシザーズ。勇作頭を抜いてネックロックに。高木は足のバネだけでこの体勢を返す。こんな動きは初めて見た。カウント2。勇作ヘッドシザース、高木ネックスプリングで起き上がる。5分経過。高木ロープに振ってドロップキック。カバーはカウント2。高木腕を固めて腕折りDDTからステップオーバーアームストレッチ(右写真)。勇作ロープ。高木ロープに振ってラリアット、勇作かわして逆にラリアット。

勇作は高木を抱え上げ、一旦ターンバックルにぶつけてからのウィリアムス式オクラホマスタンピード。カウントは2。さらにスパインボム、これも2。ラリアットを打ち込んで(左写真)からトップロープに上がり、ダイビングエルボードロップ、カウントは2。再度トップロープに。またエルボードロップに行くが高木さすがに2発目はかわす。

高木はDDTからジャーマン(右写真)、カウント2。高木逆片エビ固め、勇作ロープ。高木さらに逆片エビ、勇作は力で返し、足首を取るとアンクルホールド。高木たまらずロープに。勇作張り手3連打。高木一発で返す。

高木すかさず逆片エビ。スゴーまだ耐えられると思ったかなかなか止めないが、実は勇作タップしており、セコンドの三上があわててブレークに入るという珍しい場面(左写真)が。

高木(8分28秒 逆片エビ固め)勇作

体の大きさ、動きの引き出しの多さはさすがDDT勢。しかし山本小鉄をコーチにしていた時期もあるJWP。「新日前座マッチ」に通ずるもののあるDDTとはさほどの違和感なし。


第3試合 福岡晶&春山香代子 vs 李由紀(フリー)&倉垣靖子

「レガリテート」が延々と流れるが、なかなか李&倉垣組が出てこない。しまいにゃ川崎レフェリーまで様子を見に行く。福岡普通に入場。特に変わったとこなし(右写真)先発は倉垣と春山。ロックアップするが、すぐにナックルの打ち合いに。春山ロープに振ってショルダースルーねらい、倉垣着地してまたナックルパート、春山その腕をキャッチして一本背負いからワキ固め。倉垣ロープ。春山腕を取ってコーナーに飛び乗り、着地と同時にホイップ。顔面を踏みつけて「拍手ー!」福岡にタッチ。福岡は倉垣をロープの反動で飛ばし、立ち上がったところにキック。倉垣が倒れるとすかさず足4の字固め。倉垣ロープをつかむ。福岡放さず。李がストンピングでカットに入るがそれでも福岡放さず。倉垣再度のロープブレークでようやく脱出し、李にタッチ。

探り合いから福岡の方が先にローキック(左写真)。結構効いた様子。しかし李もローキック打ち返す。福岡一発でダウン。李はかさにかかって背中、頭部を蹴りまくる。福岡首を押さえる。李ロープに振ってトラースキック、カバー、カウント2。ロープに振ってエルボー、後頭部にハイキックを入れてからパイルドライバー、と首を攻めつける李。首投げからドラゴンスリーパー、春山がカット。福岡ヘッドバットで形勢逆転、サッカーボールキック、顔面ドロップキック打って春山にタッチ。コーナーでうずくまる。春山タックル、李倒れない。春山張り手2発入れてタックル、今度は倒す。李はスクールボーイで丸め込んで倉垣にタッチ。倉垣ドロップキック3連発。カバーは福岡がカット。5分経過。

倉垣首投げからカナディアンバックブリーカーの体勢(右写真)、そこに李がダブルアックスハンドル落とす。倉垣カバー、カウント2。倉垣逆エビ、春山ロープ。倉垣ボディスラムからカバー、カウント2。春山切り返してショルダースルー、これも2。春山ボディスラム打って福岡を呼び込む。ロープに振ってダブルのカウンターキック。福岡卍、もう一歩決まらず、リバースフルネルソンから足も固める技。これもすぐにリリースしてバックドロップからカバー、2カウント。福岡振るが倉垣ドロップキックで返して李にタッチ。李福岡を振る。福岡はパンチを側転でかわしドロップキック。福岡がロープに振ると李はトペ・レベルサ。倉垣が入ってダブルのクローズライン狙う。福岡また側転でかわしドロップキック。さらに李相手にローリングクレイドル、2カウント。春山にタッチ。春山トップロープからダイビングボディアタック、カウント2。

春山ボディスラムからフライングソーセージ2発。3発目を狙ってロープに飛んだところを倉垣がエプロンから押さえる。しかし李のトラースキックは春山がかわして倉垣に誤爆。春山バックドロップ、カウント2。ロープに振る。李切り返してハイキック、カバー、2カウント。倉垣にタッチ。倉垣ドロップキック4発。春山5発目をかわして張り手、コーナーに振るが倉垣は反転ミサイルキック、カウント2。倉垣俵返し狙い、春山着地。倉垣の張り手をかわして心中アトミック、2カウント。10分経過。春山ロープに飛ぶ。倉垣帰ってきたところを俵返し、2カウント。コーナーに上ってミサイルキック、カウント2。李がエプロンの福岡を場外に落とし春山にボディスラム。倉垣トップロープからプレスに行くが春山は足を突き立てる。福岡にタッチ。ミサイルキックからタイガードライバーの体勢。李キックで妨害しようとするが倉垣に誤爆。福岡浴びせ蹴りからカバー、李がカット。倉垣俵返し連発。コーナー振る。福岡反転ボディアタック。最後はミサイルキックを後ろから前から3連発(左写真)、3カウント。

