アルシオン 2/1 大阪府立体育会館第2競技場大会



こないだこの府立第2で見たJd'と比べたら座席数がかなり多い。しかもそれがほぼ満員。大阪での人気はあるのだろうかアルシオン。
6時36分、入場式音楽スタート。代表あいさつは地元出身の二上美紀子。「旗揚げ1年でこんなに人数が増えました」とか何とか。


第1試合 デビュートライアル 3分エキシビション
門恵美子 vs 藤田愛

この試合、2月シリーズ中にデビューさせるかどうかをアジャレフェリーが判断する、というものらしい。一度プレデビュー戦なるものを行っている藤田だが、このエキシビションは空中殺法などは全然なしのグラウンドのやり取りだったので、終始門(右写真)が圧倒。

タップさせるまでには至らなかったものの、門はアキレス腱固め、十字固めで二度のエスケープを奪う。そして3分時間切れ。

アジャの判定は「本来ならば、2人とも一周年でめでたくデビューさせたかったところだけども、・・・・門、お前2月18日デビューだ。藤田、お前はもうちょっと練習しろ。」という結果に。
さらにアジャ、「私はかねてから一度やってみたい、と思ってることがありまして・・それはデビュー戦の相手をやってみたいということです。というわけで、門、お前のデビュー戦の相手は私だ。」


第2試合 マリー・アパッチェ vs ファビー・アパッチェ

開始後いきなりロープワークからファビーがコルバタ。2発目マリーが抵抗するとそのままホイップに移行。ドロップキックはかわしてマリーがホイップ2連発。ファビーがホイップを切り返してマリー場外転落。助走を付けるがマリーが逃げたのでファビー飛ばず。ロックアップでリスタート。マリーホイップしてケサ固め。ファビー返すがマリーはさらに切り返してレッグロック。ファビー脱出して腕を取るとまたホイップ。ファビーネックロック、マリー脱出して逆にSTF。ファビー脱出してホイップ。マリーロープに振る。抱え上げるとスパインバスター。足を取って変形レッグロック(右写真)に。引っくり返してSTF風に顔面も締め上げる。ファビーロープエスケープ。マリーロープに振ってのケブラドーラ・コン・ヒーロ2連発。カバーはカウント2。ファビーロープに振るが、マリーが戻ってきてもタイミングのせいか何もできず。マリーは首投げからメキシカンストレッチ。ファビーロープ。

マリー助走付けてニールキック。当たりは浅かったがファビーは場外転落。マリーはロープに走ってトペ・スイシーダ(左写真)。5分経過。両者リングに戻る・マリーラリアットからカバー、2カウント。コーナーに振ってマリー突進、ファビーかわす。ファビーコーナーに上がってボディアタック。すぐさま飛びつき前方回転エビ、カウント2。ファビーロープに振る。マリー切り返して戻ってきたところをレジーラック風のバックブリーカーに取る。ファビーはエビに丸め込む、カウント2。

ファビーコーナーに上ってミサイルキック2発、カウント2。ファビーウラカン・ラナ、これも2。ファビーコーナーに上る。マリー下から張り手を入れ、トップロープからのブレーンバスター(右写真)、カウントは2。マリーパワーボムに行くがファビーうまく着地して逆にフィッシャーマンズスープレックス、カウント2。

ファビーコーナーに上る。マリーまた下から張り手を入れて上る。今度はファビーが雪崩式回転エビ固め、しかしカウントは2。ファビーはマリーをコーナーに座らせ雪崩式フランケン狙い。しかしマリーはこれを踏ん張り、逆に持ち上げると雪崩式のライガーボム、3カウント。

マリー(8分36秒 エビ固め)ファビー


第3試合 レジー・ベネット&浜田文子 vs 大向美智子&府川唯未

リングアナの紹介によると「新・親子タッグ」だそうだ。>レジー&文子(右写真)大向、またも握手を拒否して文子の顔を押す。先発は府川と文子。ロックアップからホイップでころがし合い(ちょっとルチャ)。文子がロープに振る。府川コルバタで飛ばして大向にタッチ。文子もレジーにタッチ。

大向ローキック(左写真)レジー、ミドルキックはキャッチして張り手。ヘッドロックに捕らえる。大向がグラウンドに引き込むが逆に上に乗られてしまう。レジーはマウント状態から張り手。大向ブリッジで返す。レジー上になるが大向は首を取って府川にタッチ。府川はコーナーからエルボー落とす。府川がレジーをコーナーに振る。レジー切り返して串刺しラリアット。2度目は府川かわしてコルバタ(?)に行こうとするが、レジーはその足を捕らえて投げ飛ばす。

