アルシオン5/4後楽園大会 トーナメント“ARS”



12時3分、入場セレモニー開始。“ARS”に出場する8人が南側階段席から矢樹、府川、大向、玉田、二上、アジャ、吉田、奥津の順に入場。吉田、歩き方が変。かなり全身ボロボロの様子。

トーナメント出場者が退場した後、浜田、秋野、藤田の3人が入場。サインボール投げ(というより、バット持って観客席に打ち込んでいた)。


第1試合 トーナメントARS1回戦第1試合
矢樹広弓 vs玉田凛映

矢樹が先に入場。トーナメントは初参戦とあって気合い入ってる、か。

タッグパートナー対決ということで、コスチュームはピンクの豹柄で揃えてきた(わかりにくい、という話もアリ)。

まずはにらみ合い。ロックアップしたかと思うとすぐブレーク。再度ロックアップ、矢樹いきなりランセットアーチ(撮り損ねた)。コーナーに振る。玉田反転ミサイルキック、矢樹スカしてバックを取ると十字。玉田ブロックして腕を抜くとギロチン、矢樹かわしてストンピング。その後も技のスカし合い続く。矢樹が飛びつき前方回転エビ、玉田切り返していずれも2カウント。

玉田DDT。さらにブレーンバスター、矢樹が抵抗して低く決まる。矢樹カバーからブリッジで起き上がる。玉田バック取ってバックドロップ、矢樹体をひねってつぶす(左写真)。玉田カバーからブリッジで起き上がる。

玉田エルボーからカバー、2カウント。スイングDDTを狙うが失敗してDDTに。矢樹をコーナーに上げる。矢樹突き落としてミサイルキック(右写真)、カウント2。

矢樹ジャーマン(左写真)、首で起きて足折り固めに行く(いわゆるデルフィンスペシャル?)が、玉田は矢樹がブリッジする前にキックアウト。

矢樹カニばさみからヒザ十字(右写真)、玉田ロープ。玉田エルボー、ローリングエルボー、カバー、2カウント。玉田フルネルソン、矢樹切り返してスリーパー。玉田チンクラッシャーで返そうとするが矢樹外さず。

玉田スリーパーから脱出するとラ・マヒストラル(左写真)。

矢樹切り返してヒザ十字(右写真)。玉田ロープ。矢樹ロープに飛んで低空ドロップキック、玉田スカす。

玉田フルネルソン、矢樹ブロック、玉田ジャーマンに切り換える(左写真)、カウント2。5分経過。

玉田フィッシャーマンズスープレックス(右写真)、カウント2。玉田コーナーに上ってミサイルキック、カウント2。

玉田フルネルソン、矢樹ブロック。しかしロープワークから玉田再度フルネルソン、ついにドラゴンスープレックスを決める(左写真)。しかし矢樹は3カウント寸前で返す。

玉田コーナーからダイビングフットスタンプ、矢樹は食らいながらもその足を取ってヒザ十字に(右写真)。玉田ロープ。

矢樹コーナーに上る。玉田追う。矢樹雪崩式スクールボーイバスター(左写真)。

矢樹すかさずヒザ十字(右写真)、玉田ロープを探すが届かず、ギブアップ。

矢樹(8分8秒 ヒザ十字固め)玉田

玉田、最初は矢樹の差し出した手をハタくが、すぐに肩を抱いてパートナーの健闘を願うような様子。玉田が狙ったことを出す前に矢樹が関節技ですべて封じてしまった、という感じの試合。


第2試合 トーナメントARS1回戦第2試合
吉田万里子 vs 府川唯未

府川、気迫十分。

両者探り合いからスタート。互いの腕をたぐって首四つ。吉田は府川の足を払って上になる。吉田首を狙う(左写真)。吉田すぐ腕に移行、府川がブロックすると足にスイッチ。府川ボディシザーズで反撃。吉田レッグロックに切り返す。

府川立ち上がって十字に。吉田ブロック(右写真)。上体起こして府川の腕を取るとワキ固めに。府川ロープ。府川飛びつき十字狙うが吉田は回転を途中で止める。府川裏十字に。吉田回転するが腕が抜けない。ようやく腕を抜くと場外までエスケープ。府川場外まで追いかけて何かやってたが、それは見えず。府川吉田を連れ戻すと腕目掛けてドロップキック。ワキ固めは吉田ロープへ。府川ロープに振る。吉田切り返してキチンシンク。さらに顔面キック、顔面ヒザ蹴り。

