アルシオン 8/22 トーナメントZION



青海駅から見たZepp Tokyo。

入り口側から。開場は1時10分。

ステージに出場選手の写真。ここには吉田もあるが・・・・・。

入場セレモニーはひとりずつステージから。吉田、出てこない。やはり・・。リングアナから「二上の対戦相手は1回戦の敗者3人から抽選で決定」とアナウンス。急とはいえ、もうちょっとないんかな、方法。ある時は補欠戦、またある時は抽選による敗者復活じゃ権威下がるぞ。

吉田万里子が涙ながらに欠場のあいさつ。吉田自身が欠場する勇気は買う。問題は対処の仕方だ。

CAZAIの「コルレオーネ」流れ、4人がステージから登場。今日あるON AIR EASTでのライヴを告知。


第1試合 トーナメントZION1回戦第1試合
大向美智子 vs 玉田凛映

大向、例によって握手拒否。背中を向けた大向に玉田が背後からドロップキック。さらにDDTからエルボースマッシュ、カウント2。飛びつきのスイングDDTは失敗。大向ハイキック連打(左写真)。コーナーに振ってジャンピングニー、これは玉田かわしてロープに振り、低空ドロップキックからドラゴンスクリュー。4の字に行こうとするが大向が首固めに丸め込む。大向顔面ニー連発、村山が注意。そのスキを突いて玉田再度ドラゴンスクリュー、場外に出してコーナーからトペ・コン・ヒーロ。リングに戻す。

玉田ミサイルキック(右写真)、大向かわしてハイキック2連発。

早くもB3ボムをアピールするが玉田立ってフルネルソン、大向が腕を振り解くとジャーマン(左写真)、カウント2。もう一度フルネルソン、大向体を沈めて下からキック。カカト落としからカバー、2カウント。裏投げ狙いは玉田丸め込む。大向切り返す、カウント2。大向ロープに押し込んで後方回転エビから足折り固め狙うが玉田はとっくに肩上がってるわ体は離れてるのにブリッジするわの変な形に(基本技はちゃんとしよう)。

大向キック打ってカバー、2カウント。大向ジャーマン、玉田回転して着地(できてなかったような気も・・)、すぐにコーナー上ってミサイルキック連発(右写真)。

大向キック、玉田足キャッチしてフィッシャーマンズバスター(左写真)に。カウントは2。玉田フルネルソン、大向ブロックして顔面パンチ。B3ボム狙うが玉田はエビに丸める、カウント2。大向ソバットから押え込む、玉田の肩が2で上がったようにも見えたが村山3入れる。

大向(5分36秒 押さえ込み)玉田

「3秒間肩が付く」んではなくて、「3カウントの間肩を3回付かせればよい」ようだ>アルシオンのフォール。玉田も自分が肩上げた自信があればもっと抗議すりゃあいいのに、大向の健闘を期待するような仕種。


第2試合 トーナメントZION1回戦第2試合
アジャ・コング vs 矢樹広弓(フリー)

コーナーに腰掛け、眼光鋭くアジャをにらみつける矢樹(右写真)。前回対戦は15分時間切れ引き分け、今回は無制限。戦い方も変わってくるだろう。

矢樹はいつものように低く構えるがアジャは入らせない。ロックアップ、アジャはロープに詰めて(左写真)逆水平3発。アジャロープに振る。矢樹帰ってこない。アジャ突っ込む、矢樹かわしてアジャ場外転落。

矢樹はコーナー上ってプランチャスイシーダ(右写真)。美しいフォーム。

リングに戻し、アジャをロープに振る。アジャ切り返すが矢樹はショーンキャプチャーに(左写真)。今日は早い時間から足攻めか。アジャなんとか脱出。

アジャパンチ打ってバックドロップ狙い、矢樹一回転して逆にバックドロップ、カバー、カウント2。矢樹コーナーに上ってミサイルキック(右写真)。アジャすぐに立ってラリアット、矢樹ワキ固めに行こうとするがアジャはパンチでブレーク。

アジャバックドロップの体勢、矢樹投げられまいと踏ん張るが、アジャは強引に投げっぱなしジャーマンに(左写真)、カウント2。

ボディスラム打ってアジャコーナーに。矢樹追って雪崩式一本背負い狙うが(右写真)、ヘッドバットで落とされる。アジャダイビングプレス、矢樹かわしてヒザ十字。アジャロープ。

