アルシオン3/16後楽園大会・その1



入りは前回「1周年記念大会」と同じくらいか。6時48分暗転、入場式。入場式には福岡も参加。あいさつは足を引きずりながら入場の(会場入りは松葉杖ついて、だったそうだ)奥津。「福岡と2度と当たることはないと思っていたが、アルシオンのリングで当たれてうれしい」といった内容。


第1試合 レジー・ベネット vs ラ・ギャラクティカ2000

大向の「自己主張」によりvs吉田戦が消えてしまったレジー、代わりのカードはなんと第1試合でダメメキシカンと。レジーヘッドロック、2000振る。レジーショルダータックル。レジーまたヘッドロック、2000ホイップ。足払い→カバー合戦。レジーまでがルチャルチャするとは。レジーが持ち上げるが、2000はその反動でホイップ。ブレークすると拍手。お約束ー。ここからレジーは通常モード。タックルから上になってアームロック。2000脱出するがレジーは豪快にブレーンバスター。ロープに振るが2000はコルバタ。2000振る、レジーラリアット。レジーさらに串刺しラリアットに行くが、2発目は2000かわしてコルバタ。2000ミサイルキック2発(右写真)、カウント2。

2000がラリアット?レジーかわしてリバースDDT、のはずだが体重はかかってない。レジーロープに振ってバックフリップからフライングソーセージ、カウント2.5。グローバルボム狙うが2000ウラカンに切り返す。2000ロープに走る。またラリアット狙ったんだかなんだかわからない中途半端な腕の上げ方。レジー受け止めてノド輪落とし、カウント2。レジーぼでぃすらむからダイビングプレス、自爆。2000突っ込む、レジーはシリースラム、カウント2。レジー風車式バックブリーカー、これも2。レジーノド輪落とし、2000回転エビに切り返すが2。2000DDT、さらに突っ込むが、レジーはこれを捕まえてグローバルボム(左写真)、カウント3。

レジー(5分22秒 エビ固め)2000



第2試合 矢樹広弓 vs 門恵美子

先月の後楽園大会での門の「自己主張」から組まれたこのカード、果たして1ヶ月の成長の成果は見せてくれるんだろうか?>驚異の新人さん

最初はなかなか組まない。ロックアップする。門力で押し込むがロープ際で矢樹が体勢を入れ替える。矢樹パンチ攻撃。門もさらに体勢を入れ替えてパンチ攻撃返す。門ロープに振ってドロップキック。矢樹いきなりスカす。

バックから腕を取って十字に。これは門かけさせない。矢樹は首を取ってネックロックに(右写真)。上になってさらに締め上げる。

門が首を抜くと矢樹はヒザ十字に移行(左写真)。門立ち上がってアキレス取りに行く。矢樹は外して上になる。

矢樹十字に。門ブロックしてバックに回りスリーパー。矢樹は首を抜くと上から押さえつけてV1アームロック狙い(右写真)。一旦立ち上がり、首投げからスリーパーホールド。門は逃げて腕を取る。スリーパーに移行。

矢樹逃げてサイドマウントからマウントポジション、門はブリッジで返すが矢樹はすぐ十字に(左写真)。ジタバタする門に矢樹、
「ほら、どうした!動け!動いてみろ!」
門なんとか脱出。矢樹はバック取ってスリーパー。

一旦リリースしてボディスラム、コーナーに上る。門追う。矢樹突き落としてダイビングプレス、門かわして矢樹自爆。門がロープに振ってドロップキック。連発するが、矢樹は2発目、3発目受け流す。4発目でようやく矢樹を倒すのに成功。カバーに行くがカウント1で矢樹返す。門ジャーマン狙うが矢樹はバックエルボーでブロック。門スクールボーイ狙い、矢樹十字に(右写真)、門ロープエスケープ。5分経過で自力脱出不能、か。

矢樹コーナーに上ってミサイルキック。カバー、カウント2。門ハイキック、矢樹かわす。門トラースキック、これはヒット。門必死に押え込む。矢樹2.5でキックアウト。矢樹飛びつき前方回転エビ(左写真)、カウント2で門引っくり返す。しかし2。

