ネオレディース 2.15 駒沢公園体育館大会



雪の中、駒沢大学駅から約20分歩いて駒沢オリンピック記念公園体育館に到着。2時を過ぎてるのにまだ開場していない。でもこの会場はロビーまでは入れるのでそれでもおっけー。売店はネオレの他にJWPとJd’。Jd’の売店には噂の「転倒注意の練習生」薬師神がいる。確かにかわいい。しかしずいぶんちっちゃくないか?Jd’売店には3/8横浜大会のカードが一部発表。裁恐軍と白鳥と藪下の名前がまだない。裁恐軍と白鳥は今日の試合の結果次第(この時点で自分はラスカチョの相手は裁恐軍だと思ってた)かな、とは思ったが、藪下はタッグトーナメントにも今更出ることもないだろうし、相手はいったいどうするのだろうか?

開始予定10分前に席に着く。3時10分、カード発表。注目のメインイベント第1試合は「2vs4変則イリミネーション」に。あらら。

リングの整備をする田村と、練習生がもう一人。誰かは知らん。
アリーナはほぼ埋まっているが、あとから発売したヒナ段席は半分程度。スタンド席は下半分しか人がいない。

結局入場式開始は3時20分。ネオレ選手のみ。ラスカチョがマイクを取りカードの説明。「昨年末から挑戦を受けていて、今日の11時まで待ったが連絡がない。ラスカチョは相手が何人でも、誰でも、いつもと変わらないファイトを見せる。」とか何とか。



第1試合 ラス・カチョーラス・オリエンタレス指名試合
遠藤紗矢 vs 白鳥智香子(Jd')

レフェリーは「レフェリング連盟」内山彰吾。白鳥のラスカチョ入りを賭けたこの一戦、ラスカチョの2人もセコンドに。これは・・・白鳥が先制攻撃を加え場外戦に。しかしあっさり逆転される。まだテーピングをしている白鳥の肩に遠藤がイス一撃。しかしカウンターのイスはドロップキックでハネ返し、逆にイス攻撃する白鳥。遠藤はトラースキックを連発して再び形勢逆転。遠藤は雪崩式ブレーンバスターを放つが、白鳥もスイングDDT、正調DDTで反撃。さらにバックドロップホールド、ミサイルキックと続けるが、ラ・マヒストラルは仕掛けが遅く失敗。遠藤はパワースラム、バックドロップ。白鳥はバックを取ってジャーマン。ミサイルキック2発。しかしカウントは2。雪崩式DDTを狙うが遠藤はこれを突き落としてのダイビングギロチン。カバーにはいかず、白鳥の体にイスを置いてもう一発。カバー、1、2、ここで私服姿の3人が乱入して遠藤にストンピング。ブラディー、龍羅、ファングだ。もちろん白鳥を助けようとしたわけではなく、白鳥にもストンピング。さらに飛鳥、土屋もリングに。ラスカチョが阻止しようとするが、手錠でロープにつながれる。そして土屋は持参した有刺鉄線バットで遠藤を流血させる。「遊びに来てやったぜ!」と言い放ち、悠々と帰る裁恐軍+土屋。白鳥が手錠を外し、後を追いかけるラスカチョ。しかし正面入り口で有刺鉄線バットのフルスイングをくらい、取り逃がす。怒って本部席にいた(ヤマモはいないのに、なぜ?)Jd’卯木代表に詰め寄るラスカチョ。「逃げ隠れしないから、Jd’の試合でも組め!白鳥!お前入りたいんだろ!4vs4だ!」あらら。卯木、しばし考えた後、「3・8、横浜文体で組みます。会社の責任で裁恐軍を用意します。」と宣言。なんで今日じゃないんだよー、と思ったが、夜はLLの興行に出る飛鳥と土屋は最初から無理だったのかも。じゃあなんで「ラスカチョ旗揚げ戦(2・25)」じゃないのかなー、とも思ったが、まあどうでもいいや。