レジーロープに振る。府川今度はコルバタ成功。府川バックを取る。上がらない。レジーがバックを取り返す。府川待ってましたとばかりにビクトル投げ(右写真)。レジーなんとか脱出して立ち上がると強烈なサイドスープレックス、カウントは2。レジー文子にタッチ。文子ストンピングを入れてロープに振りドロップキック。コーナーに振って串刺しドロップキック。再度ロープに振る。今度は府川がジャンピングネックブリーカードロップで返す。府川もう一発ネックブリーカードロップの後ブレーンバスター、カウント2。大向にタッチ。5分経過。

大向キック。ヤクザキック連発。コーナーに立たせてエルボーアタック、さらに府川が捕まえて大向ジャンピングニー。大向はブレーンバスターからサッカーボールキックを打って府川にタッチ。ダブルのドロップキックから府川がカバー、カウント2。府川が首を取る。文子首固めに丸め込んでレジーにタッチ。府川腕を取るがあっさり形勢逆転される。レジー逆エビ→逆片エビ→キャメルクラッチ→胴絞めスリーパー(左写真)と技をつなぐ。府川なすすべなし。府川がなんとかスリーパーから逃れるとドラゴンスリーパーに。府川の足がようやくロープに届く。レジーロープに振ってケブラドーラ・コン・ヒーロ、カウント2。ボディスラム打って文子にタッチ。文子はロープ越しにトペ・アトミコ。文子ボディスラム、ちょっと位置を考えてブレーンバスターで投げてからスワンダイブプレス、カウント2。文子バック取る。府川ビクトル投げ、文子ロープ。府川は大向にタッチ。大向文子をコーナーに振って突進、文子サルト・モルタル。10分経過。

文子は大向の腕を取ってロープ渡りからジャンプしてホイップ(右写真)。ドロップキックは1発目ヒットするが2発目は大向にハタき落とされる。大向ロープに振る。文子切り返す。大向バック取る。文子バックエルボー入れてロープに走る。大向カウンターのベリートゥベリースープレックス。大向振る。文子ブファドーラに行くが角度が低く、大向後ろに倒れ込みながら受ける。

文子ボディスラムからトップロープに飛び乗ってムーンサルトプレス(左写真)、2カウント。文子走る。大向アームホイップからクルスフィックス、文子ロープ。文子張り手入れてロープに走る。大向はカウンターの張り手。文子ダウン。

大向府川にタッチ。そのまま腕を取ると府川がロープ渡りを始める。何するのかと思ったら真ん中まで来たところで文子に飛びついてウラカン・ラナ。えらい手間のかかる合体技やなー。府川コーナーに上ってミサイルキック。カバーを文子がハネ返すと十字に。文子ロープ。府川DDT打ってコーナー上る。ダイビングプレスはかわされる。文子が府川を引き起こそうとするが府川はその腕に飛びつき十字。文子ロープ。府川ロープに振る。文子切り返してフィッシャーマンズスープレックス、カウント2。レジーにタッチ。

レジーストンピング。バックドロップは府川空中でかわしてスリーパーに(左写真)。レジーすぐに投げ捨てる。府川飛びつき十字、レジーロープ。レジーロープに振ってラリアット。ボディスラム打ってセカンドコーナーからダイビングプレス、カウント2で府川返す。レジー府川をコーナーに上げる。大向が背後に回ってレジーをジャーーマン(!)、府川もミサイルキック。大向スワンダイブニールキック、府川ウルトラ・ウラカン・ラナ、カウント2。大向にタッチ。大向コーナートップから延髄ニー、2カウント。15分経過。大向タイガースープレックスを狙う。レジーロープエスケープ。大向カカト落としからジャーマン、2カウント。大向ソバット、レジーキャッチ。回転してかわす大向、しかし立ち上がったところにレジーのラリアット。