これ以上引っ張れない、と見たか矢樹はランセットアーチ(右写真)からブリッジし、首で起きて上になると十字、

門タップ。

矢樹(6分14秒 腕ひしぎ十字固め)門

新人だからカードに責任持たなくていい、というもんでもないと思うぞ。「自己主張」の結果なんだし。


第3試合 秋野美佳&浜田文子 vs マリー&ファビー・アパッチェ

小山リングアナ、前口上で「2/20決戦で敗れた浜田・秋野の屈辱なるか?」とやってしまう。その間違いの方が屈辱だよ。

先発は文子とファビー。足払いでこかし合い。ホイップからファビードロップキック、文子スカす。文子ロープに振る。ファビーホイップ、文子場外転落するがファビーは飛ばずにリング上でポーズ、マリーにタッチ。文子も秋野にタッチ。マリーと秋野、素早い動きでルチャ応酬(個人的には「それがどうした」としか思わないが)。

マリーキック。ファビーも入りダブルで秋野の足と腕を固めて吊り上げる。文子が寝っ転がったアパッチェ姉妹の上におおいかぶさる。村山カウントを入れる(左写真)が、いつからアルシオンはそれで(権利のない人間がカバー)カウント入れていいことになったんだか。みちプロじゃないんだからさあ。秋野と文子、アパッチェ姉妹を場外に落とし、D-Xみたいなポーズをやってからトペ競演。リングに戻ってまたポーズ。マリーをリング内に連れ戻す。文子がロープに振ってカニばさみ、逆エビ。空きのも首を固める。秋野はすぐにレフェリーに下げられる。マリーロープ。文子がボディスラム、秋野がトップロープからダイビングプレス。文子もスワンダイブのボディプレスで続く、カウントは2。

秋野&文子、ロープに振ってダブルのキック狙う。マリーかわしてドロップキック(右写真)、ファビーにタッチ。ファビー文子をロープに振る。文子体当たり。逆に振ってドロップキック、コーナーに振って串刺しドロップキック2発打ってカバー、カウント2。

文子、レッグロックからサソリ、さらに弓矢固めと流れるように決めていく。一旦放してインディアンデスロックからファビーの体を引っくり返して肩を付ける(左写真)、カウント2。5分経過。文子スリーパー、ファビー切り返して逆さ押さえ込み、カウント2。マリーが入り、2人がかりでリフトアップ&スラム。2人左右のロープに飛び、ファビーがギロチン、マリーがサマーソルトドロップ(逆かも)を落とす。マリー茂木式吊り天井。マリー腕固める。文子腕を取り返しロープ渡り。回転して着地までは成功したが、腕が離れてしまったためホイップはできず。マリー変形レッグロックからSTF、文子ロープ。マリーロープに振る。文子スピンキックで返す。両軍タッチ。

秋野ファビーをロープに振ってドロップキック。文子を呼び入れ(休めない)、ダブルのクローズライン、ファビーかわす。マリー入り、風車式バックブリーカー競演からドロップキックで2人を落としトペ・コン・ヒーロ(右写真)。ファビーと秋野戻る。秋野グリーンモンキーマジックホールドに行くが回りすぎて逆に押さえられそうになる。秋野再度前方飛びつきから今度は普通にエビ固め、カウント2。文子にタッチ。

ファビーがコーナーに振る。文子切り返してスイングDDT。文子ボディスラムからムーンサルト行くがファビーかわして自爆。ファビーはラ・マヒストラル、カウント2。ファビーロープに振る。文子肩に飛び乗ってウラカン・ラナ、これも2。10分経過。ファビーがパワーボム、そこにマリーがダイビングセントーン、カウント2。文子一本足頭突きからフィッシャーマンズスープレックスホールド(左写真)、カウント2。文子ボディスラム打ってローリングセントーン風ギロチンドロップ、カウント2。秋野にタッチ。

