アルシオン11/20横須賀大会



京急横須賀中央駅からバスで「不入斗橋」下車、週プロによると「下車すぐ」のはずが、体育館なぞない。近所の店で聞くと、「ここから信号3つ歩いて左入る」だと。

入場式は6時35分から。あいさつは地元出身の府川。


第1試合 吉田万里子 vs ジェシー・ベネット

ジェシーがタックル仕掛けていくが、動きがバタバタしていて吉田には通じない。吉田が終始上に乗ってコントロール。一旦ブレーク。今度は手四つから力比べ。これはジェシーのもの。ロープに詰めてチョップ。振ってエルボーパット、カバーに行くがカウント1前に吉田返す。ジェシーが上に乗る。吉田うつぶせに。ジェシーは十字狙うが吉田切り返す。ジェシー起き上がる。吉田腕を固めてDDT。そのままグラウンドでV1アームロック。自ら外して足を取りアキレス腱固めから逆片エビ固め、さらにSTF(右写真)へと移行するがジェシーはロープエスケープ。吉田ロープに振る、ジェシーキックで返す。吉田を担いで水車落とし、カウントは1。ジェシーバックを取る。吉田抵抗するがジェシー強引に持ち上げてフェースイレイザー、片エビ、カウント2。ジェシー片エビに取った足をそのままヒザ十字に固める。ヒザ十字が外れるとアンクルロック、吉田ロープ。ジェシーテキサスクローバーホールド、自らリリース。5分経過。

ジェシー吉田を引き起こして張り手。吉田その腕を取って十字、ジェシーロープ。ジェシー吉田をコーナーに振ってダイアモンドカッター。ジェシーバック取る。吉田バック取り返してスリーパー。ジェシーはチンクラッシャーで脱出。吉田ラリアット、ジェシーかわして裏蹴り、カウント2。吉田またスリーパー、ジェシーロープ。吉田ロープに振る。ジェシー切り返してラリアット。カウント2。ジェシーボディスラムからギロチンドロップ、これも2。ジェシーボディプレス、吉田かわし十字、ジェシー上体起こす。吉田下から三角絞め、ジェシーロープ。吉田またスリーパー、吉田外してヒザ蹴り。バック取ってジャーマン(左写真)、2カウント。吉田再度バック取る。ジェシーバックエルボーでブレーク。吉田十字架固め(前方回転式)、ジェシーの足がロープに届く。ブレーク。吉田ロープに振る。ジェシー切り返して肩にかつぐ。TKOを狙って振り回したところを吉田着地、スリーパー。グラウンドで胴絞めに移行しジェシーギブアップ。

吉田(8分52秒 スリーパーホールド)ジェシー


第2試合 レジー・ベネット vs 秋野美佳






第3試合 アジャ・コング&エステル・モレノ vs ガミ・メタル&レディー・メタル








第4試合 TWINSTAR OF ARSION公式リーグ戦
タイガードリーム&浜田文子 vs マリー・アパッチェ&ファビー・アパッチェ







第5試合 TWINSTAR OF ARSION公式リーグ戦
矢樹広弓&玉田凛映 vs 府川唯未&大向美智子

矢樹&玉田、おそろいのTシャツを着て入場。

対するは“ナチュラル・ツインビー”。府川はここ横須賀の出身。試合前に多数の花束贈呈。試合前の握手、大向は自分が拒否するだけでなく府川と握手しようとした矢樹の手まで蹴り上げる。これに対し矢樹&玉田はお得意の奇襲攻撃。コール後だったので村山レフェリーもゴングを要請。矢樹は府川、玉田は大向を場外に連れ出しフェンス攻撃から観客席に投げ込む。矢樹は府川にイス投げつける。場外でボディスラムを打ってリング復帰。

玉田も大向を連れてリングに戻り、ダブルのクローズラインを狙うがこれはかわされ大向は矢樹にフェースクラッシャー、府川も玉田を排除。矢樹は大向に十字、大向ブロックして起き上がり、自らロープに飛んで矢樹の頭部にキック4連打。カバーはカウント2。府川にタッチ。府川ブロンコバスターからブレーンバスター、カウント2。府川ロープに振る。矢樹カニばさみで倒し十字(左写真)、府川ロープ。玉田にタッチ。玉田タックルに行くが府川は余裕でかわしがぶりからマウント→サイド→マウントと上を取る。玉田はさっと体勢を入れ替えヒジで府川の足のガードを外すと引き起こし、ロープに振って正面飛びドロップキック。さらに3連発、カウント2。矢樹も入り、ダブルでロープに振ってダブル低空ドロップキック(ちょっとタイミング合わず)、倒れたところに顔の両側からドロップキック。玉田がカバー、カウントは2。