試合は11分43秒、ノーコンテスト。



第2試合 ネオレディースvsJWPシングル3vs3
椎名由香 vs 久住智子(JWP)

久住はニューコスチューム?ここから3試合のレフェリーはJWPのテッシー・スゴー。椎名、逆片エビからキャメルクラッチ、背中にヒザを入れて再度逆片エビで締め上げるという攻撃。またキャメルクラッチ、変形サーフボードストレッチ。久住も逆片エビのお返し。久住はコーナー反転のミサイルキック、バックドロップからヒザ十字。椎名はヒザが悪いのか妙に痛がる。久住はさらに4の字に。苦悶する椎名。久住DDT。椎名ロープ反転ドロップキックを自爆させてヘッドシザーズホイップ。さらにフライングラリアット。2発目は久住かわすが、椎名はすぐさま後頭部にフライングラリアット。これはいい攻撃。椎名は久住を場外に落としコーナーへ。久住はこれを叩き落とし、自分がスワンダイブプランチャ、椎名かわしてセコンド陣の中へ飛び込む久住。リングに戻り、椎名はダイビングプレス狙い、久住足を出す。久住はダブルアームの体勢、椎名必死にブロックするがとうとう背骨折りをくらう。久住もう一発、カバー、カウント2。そして逆片エビ。10分が経過。椎名はロープエスケープ。久住コーナー反転ボディアタック、椎名は下からドロップキック。椎名ミサイルキック2発、カウント2。椎名はこれを返されると・・・次に何があるのだ?椎名トップロープへ。久住追う。椎名は雪崩式回転エビに。カウント2。バックの取り合いから久住がジャーマンを仕掛けるが、椎名はこれを丸め込む。久住はまたバックを取りジャーマン、カウント2。さらにロコモーション式で3連発。体勢崩れてカバーに行くが椎名は返す。久住は椎名をコーナーに乗せて自分も上がろうとする。椎名突き落とす。久住下からドロップキックを椎名の顔面に入れる。そしてトップロープからダブルアームスープレックス、カウント3。

久住(13分23秒 体固め)椎名

シングル3vs3はJWPがまず1勝。1/25から数えると4連勝。



第3試合 ネオレディースvsJWPシングル3vs3
タニー・マウス vs 本谷香名子(JWP)

タニー、ロックアップからロープに振るといきなりのヘッドバット。本谷はロープに走りショルダータックル。場外に落としてトペに行こうとするがタニーは場外を一周してこれをよける。エプロンに上がったタニーをリング内からブレーンバスターで持ち上げようとする本谷だが、踏ん張り効かず上がらない。タニーは本谷の顔だけエプロンから出させるとカ・シンばりのカチ上げるエルボースマッシュ。リングに戻りタニバットから逆片エビ。本谷はロープワークからコブラツイスト。さらにアームロック、十字へ。タニーは持ち上げようとするが、失敗。本谷アームストレッチ、ワキ固めと腕に集中攻撃。ロープブレークされると肩にストンピング、腕目掛けて低空ドロップキック。タニーは逆の腕でパンチを打って反撃。本谷はコーナー反転ミサイルキック、コルバタ、クロスボディとヒザの悪さを感じさせないいい動き。本谷ロープに振る。タニーカウンターでヘッドバットを腹に。倒れ込み式タニバット、カウントは2。本谷は膝蹴りを入れてカナコ落し、DDT、セントーン2発、カナローラーも2発。しかしカウントは2。本谷ミサイルキック、これもカウント2。本谷ロープに走る。タニーは変な入り方のヒザ十字、本谷はあわててロープへ。やはりヒザを攻めに来たか。タニーもう一度ヒザ十字に。本谷そのままの体勢からのしかかってフォールに。2カウントでブレークするタニー。タニーはヒザにキックを入れ、アキレス腱固め。本谷はロープに逃げるのみ。タニーはタニロケットを放つ。すぐさま本谷はカナロケットで返す。さらにトップロープからカナロケット。タニーラリアット、本谷かわしてジャーマン。10分経過。本谷がラ・マヒストラルに行くが、タニーはこれを潰してフォールに、カウントは2。本谷はクロスアームのサルト、タニー2で返す。本谷はコーナーに上る。タニー追いかけ雪崩式ブレーンバスター、カウント2。タニーが本谷をコーナートップに上げる。本谷はタニーを落としダイビングセントーンに行くがタニーがかわして本谷自爆。タニーがジャーマン2発、カウント2。タニロケット、ダイビングヘッドバット、本谷は必死に返す。しかしその次のダブルアーム式パイルドライバー(に見えた。違うかもしれない)は返せず。