府川パンチに行くが吉田はあしらうように腕を払い、首投げからスリーパー。府川切り返す。吉田さらに切り返し、フェイントを入れての十字に。府川ロープ。吉田府川の首を取ると首を固めつつ府川の片腕をハンマーロックに(左写真)。これってヴォルク・ハンがやってた技かな?府川必死にロープに。5分経過。

吉田パワーボム狙う。府川着地して飛びつき十字、吉田ロープ。府川フィッシャーマン狙う。吉田はヒザ蹴りでブロック。府川は吉田の腕にドロップキック(右写真)。府川ワキ固めに取ろうとするが、吉田はバックを取って強引にジャーマンに。

吉田エアレイドクラッシュ狙う。府川切り返してバックドロップホールド(左写真)。カウントは2。

府川ワキ固め(右写真)。吉田ロープ。バックの取り合いから吉田はスリーパーに。府川はダイアモンドカッターで切り返す。

吉田パワーボム狙い、府川着地してヒザ十字に。吉田ロープ。府川裏アキレス腱固め。吉田回転して体勢を入れ替えようとするがそれを府川つぶしてエビ固めに(左写真)、カウント2。

府川再度バックドロップホールド狙う、吉田ブロックして顔面キック。吉田投げっ放しのエクスプロイダーみたいな感じで府川を放り投げる(右写真)。

吉田はスイング式コブラクラッチからグラウンドに持ち込んで締め上げる(左写真)。変形スリーパーに移行、府川なんとかロープへ。

吉田エアレイドクラッシュに行く。府川切り返して十字に(右写真)。吉田ロープ。10分経過。

府川ワキ固め、吉田切り返して変形バックドロップ。府川エビに切り返す、カウント2。府川飛びつき十字、吉田ブロックして府川の腕を巻き込んでのフェースロックに(左写真)。この新技に府川ギブアップ。

吉田(11分34秒 変形フェースロック)府川

府川、惜しいっ!


第3試合 トーナメントARS1回戦第3試合
二上美紀子 vs 大向美智子

玉田、府川が1回戦で姿を消した。大向は「結果」を残せるか?

曲者・二上は握手と見せかけてスリーパーに(左写真)。ここでゴング。大向チンクラッシャー。二上放さない。大向下からキック、ようやくブレーク。二上立ち上がってサッカーボールキック。ロープに振る。大向張り手。大向ロープに飛ぶ。二上受け止めてスタンガン。二上、大向の首をエプロンから外に出し、自分も場外に出る。まずはエルボースマッシュ。そして助走を付けての浴びせ蹴り。一発目の当たりが浅いと見るやもう一発。

リング内に戻り、ロープ固定のラリアット(右写真)2発。カバーはカウント2。二上フルネルソン、大向ブレークしてハイキック、二上かわすがこれは大向オリジナルの十字の入り方。しかし二上もこれを読んで、腕を抜くと浴びせ蹴り。

大向バックを取るとタイガースープレックス(左写真)、カウント2。コーナーに上って延髄ニー、二上かわして裏アキレス腱固め。大向キックでブレーク。

大向ロープに振ってアームホイップ、そのままクルスフィックスに取る。しかし二上はこれをストレッチマフラーホールドに切り返す(右写真)。大向ロープ。

二上ロープに振って風車式バックブリーカー。二上掌底。2発目は相討ちに。3発目大向がかわして裏投げ、カウント2。大向パワーボムをアピール、しかし二上リバース。大向ソバット、二上キャッチしてヒザ十字。大向ロープ。5分経過。

大向ロープに飛ぶ。二上カウンターの掌底(右写真)、カバー、カウント2。回転式逆水平からまた掌底、これも2。二上突っ込む。今度は大向がカウンターで掌底。このチャンスに大向ラッシュ。まず掌底。続いてハイキックを4連発。ソバットもヒット。最後は掌底から強引な片エビ。二上ノックアウト状態で3カウント。

大向(6分29秒 片エビ固め)二上

この組み合わせでは誰が負けても「!」だが、二上が1回戦負けとは。


第4試合 トーナメントARS1回戦第4試合
キャンディー奥津 vs アジャ・コング

奥津、例によって派手な入場。コーナーに上って客を煽る(左写真)。試合が始まっても応援を強要する奥津。アジャも「アジャ」コールを客に要請。ルチャばりの応援合戦が1分ほど続く。

ロックアップ、奥津も力で対抗する。アジャなんとかロープに押し込んで水平チョップ。奥津「効いてないぞ」とばかりに前に出る。アジャヘッドロック、奥津振る。アジャタックル、奥津倒れない。奥津がロープに飛んでタックル、アジャも倒れない。奥津もう一度ロープに。しかし今度はフライングエルボー、アジャダウン。