福岡(13分27秒 片エビ固め)倉垣

福岡マイクを取る。「改めて発表させていただきます。3月28日、後楽園をもちまして、レスラー生活を引退したいと思います。3月までは、タイトル戦もありますし、試合数は限られますけど、最後まで自分らしく全力でがんばります。」




ここで休憩。休憩明けのオロナミンCはゲスト出場の高木三四郎。


いい飲みっぷり。セリフもばっちり。


第4試合 久住智子 vs 本谷香名子

探り合いからスタート。本谷ローキック。改めてロックアップ。本谷がロープに押し込む。反対側のロープに振ってクロスボディ、カウント1で久住がブリッジから立ち上り、ロープに飛んで顔面キック。本谷の髪をつかんでホイップ。起きる前に後頭部にドロップキック。本谷はヘッドバットで逆襲、髪ホイップお返し。ドロップキックもお返しで。DDT打ってキャメルクラッチからカンパーナに。落として背中にエルボードロップ。本谷逆片エビ。しかし逆片エビと言うよりほとんど股裂き状態。久住がロープに近づくと中央に引っ張ってまた逆片エビ。久住這ってロープエスケープ。本谷は久住をロープに固定して背中にドロップキック。バックドロップを狙うが久住はこれをヘッドロックでつぶす。久住はマウントポジションから張り手。立ち上って顔面踏み付ける。本谷すぐに起き上がると後ろから組み付いてバックドロップ。本谷ロープに振ってキューティースペシャル。5分経過。

本谷再度バックドロップ、2カウント。コーナーに振る。久住は反転ミサイルキック。もう一度コーナートップからミサイルキック。足を取ると逆エビ。逆片エビに移行し、腕も固める。本谷は頭でロープエスケープ。今度は久住が本谷をロープに固定して背中にドロップキック(左写真)。バックドロップのお返し、本谷「いてぇー」と叫ぶ。久住が逆片エビに。本谷「いだだだだだ」と叫んでロープに。久住はさらに腰にストンピング。久住コーナーに振る。本谷ターンバックルに飛び乗り、久住を飛び越えて回転エビからヒザ十字に。久住も切り返そうとするが本谷ががっちり絞って久住はロープエスケープを余儀なくされる。しかし本谷も腰を押さえて次の攻撃に移れない。久住がヒザ蹴りを入れ、コーナーに振る。本谷切り返す。久住コーナートップに飛び乗る。本谷倒立式フランケン仕掛ける。久住これを払ってミサイルキック、本谷かわす。10分経過。

本谷ロープの間を走ってセントーン2発。3発目にローリングセントーンを狙うが久住は場外に突き落とす。久住一瞬飛ぶかという素振りだったが結局飛ばず。本谷リングに戻るとエルボースマッシュ、ミサイルキック。飛びつき前方回転エビは2カウント。しかし久住はロープに振ると風車式バックブリーカー(右写真)。さらにダブルアーム式バックブリーカーを3連発。片エビに固めるがカウントは2。久住コーナートップに上り本谷の肩口にミサイルキック(腰を狙った?)。カウントは2。

久住キック、本谷かわして投げっ放しジャーマン(左写真)。本谷飛びつき回転エビ、久住はこれをこらえて逆に投げっ放しジャーマン、カバー、カウント2。久住が本谷をコーナートップに上げる。本谷は上がってくる久住を突き落としてダイビングセントーン、カウント2。本谷ジャーマン、これも2。久住ロコモーションジャーマン5連発、しかし本谷2で返す。久住ボディスラム、本谷かわしてフィッシャーマンバスターに行こうとするが久住はスモールパッケージホールド、しかし足がロープにかかる。久住コーナーに上る。本谷追う。久住雪崩式後方回転エビ、本谷これを叩き落とす。本谷ローリングセントーン。

本谷またコーナートップに。久住立ち上ってコーナーに上る。コーナートップでのもみ合いから久住が雪崩式ダブルアームスープレックス(右写真)、カウントは2。15分経過。久住だるまジャーマン、本谷回転エビに切り返す。久住もまた切り返してエビに。カウント2。本谷ラ・マヒストラル、2カウント。本谷ロープに振る。久住キックで返す。立ち上る本谷の後頭部にニーアタック。さらにトップロープからダイビング延髄ニーを狙うがこれは本谷かわす。本谷突っ込む。久住抱え上げてツームストーンドライバー(みちドラとは言えん)、3カウント。

