アルシオン 9/22アクロス福岡大会



飛行機の遅れで会場に入るのが30分遅くなってしまい、入場式と第1試合(ファビーが秋野に勝ち)を見逃す。席を探すが自分の座るはずの「6列目」がない。係員に言うのも面倒なので空いてるとこに座る。前売りがハケなかったんでイス減らしたな?

今日も欠場のタイガードリームは本部席に。


第2試合 吉田万里子 vs レディー・メタル

おお、早くも「ZION」優勝者・吉田万里子の登場か。いつものように飛ぶ赤い紙テープ(左写真)。

吉田タックルから十字に。メタルが上体を起こすと三角絞めに移行。メタルが強引に外すとしたからボディシザーズの形に。一旦離れるが、吉田はサイドから足を掛けてメタルを引っくり返し、フロントネックロックへ。さらにスリーパー。メタルは腕を取って切り返し、アームホイップ。吉田ヘッドシザーズ。上になって十字、メタルブロック。メタルはレッグロックで切り返し、吉田の傷めている足へ攻撃を開始。吉田は起き上がってDDT2発から足をたたんで(右写真)、インディアンデスロック、さらにサソリ固め、STFとつなぐ。メタルロープエスケープ。メタル吉田をロープに振る。カニばさみで倒して吊り天井。5分経過。

またロープに振ってサイドスラム、カウント2。フライングクロスアタック?に行くがこれは吉田が空中でワキ固めに捕らえる。V1アームロックに移行、メタルロープ。吉田ショルダーネックブリーカードロップからスリーパー。メタルエスケープ。吉田ロープに振る。メタルロープに飛び乗ろうとするが失敗。キックでごまかしてメキシカンストレッチに。メタルはブレーンバスターの体勢、吉田ワキ固めに切り返そうとするがメタルは体勢を入れ替えてカベルナリアへ。吉田、腰も悪いのかかなり苦しそう。メタルのウラカン・ラナは吉田パワーボムに。カウント2。ヒザ十字はロープに逃げられる。もう一度ヒザ十字。メタルうまく切り返しラ・マヒストラル、カウント2。吉田パワーボム、メタルホイップに切り返す。足掛けエビ固め、これも2。メタル再度ラ・マヒストラル、3か?いや、吉田の足がロープに(左写真)。

両者立ち上がる。吉田強引に腕を取ってひきずり倒すと得意の頚動脈絞め(右写真)、メタルギブアップ。

吉田(9分17秒 変形頚動脈絞め)メタル


第3試合 二上美紀子 vs ジェシー・ベネット

二上の腹の辺りがぽよんとしている。リバウンド来たかぁ?ジェシーショルダータックルで二上を倒してどっこいしょ十字。二上起きて十字で返す。ジェシーが体を起こすと三角絞めに。ジェシー持ち上げて落とす。ジェシーチョップ連発。二上3発目をかわしてコブラに(左写真)。二上引き倒してフォールに。カウント2。二上ロープに振る。ジェシー切り返す。二上が戻ってきたところをファイアマンキャリーに担ぎ上げて、そこからダイアモンドカッター。カバーには行かず十字に。二上ロープエスケープ。二上場外で間を取る。手四つでリスタート。二上後に回転して手首を絞り上げる。ジェシーはキックでこれをクリア。ジェシーブレーンバスター、カウントは1。ジェシーボディシザーズ。二上立ってアンクルホールド。ジェシーロープ。二上ロープに振る。ジェシーラリアット。5分経過。

ジェシーはフェイスイレイザー、カウント2。二上はジェシーのラリアットをかわして逆にラリアット、カウント2。ノーザンライトスープレックスも2カウント。二上コーナーに。ジェシー肩車に取る。二上着地してエビ固め、2。ジェシーニールキックから水車落とし固め、カウント2。ライガーボムも2。ジャーマン行くが、二上は投げられると同時にアームロックに(右写真)。ジェシーロープ。二上、ジェシーが立ち上がるのを待って浴びせ蹴り、カウント2。さらにラリアットをはさんで、二上式首固めで完勝。