タニー(12分28秒 体固め)本谷



第4試合 ネオレディースvsJWPシングル3vs3
元気美佐恵 vs 宮口知子(JWP)

真っ向からロックアップする二人。宮口がヘッドロックに取る。元気は高く持ち上げる。宮口放さない。宮口自らロープに飛び、エルボー。強烈な一発だったが元気微動だにしない。逆に元気がロープに走って顔面キック、宮口吹っ飛ばされる。再び手四つ。力比べはもちろん元気の勝ち。ロープに振ってカウンターキック、豪快にブレーンバスター、カウント2。宮口の背中にエルボードロップを落として逆片エビ固め。宮口ロープ。宮口はエルボーを打ち込んで、回転なしのブラックバスター(つまりただのバックフリップ)。そしてストンピング、DDT。宮口は元気を首4の字に取るが、元気は自力で脱出。宮口レッグロック、元気はボディシザーズに切り返す。元気が宮口をコーナーに振る。宮口はコーナー二段目に飛び乗ってフライングボディシザーズドロップ、カウント2。宮口ロープに走る、元気はカニばさみで倒してカンパーナへ。落とすとまた背中へエルボードロップ。元気顔面キック3連発、宮口はクロスボディで反撃して逆エビ、レッグロック、キャメルクラッチ。元気は起き上がり、バックを取ってアトミックドロップ。もう一度持ち上げて今度はマットに直接叩き付ける。10分が経過。元気がロープに振ってのカウンターの横蹴り。2回目を宮口はカウンターのヒザ蹴りで返す。ジャーマンを放ってコーナーに上るが、背後から元気が肩車に取る。そのままバックドロップに。元気はコーナーに上りダイビングエルボー、カウント2。宮口はブラックバスターに行こうとするが落とす前に元気着地、逆に宮口を投げ飛ばす。ロープにつかまって立とうとする宮口に低空ドロップキック。宮口場外転落。元気プランチャ、「ゴツ」という音。ちょっと届かなかった様子。元気すかさず2発目。今度はクリーンヒット。宮口をリングに無理矢理連れ戻し、エプロンに立って何か狙う元気だが、宮口は延髄蹴り。今度は元気が場外転落。宮口はコーナートップからプランチャスイシーダ。リングに戻るとコーナーから飛んで延髄蹴り。宮口がバックを取る。元気はそのままロープまで歩く。宮口離れ際にまた延髄蹴り、そしてジャーマン、カウント2。宮口は垂直落下式ブレーンバスターを狙うが上げることできず。逆に元気がバックドロップ。15分経過。元気はノド輪落とし狙い、宮口はワキ固めに切り返す。ロープに逃げられると肩、首にニースタンプ。宮口コーナーへ。ダイビングボディプレス、元気かわす。そしてノド輪落し成功、カウントは2。今度は元気がコーナーへ。宮口は下からエルボーを打って雪崩式ブラックバスター、落ち方が悪く肩を強打した元気だが、ロープに足を伸ばして難を逃れる。元気は宮口は捕まえ、ひねりを加えたバックドロップ、宮口必死で返すがダメージ大きい。元気もまた肩のダメージがありそう。宮口がコーナーに上る。元気はそれを捕らえて大車輪ノド輪、1、2、3。

