アルシオン 11/24後楽園大会
開場が遅れて６時20分。開始もそのためか７時15分頃。
今日は試合前に12/11横浜大会に向けての「トーク・セッション」が全試合について。中身は公開記者会見みたいなもんだが、質問者が小山リングアナで、内容のない質問を棒読みでやるだけ、選手も何を答えたらいいのやらでチグハグなイベントに。雑誌の記者に質問させた方がよかったんじゃないの？
そんな中、ルチャドーラ３人の中に入れられ、メキシカンルールの試合を闘うことになった玉田が「年末の大舞台にこういうカードになって・・・あんまり興味がないです。」と早々に退席。二上は「自分はヨゴレ」と笑わせてるのか自虐的になってるのかわからんセリフ連発。
矢樹vsASARIは互いに「楽しみです」と。ヘタなからみがなく２人の純粋な世界ならそれもいいのかな、と。
試合開始は結局７時40分。
第１試合 府川唯未 vs リンダ・スター
府川はスタートからグラウンド勝負。リバースフルネルソン、胴締めスリーパーと攻めるが、リンダは切り返してスタンディングに。リンダボディスラムからひねりを加えたアトミコ、カウント２。ブレーンバスターで投げるが府川はカバーに来たところをヘッドシザーズに取る。リンダロープ。
リンダがバックを取る。府川はビクトル投げで切り返し、そのままヒザ十字で締め上げる（右写真）。リンダロープ。府川はＸファクターから十字、リンダは持ち上げて叩き付ける。リンダコーナーに振る。府川ジャンプしてティヘラに。５分経過。
府川ロープに振ってランニングネックブリーカードロップ。しかしフィッシャーマンはリンダが首固めに切り返す。リンダは府川をスタンガン風にロープに叩き付けて場外に落としコルバタ、エプロンまで戻ってくるとロープを使った拷問技に（左写真）。しかしこれはブレークを命じられる。府川のコルバタをボムで切り返そうとしたリンダだが、府川が結局ウラカン風に投げる。リンダすぐに立ち上がるとラリアット、カウント２。
ボディスラムからダイビングギロチン狙うが府川かわす。府川突っ込んで来たところをリンダは引っこ抜いてパワーボムに、カウント２。ボディスラムからムーンサルトプレス（右写真）、カウント２。府川は下から三角絞め、リンダロープ。府川バックドロップホールド、カウント２。ワキ固めから十字固めに、リンダロープ。10分経過。
まだ10分というのに両者とも動きが鈍くなる。不調なんだろうか？府川飛びつき十字、リンダエスケープ。リンダはロープに飛び乗り反転ドロップキック、すぐさまラリアット、カウント１で府川は返す。府川ジャーマン、カウント２。府川飛びついてコルバタ狙うがリンダはペンデュラムバックブリーカーに切り返す。抱え上げるとグローバルボム風に旋回して叩き付ける（左写真）。
府川はこれを２で返すが、リンダはそのまま抱え込み式の逆エビ固めに（右写真）。府川ギブアップ。
リンダ（11分59秒 逆エビ固め）府川
第２試合 キャンディー奥津 vs 大向美智子
今日は入場時おとなしめだった奥津。一方の大向は手に分厚いバンデージ。グローブってわけでもないようだが？
奥津がまずグーパンチで先制。大向カウント９で立つ。
奥津すかさずスリーパー（左写真）。大向はフロントスープレックス、アームホイップからのクルシフィックス、魔神風車固めと攻める。
大向がコーナーに上ると奥津は雪崩式フランケンシュタイナー（右写真）、カウント２。大向は顔面キックからカバー、カウント２。タイガースープレックスの狙い合いから奥津の必殺逆さ押さえ込みが出るがカウントは２。大向は奥津のミサイルキックをかわしてコーナーに。奥津雪崩式ブレーンバスター。
奥津パワーボムで叩き付けてからムーンサルト３連発（左写真）、カウント２。奥津ジャーマン、大向裏投げ。Ｂ３は失敗。大向グーパンチからカバー、２カウント。奥津ラリアットをぶちこみ、もう一発狙ってロープに飛ぶが大向はカウンターのソバットからもう一発グーパンチ、10カウント入りKO裁定に。
大向（６分53秒 KO）奥津
凶器攻撃からのフォールと何にも変わりません＞グーパンチでフィニッシュ。しかも自分はバンデージ付けて。
第３試合 TWINSTAR OF ARSION公式リーグ戦
吉田万里子＆二上美紀子 vs アジャ・コング＆玉田凛映