アジャコーナーに振って串刺しラリアット。ハイアングルのボディスラムからエルボードロップ、カウントは2。背中にパンチ入れてコーナーに振る。奥津反転ボディアタック(左写真)、カウントは1。

手四つから力比べ(右写真)。これはアジャの勝ち。アジャねじ伏せるとストンピング。コーナーに振るが奥津反転ミサイルキック。

奥津ラリアット、アジャかわしてボディアタック。アジャラリアット、奥津かわしてバックドロップ(左写真)アジャすぐに立ち上がってバックドロップのお返し。5分経過。

アジャラリアット、カウント2。もう一発、奥津かわして片足キック。奥津バック取る。アジャロープ。アジャロープに振る。奥津切り返して逆さ押さえ込み、1、2、3!

奥津(5分57秒 逆さ押さえ込み)アジャ



最初は「あれー、勝っちゃった!」みたいな照れた表情を見せていた奥津(左写真)だったが、次第に誇らしげな表情に(下写真)。

アジャマイク「ちょっと一言言わせてくれ。また負けたの?またトーナメント秒殺?どーすんのこれ?てゆーかさあ、まだ何もやってないんだよ。これから。今日のテーマは力vs力だったのに、なんで小技が来るんだ?」

奥津ノーマイクで「頭の差ー!」


ここで休憩。8/6、大田区体育館で2大タイトルマッチを中心としてビッグマッチが行われることが発表。


第5試合 トーナメントARS準決勝第1試合
矢樹広弓 vs 吉田万里子

矢樹、コスチュームを変えて登場。セコンドには盟友・玉田が付く。

矢樹握手と見せかけて腕にパンチ、キック入れ飛びつき十字(右写真)、吉田は転がってロープに。

吉田バックを取るといきなりのバックドロップ(左写真)、カウント2。間を空けずエアレイドクラッシュに行くが、これは矢樹回転エビ固めに。カウント2。

吉田デンジャラスドラゴンスリーパー・タカギに(右写真)。引っくり返し、さらにドラゴンスリーパーで締め上げる。矢樹なんとか吉田の腕を外してサイドマウントに行こうとするが吉田も足をからめてくる。

矢樹は吉田の痛めている腕を自分の足ではさみこんで痛めつける(左写真)。これがかなり効いたようで、吉田苦しそう。矢樹さらに腕にギロチン落とす。ボディスラムからアームロック狙うが、吉田はヘッドシザーズで切り返す。吉田足をからめてヒザ固めに行くが、矢樹は十字で切り返す。吉田回転して上体起こし、矢樹を持ち上げて落とす。

吉田ロープに振る。矢樹切り返して一本背負い(右写真)からまた十字。

吉田足を取ってアンクルロック。さらにアキレス腱固めからヒールホールドへと移行するが、矢樹は足を逆に差し込んでヒールは外す。吉田改めてアキレス腱固めに(左写真)。矢樹ロープ。

吉田コーナーに振る。矢樹反転ボディアタック、吉田かわしてアキレス腱固めから変形4の字に。矢樹ロープ。吉田バックドロップ狙い、矢樹切り返してジャーマン(右写真)、カウント2。5分経過。

矢樹、吉田をコーナーに上げる。一度は落とされるが再度上がっていって雪崩式一本背負い(左写真)から十字、吉田ロープ。矢樹飛びつき前方回転エビから腕十字に。吉田ロープ。

矢樹腕にギロチン落として、吉田を立たせるとロープに振る。吉田カウンターの低空ドロップキックで反撃。吉田コブラクラッチからぶん回そうとするが、自分の腕が痛くて放してしまう。吉田ヒザ十字から裏4の字(右写真)に。矢樹ロープ。吉田カニばさみから十字、矢樹ブロック。

吉田スリーパー、矢樹ワキ固めに。吉田ロープ。矢樹さらにワキ固めに。吉田ブロックしてバックドロップ。エアレイドクラッシュには行けず、パワーボムに(左写真)、カウントは2。

吉田裏アキレス腱固め、矢樹がロープに逃げようとすると首も取ってリバースバイパーホールドに(右写真)。10分経過。

吉田リリースして変形スリーパーに(左写真)。矢樹耐える。ロープには遠い。しかしここでタップしたら前回と全く同じになってしまう・・・・

吉田何度も体勢を変えて締め上げる(右写真)が、矢樹がギブアップしないせいか、自分の腕に力が入らないせいか、またも一旦技を解いて、今度はワキ固めとフェースロックの複合技に。しかし矢樹はついにロープに。

矢樹起き上がるとランセットアーチ(左写真)。

すぐに十字に(右写真)。

吉田が上体を起こすとワキ固めにスイッチ(左写真)。吉田粘って体を起こそうとする。矢樹そのたびに体重を掛けて吉田をつぶす。ついに吉田がタップ!