二上(8分51秒 二上式首固め)ジェシー


第4試合 アジャ・コング&浜田文子 vs レジー・ベネット&マリー・アパッチェ

アジャ&浜田組は現在6連勝中、そして対するレジー&マリー(左写真)は「アルシオン外国人最強」なのだそうだ。

先発は浜田とマリー。アームホイップ、リープフロッグなど軽快な技の応酬を見せるが会場は沸かない。浜田の鮮やかなドロップキックには感心の声が上がる。両チームタッチ。アジャとレジーは力比べ。レジーが手四つから一旦チキンウィングに取る(右写真)が、アジャ切り返す。今度はレジーが返そうとするがアジャブロック。アジャローキック。レジー動じない。これを2回やった後アジャはローはバシバシ入れ、ロープに振るがラリアットは相打ち。チョップ合戦の後アジャがロープに振るがレジーはラリアットでなぎ倒す。マリーにタッチ。アジャはマリーにラリアット入れて浜田にタッチ。マリーは浜田をテイクダウンするとレッグロックからフェースロック。浜田腕を取って切り返し、ホイップするが、マリーも返して行く。マリーがレジーにタッチ。

レジーは浜田をロープに詰めてチョップ連打(左写真)。さらにブレーンバスター。コーナーに詰めてチョップ、対角線に振って串刺しエルボー。浜田圧倒され放題。コーナーに 振られた際に反転ミサイルキックを打ってアジャにタッチを求めるが、アジャの返事は「行け行けー!」。浜田ドロップキック連打。レジーはキックで返してDDT、カウント2。5分経過。レジーアームロック、浜田逃げる。レジー上に乗ってスリーパー。浜田はレッグロックで切り返す。浜田スリーパーのお返し。レジー切り返してアキレス腱固め。形はなってないのだが、重さと力で浜田がっちり極められる。レジー、マリーにタッチ。マリーギロチン、ドロップキック。浜田はスモールパッケージで丸めてアジャにタッチ。マリーは飛びつき前方回転エビ、カウント2。マリードロップキック、アジャ受け止めて逆にドロップキック。エルボードロップはカウント2。マリー回転エビに行くがヒッププレスでアジャつぶす。10分経過。

ボディスラムを打ってアジャがコーナーに。レジーが叩き落とす。マリーはトップロープノータッチトペコン。レジーがリング内でアジャをボディスラムし、マリーがムーンサルト(右写真)、カウント2。レジーにタッチ。ラリアットからパワーボム狙うがこれはアジャ踏ん張る。するとレジーはアジャを起こし、リバースDDTとかわづ落としの中間みたいな技。これはキツそう。しかしカウントは2。セカンドロープからのダイビングプレスもカウント2。アジャはパイルドライバーをブロックしてバックドロップで投げ、浜田にタッチ。浜田元気に飛び込むがレジーは担ぎ上げるとバックフリップ。フライングソーセージでカウント2。ライガーボムに行こうとするがこれはブロック。浜田ロープに走る。レジーは受け止めてシリースラム、カウント2。マリーにタッチ。マリー風車式バックブリーカー。ボディスラムからムーンサルトに行くがこれはかわす。浜田ウラカン・ラナ、カウント2。マリーがゼロ戦キックをヒットさせ、浜田をコーナーに上げる。マリーが上がってくると浜田は頭上を飛び越えて雪崩式回転エビ、カウント2。ロープワークからマリーはブファドーラ。浜田これをかわしてカニばさみで倒すと手足をからめてラ・アヤキータ、マリーギブアップ。

浜田(14分21秒 ラ・アヤキータ)マリー

これでアジャ&浜田は7連勝。しかし「これで最後」とか言ってたなあ。



第5試合 矢樹広弓&玉田凛映(アルシオン)vs 大向美智子&府川唯未

試合前に仲人の木村さんから矢樹に花束(プロレス史上初かも)。先発は矢樹と府川。矢樹、低いタックルから入る。府川も足を取られないよううまく回り込む。一旦ブレークするが、すぐ矢樹は府川をテイクダウン、上に乗る。ヒザ十字に取るが、府川立ち上がってガードし、逆にヒザ十字。ロープに近いためレフェリーがブレーク。矢樹がマウントポジションを取る。腕を取りに行くところで府川はロープエスケープ。

矢樹はストンピングを入れ、いきなりのランセット・アーチ(右写真)、しかもそのままホールド、カウント2。府川は回転してヒザ十字に入る。矢樹ロープエスケープ。府川、大向にタッチ。

大向が入ってきたところを矢樹は一本背負いで投げ(左写真)、十字に(下写真)。大向ロープエスケープ。矢樹、玉田にタッチ。

玉田ドロップキック4連発からカバー、カウント2。玉田がロープに振るが、大向切り返し、帰ってきたところをカウンターのフロントスープレックス。さらにブレーンバスターからカバー、カウント1で返す。大向、府川にタッチ。