秋野、ウラカン・ラナをパワーボムに切り返されるもすぐに十字に取る(右写真)。これは凄い。マリーロープ。秋野アームストレッチに行くが、マリーはこれをブロックしてラ・マヒストラル、カウント2。秋野十字、マリーロープ。

秋野ロープに振る。マリーニールキックで返しライガーボム(左写真)、カウント2。マリーコーナーに上がる。ファビーが入って秋野を抱え上げるが秋野これをつぶす。文子がマリーをリング内に落とす。秋野マリーに突っ込む、マリー後ろにハネ上げる。秋野ターンバックルを蹴ってドラゴンズ・レイ、3カウント。

秋野(12分41秒 ドラゴンズ・レイ)マリー

いや、お見事。この技をすでにマスターしたとは。


第4試合 玉田凛映 vs 府川唯未

府川のコスチュームがピンクに。うーん、白と青のイメージが強いからなあ。府川の方から手を出して、握手。序盤はバックの取り合い、玉田振り払ってストンピング、コーナーに振る。府川切り返す。玉田コーナーに飛び乗るが府川後から引きずり落とす。府川ロープに振って先にドロップキック。ストンピング入れるが玉田はその足を取ってドラゴンスクリュー。今度は玉田がドロップキック4連打。府川が立ち上がろうとするところにもう一発入れてカバー、2カウント。府川カバーを返すと同時にヘッドシザーズに捕らえる。玉田頭を抜いて上になる。府川引っくり返してマウント。十字に行くが玉田はブロックしてロープエスケープ。

手四つで再開。玉田が力で押え込む。府川ブリッジで耐え、そのまま押し返す。玉田首投げから背中にドロップキック。玉田首を取る。府川切り返して投げっ放しジャーマン、押え込むが玉田は下から三角絞め(左写真)、府川エスケープ。

玉田首投げからスリーパー、府川脱出すると足を取ってアンクルホールド。5分経過。府川STFに移行(右写真)、玉田ロープ。府川コーナーに振る。玉田コーナーに飛び乗り反転ミサイルキック。府川ランニングネックブリーカードロップに行くが全然ジャンプができてない。まだ足が悪いのか?2発目は玉田かわしてストンピング打ち込む。玉田コーナーに振って突っ込む、府川コルバタからエビ固め、カウント2。府川十字、玉田ロープ。府川ワキ固め、玉田立ち上がってDDTに切り返す。府川を立たせてエルボースマッシュ。玉田突っ込む、府川かわしてジャーマン、カウント2。府川サブマリナースープレックス、関節には行かずミサイルキックからカバー、カウント2。返されると十字、玉田ロープ。なんか「アレレ」な試合だなあ。

府川コーナーに上る。玉田コーナーに上り、そこからドロップキックで府川を場外に落とす。お、ようやく玉田が動き出した。玉田すかさずコーナーから場外の府川目掛けてミサイルキック!(左写真)これはいい。ま、豊田の動きのパクリではあるけれど、こういう試合は普段やらないことをどんどんやらなきゃ。

玉田またコーナーに上って府川がリングに戻るのを待つ。府川復帰。玉田ミサイルキック(右写真)。もう一発ミサイルキック打ってから片エビ、府川2で返す。玉田スイングDDTから片エビ、これも2。

玉田の攻撃が一瞬止まったスキを突いて府川は下から足を取りヒールホールドに(左写真)。不完全なのか、玉田苦しみながらもロープを探る。府川逃がすまいと力を入れるが結局ロープ。10分経過。玉田バック取る。府川回転してヒザ十字。玉田ロープ。玉田エルボー入れてジャーマン、カウント2。府川飛びつき十字固め、玉田ロープ。残り試合時間3分。

玉田ローリングエルボー(右写真)からカバー、カウントは2。足をひきずってコーナーに上る玉田、ミサイルキック、これも2。

玉田フルネルソンに、府川キドクラッチ風に切り返して丸め込む(左写真)、カウント2。残り試合時間は2分!