矢樹がタッチしてコーナーに上る。府川の背中にエルボーを落とすのに合わせて玉田がDDT。矢樹がカバー、カウント2。矢樹が府川をロープに固定、玉田も顔に足を食い込ませる。文句を言う客に対して中指を立てる矢樹。リング中央に戻り、矢樹首投げ、府川下から蹴って脱出、ストンピングを入れて大向にタッチ。矢樹は素早く距離を取る。大向ロー、矢樹足を取って崩し、玉田にタッチ。玉田それを受け継いで逆エビに。大向がロープに近づくと逆片エビ(右写真)に変えてリング中央に引っ張っていく。大向なんとかハネ返すが玉田は足を放さずアキレス腱固め。大向ロープ。玉田フェースクラッシャーからキャメルクラッチ、その顔面に矢樹ドロップキック。今度は矢樹がキャメルクラッチ、玉田がボディにドロップキック。玉田がカバー、カウント2。

矢樹正式にリングイン、大向にDDT。玉田も入り、ダブルのDDT(左写真)。転がした大向に玉田、矢樹の順番でダイビングフットスタンプ。細身の大向にはかなり効果あったよう。矢樹がカバー、カウント2。矢樹ストンピングを入れてボディシザーズに取る。大向はヒジを使って脱出、矢樹の腰に蹴り。さらに背中にキック。大向は矢樹をコーナーに立たせ串刺しニーアタック、矢樹かわし玉田にタッチ。玉田ドロップキック打ってワキ固め。大向回転してロープへ。玉田ロープに振ってドロップキック狙い、大向スカして府川にタッチ。府川ドロップキック、玉田すぐに起き上がって府川をロープに振る。府川ランニングネックブリーカーで返す。カウント2。コーナーに振って串刺しドロップキック。2発目を狙うが玉田が逆にコーナーに振って串刺しドロップキックのお返し。玉田ダブルアームスープレックス、カウント2。府川スモールパッケージホールド、カウント2、大向にタッチ。

玉田が大向をロープに振る。大向切り返して、玉田が帰ってきたところをフロントスープレックス。大向キック、玉田キャッチしてドラゴンスクリュー。2発目を狙うが大向ビンタ、バックを取ってバックドロップ(右写真)、2カウント。10分経過。大向は玉田をコーナーに乗せる。しかし玉田は大向を捕らえてスイングDDT、矢樹にタッチ。

矢樹ロープに振ってパンチ狙い、大向はその腕をキャッチして強引にアームホイップ、クルスフィックスに。矢樹一旦前転して逃れるものの、また固められる(左写真)。足を懸命に伸ばしてロープエスケープ。大向矢樹に腕折り2発からハーフハッチ、カウントは2。ロープに振ってソバット狙うがこれは矢樹が事前に察知して足を取り、ヒザ十字に。大向ロープ。大向パンチ、矢樹かわして十字架固めからエビ、さらにヒザ十字に移行。大向ロープ。矢樹今度は腕十字、大向起きて矢樹にキック、ダブルアームドライバー、カウントは2.8.

大向府川にタッチ。府川は矢樹にダイビングボディプレス、カウント2で返すとすぐに十字に。矢樹ロープ。府川フィッシャーマンズスープレックスの体勢、矢樹はブロックし、飛びつき前方回転エビ、カウント2。矢樹ロープに振る。府川張り手からフィッシャーマン(右写真)、カウント2。

府川コーナーに。矢樹下から張り手を打って雪崩式一本背負い(左写真)、すぐ十字、府川ロープへ。

矢樹ランセットアーチホールド(右写真)、これもカウント2。

玉田にタッチ。玉田ジャーマンの体勢、府川ヒザ十字に持っていこうとするが、玉田はうまく足折り固めに切り返す(左写真)、しかしカウントは2。府川張り手からサブマリナースープレックス、ブリッジではなく片エビでカバー、カウント2。府川コーナーに。大向が玉田を肩車、玉田着地して大向にジャーマン、しかし起き上がったところに府川がミサイルキック、カウント2。15分経過。
玉田エルボー、ローリングエルボー、府川ダウン、しかしカバーは2でハネ返す。玉田高角度ミサイルキック(右写真)、これも2。矢樹がミサイルキック、府川かわして玉田に誤爆。矢樹はすぐに府川に一本背負い、しかし玉田がすぐ攻撃に移れない。そのスキに府川は飛びつき十字、玉田ロープ。府川ワキ固め、玉田切り返してエルボー。矢樹→玉田の順でジャーマン連発。しかしダブルのミサイルキックはかわされる。玉田ドラゴンスープレックス狙い、府川ブロックして飛びつき十字固め、玉田ロープを探す。届かない!無念のタップ。

府川(17分19秒 腕ひしぎ十字固め)玉田


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