１勝２敗の吉田組と２勝２敗のアジャ組、負けたらその時点で脱落。先発は玉田と二上。玉田エルボー、二上掌底の打ち合い。玉田は低空ドロップキックを連発。ふた紙はドラゴンスクリューをブロックしてスリーパーに。チンクラッシャーくらっても放さず吉田に渡す。吉田はグラウンドで玉田をしばし転がした後（この際玉田が鼻血）アジャを挑発するが、アジャが出てくると二上にタッチ。アジャはキック、エルボードロップから逆片エビ（右写真）。リリースして背中にエルボー入れ、玉田にコーナーから飛ぶよう指示。５分経過。
玉田ダブルアックスハンドル、二上は吉田にタッチ。吉田は玉田のボディスラムをワキ固めに切り返すとワキ固め→アームロックとスイッチ、玉田ロープ、二上入ってワキ固め。これもロープ。吉田入ってブレーンバスター、カウント２。コーナーに振る。玉田は反転ミサイルキック。アジャが入って吉田をコーナーに振るや串刺しラリアット。アジャドライバーはカウント２。アジャはカナディアンの体勢に担ぐとターンバックルにぶつけ、そのまま吉田をコーナーに引っかける。その背中に玉田が助走付きドロップキック。アジャパワーボム、カウント２。玉田正式リングイン、吉田は変形バックドロップからヒザ十字。リリースしてパワーボム狙うが玉田はブロック。吉田顔面キック、玉田は低空ドロップキックで反撃。10分経過。
玉田は吉田を捕らえるとコーナーを蹴ってスイングDDT（右写真）。コーナーに上り、立ち上がった吉田の後頭部にミサイルキック、カウント２。アジャにタッチ。アジャブレーンバスター狙う、吉田ワキ固めに切り返そうとするがアジャは軽く裏拳。アジャ張り手からブレーンバスター、吉田は後方に着地してスリーパー。アジャは首投げでブレーク。吉田顔面キック入れて二上にタッチ。二上がアジャにストレッチボム狙うと後ろから玉田がヒザ裏目掛けて低空ドロップキック。二上２人に掌底乱打してもう一度アジャにストレッチボム狙うがアジャはブロック。二上がロープに飛ぶ、アジャはカウンターで抱え上げると水車落とし、カウント２。吉田が入ってアジャにジャーマン。二上掌底、アジャかわしてバックドロップ、玉田にタッチ。
玉田はミサイルキックをかわされるが、二上の足を強引に取るとドラゴンスクリュー。再度コーナーに上がってヒザ狙ったミサイルキックから４の字固めに（左写真）。二上必死にロープを探る。しかしなかなかたどり着けない。これで決まるか？いやロープエスケープ。玉田はさらに低空ドロップキック打ち込む。二上は浴びせ蹴りで反撃。投げっ放しジャーマン、ラリアットで２カウント。吉田にタッチ。15分経過。
吉田もジャーマン、カウント２。玉田は吉田にも低空ドロップキック連打、さらにエルボースマッシュも連打してカバー、カウントは２。吉田はワキ固め、玉田は回転して脱出するとジャーマン、カウント２。意表を突くスクールボーイ、これも２。17分が経過。吉田は顔面キック入れてナガタロックに。締め上げるが体勢が崩れる。吉田はコブラクラッチに取るとぶん回してからグラウンドに。玉田は必死にロープに。吉田は二上にタッチ。二上バックドロップ狙う、玉田は後方に着地して低空ドロップキック。二上は玉田を捕まえるとコウモリ吊り（右写真）、しかし体勢崩れる。「残り時間１分」のコール。
二上ストレッチボム狙い、玉田は切り返してDDT。二上は突っ込んで来た玉田に掌底、カバー、カウント２。二上ドラゴンスープレックス、カウント１で玉田起き上がると逆にドラゴンスープレックス（左写真）、カウント２。二上裏拳、これもカウント２。そしてついにストレッチボムに成功、しかし玉田は２で返す。玉田は立ち上がるとローリングエルボーから再度ドラゴンスープレックス、しかし村山のカウントの途中でタイムアップ。
玉田（20分時間切れ引き分け）二上
※吉田組１勝２敗１分、アジャ組２勝２敗１分
観客は健闘した(?)玉田に拍手。が、玉田はパートナーのアジャと一言も交わさず一人で控室に。ほとんど働いてないアジャは「何なんでしょうね？」と言わんばかりの表情。
ここで休憩。８時40分から９時９分までほぼ30分。
第４試合 TWINSTAR OF ARSION公式リーグ戦
矢樹広弓（フリー）＆チャパリータASARI（ネオレディース）vs 浜田文子＆AKINO
握手を交わす矢樹（右写真）。気合い入ってる様子。先発はASARIと文子。ASARIグラウンドヘッドロック、文子ヘッドシザーズで切り返す。文子立ち上がってヘッドロック、ASARIロープに振る。文子ショルダータックル。文子ロープに振ってドロップキック、ASARIかわす。ASARIロープに走る。文子はリープフロッグでかわそうとするが、ASARIはそれにドロップキックを合わせて撃墜。コーナーに振ってロンダートキック。ASARIカサドーラホイップで文子を投げて矢樹にタッチ。文子もAKINOにタッチ。
