4/26 JWPホール大会



前回大会に比べるとイスの数が減っている。しかし、5月31日同所での日程が発表されており、「月イチ」ペースは続ける様子。7時6分、ヤマモが開始あいさつ。入場式(ネオレ勢も参加)の後恒例の記念撮影(左写真)。


第1試合 JWP認定ジュニア選手権決定リーグ公式リーグ戦
春山香代子(4点)vs 橋本真弥(0点)

橋本バックドロップで先制。さらに豪快な水平チョップを打ちまくる。ロープに振って水平チョップ、踏みつけて拍手を煽る。春山立ち上がって髪をつかむとフェースバスター。ターンバックルにぶつけてもう一発フェースバスター。キックを入れて首4の字。橋本はレッグロックに切り返す。橋本キャメルクラッチに移行。春山は指に噛み付いてブレーク。橋本ターンバックルにぶつけ、反対側のコーナーに振る。春山コーナーに飛び乗ろうとするが失敗。橋本引きずり下ろして串刺しエルボー。ボディスラムからカバー、2カウント。

橋本ボディシザーズ、春山引っくり返して上からエルボーを打ち込むと逆エビに(左写真)。橋本ロープ。春山バックドロップをはさんで再度逆エビ、今度は急角度で締め上げる。橋本ロープ。春山ロープに振る。橋本タックルで返す。エルボードロップからカバー、カウント2。橋本ロープに振ってタックル3連発、カウント2。今度は橋本が逆エビ、春山ロープ。橋本リング中央に戻して逆片エビ。リリースしてコーナーに振る。春山切り返してフェースクラッシャー。春山がロープに振ってタックル3連発のお返し。

ボディスラムからフライングソーセージ2発。春山ボディシザーズ。後ろから腕も羽根折りに固める(右写真)。10分経過。春山放して顔面キック。コーナーに振る。橋本切り返す。春山コーナーに飛び乗って反転ミサイルキック、カウント2。エビ固めの応酬は双方2カウント。

橋本エルボードロップ3連発、カウント2。しかしダイビングエルボー(左写真)はかわされて自爆。春山バック取って心中アトミック。橋本2発目をブロックしてかわづ落とし、計3発。カバーはカウント2。

橋本ボディスラムから再度ダイビングエルボードロップ(右写真)、今度はヒット、しかしカウントは2。

橋本が春山をコーナーに上げる。春山が橋本を叩き落としてミサイルキックに行く(左写真)が、橋本寸前でかわして春山自爆、後頭部を強打。橋本そのままエビに固めるが春山なんとかキックアウト。橋本ロープに飛ぶ。戻って来たところを春山抱え上げてスパインボム、しかし頭のダメージでカバーには行けない。

橋本先に立ちあがり、叫び声を上げると春山にストンピング、ロープに振って払い腰。カウント2。もう一発払い腰(右写真)、これも2。橋本ダイビングプレス、春山足を出して迎え撃つ。春山スパインボム、腰から落ちる感じでカウント2。もう一発狙う、橋本ブロックしてバックドロップ。

春山コーナーに上る。橋本追いかけて雪崩式かわづ落とし(左写真)、カウント2。橋本春山をコーナーに。春山追ってきた橋本を落としてダイビングボディアタック、橋本切り返してカバー、カウント2。

橋本ロープに飛ぶ。春山キャッチしてスパインボム。体勢不十分と見るやもう一発(右写真)、そのまま強引なエビに押え込んで3カウント。

春山(6点)(16分22秒 エビ固め)橋本(0点)

それこそ何度も何度も見てる試合で、やってる技も前とそんなに違うわけでもないのだが、今日の試合はよかった。確実に伸びてるのがわかる>この2人。


第2試合 JWP認定ジュニア選手権決定リーグ公式リーグ戦
倉垣翼(4点)vs アキュート冴(2点)

試合前にリング清掃。何があったのか?ヤマモから「紙テープがホールのシャンデリアに当たり、ガラスがリング上に落ちた」とアナウンス。うーん、天井が低いことの弊害がこんな形で出るとは。倉垣エルボースマッシュで先制(左写真)。冴は張り手で返す。冴ロープに振ってドロップキック、走ってさらに2発、カバーに行くが倉垣はカウント1でブリッジで起きる。倉垣ロープに飛んでドロップキック。首投げからボディシザーズに。リリースしてロープに振るとドロップキック2発。首4の字は冴ロープに逃げる。

倉垣ストンピング、ロープに振るが冴クロスボディで返す。さらにロープに飛んで2連発、カウントは2。ボディスラムから逆エビ、逆片エビに。倉垣がロープに近づくとキャメルクラッチに移行。首投げからボディシザーズにスイッチ(右写真)、5分経過。