レジーパワーボム、大向着地してソバット、ヒットしてカウント2。ここで大向顔面パンチ。レジーすぐさま張り手で応戦。ダブルノックダウン状態。レジーが拳握ってなかったからよかったものの、危険なシーンだぞ、これ。レジーは5で立つ。大向カウント9でもファイティングポーズなし。それどころかロープにもたれてようやく立っている状態。しかし村山はカウントをやめ、試合再開を指示。レジーも「KOじゃないの?」みたいな顔。レジーラリアット、パワーボム(右写真)。レジー「カウントを数えろ」みたいなポーズ。しかし村山は「レジー!カバー!」と命令。レジーがカバーに行くと大向はカウント2で肩を上げる。レジーはアームロック、大向タップ。

レジー(18分41秒 チキンウィングアームロック)大向

大向、健闘を称えるレジーの握手も拒否。まったく凄い「気迫」だこと。


ここで休憩。今負けたばかりの大向&府川までサイン会。


第4試合 アジャ・コング vs 二上美紀子

握手でスタート。ロックアップからアジャがロープに押し込みブレーク。手四つ。アジャ押し込む。二上ブリッジでこらえる。二上が盛り返すとアジャもブリッジ。二上は腕をつかんだまま後転し、両腕を固める。ロープに振ろうとするがアジャは抵抗。二上ヒザ蹴りをボディに入れてロープに振る。アジャクロスボディ。アジャはロープに詰めてチョップの連打。二上は6発目をかわしてスクールボーイ、1カウント。二上バック取る。アジャは足を取ってアキレス、二上ロープ。二上ロープ。アジャローキック連打からサッカーボールキック。ブレーンバスターから逆片エビ固め、腕も取る。5分経過。

アジャは二上をコーナーに追い込むと内腿にキック連打。ブレーンバスターからカバー、カウント2。背中にパンチ入れてロープに振ろうとする。二上切り返してかわづ落とし。二上サッカーボールキック。アジャ立ち上がる。二上ミドルキック連打、アジャダウン。二上スリーパー。アジャ切り返してハンマーロックに。二上切り返しワキ固め。二上マウント取って上から張り手。アジャブロック。二上十字。アジャ上になる。二上三角絞めに移行(右写真)。アジャ外して上から張り手。アジャは二上をコーナーに振って突進。二上はかわすとカニばさみでアジャの顔面をターンバックルに打ち付けさせる。

二上スリーパー(左写真)、アジャはコーナーまで下がってなんとか外す。アジャ突進、二上トラースキック。二上突進、アジャカウンターでラリアット。アジャバックドロップ。二上は起き上がって浴びせ蹴り、アジャかわしてラリアット。ロープにもたれる二上になおもラリアット。二上は3発目をショルダースルーでかわしアジャを場外に落とそうとするがアジャの体上がらず。アジャエプロンに立つ。二上助走を付けての掌底でアジャを客席まで吹っ飛ばす。10分経過。二上場外ノーザンライトスープレックス。アジャはお返しに場外バックドロップ。二上の頭が床直撃。

両者エプロンに。アジャエプロンでブレーンバスター狙う。二上あやうく着地。そこにアジャの裏拳。残り時間3分のコール。リングに戻り、アジャ垂直落下式ブレーンバスター、カウントは2。二上掌底から片エビ、これも2。アジャ裏拳、1発目かわすがバックハンドで2発目がヒット(右写真)。カバー、カウント2。アジャがコーナーに上げる。二上上から掌底。二上エルボードロップ、アジャかわす。アジャバックドロップ狙う、二上ヒザ十字に切り返す。アジャロープ。二上浴びせ蹴り、カウント2。二上フルネルソン、アジャ体を沈めて下から蹴る。二上その足を捕らえてエビに固める。カウント2。二上スリーパー、アジャはチンクラッシャーで脱出。二上裏拳。カウントは・・・2.9!(って、それはなしにするんじゃなかったのか?)二上再度浴びせ蹴り、これは届かず。アジャ裏拳、二上かわしてSTO。強引に二上式首固めに行こうとするところをアジャは持ち上げて叩き付ける。アジャの狙いすました裏拳がヒット。しかしカバーに入ったところでタイムアップ。

アジャ(15分時間切れ引き分け)二上

アジャ、マイクを使わずに「お前がクイーンのベルト取ったら最初の挑戦者はオレだからな。」


第5試合 TWINSTAR OF ARSIONタイトルマッチ
矢樹広弓&玉田凛映(王者組)vs 吉田万里子&秋野美佳(挑戦者組)