矢樹(13分39秒 ワキ固め)吉田
※矢樹が決勝進出。

矢樹の顔に疲れと安堵感が。


第6試合 トーナメントARS準決勝第2試合
キャンディー奥津 vs 大向美智子

奥津、今度は南側階段席から入場(左写真)、本部席の上に上がってポーズ。

ゴング。奥津ラリアット、大向かわしてソバット、奥津かわす。大向奥津を捕らえて裏投げ(右写真)。大向ソバットをヒットさせると片エビ固め、1、2、3!!!!!

大向(25秒 片エビ固め)奥津
※大向、決勝進出。

奥津マイク「会長このヤロー。せっかくアジャに勝ったのにー。絶対優勝しろよお前!」奥津、激励はいいからくやしさを見せてくれ。


第7試合 秋野美佳、浜田文子、藤田愛 vs マリー・アパッチェ、ファビー・アパッチェ、ギャラクティカ2000

メヒコ組は3人とも2000のマスクを付けて一斉に入場。日本チームは藤田、秋野、浜田の順でそれぞれのテーマ曲で入場。このあまりにはっきりした差の付け方が・・・。

日本組は秋野が先発を買って出る。メヒコ組、モメた結果3人とも前に出て来る(右写真)。村山と秋野、「ウノ!ウノ!」と一人になるように言う。結局マリーが先発。すると秋野は藤田を無理矢理出す。ルチャルチャな動きから藤田腕取ってアームロックに。マリー返してレッグロック。藤田外してホイップ。藤田起き上がりが遅い。ファビーと文子にタッチ。ホイップ合戦。すぐに秋野と2000にタッチ。秋野ドロップキックで吹っ飛ばす。秋野2000をコーナーに振る。文子ドロップキック、秋野ドロップキック、藤田側転エルボーと串刺し3連発。

アパッチェ姉妹もリングイン。メヒコ組がトリプル・ウラカン・ラナ、2000の動きがちょっと遅れるがぜんぶカウント2。日本組はエビ固めに切り返す。メヒコ組2で返す(2000やっぱり遅れる)。メヒコ組トリプルの風車式バックブリーカー、2000また遅れる。日本組場外へ。アパッチェ姉妹はダブルでトペ。またも遅れた2000はスライディングキック。秋野vs2000で再開、秋野飛びつきエビ、カウント2。文子にタッチ。2000エビ固め。藤田が入る。メヒコ組藤田を捕らえて串刺しラリアット3連発。ロープに固定して馬飛びヒッププレス3連発。マリーはニールキック(左写真)。5分経過。

2000サイドバスター(?)崩れる。ロープに振ってヌカドーラ、カウント2。藤田は秋野にタッチ。秋野ドロップキック2連発。文子も入ってドロップキック、2000場外に逃げる。藤田がコーナーから2000にプランチャスイシーダ(右写真)。

秋野もノータッチ・トペコンを見せる(左写真)。ファビーはコーナーに上がってトルニーヨ。マリーもトペコン。

最後に文子がケブラーダ(右写真)。藤田と2000がリングに。藤田ムーンサルト、2000かわしてラ・マヒストラル、カウント2。2000エル・ヌド、文子がドロップキックでカット。秋野もドロップキック。

文子がパワーボムでセットアップして藤田ファイヤーバードスプラッシュ(左写真)。

藤田(8分9秒 体固め)2000
※2000退場。

ファビーが入って藤田をロープに振る。藤田コルバタ、文子にタッチ。文子コーナーに振る。ファビーコーナー利用の回転エビ、カウント2。ファビーミサイルキック、カウント2。ファビー文子をコーナーに上げて雪崩式ブレーンバスター狙い。文子雪崩式回転エビに。カウント2。文子エプロンに出てスワンダイブの回転エビ、カウント3。

