アルシオン11/21小田原大会



開場は5時半。みちプロの星川が12/16のチケットを売店で売っている。この会場はせまいためフェンスなし。したがって最前列だとかなりリングに近い。入場式は6時32分から。あいさつは吉田万里子。


第1試合 浜田文子 vs レディー・メタル

文子は腰にバンソウコウ。痛めているのか?

序盤はルチャルチャ。文子はロープ反動のホイップでメタルを場外に落とすが飛ばない。メタル戻って文子の足に集中攻撃。メタルホイップからアームロック。文子はヘッドシザーズで返す。バックの取り合いから首の取り合い。文子ロープに振ってドロップキック。しかしミサイルキックはかわされて自爆。メタルはファイアマンキャリーから落としたり、リバースカンパーナ(左写真)と腰に攻撃。ボディスラムを打ってセカンドコーナーからひねりを加えたプレス、カウント2。5分経過。

メタル再度ボディスラム、文子小包固めに切り返す。ロープに振ってエルボースマッシュ。またロープに振ってブファドーラ。文子突っ込む、メタルカウンターの掌底からラ・マヒストラル、カウント2。メタルスパインボム。引っくり返してエビに固める(右写真)、文子かろうじてロープに手を伸ばす。メタルロープに振る。文子ウラカン・ラナ、メタルエビに切り返す。それをもう一度切り返して文子カウント3。

浜田(6分50秒 エビ固め)メタル
※文子のメイン出場が決定。


第2試合 大向美智子 vs ジェシー・ベネット

ジェシーはニヤニヤ笑ってるし、逆に大向は妙に攻撃的になってるし。なんだかなあ、だよ。ロックアップしてはブレーク、の繰返し。ジェシーロープに振る。大向ラリアットをかわして前蹴り。さらに自らロープに飛んで顔面キック連発。ブレーンバスターを狙うがジェシースモールパッケージに切り返す。首の取り合いからジェシーがマウントに。ジェシーV1アームロック(左写真)、大向ロープ。ジェシーコーナーに詰めてチョップ、対角線上の逆コーナーに振って串刺しラリアット。グラウンドに持ち込んでまたアームロック、大向これを嫌ってスタンドに。キック連打からコーナーに振って串刺しニーアタック。DDTからカバー、カウント2。

大向チンロック、ジェシー切り返してマウント。大向引っくり返して上からパンチ。大向足を取って立ち上がると逆片エビ。ジェシーロープ。サッカーボールキックを入れてコーナーに振る。ジェシー切り返す。大向がコーナーから戻ってくるところをダイアモンドカッター、カウント2。ジェシーノド輪落とし、カウント2。その場飛びのギロチンドロップからセカンドロープギロチン、これは大向かわす。大向飛びつく。ジェシーこれを受け止めてスパインボム、2カウント。5分経過。ジェシーフェースイレイザー、大向エビに丸めようとするが、逆にジェシーは押しつぶして固める、カウント2。ジェシーバック取る。大向立ち上がってスタナー。大向コーナーに上る。ジェシー肩に担いでTKO狙い。振り回すところを大向着地、ジャーマンに行くが崩れる。大向ソバット、当たり浅い(右写真)。

ジェシートラースキックで反撃、大向腕を取ってワキ固め。ジェシーロープ。大向腕折り2回からコーナー上ってミサイルキック。カウント2。大向十字固め、ジェシーロープ。大向ロープに振る。ジェシー切り返してペディグリー(左写真)、ジェシー突っ込む。大向アームホイップ。体勢崩れたが無理矢理クロスフィックスでギブアップ勝ち。

大向(8分26秒 クロスフィックス)ジェシー

これはアメプロだなあ。いや、ジェシーがじゃなくて、大向が。



第3試合 TWINSTAR OF ARSION公式リーグ戦
矢樹広弓&玉田凛映 vs マリー・アパッチェ&ファビー・アパッチェ

これがリーグ戦最終戦。とにもかくにも矢樹組は勝って大向&府川組の結果を待たなければならない。矢樹の顔にも緊張の色。果たしてこの試合で矢樹&玉田組の集大成を見せて、なおかつ勝負をモノにすることができるか?