元気(17分49秒 片エビ固め)宮口

最初は負けた宮口を挑発するような素振りの元気だったが、がっちりと握手。今日は元気もスタミナ切れしなかったようだし、よかったんではないかな?ただ大きくなった自分の体をまだうまくコントロールできてない気はするが。



第5試合 メモリアル師弟対決
チャパリータASARI vs ジャガー横田

レフェリーはまた内山彰吾に。ジャガーがまずボディアタックで先制。側転エルボー、と思いきや届かなかったのか反撃に気づいたのか途中で止まり、振り返ってダブルチョップ。ASARIはこれに対してロンダートキック2回。しかし2回目はジャガーに捕らえられ、エビに固められる。ジャガーはドロップキックでASARIを場外に落とすと伸身のトペコン。リングに戻ってもヒップアタック、卍固め。ASARIは下から十字固めに行くが、ジャガーは落ち着いてレッグロックに切って取る。さらに弓矢固め。まさにやりたい放題のジャガー。ASARIはシーソーホイップをうまく着地するが、そこにジャガーは水面蹴り。ASARI、手四つからジャガーを倒し、逆エビ固めに。ジャガーはコーナーに振られると反転クロスボディ、ツームストーン、コブラツイスト、バックドロップと大技の連打。さらに4の字、場外戦とASARIを攻め立てる。ASARIは飛びつきコルバタ2パターン、正調コルバタを連発。そしてまたトップロープに。 ジャガーは雪崩式ブレーンバスター。今度はジャガーがコーナートップへ。ASARIは雪崩式フランケンシュタイナー、カウント2。ASARIはノーザンライトスープレックス、これもカウント2。ASARIバック取る。ジャガーはバックエルボー。パンチをかわしてダブルアームボム。ジャガートップロープへ。ASARIドロップキックで場外に落とす。そしてプランチャスイシーダ。リングに戻るとスカイツイスタープレス、ジャガーは2で足をロープへ。ASARIもう一発。ジャガーよける。ジャガーはクロスアームスープレックス、ASARI2で返す。ジャガーは抱え込み式パイルドライバーからシャトルループバスター、最後はムーンサルトアタックでASARIをピン。

ジャガー(13分9秒 体固め)ASARI

特に感想はない。


ここで休憩。本部席から3/8Jd'横浜文体での4vs4に加え、2/25ラスカチョ旗揚げ戦での白鳥&遠藤vsブラディー&Xが決定、と発表。会場を見渡すとネオレは垂れ幕がえらい多い。しかし「Try your best, as we are buck up」というのはどういう意味なのだろうか?私たちは雄鹿?ドル紙幣?要するに"a"と"u"の間違い、つーだけで、実際はどーでもいいんだけど。駒沢体育館は改装後カフェテリアができたので、休憩時間がうまくつぶせて大変よい。これで駅から遠くなければ「都心にあるいい会場」なのだが。



メインイベント第1試合 変則イリミネーションマッチ
下田美馬&三田英津子 vs 椎名由香、チャパリータASARI、元気美佐恵、タニー・マウス

若手4人が先に突っかけ、場外戦でスタート。遠藤も当然手を出す。4人はリングに戻ると、元気が2人をヘッドロック、タニーと椎名が2人の片腕をワキ固め、上にASARIが乗っかってポーズということをやるが、これが怒りを買ったか三田がまずブレイジングチョップで元気にキツい一発。そして得意のロープに固定してのポーズ。元気は下田にアトミックドロップを放ってようやくタニーにタッチ。タニーはヘッドバットから逆エビ固め。残り3人がストンピング。しかしそれが一段落するや三田がイスでタニーを殴りカット。下田はパイルドライバー、三田も続く。ASARIが出るがラスカチョはやりたい放題、ASARI、コルバタを打って椎名にタッチ。椎名はドロップキック、ミサイルキックで攻める。三田意に介さず。椎名はフェースクラッシャー、タニーがタニバットを打つが自爆。三田イス。ダブルのイス攻撃はタニーかわし、椎名とASARIがミサイルキック。10分が経過。下田のイスが三田に誤爆したチャンスに4人はみんなで髪かきむしり付きのタニバット。そして4人でダイビングヘッドバット。しかし三田がタニーを捕らえ、ブレイジングチョップからパワーボムであっさりフォール。一人まず消した。