文子(9分38秒 回転エビ固め)ファビー
※ファビー退場。

このあたりから急に試合が動き出す。一人残ったマリーは文子に高速のみちのくドライバー、一発で3カウント。

マリー(9分49秒 体固め)文子
※文子退場。

藤田入ってウラカン・ラナ。マリー返すとラリアットぶち込む。カウント2。10分経過。ボディスラムからコーナーに上ってローリングセントーン、3カウント。

マリー(10分20秒 体固め)藤田
※藤田退場。

秋野マリーの後頭部にミサイルキック。三角飛びプランチャはかわされる。マリーライガーボム、カウント2。マリーみちドラ、秋野丸め込む、カウント2。マリーまたローリングセントーン、秋野かわす。秋野エプロンに出てウルトラ・ウラカン・ラナ(右写真)、3カウント

秋野(11分32秒 ウルトラ・ウラカン・ラナ)マリー
※日本組の一人残し勝ち。

秋野マイク「今日ARSトーナメントに私たちが出なかったのは、空中戦のトーナメントに出るからです。今日出た6人と、新たに加わるかもしれませんが、がんばりますのでよろしくお願いします。」

空中戦トーナメント、ねえ。どういう基準で選手が選抜されるのだろう?1試合で1回も飛ばなかったら反則負けになるとか?

それはいいが、文子がまだみちドラのダメージで後頭部を押さえている。マズいと思うが。


第8試合 トーナメントARS決勝
矢樹広弓 vs 大向美智子

矢樹、何やら落ち着き払った表情。

矢樹、握手すると見せかけてパンチの奇襲。うーん、決勝戦でもそれやりますか・・・。大向体勢入れ替えてハイキック、矢樹ダッキングでかわし(右写真)、大向を場外に出す。

矢樹プランチャ(左写真)。大向が矢樹をリングに戻して顔面キック。大向スリーパー、矢樹はチンクラッシャーでブレークする。矢樹上る。大向追う。矢樹雪崩式スクールボーイバスター、カウント2。大向返すと同時にクルスフィックスに。矢樹の足がロープに。大向ハイキック、矢樹かわすがこれは罠で、大向腕取って十字に。矢樹ロープ。

大向ロープに振る。矢樹切り返して一本背負いから十字。大向上体起こす。矢樹DDT(右写真)、カウントは2。

矢樹十字、大向ブリッジでこらえながら(左写真)ロープ。矢樹ミサイルキック。大向顔面キック。矢樹のパンチをかわして大向バックドロップ、カウント2。大向タイガースープレックスの体勢、矢樹腰を落とす。大向その背中にサッカーボールキック。

大向コーナーに上って延髄ニー、矢樹かわすがキャッチはできず。矢樹ショーンキャプチャー(右写真)、大向ロープ。

矢樹ランセットアーチ(左写真)、ちょっと崩れ気味、カバーはカウント2。

大向すぐにタイガースープレックス(右写真)、これも2。

大向ソバット、当たったようにも見えたが矢樹は足を取ってヒザ十字に(左写真)。大向ロープ。5分経過。

大向パワーボムの体勢、矢樹回転エビに切り返し、ヒザ十字に移行、大向ロープ。矢樹足にギロチン。大向カカト落とし、カウント2。大向タイガードライバー(左写真)、矢樹返すと同時に裏十字に。大向持ち上げて落とそうとするが矢樹は放さない。大向ロープ。

矢樹巴投げから十字に、大向必死にブロック(右写真)。

矢樹V1アームロックにスイッチ(左写真)、大向ロープ。

矢樹突っ込む、大向カウンターのフロントスープレックス。大向キック入れて裏投げの体勢。矢樹バックエルボーでブロックするが、不用意にパンチに行ったところをかわされて裏投げを2発食らう(右写真)。カバーは2で返す。10分経過。

大向ハイジャック式に矢樹を抱え挙げる(左写真)。ああ、これを食らっては・・・・大向、前に投げるのではなく開脚式で落とす。これはスプラッシュマウンテン!矢樹返せず3カウントを聞く。

大向(10分27秒 スプラッシュマウンテン)矢樹
※大向優勝。

大向大喜び。村山レフェリーに抱き付いて喜ぶ。確かに最後の畳み掛けは説得力あるが、せっかく関節技重視できたアルシオンが大技連発型の既存の女子プロレスと何ら変わりがないんですよ、という証明にも見えた。

突然大向の口から「アルシオンで、ずっと私のコーチをしてくださった長谷川さんが今日でこの仕事最後になります。この優勝を長谷川さんに捧げます。」と。長谷川広報リングに上がりあいさつ。大向トロフィーまで長谷川広報に渡そうとするが、アジャが「それは来年も使うんだから」と止める。

うーん、体調が悪いとはいえ、長谷川広報勇退ですか。アルシオンも旗揚げ1年を経て、ちょっとだけ変容の雰囲気。



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