先発は玉田とマリー。玉田エルボーで先制、ロープに振るがマリー切り返してドロップキック。すぐにファビーが入りダブル攻撃。ロープに振って持ち上げ落とし、マリーがシーソーホイップの要領で玉田を起こしたところにファビーのラリアット。倒れた玉田はマリーにバックブリーカーに捕らえられる。マリーさらに吊り天井に移行。マリー外して逆片エビ固め。玉田ロープ。マリーボディスラからギロチンドロップ、カバー、2カウント。マリーがファビーにタッチ。ファビー首投げからスリーパー。玉田切り返してワキ固め、不完全。矢樹「持ってこい!」玉田矢樹とタッチ。矢樹がコーナーからエルボーを落とすと同時に玉田DDT。矢樹カバー、2カウント。矢樹髪ホイップから起き上がる前にドロップキック。ファビーは片足タックルから矢樹の足を固める(左写真)。矢樹「痛たた!」と声を上げるが切り返して十字に。ファビーロープエスケープ。

矢樹ロープに振る。ファビーホイップに切り返す。矢樹ヘッドシザーズ、ファビーロープ。矢樹ボディスラムからカバー、カウントは1。矢樹キャメルクラッチ、玉田ドロップキック。交代して玉田キャメル、矢樹ドロップキック(右写真)。

矢樹が一本背負い2連発からフェイントかけてヒザ十字(左写真)に。ファビーロープ。矢樹がブレークしないと村山レフェリー「ロープつかんだら一回放すんだウチは!」と注意。「ウチは」って言われても、意図的にやってるんだから・・・・玉田にタッチ。玉田ドロップキック3連発、カウント2。5分経過。

ファビー玉田にしがみつくと通常とは逆回転のローリングクレイドル(右写真)、固めるとカウント2。マリーにタッチ。玉田のボディにドロップキック2発、カバーは2カウント。マリーはアームホイップから腕を固める。玉田が起き上がると腕を外して足を取って倒し、固める。グラウンドで翻弄される玉田に矢樹の檄が飛ぶ。マリーは変形のSTFに。玉田ようやくロープに。マリー玉田の背中にストンピング。玉田逃げるように矢樹とタッチ。矢樹はホイップから十字、マリーロープ。玉田を呼び込みダブルのDDTから連続ダイビングフットスタンプ、矢樹カバー、カウント2。矢樹がコーナーに振る。マリー切り返す。矢樹反転ボディアタックを狙うがマリーかわす。マリーラリアット、矢樹かわし後ろから飛びついてエビ、カウント2。玉田にタッチ。

玉田バックを取る。マリー切り返し、ラリアット、カウント2。玉田エルボー連打からローリングエルボー、カバー、カウント2。コーナーに上がりミサイルキック(左写真)、カウント2。しかしウラカン・ラナをパワーボムに切り返される。カウントは2。マリーが押さえてファビーミサイルキック、玉田かわしてマリーに誤爆。

マリーをコーナーに振る。続いてファビーも振るがマリーはエプロンからコーナーに出て、続いて突進してきた玉田にフライング片足キック(右写真)、さすが連係ではアパッチェが上か。マリーは矢樹も場外に落とし、ファビーがエプロンからトペ・コン・ヒーロ。続いてマリーがケブラーダ。10分経過。

マリーは玉田を連れてリングに戻る。ボディスラムからムーンサルト、カウント2。マリーパワーボム、玉田ウラカン・ラナに切って取る、カウント2。玉田エルボー、マリーかわしてニールキック。ファビーにタッチ。玉田をコーナーに上げる。玉田はたき落としてミサイルキック、ファビーかわしてラ・マヒストラル、カウント2。玉田ファビーのラリアットかわしスクールボーイ、矢樹にタッチ。矢樹は飛びつき前方回転エビ、2カウント。矢樹ロープに振る。ファビーキックからフィッシャーマンズスープレックス、2カウント。マリー入り2人で抱え上げてハイアングルスラム(左写真)。

ファビーがムーンサルト、ミサイルキック。いずれも矢樹は2で返す。ファビーが矢樹をコーナーに上げて自分も上る。矢樹は雪崩式スクールボーイ(右写真)に行くがファビーに粘られ失敗。しかしすぐに後ろから肩車に取りバックドロップで投げ捨てる。カバー、2カウント。

玉田が入りジャーマン、矢樹はランセットアーチ(左写真)、カウント2。ダブルミサイルキックから矢樹がカバー、ファビー2で返す。

矢樹がファビーを肩車に捕らえる。玉田がコーナーに上ってダブルインパクトを狙う?が、ファビーは矢樹をエビ固めに丸め込む、2カウント。矢樹はこれを半回転させ、固めるかに見せかけて一気にヒザ十字(右写真)。ファビー動くこともかなわずタップ。

矢樹(14分46秒 ヒザ十字固め)ファビー

リーグ戦の最後の最後で「関節技の一瞬の怖さ」を見せてくれた矢樹。これでリーグ戦は3勝2敗1分の勝ち点7で終了。決勝に出るには27日の千葉大会でツインビーが負けるか、引き分けて決定戦になるかしかない。


ここで休憩。府川応援の新しい(?)垂れ幕。


よく見ると・・・・ん?「submssion」?「i」が足りないのでは?