三田(11分50秒くらい、パワーボム)タニー

椎名が三田を丸め込む、カウントは2。ミサイルキックはしかしかわされる。下田が出てムーンサルトプレスで椎名を押さえたのは見たが、このへんで急激に眠くなる。

下田(13分40秒くらい、ムーンサルトプレス)椎名

-----------------------------------墜落睡眠-----------------------------------

まわりの観客の「お、ほんとに来るぞ!」という声で目を覚ますと、下田が自分の座ってる席の近くに来ていた。下を見るとASARIが寝ており、遠藤がイスとフェンスをセットアップ。ここから飛ぶのか?かなり躊躇した末、ついにフェンスを落としながら飛ぶ下田。飛んだ下田も恐かったろうが、受けたASARIもかなりな恐怖感だっただろう、あんなに待たされちゃあ。リングに戻り、下田はASARIにオースイスープレックス、カウント2。コーナーに乗せ、三田が雪崩式ブレーンバスター。これも2。三田逆エビ、元気がカット。下田はイス、さらにASARIに逆エビ。ASARIの粘りで試合時間は20分が経過。ASARI、何とかロープに達し、元気にチェンジ。元気は下田のボディアタックをかわしアトミックドロップに行こうとするが下田はブロック。下田は元気を外に落とし、三田のアシストでプランチャコンヒーロ、元気かわして遠藤に誤爆。そこにASARIがプランチャスイシーダ。リングに戻して元気が肩車式バックドロップ、ASARIがダイビングプレス、しかしカウントは2。元気がノド輪2連発、三田がイスで救出。元気はバックドロップ、ASARIはロンダート。ASARIは三田にスーパーコルバタ、3か?下田がカット。三田はブレイジングチョップ。そして肩車に取る。ASARIは丸め込むがカウントは2。三田パワーボム、下田はローリングセントーン、自爆。25分経過。ASARIは下田に雪崩式フランケンシュタイナー、下田がもう半回転させてASARIを逆にフォール。

下田(25分40秒くらい、雪崩式フランケン返してエビ固め)ASARI

とうとう残るは元気一人に。しかし25分闘ったラスカチョと、ここまで比較的 出番のなかった元気。元気いきなりノド輪落しを2人に連発。三田がイス。元気場外転落。下田はまたプランチャコンヒーロ、今度は成功。続いて三田もトペ。これもヒット。場外でイス攻撃の後、遠藤がエイングに持ち込んだ机の上でパイルドライバー、そしてオースイスープレックス。しかし元気は返す。三田がデスバレーボムに行こうとするが元気は必死に抵抗、逆にノド輪落しに。コーナーに上っていた下田には大車輪ノド輪。三田にもう一度ノド輪、三田ブロックしてデスバレーに、元気ブロックしてバックドロップ、1、2、三田返す。元気が肩車に取るが、三田が着地し逆に肩車。雪崩式のバックドロップ、カウントは2。ついに30分が経過。またデスバレーの体勢、元気こらえる。上からつぶし、バックドロップに。カバー、しかし2カウント。元気がコーナーに上る。三田がイス一撃。下田すかさずデスレイクドライブ。そしてついにデスバレーボムを食らって元気もフォール負け。