久住(16分42秒 片エビ固め)本谷


第5試合 コマンド・ボリショイ&天野理恵子 vs デビル雅美&宮口知子

現JWPタッグチャンピオンチーム、お揃いのマスクを付け、ベルト持参で入場(左写真)。先発は天野と宮口。ロックアップからヘッドロック、それをヘッドシザーズで返すという基本的動きの応酬。天野ドロップキック、宮口はロープに振ってキッチンシンク。宮口がロープを背にした天野に突っ込む。天野はかわして宮口を場外に落とし、トペ。コマンドもデビルを場外に落とす。しかしコマンドはフェイントだけで飛ばない。天野がそのスキを突いてデビルに突っかかるがデビルはラリアットでなぎ倒す。

天野、宮口リング復帰。デビルが宮口にタッチ要求。宮口コーナーに戻る。天野もコマンドにタッチ。コマンドがデビルの腕を取る(右写真)。デビル力で圧倒しようとするが、コマンドは掌底入れる。デビル意に介さず押し倒し、逆エビに。コマンド一旦はハネ返そうとするがデビルは中央まで引っ張って押しつぶす。自らリリースしてズン前。宮口入ってダブルタックル。宮口逆エビに行くがコマンドはコークスクリューシザーズで飛ばして天野にタッチ。ダブルで宮口の背中にパンチ。ダブルでドロップキックから天野カバー、宮口1で返す。天野首投げからスリーパー、宮口すぐに切り返す。天野足を取ってレッグロックに。宮口十字に切り返す。天野ロープエスケープ。宮口は天野のボディにヒザ蹴り5連打。ロープに振る。天野フライングラリアットで返す。さらにもう一発。カバーはカウント2。5分経過。

コマンドが入り、宮口の腕を取ってロープ渡り(左写真)。デビルがロープをゆするがコマンドは安定感抜群、ちゃんとホイップまで完遂。宮口はデビルにタッチ。コマンドがヘッドバット、デビルもヘッドバットで返す。デビル強引にパワーボム、コマンドはウラカンラナで返す。デビルも切り返してエビに、いずれもカウントは2。コマンド足を取ってアンクルホールドに。

コマンドさらに4の字固めに移行。さらに天野がダイビングフットスタンプを落とす。デビルはコマンドを4の字の体勢のままコーナーまで引きずって宮口にタッチ。宮口もお返しとばかりにコマンドにダイビングフットスタンプ。カバーは天野がカット。宮口コーナーに振ってイナヅマ。2発目はコマンドかわすがデビルが入って串刺しラリアット。宮口ミサイルキック、カウント2。ブラックバスターはコマンドうまく着地。宮口蹴り足を取らせて延髄蹴りに行くがコマンドかわして裏アキレス腱固め。宮口ロープ。宮口ロープに振る。帰って来たところを担ぎ上げてブラックバスター、デビルにタッチ。

デビル渾身のラリアット(左写真)。すぐにパワーボムに行くが、コマンドは回転エビに切り返す。カウントは2。天野が入ってダブルのドロップキックからダブルのビクトル投げ。

天野正式リングイン。デビルにフライングラリアット2発(右写真)。ロープに詰まったデビルにロープ反動利用の十字を仕掛けるがデビルは腕一本で投げ飛ばす。デビルラリアット、天野かわしてバック取る。デビルはエルボーで天野を蹴散らす。10分経過。デビルパワーボム、天野抵抗して逆にDDTに。首刈り十字は宮口がカット。

デビルはズン前打って宮口にタッチ。宮口は天野に高速回転ブラックバスター(左写真)。流星キックを狙って後ろ向きにコーナーに上がる宮口。コマンドがそれを落とさんとコーナーに上がる。デビルが背後から肩車に取ろうとする。しかしそのデビルを天野がジャーマン、コマンドは踏ん張って雪崩式裏投げ。天野が宮口に飛びつき腕十字、デビルがギロチンでカット。天野はコマンドにタッチ。

コマンド掌底、宮口かわしてスリーパー。コマンド逃げてコーナーに上る。宮口下からエルボースマッシュ。コマンド落下。宮口がコーナーに上って流星キック、カウント2。宮口上る。コマンド下から掌底打って自分もコーナーに。デビルが落とす。デビルどんぐり。2発目は宮口もダイブして叩き付ける(右写真)。

宮口垂直落下式ブレーンバスター狙う。コマンド着地。天野が宮口の後頭部にフライングラリアット。コマンドピコバスターホールド狙うがデビルがラリアットで妨害。デビルはさらに天野を場外に。宮口突っ込む。コマンド掌底。宮口かわしてエルボースマッシュ2発からジャーマン、カウント2。宮口再度垂直落下狙い。コマンド着地して掌底、今度はクリーンヒット。さらにもう一発助走付きで(左写真)。カバーはデビルがカット。コマンドピコバスターホールド、カウント2。

天野がデビルを腕十字で釘付け。その間にコマンドはドラゴンスープレックスからセンセイ固めU(右写真)で宮口からギブアップ。

コマンド(15分19秒 センセイ固めU)宮口

コマンドマイクを取る。なんかのアピールかと思ったら「今日はご来場ありがとうございました。」のあいさつ。珍しいよな、コマンドの締め。デビルがマイク取る。「今日はノンタイトル戦なのに、ベルト持ってきやがって。見せびらかしに来たのか?」天野笑うのみ。コマンド「そうですそうです。」デビル「そろそろ本気にさせてくれや。」



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