第4試合 タイガードリーム vs ガミ・メタル

だんだんタイガーが板に付いてきた感あり。


マスクウーマン同士の異色の試合、ではあるが中身を考えるとなかなか興味深い初対決。ロックアップ、ブレーク。ガミバック取る。タイガー切り返す。タイガーソバット、ガミ場外転落。タイガーロープくぐり見せる。ガミリング復帰。タイガーヘッドロック、ガミ振る。タイガーキック、ガミかわして肩車。タイガーバック宙でかわそうとするが着地に失敗。手四つでリスタート。タイガー腕取ってワキ固めに。ガミ返す。タイガー足を刈り倒してヒザ十字に。ガミ起き上がってエビに固める。カウント2。ガミ首投げからチキンウィングフェースロック、タイガー返す。タイガーロープに振る。ガミはタイガーのカウンターキックを受け止めて「目突き!」ガミコーナーに振る。タイガー三角飛びボディアタック、カウント2。


タイガーブレーンバスターからマウント、十字を狙うがガミ起き上がる。ガミ滞空時間の長いブレーンバスター。ガミコーナーに上る。タイガーコーナーを駆け上がってドロップキックで場外に落とす。再度コーナーに飛び乗って三角飛びプランチャ(左写真)、5分経過。タイガー、リングに戻ったガミにウラカン、ガミはパワーボムに切り返す。カウントは2。ガミアルゼンチンバックブリーカー、タイガーは担がれながらスリーパーに。タイガー後ろに回って締め上げる。ガミはチンクラッシャーで脱出。ガミバック取る。抵抗するタイガーを強引にジャーマンで投げるがタイガーは一回転して着地。すかさずソバット。「行くぞー!」と吠えるタイガー。しかしガミはその気勢を殺ぐように「目突きー。」

ガミロープに振る。タイガーカウンターのラリアット。カバーはカウント2。タイガーはガミをコーナーに乗せ、助走を付けて駆け上がる。ガミは待ち構えて「そうは行くか、目突き。」タイガーリングに落下。ガミ飛ぶが、これはかわされる。ガミラリアット、タイガーもラリアットを出して相打ち。ガミネックハンギングボム(右写真)、カウント2。

ガミがコーナーに上る。タイガーも追って雪崩式ノーザン。しかしうまく体が回らず、重なって落ちる(左写真)。

タイガーDDTからムーンサルト(右写真)、カウントは2。タイガー自らロープに走ってラリアット、ガミ腕で止めて大外刈りで倒し、カバー、カウント2。

ガミロープに振る。タイガー体勢を入れ替えパワーボムに。ガミうまく雁之助クラッチに丸め込む。カウントは2。ガミラリアットを打ち込み、タイガーをコーナーに上げる。雪崩式フランケン、カウント2。ガミフルネルソン、タイガー切り返してコーナーに振る。ガミ串刺しドロップキックをかわして浴びせ蹴り。10分経過。

ガミ垂直落下ブレーンバスター狙い、タイガー着地してバック取る。ガミ振り返って「目突き!」しかしタイガー4度目はかわして腕を固め、一気にタイガースープレックス、カウント3。

タイガー(10分30秒 タイガースープレックスホールド)ガミ

面白かった。さすが試合巧者(芸達者?)な2人だけはある。

第5試合 アジャ・コング&府川唯未&浜田文子 vs 吉田万里子&秋野美佳&レジー・ベネット

第1試合で精細を欠きながらも勝ってメインに再登場の文子。しかしその腰にはさらにもう一枚バンソウコウが・・・・

先発は文子と秋野。バックの取り合いから首の取り合い。グラウンドでは秋野優勢。文子は腕を取るとホイップ。秋野もホイップで返し、飛び込み前転からポーズ、府川と吉田にタッチ。