矢樹足を取る。アジャ延髄に行くが矢樹かわして裏アキレス腱固め(左写真)、アジャロープ。矢樹コーナーに上り、ヒザ目掛けてミサイルキック。さらにヒザ十字、アジャロープ。アジャあせって裏拳。矢樹かわす。矢樹逆にパンチ、アジャかわしてバックドロップ、カウント1で矢樹返す。アジャ垂直落下式ブレーンバスターの構え、矢樹は首固めに丸め込んですぐに足を取る。アキレス?いや、変形のヒザ十字か?鋭く「ギブ!」とギブアップを迫る。アジャかなり痛そう。なんとかロープへ。矢樹コーナーに上って足目掛けてダイビングフットスタンプ、アジャかわす。アジャ水面蹴りで矢樹を転がすとラ・マヒストラル、3カウント。

アジャ(5分14秒 ラ・マヒストラル)矢樹


第3試合 トーナメントZION1回戦第3試合
府川唯未 vs 下田美馬(フリー)

コールされると右手を高々と上げ、そのまま府川の頭を「ぺち」とハタく下田。府川もやり返す。

府川ゴングと同時にタックルに。下田いなす。府川張り手からドロップキック、下田かわす。下田コーナーに振る。府川「来るなら来い」とばかりに身構える(左写真)。下田パンチ、府川キャッチしてワキ固めに。すぐに足にスイッチしヒザ十字、下田ロープ。

府川ロープに振る。下田切り返すが府川は低空ドロップキックからヒザ十字(右写真)。下田「いてええー!」と声を上げてロープへ。下田コーナー振る。府川反転ミサイルキック。下田パンチ入れてロープの反動で府川吹っ飛ばす。さらにキック、ニーで優勢に。

下田スリーパーに取って頭にかみつく。放す瞬間に顔にツバ。次は頭にクロー攻撃(左写真)とやりたい放題。府川ロープ。下田ロープに振る。府川ランニングネックブリーカードロップで返す。下田のパンチをかわして府川が飛びつき十字固め、下田ロープ。

下田タイガードライバー狙う、府川ブロックしてフィッシャーマンズスープレックス(右写真)から十字に。

下田上体起こしてロープに行こうとする。府川必死に腕を取りに行くが完璧に極めることができない。

府川バックドロップ狙う、下田ヒジでブロック。逆に下田がバックドロップ。5分経過。

下田オースイスープレックス、府川がブロックすると投げっ放しのタイガードライバー(左写真)、府川すぐ下から十字→三角絞めに行く。下田パンチで脱出。再びタイガードライバーの体勢、府川ブロック。

下田パンチ打ってオースイスープレックス(右写真)、カウント2。府川バックドロップからミサイルキック2連発。しかしダイビングボディプレスには足が待っていた。

下田カカト落とし3連発からカバー、2カウント。

続いて回転カカト落とし、これはかわす。府川キックからカカト落としにトライするがヒットせず。逆に下田カカト落とし、カバー、カウント2。

下田が府川をコーナーに乗せてデスレイクドライブに。府川空中で体をひねってつぶす。府川十字に。一旦放して変形のバックドロップからワキ固め(左写真)、下田ロープ。

府川腕折り4連発、下田パンチで反撃。府川突っ込む、下田カウンターのエルボー。コーナーに上り回転カカト落とし(右写真)、カウント2。

最後はやっぱりデスレイクドライブ(左写真)。

下田(10分27秒 体固め)府川

下田「アタシはお前に構ってるヒマはない。トーナメント優勝して勝ち逃げするんだ。でも、『パッとしない』って言葉は取り消すよ。」





二上の相手を決める抽選会に1回戦敗退の3人が呼ばれる。

玉田のひいた棒の先に赤い印が付いており、玉田の敗者復活決定。もし二上に勝てば準決勝で大向と再戦という面白い事態になるが・・・・・。


第4試合 トーナメントZION1回戦第4試合
二上美紀子 vs 玉田凛映

二上がリングインすると同時に玉田がドロップキックで奇襲。スイングDDT打ったところでようやくゴング。玉田はドロップキックで二上を場外に落とすと場外でもスイングDDT、そしてコーナーから場外に向けてミサイルキック(右写真)。リングに戻ってもさらにミサイルキック2連発、カウントは2。

玉田ドラゴン狙うが、二上切り返して逆にドラゴン(左写真)、カウント1で玉田返す。二上掌底、ラリアットからカバー、これは2。

二上ストレッチボム、玉田切り返すと足を取ってヒザ十字に。二上ロープ。二上逆にヒザ十字、今度は玉田がロープ。玉田低空ドロップキック、さらに胸板にドロップキック2発。

玉田ミサイルキック(左写真)、二上すぐに立って浴びせ蹴り。

二上は玉田をコーナーに乗せて雪崩式フランケンシュタイナー(右写真)、玉田もう半回転させてカウント2。玉田ウラカン・ラナ、二上返してカウント2。玉田エルボー、もう一発行ったところを二上STO。