秋野、吉田、矢樹、玉田の順に一人ずつ入場。チャンピオンチームの2人はガウン着用(左写真)。4人がコールされる毎に大量の紙テープが投げ込まれる。特に玉田と秋野に対する量は凄かった。先発は秋野と玉田。ロックアップからスタート。玉田はヘッドロックホイップからグラウンドヘッドロック。秋野は体勢を入れ替えてマウント。玉田返す。秋野は両足タックルで玉田を倒すが玉田はガードポジションから十字へ。秋野腕を抜く。両者スタンド。秋野がロープに振る。玉田は逆にドロップキック。

玉田は矢樹を呼び込む。ダブルで秋野をロープに振ると矢樹がカニばさみで倒し(右写真)、玉田が倒れ込んだ秋野の顔面にドロップキック、その後ダブルのエルボードロップ(いつもとちょっと違うが、これも日高・藤田組からパクったものかな?)玉田がカバー、カウント2。玉田が秋野をコーナーに振る。秋野はコーナーに飛び乗って三角飛びボディアタック、カウント2。吉田にタッチ。玉田片足タックル、吉田見切って腹固めに切って取る。フェースロックに移行、玉田ロープエスケープ。吉田ワキ固め。玉田立ち上がってエルボースマッシュ。吉田キックで返す。玉田はその足をキャッチしてドラゴンスクリュー。

矢樹を呼び込んで、吉田をコーナーに振るとまずは矢樹が串刺しドロップキック。続いて玉田も串刺しドロップキック。矢樹がジャーマン、玉田もジャーマンで続く(左写真)、カウントは2。矢樹が吉田のバックを取る。玉田がコーナーに上ってミサイルキックを打つがこれは吉田がかわして矢樹に誤爆。吉田玉田にスリーパー、場外に蹴落とす。矢樹にもコブラクラッチをかけてこれまた場外に。場外で2人を押さえたところに秋野がトップロープノータッチトペコン。玉田をリングに戻す。吉田がコーナー目掛けて振ったところに秋野がミサイルキック。吉田スリーパー、玉田はなんとか首を抜いてロープエスケープ。吉田DDTを打って秋野にタッチ。秋野ボディスラムからカバー、玉田はブリッジでこれから脱出すると矢樹にタッチ。5分経過。

矢樹はドロップキック打ち込んで首投げからスリーパー。スリーパーかけながらも視線はコーナーの吉田に(右写真)。秋野はなんとか外すが、矢樹はボディシザーズからノドに手をこじ入れてチョークスリーパーに行かんとする。秋野ロープ。矢樹ストンピング入れてロープに振り、一本背負いから十字固め、秋野ロープ。

矢樹は秋野の腕を取って玉田にタッチ。玉田はコーナートップからその腕目掛けてダブルアックスハンドルを落とす(左写真)。玉田はワキ固め、秋野回転してかわす。玉田十字に、秋野ロープ。玉田ドロップキック4連発、いずれも強烈にヒット。ダブルアームスープレックスからカバー、2カウント。再び矢樹にタッチ。矢樹はロープに振ってヒザ蹴り?秋野これをキャッチしようとするが崩れてしまう。矢樹は下から三角絞め、秋野持ち上げてマットに叩き付ける。秋野ロープに振る。矢樹の股間を潜り抜けようとするがうまくいかず。それでも強引に足を取ると裏アキレス腱固め。矢樹はロープエスケープ。秋野、吉田にタッチ。

18日にクイーン・オブ・アルシオンタイトルマッチを闘う吉田と矢樹が約4ヶ月ぶりに対峙(右写真)。吉田カニばさみで倒して裏アキレス腱固め、矢樹は返してV1アームロックからワキ固め。吉田回転、矢樹その動きを読んでさらにワキ固め。吉田動いてこれから脱出。矢樹がぶって上になる。横三角に取る。吉田の動きが止まる。矢樹は首を取って立ち上がるとDDT、玉田にタッチ。玉田バックドロップ。ワキ固めから十字固め、吉田切り返して三角絞め。10分経過。玉田ロープ。吉田ロープに振る。玉田ウラカン・ラナ、カウント2。玉田は矢樹にタッチ。