府川と吉田は新人2人より高度なグラウンドの展開。上になっているのは府川だが、吉田もまったくいいところを取らせない。府川がついにアームロックに。しかし吉田はあっさり返すと十字に。府川返してブレーク。

次はアジャとレジーの重量級対決。ロックアップからチョップ合戦、タックル合戦。レジー張り手、アジャ裏拳で返すがレジーはかわしてリバースDDT。またチョップ打ち合い。アジャはロープ振ってダブルチョップ。アジャが文子にタッチ。レジーはブレーンバスターで投げて秋野にタッチ。秋野ドロップキック3連発。吉田にタッチ。吉田腕決めDDTから逆片エビ固め、5分経過。

吉田STFに移行、文子ロープエスケープ。吉田振る。文子クロスボディ、カウント1で文子返す。文子府川にタッチ。府川が吉田のバック取る。吉田は切り返してマウントから十字。府川ブロック。吉田アームブリーカーを打ってレジーにタッチ。レジーはアームロックホイップからアームロックに。府川回転して脱出。府川ガードポジションから三角絞めに行くがレジーは持ち上げて叩き付ける。レジー風車式バックブリーカー、カウント2。2発目は府川コルバタに切り返してアジャにタッチ。アジャローキックからハイキック、レジーダウン。アジャブレーンバスターに行く。レジー抵抗するがアジャその巨体を投げきる(右写真)。

文子がミサイルキックでリングイン。さらにドロップキック3連発でレジーを倒す。文子ロープに振ろうとするが切り返され、帰って来たところをバックフリップで投げられる。レジーフライングソーセージ、カウントは2。レジーは秋野にタッチ。秋野ロープに振る。文子スピンキック。府川にタッチ。府川ドロップキック2発、ブレーンバスターホールドでカウント2。府川は十字(左写真)、秋野ロープ。10分経過。

府川はアジャにタッチ。アジャ腕折り2度。コーナーに振る。秋野三角飛びボディアタックに行くが、アジャかわす。アジャブレーンバスター、エルボードロップ、2カウント。府川にタッチ。トップロープからエルボー、ブロンコバスター。秋野もドロップキックで反撃。府川カウンターでランニングネックブリーカードロップからフィッシャーマンズスープレックス(右写真)、2カウント。秋野すぐにスクールボーイで府川を丸め込むとセカンドコーナー、トップコーナーからミサイルキック2発。府川はビクトル投げに行くが失敗、しかしヒザ十字に固める。府川は文子にタッチ。

文子フィッシャーマンズスープレックスを狙うが秋野はスモールパッケージに、カウント2。秋野コーナーに。文子追って雪崩式フランケン(左写真)、カウント2。文子エプロンからスワンダイブプレス狙うがこれは秋野かわす。秋野コーナーからウルトラ・ウラカンラナ狙うが失敗、しかしそのままヒッププレスで文子を押しつぶす。秋野ようやくここで吉田にタッチ。吉田変形バックドロップ、カウント2。15分経過。

文子逆さ押さえ込み、カウント2。吉田は手四つに来た文子を巴投げから十字に。文子ロープ。吉田コーナーに振る。文子反転ボディアタック。ボディスラムで寝せて、トップロープ飛び乗りムーンサルト(右写真)、カウント2。アジャにタッチ。

吉田はアジャのブレーンバスターをワキ固めに固めようとするがアジャもパンチでこれをブロック。アジャバックドロップ、吉田着地。吉田低空ドロップキックからヒザ十字。アジャロープ。吉田アキレス腱固め、さらに裏4の字(左写真)。アジャ悲鳴を上げながらエスケープ。吉田はレジーにタッチ。パワーボムに行こうとするが上げれず、逆にバックドロップで投げられる。カバーはカウント2。アジャがコーナーからダイビングエルボー、これは自爆。アジャ府川にタッチ。府川レジーにクロスボディ、レジー受け止める。文子が後ろからミサイルキックでサポート、府川カバー、カウント2。

府川と文子が2人でレジーを振る。レジーは2人にラリアット。さらに府川にシリースラム、カウント2。パワーボムは府川回転エビに丸め込む。しかしレジーはラリアット一閃。アジャが吉田&秋野を場外に落とし、文子がラ・ケブラーダ。府川はレジーにコルバタから十字、レジーロープ。20分経過。府川飛びつき十字、レジーロープ。2度目、レジーは府川を受け止めると持ち替えてグローバルボム(右写真)、カウント3。

レジー(20分54秒 エビ固め)府川


後半3試合は面白かった。


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