二上シングルハッカー、カウント2。二上式首固めグラシアス(左写真)はなんとかロープに逃れる。5分経過。

二上ついにストレッチボム、カウント2。しかしシングルハッカーは着地、玉田ローリングエルボー。ミサイルキックからドラゴンスープレックス(右写真)。もう一発行こうとすると二上はスタナーでブロック、胴絞めスリーパーに。玉田の手が力なく下がるのを確認して村山がストップ。

二上(8分7秒 レフェリーストップ)玉田


これにより準決勝の組み合わせは二上vs大向、アジャvs下田に。ここで15分間の休憩。


第5試合 トーナメントZION準決勝第1試合
二上美紀子 vs 大向美智子

大向ローキックでスタート(左写真)、二上ブロックしつつ少しずつ距離を詰める。大向ヘッドロック、二上グラウンドに持ち込んでバック取る。大向足を取るが二上がアンクルホールドに決めるとロープエスケープ。両者立ち上がって首の取り合い、大向ヒザ蹴り入れてダブルリストアームサルト、カウント2。大向ジャックナイフ固め、カウント2、二上切り返す、これも2。

大向コーナーに振る。二上トラースキック、浴びせ蹴り、カウント2。大向立ち上がってタイガースープレックス(右写真)、カウント2。

大向カカト落とし入れてエプロンに出、スワンダイブ式の縦回転ニールキックを放つ(左写真)。大向十字、二上上体起こして持ち上げようとするが大向なかなか放さず。ようやくブレーク。

大向ソバット、二上かわして掌底からスリーパー(右写真)、大向ロープ。5分経過。

二上Xトルネード、大向すぐ立ってソバット、カウント2。大向ロープに走る。二上カウンターの掌底、大向きれいに吹っ飛ぶ(左写真)。片エビ、カウント2。

ストレッチボムをかわして大向がジャーマン、しかし二上は腕を取ってアームロックから腕ひしぎ腕固め(右写真)に。大向ロープ。

二上掌底、ラリアット、裏拳、掌底(左写真)と猛攻。大向ダウン。カウント9で立つ。

二上シングルハッカー、大向カウント1で立つと裏投げ(右写真)。二上もカウント1で立ってラリアット。

ストレッチボム(左写真)はカウント2。二上ロープに走る、大向カウンターの掌底。しかし二上は首固めで丸め込む、カウント2。

二上掌底、大向ソバット(右写真

大向満を持してのB3ボム(左写真)、3カウント。

大向(9分31秒 エビ固め)二上


第5試合 トーナメントZION準決勝第2試合
アジャ・コング vs 下田美馬

アジャローキック。下田「いてー。効くー」ロープに振って体当たり、コーナーに振ってもう一発、のところを下田キック、場外戦に持ち込もうとするがアジャすぐに戻る。アジャ手四つから腕にエルボー、ヘッドバットで倒して踏みつける。

コーナーに詰めて逆水平(左写真)、対角線に振って串刺しラリアット、カバーはカウント1。アジャが腕を固めると下田かみつく。アジャハイアングルボディスラムからエルボードロップ、カウント2。

プレスはかわして下田が頭にキック入れる。3発目、アジャ立ち上がってラリアット、カウント2。アジャドライバー、下田「やだー」と叫ぶがアジャ容赦なく落としてカウント2。アジャロープに振る。下田ランニンングネックブリーカーで返す。アジャラリアット打ってコーナーに。下田デスレイクドライブ狙うがそれは無理。アジャ落としてエルボードロップ、下田かわす。下田カカト落とし。5分経過。

オースイスープレックスの体勢に入るがアジャブロック。後ろからカカト落としを決めミサイルキックに行くがアジャかわす。アジャバックドロップ、下田もバックドロップで返す。下田コーナーに上って回転カカト落とし、アジャキックで迎撃。アジャ垂直落下式ブレーンバスター、カウント2。裏拳のポーズ見せるが下田スクールボーイ、カウント2。アジャ雪崩式水車落とし狙ってコーナーに上げる、下田雪崩式回転エビに(右写真)、カウント2。

下田カカト落とし、アジャかわして裏拳(右写真)。カバーに行こうとしたところを下田丸め込む。カウント3つ入った。

下田(7分44秒 首固め)アジャ

セミファイナルをはさんで決勝、というとこだが、準決勝見てる時にまた「お客様ビデオ撮影は禁止です。」などとあらぬ疑いを掛けられて不愉快になったんでここで出る。今回はバイトのねーちゃんだったが、ほんとにここのスタッフはバカばっかり。



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