吉田が矢樹をコーナーに振る。矢樹はコーナーに飛び乗って反転ボディアタックを狙うが吉田はワキ固めに取る。矢樹は切り返して十字に。吉田は立ち上がってヒザ十字で返す。矢樹ロープ。矢樹は吉田にバックを取らせると前転してヒザ十字(左写真)、吉田ロープ。矢樹ロープに振る。吉田その動きを切り返してヒザ蹴り。顔面にいいのが一発入る。吉田は秋野にタッチ。秋野ストンピング。さらにロープに振ってラリアット狙うが矢樹はこれをかわして十字架固めから回転エビに行くが秋野が崩れてしまい決まらず、矢樹はヒザ十字に。秋野ロープ。矢樹は玉田にタッチ。玉田ニークラッシャーに行くが秋野はブロック。玉田エルボースマッシュで秋野をロープに詰める。2発目かわす。秋野が突っ込む。玉田はショルダースルーでエプロンに出すが秋野はすかさずリング復帰してドロップキック。

秋野コーナーに振る。玉田反転ミサイルキック。玉田コーナーに上る。吉田が蹴落とす。矢樹が入って秋野をコーナーに振る。秋野そのままコーナートップまで上り、場外の玉田にプランチャスイシーダ。玉田をリングに戻し、ウラカン・ラナ、さらにヒザ十字。玉田ロープ。秋野は吉田にタッチ。吉田足を取ってドラゴンスクリューの構え、玉田はエルボーで抵抗を見せる。DDT打ってコーナーへ。吉田は下から張り手。玉田はエルボー入れてスイングDDT。さらにロープに飛んで飛びつき式スイングDDT。ジャーマンも2カウント。吉田はカニばさみからアキレス腱固め。15分経過。さらに変形の足4の字固めに移行(右写真)。玉田ロープ。

吉田がジャーマン狙う。矢樹が背後からミサイルキックでカット。逆に玉田がドラゴンの体勢、今度は秋野が背後からミサイルキックでカット(左写真)。

吉田はスイング式コブラクラッチ。そのままグラウンドで締め上げる(右写真)。カットに入れない矢樹はもどかしそう。最大のピンチであったが、玉田なんとかロープに。吉田がロープに飛ぶ。玉田ローリングエルボー。玉田ロープに振ろうとする。吉田切り返して変形のバックドロップ。しかしパターン化したこの後のエアレイドクラッシュはさすがに食わずエビ固めに。カウント2。玉田ようやく矢樹にタッチ。吉田は矢樹を巴投げで投げると(いつもの浮かすだけではなく、投げ切った)十字、矢樹ロープ。秋野にタッチ。三角飛びボディアタックから十字、矢樹ロープ。秋野の十字を食らうとは。その前の吉田のがそんなに効いていたのか?秋野コーナーに上ってミサイルキック、矢樹すんでのところでかわす。

玉田がノータッチでミサイルキック。これを受けて矢樹はランセットアーチ・ホールド(左写真)、カウント2。矢樹が自軍コーナーに上る。玉田は別コーナーに秋野を上げて雪崩式ブレーンバスター、すかさずそこに矢樹がダイビングプレス。

秋野が立ち上がると玉田ミサイルキック(右写真)。矢樹も後頭部にミサイルキック、カバーはカウント2。20分経過。秋野は前方飛びつき回転エビ固め、カウント2。矢樹は玉田に渡す。

何をするのかと思ったら、玉田が肩車して矢樹がコーナートップからジャンピングボディシザーズドロップ(左写真)という新・合体技。

しかも着地するやすぐ十字(右写真)。かなりがっちり極まっていたようだが秋野は体をひねり、回転させ、裏返してなんとかロープ。玉田がコーナーで呼ぶ。矢樹は秋野にDDT打って2人で同じコーナーに上る。ダブルのダイビングフットスタンプ。矢樹が片エビに取ると3カウント(村山もかなり最後の3を入れるのに躊躇したようだが)。

矢樹(21分55秒 片エビ固め)秋野
※矢樹&玉田組、2度目の防衛。

唐突に決まった、というかこれで決まるとは思っていなかったのでフィニッシュの写真を撮り損ねてしまった。タッグベルトの挑戦も時期尚早だったかな、秋野。「がんばった」「がんばった」だけじゃあね。

矢樹と吉田は試合後挑発合戦(左写真)。

とにもかくにもベルトは再び王者組の腰に(右写真)。

23日にアジャに罵倒された(らしい)大向、府川、玉田の3人はそれぞれにいいところを見せたが、それで足りないもんっていったい何だろう?それは府川と玉田がシングルやったら見せられるもんなんだろうか?まだカードの決まっていない大向はどうやって見せる?(グーパンチに頼ってるようじゃダメだけど)



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