玉田コーナーに振る。府川反転ミサイルキック、カウント2。しかし玉田はDDTを打って矢樹につなぐ。矢樹ミサイルキック、カバーにはいかず十字に(左写真)。府川が体を起こすと三角絞めに移行。府川ロープ。矢樹、強引な首投げからスリーパー。府川は下からキック。矢樹はボディシザーズにスイッチ。そのままコーナーに府川を引きずり、玉田にタッチ。

玉田、「お前も食らえー!」と叫んで府川の顔面にドロップキック(右写真)。カバーはカウント2。もう一度ロープに振るが、府川はランニングネックブリーカーに切り返す。府川、大向にタッチ。玉田をロープに振る。玉田ウラカン・ラナ、カウント2。すかさずネックロック、大向ロープ。玉田は足にストンピングを入れて逆エビに取る。大向がロープに手を伸ばすが、矢樹がロープを引っ張ってジャマする。レフェリーが注意。大向ようやくロープに。玉田は低空ドロップキックを放って矢樹にタッチ。5分経過。

矢樹はトップロープからアックスハンドル。カバーに行くがカウントは2。矢樹すかさず十字。大向返そうとするが矢樹返させない。大向ロープ。大向矢樹をロープに振ってアームホイップ、そして裏十字らしき技(左写真)で矢樹を攻める。さらに腕折り。府川にタッチ。府川もトップロープから腕目掛けてエルボー。府川ドロップキック。矢樹は玉田にタッチ。

玉田は府川にフェースバスター、コーナーに振るが府川は回転エビ固め。大向にタッチ。大向コーナーに玉田を振る。玉田コーナーに飛び乗り、大向にアストロシザーズ。失敗したのだが大向は回る。エビに固める、カウント2。大向キック、玉田キャッチしてキャプチュード、カウント2。玉田バック取る。大向身を沈めて下からキック。さらに足を掛けてエビ固めに、カウント2。カカト落としは空振りするが、バックを取るとバックドロップ(右写真)、さらにもう一発、カウント2。

大向またバックを取る。矢樹、ノータッチでその大向の腰目掛けてミサイルキック。玉田カバー、カウント2。矢樹入る。背中から飛びついての回転十字架固めからヒザ十字に。大向ロープ。大向ビクトル投げ、矢樹ロープ。矢樹腕を取ると見せかけて足に移行、ヒザじん帯固め(左写真)。大向悲鳴を上げてロープに。矢樹大向をロープに振るが、大向走れずに途中でコケる。矢樹そこに低空ドロップキック。大向は2発目をかわして顔面キック、カバー、カウント2。10分経過。

大向ローリングソバット(飛んで、着地してから足が伸びてくる)、矢樹の顔面にヒット、カバー、これも2。府川が入り、矢樹に十字。矢樹ブロックしながらロープに手を掛ける。府川フィッシャーマンズスープレックス狙い、矢樹ヒザを入れるが、そのヒザをつかんで府川フィッシャーマン、そこから十字。矢樹ロープ。府川ロープに振る。矢樹帰るやいなやショーンキャプチャー。府川ロープ。

矢樹コーナーに上る。府川一旦様子をうかがうもコーナーに矢樹を追う。矢樹は雪崩式スクールボーイ(上写真)からヒザ十字(左写真)。府川ロープ。玉田にタッチ。玉田府川をロープに振る。府川も走れずに転ぶ。うははは、2人とも壊したか。玉田は府川の足を取ってドラゴンスクリューからヒザ十字。府川必死にロープ。大向が入り、玉田を肩車。府川がコーナートップからノド輪を合わせる合体技、カウントは2。府川十字、玉田ロープ。玉田DDT、カウント2。

玉田かんぬきスープレックス、最後まで腕を放さず、府川は頭からマットに突っ込む(右写真)。しかしカウントは2で返す。玉田は大向をエルボーで場外に落とすと矢樹を呼び込んでダブルのDDT、さらにダブルのミサイルキックを打つがこれはタイミング合わず(しかしそのせいで矢樹のヒザが府川に時間差でヒット)。カウントは2。
府川一発逆転を狙っての飛びつき腕十字、しかし玉田はロープに逃げる。玉田は回転エルボーからドラゴンスープレックス(左写真)、府川返せずカウント3。

玉田(14分41秒 ドラゴンスープレックスホールド)府川

タッグリーグ前哨戦を白星で飾った玉田と矢樹。本番ではどうなるか?

セミとメインは掛け値なしに面白かった。


観戦記のINDEXに戻る