三田(31分43秒 体固め)元気
※ラス・カチョーラスが4−0勝利。

長すぎて疲れた。



メインイベント第2試合 井上京子 vs 福岡晶

「メインイベント第2試合」とはいうものの、前の試合は直前までカードが決まらなかったわけだし、興行ポスターにもこの2人の写真しかなかったわけで、実質これ1試合が売りみたいなもん。(ファンの思惑はいろいろあれど)試合前には声優2人(どこのねーちゃんかと思ったが、一人は三石琴乃、もう一人は渡辺久美子)から花束の贈呈もあり。最初は手四つからロックアップでスタート。京子は力を誇示するように福岡を投げ捨てる。力比べも京子の圧勝。京子ロープに振る。福岡ヘッドシザーズホイップ。やはり軽業系で行くのか?福岡側転クロスボディ、京子かわして吊り天井へ。福岡は手をほどくと空中で前転するようにして脱出。これは凄い。福岡、逆に吊り天井を狙うが、上げきれず。キャメルクラッチに行くが、それも力でハネ返される。京子は福岡の足を固め、踊り、高く差し上げる。福岡ロープへ。京子キャメルクラッチ。5分経過。両方立ち上る。モンゴリアンチョップの打ち合い。京子ラリアット、DDT、吊り天井、ドラゴンスリーパー、アルゼンチンバックブリーカー(さらにヒザの上に落とす)と猛攻。福岡は防戦、というより受けるのみ。ブレーンバスターをかわし、福岡はローリングクレイドルに。いつもより回転が速く、数も多い。まだまだ行ける、ということか?京子を場外に落し、エプロンからトペコン。リングに戻ると逆エビ固め、京子は腕を立ててこれを返してしまう。まさに技の福岡、力の京子だが、福岡分が悪い。福岡はコーナー反転のボディアタックを決めるが、ダブルアーム(タイガードライバー?)は上げることできず。10分経過。福岡がキックを連発、京子は一発で返す。福岡コーナー反転ミサイルキック、もう一発コーナートップから。そして再度ダブルアームで上げようとするが京子はブロック。受ける気なし、といった様子。京子は福岡をロープに詰めてラリアット2発。京子トップロープへ。福岡追う。一旦落とされるが雪崩式ブレーンバスターの体勢に。しかし京子はこれも受けず、逆に持ち上げて投げ捨てる。京子ミサイルキックからまたコーナーへ。福岡今度は雪崩式ブレーンバスターに成功。福岡がムーンサルトを狙って、リングに背を向けてコーナーを上る。京子が後ろから捕らえ、引っこ抜くようなジャーマン。カウントは2。京子はナイアガラに。福岡ブロック。福岡体勢を切り返してジャーマン、すかさずムーンサルトプレス。しかしカウント1で返す京子。福岡エルボー、京子ラリアット。ナイアガラはうまく着地する福岡だが、飛び込んだところをうまくすくいあげられてライガーボムで落とされる。2。京子トップロープ。福岡場外に落としケブラーダ。15分経過。リングに戻り、福岡ミサイルキック。そしてトップロープへ。飛ぶ。どっちだ?ムーンサルトフットスタンプだ!腹にヒット!しかし京子は2で返す。福岡めげずにもう一発、しかし京子はかわす。そして渾身の力でラリアット、福岡の体が一回転。カバーはカウント2。福岡立てない。京子先に立ちあがる。しかし腹部を気にしている様子。福岡が立ち上るのを待ってラリアット!1、2、福岡返す。京子は迷わずナイアガラへ。福岡は回転エビに丸め込む。カウントは2。福岡トップロープへ。京子が福岡の方に向き直る。その顔面にライダーキック!カバーにはいかず、そのまま対角線のコーナーに上る福岡、とどめのムーンサルトフットスタンプ!やや下腹部の方にヒット、カバー、1−2−3!

福岡(19分18秒 体固め)京子

やった、福岡勝ったあ!
1週間のうちに豊田と京子を連破!すばらしい!もちろん勝てるかどうかわからないからこれだけ喜ぶんであって、この1勝で追い越したというわけではないけれど、向こうが衰える前に肩を並べることには成功した、と思う。う〜ん、気持ちいい勝利だ。


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