倉垣体勢を入れ替えると冴を持ち上げてマットに叩き付ける。カナディアンバックブリーカー(左写真)からもう一度叩き付けてカバー、カウント2。逆エビに入ろうとするが冴はブロックしてロープ。それでも倉垣は強引に逆片エビに。冴ロープ。倉垣コーナーに振って串刺しドロップキック。ボディスラムからカバー、2カウント。

倉垣もう一度ボディスラム、冴は空中でかわし、肩車からウラカン・ラナに、カウント2。冴首投げから十字(右写真)、倉垣ロープ。冴ロープに振る。倉垣エルボースマッシュで返す。倉垣コーナーに振る。冴反転ボディアタック、カウント2。冴ロープに振る。倉垣切り返して担ぎ上げようとするが冴は着地。倉垣突っ込む、冴一本背負い。計3発からカバー、カウントは2。冴がコーナーに上りミサイルキック、倉垣かわして逆に冴の腹部にドロップキック。コーナーに上りまた腹部にミサイルキック、カウントは2。冴が立ち上がったところにまたドロップキック。冴場外転落。10分経過。

倉垣はエプロンから場外の冴にミサイルキック。戻って来た冴を担ぎ上げて前に落とす。ダイビングプレスは冴かわし、ロープの間を走ってのダブルフットスタンプ3連発、カウント2。ボディスラムからダイビングフットスタンプ、トップロープ利用のフットスタンプと畳み掛ける。倉垣場外に逃げて「いてー」とうめく。その倉垣に冴はエプロンからフットスタンプ。倉垣をリングに戻して冴ミサイルキック(左写真)、カウント2。

再度コーナーに。倉垣下からパンチ入れて俵返し。カバー、カウント2。倉垣水平落下バックドロップ(右写真)、カウント2。倉垣バック取る。冴エビに固める、カウント2。倉垣切り返す。冴さらに切り返す、いずれも2。

冴コーナーからダイビングボディアタック、倉垣キャッチして前に落とす(左写真)。倉垣コーナーに上りミサイルキック、15分経過。

倉垣ダイビングプレス、冴2で返す。倉垣コーナーに上る。冴が立ち上がるのを待って後頭部にミサイルキック(右写真)、これでカウント3。

倉垣(6点)(15分44秒 片エビ固め)冴(2点)

この試合もよかった。倉垣6点でトップ並走。


第3試合 デビル雅美&美咲華菜 vs ダイナマイト・関西&コマンド・ボリショイ

関西が先発志願。美咲がこの相手を買って出る(左写真)。美咲ローキック、関西もローキックで返す。美咲吹っ飛ぶ。関西は美咲を声で脅す。美咲ローキック連打。関西また声で脅かすとエルボースマッシュ。コマンド入ってダブルのタックル、コマンドカバー、カウントは1。首投げからスリーパーホールド、美咲切り返してヘッドロックに取り、コーナーに連れ帰る。

デビルと美咲、コーナーでコマンドにストンピングの連打(右写真)。ロープに振ってダブルタックル、デビルさらにストンピング。デビル首を取る。コマンド内掛けで倒そうとするがデビル倒れず。デビルマンハッタンドロップ、首投げからエルボードロップ。腕を取って十字に固めたところで美咲にタッチ。美咲逆エビ狙い、コマンドヒザ十字に切り返す。美咲ロープ。コマンドは関西にタッチ。

関西ブレーンバスターからサソリ固め(左写真)。5分経過。美咲自力でロープ。関西は背中にエルボードロップ落とし、ストンピング。デビルが「レフェリーロープだ」とアピールすると関西「うるさいクソババだまっとけ」関西がスリーパーに取るとデビルキックでカット。関西すぐにコマンドにタッチ。コマンドバックドロップ、カウント2。ブレーンバスター、これも2。

コマンドロープに振る。美咲切り返してソバット(右写真)、これは鮮やかに決まった。ブレーンバスターを打ってデビルにタッチ。しかし、福岡のブレーンバスター発言以来ブレーンバスターが「流行技」になったような。デビル突進してラリアット。ブレーンバスターから吊り天井。デビル放してバックドロップ狙う。コマンド着地して逆にバック取る。デビル動かない。コマンドロープに走る。デビル帰って来たところをとらえてバックフリップ。美咲にタッチ。美咲コーナーに振って突っ込む。コマンドショルダースルーで美咲をエプロンに出す。しかしデビルが入って来てラリアット。デビルがコマンドを捕らえる。美咲コーナーに上ってミサイルキック、コマンドかわして誤爆。美咲ジャーマン狙う。コマンドエビに丸めてヒザ十字、すぐ関西にタッチ。