玉田再度フルネルソンに取ると今度こそのドラゴンスープレックス(右写真)、3カウント。

玉田(13分24秒 ドラゴンスープレックスホールド)府川

玉田マイク。「今日府川とやれて、けじめがつきました。次のけじめとして、4月、ここでアジャ・コングとの対戦を要求します!」出たな自己主張。


第5試合 吉田万里子 vs 大向美智子

吉田、足をひきずっての入場。大向から手を出して(珍しい)握手でスタート(左写真)。大向ローキックで先制、吉田はよけながらタックルに行く。吉田がグラウンドでコントロール、しかしいつもよりはちょっと動きに鋭さがないか?

大向がタックル、吉田切ってネックロック。大向腕を取って十字、吉田ブロックして立ち上がりヒザ十字に。大向足を抜いてアームロックからワキ固め狙い。吉田腕を抜いてマウントポジションから十字(右写真)、大向ロープ。吉田羽根折り固め、大向足を伸ばしてロープ。吉田ロープに振る。大向切り返してアームホイップからクルスフィックス、吉田ロープ。大向腕折り、吉田スリーパーに切り返す。大向ロープ。吉田ロープに振る。大向切り返してカウンターのフロントスープレックス。

大向、ヒザを付いて立ち上がる吉田に顔面キック連発(左写真)。計9発は打ったろうか、吉田も全部受ける。大向カバー、吉田1で返す。大向ブレーンバスター狙い、吉田切り返して十字から横三角絞め、大向ロープ。5分経過。

吉田ロープに振る。大向張り手。吉田顔面ヒザ蹴り、大向もキックで対抗。蹴り合いに。大向、吉田の後頭部にキック2発(右写真)、片エビに取るが2カウント。大向ソバットはかわされるがカカト落としをヒットさせる、これも2。

大向コーナーから延髄ニー、吉田かわしてヒザ十字(左写真)。大向ロープ。吉田リング中央まで引きずって再度ヒザ十字から裏4の字に。吉田アキレス腱固めにスイッチ、大向もう片方の足で蹴りつけてロープエスケープ。吉田変形4の字、大向ロープ。

両者立ち上がってパンチ合戦。大向バックドロップ狙う、吉田ヘッドロックでグラウンドに持ち込みアキレス腱固めからヒールホールドに(右写真)、大向ロープ。吉田バック取る。大向バックエルボー打つが吉田構わず変形バックドロップ、2カウント。吉田エアレイドクラッシュに。大向こらえてバックドロップに切り返す。大向エプロンに出てスワンダイブニールキック、カバーはカウント1。10分経過。

吉田裏アキレス腱固め(左写真)、大向ロープ。大向吉田のバック取ってタイガースープレックス狙い、吉田切り返してチキンウィングフェースロック。

大向チンクラッシャーで脱出、ヒザ蹴り入れてタイガースープレックスに(右写真)、しかしカウントは2。

大向パワーボム狙い、吉田こらえる。大向ヒザ蹴り入れて何とか持ち上げようとするが吉田も抵抗。吉田足を取って大向を倒すとアキレス腱固め、さらにリバースバイパーホールドから変形スリーパー(左写真)に。残り試合時間3分。

大向ジタバタするが吉田放さない。ようやく大向の長い足がロープに届く。吉田エアレイドクラッシュ狙い、大向はコブラツイストに切り返す。残り2分。吉田ロープエスケープ。吉田ロープに振る。大向カウンターでソバット決める(右写真)、しかしカウントは2。

残り1分。大向もう一度ソバット、吉田かわしてエアレイドクラッシュ(左写真)から、

最後はやっぱり変形スリーパー(右写真)、残り時間少なかったが大向耐え切れずタップ。

吉田(14分28秒 変形スリーパー)大向

吉田マイク「大向、成長は認める。が、そんなんじゃ上には上がってこれない。」

大向、「吉田!すぐ上に行ってやる!待ってろよ」

なんと、セミまでやって休憩。この時点で8時半。(休憩は20分間)


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