手四つから矢樹が低いタックルに。AKINO切ってバック取る。矢樹切り返してヒザ十字（左写真）、ロープに近くブレーク。また手四つから。矢樹首固めでAKINOを一回転させると自らは立ち上がってスタンディングのアキレス腱固め。AKINOロープ。ASARIが入ってダブルでロープに振るが、AKINOはスライディングして２人ともころばす。
文子入って２人を場外に落とすとツイントペ（右写真）。矢樹をリングに戻し、コーナーに振って矢樹の両足をエプロンに出してヒザを打つ。さらにエプロンを走ってダブルのスライディングキック。C-MAXの攻撃をアレンジしたんだろうが、女子では急所攻撃がないからなあ。
文子コーナーに振る。矢樹コーナーに飛び乗る。文子ドロップキック打ち込んでエプロン側からコーナーに上るが矢樹は雪崩式一本背負い（左写真）、２カウント。ASARIにタッチ。５分経過。ASARIロープに振って側転ボディアタック。首投げからスリーパーに取るが文子切り返す。ASARIさらに切り返して逆エビに。矢樹も入ってキャメルクラッチに。
ASARIがキャメルクラッチ、矢樹が文子の顔面にドロップキック。文子はASARIにヘッドバット入れてAKINOにタッチ。AKINOキック、ロープに振ってドロップキック、AKINOが逆エビに取り、文子がストンピングでお返し。AKINOがロープに振る。ASARIロープを使ってジャンプするとコルバタ、矢樹にタッチ。AKINOコーナーに詰めてキック。ロープに振る。矢樹十字架固めでカウント２取るとすぐ腕ひしぎ十字固めに（右写真）。
AKINOスクールボーイ、２カウント。AKINOヒザ十字、矢樹切り返して腕十字。AKINO回転して逃げるが矢樹は上になってアームストレッチ。AKINOロープ。ASARIリングイン、コーナーで待ち構える。矢樹が振る。ASARIコルバタ、立ち上がったところに矢樹が飛びつき十字固め、ASARIももう一方の腕に十字を仕掛ける（左写真）が、これはレフェリーがブレーク。ダブルの攻撃はいいがダブルの関節技はダメなんか？
ASARIはコーナーからダブルアックスハンドル落とす。ノーザンに行くがAKINOはヒザ蹴りでブロック。AKINOコーナーに飛び乗って三角飛び狙うがASARIかわす。ASARIコルバタから丸め込んでカウント２、さらにノーザンライトスープレックス（右写真）、カウントは２。
矢樹がコーナーからミサイルキック、これはASARIに誤爆。文子が入って矢樹を場外に落とし、ASARIには合体のDDT（左写真）。10分経過。文子がライガーボムで叩き付け、そこにAKINO、文子がダイビングプレス連弾、カウントは２。文子ボディスラムからムーンサルト、ASARIかわすが文子はロープワークからブファドーラをヒットさせる、カウント２。
文子ロープに振ってバックスピンキック、ASARIかわしてコルバタ。ロープに振って大車輪ヒッププレス、カウント２。ASARIコーナーに振る。文子切り返す。ASARIコーナーに飛び乗るが文子は場外に落とす。AKINOが矢樹も場外で押さえて文子ケブラーダ（右写真）、しかしAKINOのトペはかわされ文子に誤爆。
矢樹がプランチャスイシーダ。
ASARIもプランチャスイシーダ。
文子をリングに戻し、矢樹がコーナーに乗せる。ASARIが助走を付けてコーナーを駆け上り雪崩式フランケンシュタイナー（左写真）、カウント２。矢樹にタッチ。
矢樹と文子バックの取り合い、矢樹がバックからボディシザーズ、文子はその足を取ってレッグロックに固める。矢樹必死にロープエスケープ（右写真）。またバックの取り合い、今度は文子が制してジャーマン、カウント２。15分経過。
文子はボディスラムからムーンサルト、カウント２。文子が矢樹をコーナーに上げる。矢樹落とす。文子もう一度上がる。矢樹は雪崩式スクールボイーイバスター（左写真）、カウント２。
矢樹スタンディングのアキレス腱固め狙う、文子は体をひねって延髄蹴り。矢樹はランセットアーチで投げ捨てるとロープに走る。文子カニばさみからアヤキータ、失敗。もう一度、今度は決まって（右写真）矢樹ギブアップ。
文子（16分54秒 ラ・アヤキータ）矢樹
※文子組２勝１敗、矢樹組２勝３敗
勝利の瞬間にこれだけ沸かないタッグリーグ公式戦というのもなんだかなあ。すべては文子＆AKINOのvsラスカチョ戦への前振りなのか？
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