関西キック(左写真)、串刺しラリアット。10分経過。ミドルキック打ってコーナー振る。美咲コーナーに飛び乗り、飛びつきスイングDDT。セントーン3連発、カウントは2。美咲ロープに飛ぶ。コマンドがエプロンからキャッチ。関西キック連打。バックドロップは美咲つぶす、カウント2。

デビル入って関西にラリアット。もう一発、関西も腕を出して相打ち。この動きはやはり会場受けが凄い。互いにロープに飛んで(右写真)もう一度相打ち。コマンドが入ってデビルにジャーマン。関西がコーナーに振って串刺しラリアット、コマンドはミサイルキック。デビル立ち上がるやラリアット、コマンドかわして掌底。

デビルキック打ち込んでコマンドをコーナーに上げる。コーナーに上ろうとした後ろから関西がキック。コマンドウルトラウラカン・ラナに行くがデビルキャッチしてパワーボム(左写真)、カウント2。

デビルズン前、コマンドすぐに立ちあがって掌底(右写真)。コマンドコーナーに上がる。美咲がエプロンから突き落とす。デビルどんぐり、コマンドは3発目をウラカン・ラナに切り返す。デビルもう半回転させてエビに。関西カット。美咲入って関西にジャーマン。デビルが関西にカカト落とし、ダブルのキックで関西を場外に落とす。

美咲がコーナーに上る。デビルはコマンドを肩車。しかしコマンドは「ライムライト」でデビルを丸め込む。コマンドウラカン・ラナ、デビル力で持ち上げて叩き付ける。コマンド立って掌底、デビルかわしてダブルアームに捕らえるとイッキに抜き上げる。しかしいつものダブルアーム式ボムと違い、まるでスプラシュマウンテンのような体勢に(左写真)。そこから落とし、エビに。関西がカットに行くがわずかにおよばず3カウント。

デビル(15分8秒 スプラッシュマウンテン)コマンド

千葉リングアナの「スプラッシュマウンテン」のコールに「アレは違うやろ」と抗議する関西。そのせいか、2度目は「エビ固め」に訂正。

コマンドマイク「デビルさーん、関西さんは約束してくれましたよ。2人で組んで挑戦してください。ベルト持ってますから。」デビル、関西に「約束したの?」てな感じで聞いた後「お前もしつこいな。アタシのパートナーは輝優優。関西ちゃうゆーとるやろ!1回防衛したからってえらそうに言うな!」

「ずっと待ってますから。」

「勝手に待っとけ!」


ここで休憩。休憩明けのインフォメは倉垣。


第4試合 日向あずみ、カルロス天野、輝優優 vs 田村欣子、元気美佐恵、仲村由佳

今日のこの試合は60分3本勝負。だいたい1本は速攻勝負で終わるのが常。となると狙われるのはやはり仲村か?6人が握手(右写真)と思いきや、天野が元気を急襲、ゴング鳴る。天野いきなりの飛びつき十字。元気なんとかロープ。

他の4人は場外。

天野と元気、そのままエルボーとキックの打ち合い。元気が制してGドライバーの体勢に抱え上げる。天野空中で切り返して肩車の体勢からビクトル式三角絞め(右写真)、粘った元気だがついにタップ!

天野(58秒 後ろ三角絞め)元気

おー、1本目取られたのが元気とは。しかし1本目がこの短時間。天野かっこいい!

2本目開始。田村が突っ込む。元気と3Dに挑戦するが失敗。元気ノド輪、天野十字に切り返す。しかし元気は持ち上げて落とす。そしてバックドロップ、日向がカット。元気Gドライバー狙う、天野逃げる。そこに日向がスワンダイブミサイルキック(左写真)。

しかし元気は天野を捕らえてバックドロップ。コーナーに上げて大車輪ノド輪狙う。天野元気を蹴落としてダイビングラリアット、元気受け止めて持ち替えるとGドライバー(右写真)、これで3カウント。

元気(2分54秒 片エビ固め)天野

うわ、2本目も短時間。これじゃほとんど1本勝負(というには双方疲れてるけど)。

3本目、輝優優が買って出る。元気とロックアップ。元気コーナーに詰める。仲村と田村が入りダブルのクローズライン。続いてダブルのドロップキック。田村ロープに振って単独ドロップキック。しかし3発目を狙ってロープに飛んだところをエプロンから日向がキャッチ。そこに輝がエルボースマッシュ。ロープに振ってダブルのキチンシンク、同時に左右に飛んで、前かがみの田村の顔面の両側からドロップキック(左写真)。輝DDT、日向にタッチ。田村足を取って逆エビに。元気と仲村が入ってストンピング。日向ロープエスケープ。田村は仲村にタッチ。仲村足にストンピング、髪ホイップに行くが天野に捕まる。日向張り手を打って天野にタッチ。天野髪ホイップから顔面踏み付け。立たせてヒザ蹴り。ボディスラムからカバー、カウント2。ロープに振るが仲村ドロップキックで返す。計3発。仲村ヘッドロックホイップから木の下投げ。元気にタッチしようとするが天野に連れて行かれる。天野は輝にタッチ。ロープに振ってダブルタックル、カバー、カウント2。

輝ロープに振る。仲村クロスボディで返して元気にタッチ。輝腕取る。ハンマーロックに固めてグラウンドに。輝スリーパーに移行。元気が首を抜くとボディシザーズに。元気体勢入れ替える。輝は下から十字に。元気腕を抜いてニースタンプ落とす。足を取って逆片エビ。10分経過。元気カンパーナで輝を揺する。コーナーに振って串刺しエルボー。2発目輝が切り返して串刺しニーアタック。天野突っ込んでエルボー、日向も串刺しニーアタック。日向が振って輝がイナヅマ、3人でコーナーに上がってトリプルダイビングヘッドバット狙うが田村、仲村に阻止される。輝は立ち上がってきた元気にダイビングボディシザーズドロップ、しかし元気かわす。さらに田村がミサイルキック、倒れたところに仲村がダイビングプレス、元気がカバー、カウント2。元気は田村にタッチ。田村キック。2発目をかわして輝が担ぎ上げるが田村着地。田村ロープに振る。輝キチンシンクを入れてブラックバスター(右写真)、カウント2。日向にタッチ。

日向ジャーマン2発。3発目田村はエビに丸めようとするが、回り切れず日向に踏みつけられる。日向ロープに飛んでランニング延髄ニー。日向コーナーに上る。田村追う。天野が入って肩車、日向がコーナーから飛んでダブルインパクト式ダイビングボディシザーズドロップ(長い。左写真)、カウント2。日向みちドラ狙う。田村かわしてバック取る。日向ロープつかむ。仲村エプロンから張り手、田村がジャーマン。

ネオ勢がJWPの3人を場外に落とす。元気が押さえて仲村がプランチャスイシーダ(右写真)、田村もプランチャ。日向を戻してダブルのドロップキック。バックの取り合いから田村ジャーマン、カウント2。15分経過。田村ダブルリストアームサルト狙い、日向DDTに切り返す。

田村日向をコーナーに振る。日向コーナーに飛び乗る。田村追って雪崩式ダブルリストアームサルト(左写真)、さらにリング上でもう一発ダブルリストアームサルト、天野がカット。田村に輝が延髄蹴り、日向が延髄ニー、元気カット。天野が首刈り式飛びつき十字、これも元気がカット。元気バックドロップ、田村ダブルリストアームサルト、輝がカット。田村が元気にタッチ。輝リングイン。元気ロープに振ってラリアット狙い、輝かわしてエルボースマッシュ3連発。

輝コーナーから流星キック(右写真)、カウントは2。輝垂直落下ブレーンバスター狙い、元気上げさせない。逆にGドライバーの体勢、輝着地するが元気は首を放さずリバースDDTに。

元気ニースタンプ、サイドキック、バックドロップ。日向がカット。仲村ミサイルキック、元気バックドロップ(左写真)、仲村ミサイルキック。

元気またバックドロップ(右写真)、カウント2で輝返す。20分経過。仲村タッチを要求しミサイルキック、カバー、カウント2。元気がコーナーからダイビングエルボードロップ。仲村がコーナーに上る。田村がブレーンバスターで投げてローリングセントーンに。日向がカット。輝が仲村のバック取る。仲村エビに丸め込む、2カウント。田村ミサイルキック、仲村カバー、2カウント。

仲村ロープに飛ぶ。輝カウンターのエルボースマッシュ(左写真)。カバーは元気がカット。

輝コーナーからダイビングニードロップ(右写真)、田村がカット。

日向と天野が元気と田村を押さえ、輝が仲村にジャーマン(左写真)、3カウント。

輝(22分19秒 ジャーマンスープレックスホールド)仲村
※2−1でJWPチームの勝利。

日向と田村がやり合う。日向マイクを取り、「田村、5・5絶対勝つからな、覚えとけよ!」

しかしやっぱり田村は言い返さない・・・・・・。

よく考えたら、自分にとって福岡引退後初めてのJWPの試合だったが、別に違いは感じなかったような。売店の「明るさ」に差ぁあるかな、ちょっと。



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